スケジューラについて
スケジューラを使用すると、次のようなメンテナンス作業のタイムテーブルを定義し、設定することができます。
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Quality of Service(QoS)ポリシーの変更
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データのバックアップ
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設定の保存
ジョブは、定期的な作業を定義する単一または複数のコマンドで構成されています。ジョブは、1 回だけ、または定期的な間隔でスケジューリングすることができます。
スケジューラでは、ジョブと、そのタイムテーブルを次のように定義できます。
- ジョブ:コマンド リストとして定義され、特定のスケジュールに従って実行される定期的なタスク。
- スケジュール:ジョブを実行するタイムテーブル1 つのスケジュールに複数のジョブを割り当てることができます。1 つのスケジュールは、定期的、または 1 回だけ実行するように定義されます。
- 定期モード:ジョブを削除するまで、ジョブの実行が定期的な間隔で繰り返されます。次のタイプの定期的な間隔を設定できます。
- Daily:ジョブは 1 日 1 回実行されます。
- Weekly:ジョブは毎週 1 回実行されます。
- Monthly:ジョブは毎月 1 回実行されます。
- Delta:ジョブは、指定した時間に開始され、以後、指定した間隔(days:hours:minutes)で実行されます。
- 1 回限定モード:ジョブは、指定した時間に 1 回だけ実行されます。
- 定期モード:ジョブを削除するまで、ジョブの実行が定期的な間隔で繰り返されます。次のタイプの定期的な間隔を設定できます。
リモート ユーザ認証
ジョブの開始前に、スケジューラはジョブを作成したユーザを認証します。リモート認証で得たユーザ クレデンシャルは短時間しか保有されないため、スケジューリングされたジョブをサポートできません。ジョブを作成するユーザの認証パスワードをローカルで設定する必要があります。これらのパスワードは、スケジューラのコンフィギュレーションに含まれ、ローカル設定のユーザとは見なされません。
ジョブを開始する前に、スケジューラはローカル パスワードとリモート認証サーバに保存されたパスワードを照合します。
ログ
スケジューラはジョブ出力を含むログファイルを管理します。ジョブ出力のサイズがログ ファイルのサイズより大きい場合、出力内容は切り捨てられます。
高可用性
スケジューリングされたジョブは、スーパバイザのスイッチオーバーまたはソフトウェアのリロード後も使用可能です。