この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified CallManager Serviceability の CDR Analysis and Reporting(CAR)ツールは、QoS(Quality of Service)、トラフィック、ユーザのコール量、課金、およびゲートウェイに関する情報のレポートを生成します。
(注) CAR では、iDivert コール(コールをボイス メッセージング システムに転送する機能)は処理されず、通常のコールとして扱われます。iDivert 機能を起動した後、コールの一部が正しいパーティに対して課金されないことがあります。
• 「関連トピック」
(注) CAR のレポートは、PDF 形式または CSV 形式で表示できます。PDF 形式では、CAR レポート内のレコード数が 5,000 に制限され、CSV 形式の場合は 20,000 レコードに制限されます。レコードの数がこれらの上限値を超える場合は、結果が切り捨てられていることを通知するメッセージが表示されます。切り捨てが発生することを避けるには、日付範囲を小さくしてレポートを生成します。PDF 形式を使用している場合は、代わりに CSV 形式を使用します。
CAR は一連の補完サービスで構成されており、これらのサービスは、Cisco Unified CallManager Serviceability の Service Activation ウィンドウでアクティブにすることができます。CAR を Cisco Unified CallManager Serviceability の Tools メニューから起動できるようにするには、次の手順に従って、CAR のサービスをあらかじめアクティブにしておく必要があります。
ステップ 1 Tools > Service Activation を選択します。
Service Activation ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Server ドロップダウン リスト ボックスから、クラスタの最初のノードを選択します。
選択したサーバのサービス名、サービス タイプ、およびサービスのアクティベーション ステータスがウィンドウに表示されます。
(注) CAR のサービスをアクティブにするのは、最初のノード上のみです。このノードは、Cisco Unified CallManager データベースの配置場所になります。
ステップ 3 次の CDR サービスの隣にあるチェックボックスをオンにします。
• Cisco SOAP-CDROnDemand(オプション)HTTPS または SOAP インターフェイスを通じて CDR データにアクセスするサードパーティ製の課金アプリケーションを使用している場合は、このサービスをアクティブにします。
ヒント CDR サービスの隣にあるチェックボックスをオフにし、Save をクリックしてサービスを無効にします。Cisco CAR Web Service を無効にすると、Cisco Unified CallManager
Serviceability の Tools メニューから、CAR が削除されます。
ステップ 4 必要な変更が完了したら、Save をクリックします。
「関連トピック」を参照してください。
CAR は、CAR および CDR のレポートを生成するために、CDR レコードと CMR レコードに含まれているデータを利用しています。CAR では、CDR リポジトリ ノード(最初のノード)上にあるフラット ファイルから CDR レコードを入手できることが要件になります。CDR レコードがフラット ファイルに書き込まれるようにするには、次の Cisco CallManager サービス パラメータを設定する必要があります。
(注) クラスタ内のすべてのサーバで、このパラメータをイネーブルにします。
(注) サービス パラメータ CDREnabled と CallDiagnosticsEnabled のデフォルト値は、ディセーブルです。このため、CDR レコードを CAR で利用できるようにするには、これらのサービス パラメータをイネーブルにする必要があります。
サービス パラメータの設定については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
どのユーザでも CAR 管理者になることができますが、Cisco Unified CallManager の管理ページで、当該のエンド ユーザを Cisco CAR 管理者ユーザ グループ(Standard CAR Admin Users)に追加する必要があります。CAR 管理者として認識されたエンド ユーザは、CAR システムに対するフル コントロール権限を持っています。管理者はシステムとレポートに関連するすべてのパラメータを変更できます。CAR 管理者として認識されていないエンド ユーザは、指定された CAR レポートにのみアクセスできます。
ヒント CAR を使用するには、少なくとも 1 名の CAR 管理者が Cisco Unified CallManager データベースに存在している必要があります。
CAR にログインするには、管理特権を持っている CAR ユーザを CAR にあらかじめ 1 名以上設定しておく必要があります。CAR 管理者、マネージャ、およびユーザを設定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Unified CallManager の管理ページで、 [ユーザ管理]>[エンド ユーザ] を選択して、エンド ユーザを追加します。この作業を実行する方法については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。マネージャを作成する場合は、[マネージャのユーザ ID(Manager User ID)]フィールドに必ず値を入力してください。
ヒント CAR の使用を開始する前に、管理特権を持つ CAR ユーザを CAR に少なくとも 1 名設定しておくことをお勧めします。CAR 管理者を設定していない場合、および別の CAR 管理者を設定する場合は、次の手順に進みます。
ステップ 2 [ユーザ管理]>[ユーザ グループ] を選択します。
[ユーザ グループの検索と一覧表示(Find and List User Groups)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Standard CAR Admin Users をクリックします。
[ユーザ グループの設定(User Group Configuration)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 4 [グループにエンド ユーザを追加] ボタンをクリックします。
ステップ 5 グループに追加するユーザのチェックボックスをオンにし、 [選択項目の追加] をクリックします。
ユーザが、[グループ内のユーザ(Users in Group)]グループ ボックスに表示されます。
ヒント CAR 管理特権を無効にするには、[グループ内のユーザ(Users in Group)]グループ ボックスに含まれているユーザのチェックボックスをオンにし、[選択項目の削除]をクリックします。警告メッセージが表示されたら、OK をクリックします。管理特権は、ただちに無効になります。
「関連トピック」を参照してください。
• CAR にログインする前に、最初のノード上で Cisco CAR Web Service と Cisco CAR Scheduler サービスが動作していることを確認します。これらのサービスをアクティブにすると、CDR Analysis and Reporting オプションが Cisco Unified CallManager Serviceability の Tools メニューに表示されます。サービスをアクティブにする方法については、「CAR のアクティブ化」を参照してください。
• 「CAR 管理者、マネージャ、およびユーザの設定」の説明に従って、CAR 管理者、マネージャ、およびユーザを設定します。
ステップ 1 CAR にログインするには、次のいずれかの手順を実行します。
• CAR システムの管理者のみ:Cisco Unified CallManager Serviceability で、 Tools > CDR Analysis and Reporting を選択します。
• CAR のユーザまたは管理者:Web ブラウザで、 https://<Server-ip/name>:8443/car/Logon.jsp と入力します。
ステップ 2 CAR のログイン ウィンドウが表示されたら、User Name フィールドにユーザ ID を入力します。
ステップ 3 Password フィールドに、パスワードを入力します。
ユーザ ID またはパスワードが無効である場合は、「Invalid Logon. Either the User Name or the Password entered is invalid. Click here to try again.」というメッセージが表示されます。リンクをクリックし、ユーザ ID とパスワードをもう一度入力して、 OK をクリックします。
「関連トピック」を参照してください。
この項では、CAR からログアウトする方法について説明します。
ステップ 1 CAR のウィンドウで、 Logout を選択します。
ステップ 2 「For security reasons, it is advisable to close the browser window on Logout. Do you want to close the browser window?」というプロンプト メッセージが表示されます。CAR のウィンドウ(ブラウザ)を閉じるには、OK をクリックします。[キャンセル]をクリックすると、CAR の Logon ウィンドウが表示されます。
「関連トピック」を参照してください。
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「関連トピック」を参照してください。