EEE の前提条件
受信パスでデータを受け入れる前により長いウェイクアップ時間を必要とするデバイスのリンク層検出プロトコル(LLDP)をイネーブルにします。これにより、デバイスは送信リンク パートナーから拡張システムのウェイク アップ時間についてネゴシエーションできます。
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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受信パスでデータを受け入れる前により長いウェイクアップ時間を必要とするデバイスのリンク層検出プロトコル(LLDP)をイネーブルにします。これにより、デバイスは送信リンク パートナーから拡張システムのウェイク アップ時間についてネゴシエーションできます。
Energy Efficient Ethernet(EEE)の設定を変更すると、デバイスがレイヤ 1 の自動ネゴシエーションを再起動しなければならないため、インターフェイスがリセットされます。
EEE は、アイドル時間にイーサネットネットワークの消費電力を減らすように設計された IEEE 802.3az の標準です。
EEE はデフォルトでになっています。
EEE 対応リンク パートナーに接続されているインターフェイスの EEE をイネーブルまたはディセーブルにできます。特権 EXEC モードから、次の手順を実行して EEE をイネーブルにします。
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure terminal 例:
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 2 |
interface interface-id 例:
|
設定するインターフェイスを指定し、インターフェイス コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
power efficient-ethernet auto 例:
|
特定のインターフェイスで EEE を有効にします。EEE が有効になっている場合、デバイスはリンク パートナーに EEE をアドバタイズし、自動ネゴシエートします。 このコマンドの no 形式を入力して EEE をディセーブルにします。 |
ステップ 4 |
end 例:
|
特権 EXEC モードに戻ります。 |
ステップ 5 |
copy running-config startup-config 例:
|
(任意)コンフィギュレーション ファイルに設定を保存します。 |
コマンド |
目的 |
---|---|
show eee capabilities interface interface-id |
指定インターフェイスの EEE 機能を表示します。 |
show eee status interface interface-id |
指定したインターフェイスの EEE ステータス情報を表示します。 |
次に、show eee コマンドの出力例を示します。
Device# show eee capabilities interface gigabitethernet 1/0/1
Gi0/1
EEE(efficient-ethernet): yes (100-Tx and 1000T auto)
Link Partner : yes (100-Tx and 1000T auto)
ASIC/Interface : EEE Capable/EEE Enabled
Device# show eee status interface gigabitethernet 1/0/1
Gi0/1 is up
EEE(efficient-ethernet): Operational
Rx LPI Status : Low Power
Tx LPI Status : Low Power
Wake Error Count : 0
ASIC EEE STATUS
Rx LPI Status : Receiving LPI
Tx LPI Status : Transmitting LPI
Link Fault Status : Link Up
Sync Status : Code group synchronization with data stream intact
次に、インターフェイスで EEE をディセーブルにする例を示します。
Device# configure terminal
Device(config)# interface gigabitethernet 1/0/1
Device(config-if)# no power efficient-ethernet auto
次の表に、このモジュールで説明した機能に関するリリース情報を示します。この表は、ソフトウェア リリース トレインで各機能のサポートが導入されたときのソフトウェア リリースだけを示しています。その機能は、特に断りがない限り、それ以降の一連のソフトウェア リリースでもサポートされます。
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機能名 |
リリース |
機能情報 |
---|---|---|
[802.3 Energy Efficient Ethernet (EEE)] |
Cisco IOS Release 15.2(7)E3k |
この機能が導入されました Energy Efficient Ethernet (EEE) は、アイドル時間にイーサネット ネットワークの消費電力を減らすように設計された IEEE 802.3az の標準です。 |