この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
• 「Cisco CallManager Serviceability の概要」
• 「参考情報」
(注) 本製品には暗号化機能が備わっており、輸入、輸出、配布および使用に適用される米国および他の国での法律を順守するものとします。シスコの暗号化製品を譲渡された第三者は、その暗号化技術の輸入、輸出、配布、および使用を許可されたわけではありません。輸入業者、輸出業者、販売業者、およびユーザは、米国および他の国での法律を順守する責任があります。本製品を使用するにあたっては、関係法令の順守に同意する必要があります。米国および他の国の法律を順守できない場合は、本製品を至急送り返してください。シスコの暗号化製品に適用される米国の法律の概要については、http://www.cisco.com/wwl/export/crypto/tool/stqrg.html で参照できます。何かご不明な点があれば、export@cisco.com まで電子メールを送信してください。
Cisco CallManager Serviceability は、Cisco CallManager 用の Web ベースのトラブルシューティング ツールで、次の機能を備えています。
• トラブルシューティングに備えて、Cisco CallManager サービスのアラームとイベントを保存します。また、アラーム メッセージの定義も提供します。
• トラブルシューティングに備えて、Cisco CallManager サービスのトレース情報を各種ログ ファイルに保存します。管理者は、Cisco CallManager Serviceability でトレースを設定し、Cisco CallManager Real-Time Monitoring Tool でトレース情報を収集、表示できます。
• Service Activation ウィンドウでアクティブ化、非アクティブ化できる機能サービスを提供します。
• 機能サービスとネットワーク サービスの開始と停止のためのインターフェイスを提供します。
• 機能サービスとネットワーク サービスのステータスを表示するためのインターフェイスを提供します。
• CDR Analysis and Reporting (CAR) および Real-Time Monitoring Tool (RTMT) のレポートを生成します。
• Cisco CallManager から CDR/CMR ファイルを取得するための DROnDemand を提供します。
• Cisco CallManager を SNMP リモート管理とトラブルシューティング用の管理対象デバイスとして使用できます。
• ある 1 つのサーバ上(またはクラスタ内のすべてのサーバ上)のログ パーティションのディスク使用状況をモニタします。
Cisco CallManager Serviceability は、次のレポート ツールを提供します。
• Cisco CDR Analysis and Reporting:Cisco CDR Analysis and Reporting を使用すると、QoS(Quality of Service)、トラフィック、および課金の情報についてのレポートを生成できます。詳細については、『 CDR Analysis and Reporting Administration Guide 』を参照してください。
• Cisco CallManager Real-Time Monitoring Tool(RTMT):Real-Time Monitoring Tool(RTMT)を使用すると、Cisco CallManager クラスタ内のコンポーネントのリアルタイムの動作をモニタし、日次レポートを作成できます。作成された日次レポートには、Serviceability Reports Archive からアクセスできます。
• Serviceability Reports Archive:Cisco CallManager Serviceability が生成したレポートをアーカイブします。
• Cisco Dialed Number Analyzer:導入した Cisco CallManager ダイヤル プラン設定のテストと診断を行い、テスト結果を分析し、テスト結果を使用してダイヤル プランを調整します。Dialed Number Analyzer のアクセス方法と使用方法の詳細については、『 Cisco Dialed Number Analyzer Guide 』を参照してください。
Cisco CallManager システムの管理を補助するために、リモート保守ツールを使用できます。診断ヘルプやリモート側からのトラブルシューティングが必要な場合は、これらのツールを使用してシステム情報とデバッグ情報を収集します。ツールを使用することで、収集したローカルまたはリモートの Cisco CallManager の設定情報を処理し、レポートを作成できます。
お客様の承諾があれば、技術サポート エンジニアは Cisco CallManager サーバにログオンし、デスクトップやシェルを使用して、ローカル ログオン セッションから実行可能なあらゆる機能を実行できます。
Cisco CallManager では、次のリモート保守機能をサポートしています。
• 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP):Cisco CallManager などの管理対象デバイスのリモート管理を行います。
• show コマンドライン インターフェイス:Cisco CallManager システム データを表示します。
• CiscoWorks2000:Cisco CallManager とは別に購入する必要があります。シスコ ネットワークとデバイスの管理をサポートします。次の機能は、単なる例ですが、CiscoWorks2000 を使用して Cisco CallManager の操作を管理する方法を示します。
Path Analysis は、マップ、トレース ログ、またはディスカバリ テーブルの形式で Cisco CallManager システムのパスを指定します。Path Analysis は、ネットワーク上の指定された 2 ポイント間の接続性をトレースしますが、使用するには、CDR が Cisco CallManager Administration にログインできるようにする必要があります。
Syslog Analysis ツールは、お客様側の各 Cisco CallManager サーバや、サイト上にある他の Cisco デバイス上で並行して、広範なイベントとエラー メッセージのモニタや管理ができます。
Cisco Discovery Protocol(CDP)は、Cisco CallManager サーバを特定し、CiscoWorks2000 によるこれらのサーバの管理を可能にします。近接するデバイスの CDP キャッシュ MIB を使用して、Cisco CallManager を検出した後、CiscoWorks2000 を使用して、他の Cisco CallManager によってサポートされる MIB に対し、トポロジ サービス、ユーザ トラッキング、パス分析などのネットワーク管理サービスに関する設定や統計情報をクエリーすることができます。CiscoWorks2000 の使用中は、常に CDP ドライバを使用可能にして、Cisco CallManager をディスカバリできるようにしておく必要があります。
Cisco CallManager Serviceability は、次のブラウザをサポートしています。
• Internet Explorer 6.0(またはそれ以降)
Cisco CallManager Serviceability にアクセスするには、サポートされているブラウザが動作するマシンからアプリケーションをブラウズする必要があります。
(注) Cisco CDR Analysis and Reporting(CAR)は、Netscape 7.0(またはそれ以降)をサポートしません。このアプリケーションにアクセスするには、Internet Explorer 5.5(またはそれ以降)を使用します。
Cisco CallManager Serviceability は HTTPS を使用して、セキュアに保護された接続を確立します。
• CDR Analysis and Reporting Administration Guide
• Cisco CallManager Serviceability アドミニストレーション ガイド
• Dialed Number Analyzer Guide
http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/rtrmgmt/cw2000/index.htm