UDP のレポートの生成
Cisco Unified CallManager Bulk Administration(BAT)には、レコードを効率的に管理するためのレポート機能があります。レポートを作成し、保存して、電話機、ユーザ デバイス プロファイル、マネージャとアシスタント、およびゲートウェイ レコードについての情報を利用できます。これらのレポートは、ファイル名を指定して保存できます。また、最初のノード サーバ上のフォルダに格納して再表示および印刷できます。
デバイス フィールドおよび回線フィールドの一覧から項目を選択して、特定のニーズに適合するように、電話機およびユーザ デバイス プロファイルについて BAT レポートをカスタマイズできます。レポート内のフィールドの整列方法を選択することもできます。レポートは CSV ファイル形式で生成されます。ユーザ、マネージャ、アシスタント、およびゲートウェイのレポートは固定形式であるため、カスタマイズできません。
例
電話機モデル別に、転送宛先を持つすべての電話番号の一覧が必要です。Cisco Unified IP Phone モデル 7960 の電話機レポートを生成して、クエリー詳細(Device Name、Directory Number、Forward Busy Destination、Forward No Answer Destination、および Label)を選択できます。レポート フィールドを整理して、Label フィールドが Directory Number フィールドの後ろ、2 つの転送宛先番号の前に位置するように調整できます。
その他の情報
詳細については、「関連項目」を参照してください。
ユーザ デバイス プロファイルのレポートの生成
ユーザ デバイス プロファイル(UDP)のレポートを生成する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Bulk Administration >[ユーザデバイスプロファイル]>[UDPレポートの作成] の順に選択します。
[デバイスプロファイルの検索と一覧表示(Find and List Device Profiles)]ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [検索対象]ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかのオプションを選択します。
• [ユーザ]
• [自動生成]
• [すべて]
ステップ 3 最初の[デバイスプロファイル 、検索条件]ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかの検索基準を選択します。
• [プロファイル名前]
• [プロファイルの説明]
• [デバイスタイプ]
ステップ 4 2 番目の[デバイスプロファイル 、検索条件]ドロップダウン リスト ボックスで、次のいずれかの検索基準を選択します。
• [が次の文字列で始まる]
• [が次の文字列を含む]
• [が次の文字列と等しい]
• [が次の文字列で終わる]
• [が空である]
• [が空ではない]
ステップ 5 必要に応じて、適切な検索テキストを指定します。
ヒント データベースに登録されているすべての UDP を検索するには、検索テキストを入力せずに[検索]をクリックします。
ステップ 6 クエリーをさらに定義する場合や、複数のフィルタを追加する場合は、[絞り込み]チェックボックスをオンにし、ドロップダウン ボックスから AND または OR を選択して、ステップ 2 ~ 5 を繰り返します。
ステップ 7 [検索] をクリックします。
検索されたテンプレートのリストが、次の項目別に表示されます。
• [名前(Name)]
• [説明(Description)]
• [デバイスタイプ(Device Type)]
• [プロファイルタイプ(Profile Type)]
ステップ 8 [次へ] をクリックして、レポートのタイプについての詳細を選択します。[ユーザデバイスプロファイルレポートの作成(Generate User Device Profiles Report Configuration)]ウィンドウに、選択したクエリーが表示されます。クエリーのタイプを変更する場合は、 [戻る] をクリックします。
ステップ 9 [レポートファイル名]フィールドに、このレポートの名前を入力します(必須)。
ステップ 10 使用可能な[デバイスフィールド(Device Fields)]ドロップダウン リストボックスでデバイス項目を選択し、矢印をクリックして項目をこのレポート リストの[選択済みのデバイスフィールド(Selected Device Fields)]に移動します。レポートに含めるフィールドは複数選択できます。デバイス フィールドおよび回線フィールドについては、「電話機および IP テレフォニー デバイスのレポート」を参照してください。
ステップ 11 このレポート リストの[選択済みのデバイスフィールド(Selected Device Fields)]内の項目の順序を変更するには、項目を選択し、上向き矢印または下向き矢印をクリックして項目をリスト内の別の位置に移動します。
ステップ 12 使用可能な[回線フィールド(Line Fields)]ドロップダウン リストボックスで回線項目を選択し、矢印をクリックして項目をこのレポート リストの[選択済みの回線フィールド(Selected Line Fields)]に移動します。レポートに含めるフィールドは複数選択できます。
ステップ 13 このレポート リストの[選択済みの回線フィールド(Selected Line Fields)]内の回線項目の順序を変更するには、項目を選択し、上向き矢印または下向き矢印をクリックして項目をリスト内の別の位置に移動します。
(注) レポートを生成するには、少なくとも 1 つのデバイス フィールドまたは回線フィールドを指定する必要があります。
ステップ 14 [追加のIPサービスフィールド(Additional IP Services Fields)]領域で、必要に応じて[短縮ダイヤルサービス(Speed Dial Services)]チェックボックスと[IP Phoneサービス(IP Phone Services)]チェックボックスのいずれかまたは両方をオンにします。
ステップ 15 Job Information 領域に、ジョブの説明を入力します。
ステップ 16 Run Immediately オプション ボタンをクリックして即座に UDP のレポートを生成するか、 Run Later をクリックして後でレポートを生成します。
ステップ 17 [送信] をクリックして UDP のレポートを生成するジョブを作成します。
ステップ 18 Bulk Administration メイン メニューの[ジョブスケジューラ]オプションを使用して、このジョブのスケジュールやアクティブ化を行います。
ジョブの詳細については、 第 51 章「ジョブのスケジュール」 を参照してください。
ログ ファイルの詳細については、「BAT ログ ファイル」を参照してください。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。