アラーム情報
この章では、Serviceability アラームの表示について説明します。この章の構成は、次のとおりです。
• 「テキスト形式でのアラーム情報の表示」
• 「XML 形式でのアラーム情報の表示」
• 「アラーム定義の例」
アラーム情報を表示すると、Cisco CallManager に問題があるかどうか判別できます。イベント ログに送られたアラーム情報を表示するには、イベント ビューア プログラムを使用します。SDI または SDL のトレース ログ ファイルに送られたアラーム情報は、テキストまたは XML 形式で表示できます。SDI または SDL のログ ファイルを XML 形式で表示するには、トレースを使用します。SDI または SDL のログ ファイルをテキスト形式で表示するには、テキスト エディタを使用します(トレースはテキスト形式もサポートします)。Syslog メッセージを表示するには、CiscoWorks2000 レポート ビューアを使用します。
Microsoft Windows 2000 のマニュアルに、イベント ビューアおよび Microsoft テキスト エディタの詳しい説明があります。
テキスト形式でのアラーム情報の表示
ここでは、Microsoft Windows 2000 イベント ログに送られたアラーム情報を表示する手順について説明します。
手順
ステップ 1 Microsoft Windows のメニューから、 [スタート] > [プログラム] > [管理ツール] > [イベント ビューア] の順に選択します。
[イベント ビューア] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [アプリケーション ログ] を選択します。
Cisco CallManager のアラームを含むアプリケーション ログが表示されます。
ステップ 3 表示するアラームをダブルクリックします。
[イベントのプロパティ] ウィンドウが表示されます(「アラーム定義の例」を参照)。
ステップ 4 アラームに関する詳細情報を入手するには、アラーム定義を使用します。「アラーム定義の例」を参照してください。
関連項目
• 「XML 形式でのアラーム情報の表示」
• 「アラーム定義の例」
• 「アラームの設定」
• 「アラーム定義」
XML 形式でのアラーム情報の表示
ここでは、XML 形式でアラーム情報を表示する手順について説明します。
手順
ステップ 1 Cisco CallManager Administration ウィンドウから、 Application > Cisco CallManager Serviceability の順に選択します。
Cisco CallManager Serviceability ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Trace > Collect を選択します。
ステップ 3 XML 形式でのアラーム情報の表示の詳細については、「トレース収集の設定」を参照してください。
関連項目
• 「テキスト形式でのアラーム情報の表示」
• 「アラーム定義の例」
• 「アラームの設定」
• 「アラーム定義」
• 「トレース収集の設定」
アラーム定義の例
図 4-1 は、Windows 2000 イベント ビューアに送られたアラームの例と、そこに表示されたアラーム情報がどのようにアラーム定義(図 4-2)と関連付けられているかを示しています。
図 4-1 イベントのプロパティ ウィンドウ
図 4-2 Alarm Details ウィンドウ