Cisco Unified Communications オペレーティング システム アドミニストレーション ガイド

サービス

---

この章では、他のシステムに対する ping やリモート サポートの設定など、このオペレーティング システムで使用可能なユーティリティ機能について説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

• 「ping」

• 「リモート サポート」

ping

[Ping Utility] ウィンドウでは、ネットワーク内の別のサーバに ping を送信できます。

別のシステムに ping を送信するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1 [Cisco Unified Communications Operating System Administration] ウィンドウで、[Services] > [Ping] の順に移動します。

[Ping Remote] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 ping の送信先となるシステムの IP アドレスまたはネットワーク名を入力します。

ステップ 3 ping 間隔を秒単位で入力します。

ステップ 4 パケット サイズを入力します。

ステップ 5 ping 回数（システムに ping を送信する回数）を入力します。

（注） 複数回の ping を指定した場合、ping コマンドでは ping の日時を即時表示しません。ping コマンドがデータを表示するのは、指定した回数だけ ping を送信した後です。

ステップ 6 IPSec を検証するかどうかを選択します。

ステップ 7 [Ping] をクリックします。

[Ping Remote] ウィンドウに ping の統計情報が表示されます。

リモート サポート

[Remote Account Support] ウィンドウで、シスコのサポート担当者が指定日時にシステムにアクセスできるようにするためのリモート アカウントを設定できます。

リモート サポートは次の手順で行われます。

1. ユーザがリモート サポート アカウントを設定します。このアカウントには、シスコの担当者がアクセスできる制限時間があります。この制限時間には、さまざまな値を設定できます。

2. リモート サポート アカウントの設定が完了すると、パス フレーズが生成されます。

3. ユーザはシスコのサポートに電話し、リモート サポート アカウント名とパス フレーズを伝えます。

4. シスコのサポート担当者はパス フレーズをデコーダ プログラムに入力し、パス フレーズからパスワードを生成します。

5. シスコのサポート担当者はデコードしたパスワードを使用して、お客様のシステムにリモート サポート アカウントでログインします。

6. アカウントの制限時間が経過すると、シスコのサポート担当者はリモート サポート アカウントにアクセスできなくなります。

リモート サポートを設定するには、次の手順に従います。

手順

ステップ 1 [Cisco Unified Communications Operating System Administration] ウィンドウで、[Services] > [Remote Support] の順に移動します。

[Remote Access Configuration] ウィンドウが表示されます。

ステップ 2 [Account Name] フィールドにリモート アカウントのアカウント名を入力します。

アカウント名は 6 文字以上が必要です。使用する文字はすべてアルファベットの小文字です。

ステップ 3 アカウントの保持期間となる日数を [Account Duration] フィールドに入力します。

デフォルトのアカウント保持期間は 30 日です。

ステップ 4 [Save] をクリックします。

[Remote Support Status] ウィンドウが表示されます。[Remote Support Status] ウィンドウの各フィールドについては、 表 8-1 を参照してください。

ステップ 5 生成されたパス フレーズを使用してシステムにアクセスする方法については、シスコの担当者にお問い合わせください。

ステップ 6 リモート アクセス サポート アカウントを削除するには、[Delete] ボタンをクリックします。