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BAT を使用して、Cisco VG200 Cisco IP Telephony Voice Gateway をポートとともに追加または削除することや、Cisco Catalyst 6000 24 ポート FXS アナログ インターフェイス モジュール上の FXS ポートを追加、更新、および削除することができます。FXS ポートを追加するには、事前に Cisco Catalyst 6000 を Cisco CallManager データベースに追加しておく必要があります。BAT に用意されている Gateway Directory Number テンプレートを使用すると、Cisco VG200 ゲートウェイまたは Cisco Catalyst 6000 24 ポート FXS アナログ インターフェイス モジュール上の POTS ポート タイプに電話番号設定を指定できます。
Cisco VG200 以外のゲートウェイ モデルを追加するには、Cisco CallManager Administration を使用する必要があります。 Configure > Gateways > Catalyst 6000(FXS) の順に選択し、次に右上隅にある Add Gateways リンクをクリックします。このリンクをクリックすると、Cisco CallManager Administration の Add
Gateways ウィンドウに進み、ゲートウェイを追加できます。
(注) BAT を使用して Cisco VG200 ゲートウェイを Cisco CallManager データベースに追加するには、まず Cisco IOS ソフトウェアのコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、ゲートウェイの設定を行う必要があります。この設定作業に必要な手順とコマンドについては、ゲートウェイに付属している設定マニュアルを参照してください。
BAT を使用すると、Cisco VG200 ゲートウェイとポートを一括して追加または削除できます。
• 「Gateway Directory Number テンプレートの作成」
BAT を使用して、複数の Cisco VG200 ゲートウェイとそのポートを、Cisco CallManager データベースに一括して追加できます。各ゲートウェイとポートを個々に追加する必要はありません。
Cisco VG200 ゲートウェイを Cisco CallManager に追加するには、次の手順を実行する必要があります。
1. Cisco IOS ソフトウェアのコマンドライン インターフェイスを使用して、ゲートウェイを設定する。設定方法については、ご使用のゲートウェイに付属のマニュアルを参照してください。
2. Cisco VG200 Gateway テンプレートを作成して、ゲートウェイとポートの
セットに共通の値を定義する。
3. CSV ファイルを作成して、追加するゲートウェイとポートごとに個々の値を定義する。
4. BAT を使用して、Cisco CallManager データベースにゲートウェイとポートを入力する。
• 「Cisco VG200 Gateway テンプレートの作成」
• 「Cisco VG200 FXS または FXO ゲートウェイ用の CSV ファイルの作成」
BAT Cisco VG200 テンプレートとコンマ区切り値(CSV)ファイルは、連携してバルク トランザクションを行います。一括して追加されるすべてのゲートウェイ共通の設定項目(たとえば、スロット内のモジュール、エンドポイント識別子のタイプ)を指定するテンプレートを作成できます。BAT はこれらのテンプレートを保存するので、他のバッチに再利用できます。いくつかの基本属性を指定したテンプレートを設定し、後で一括処理にそのテンプレートを利用できます。
(注) BAT を使用して Cisco VG200 ゲートウェイを Cisco CallManager データベースに追加するには、まず Cisco IOS ソフトウェアのコマンドライン インターフェイス(CLI)を使用して、ゲートウェイの設定を行う必要があります。この設定作業に必要な手順とコマンドについては、ゲートウェイに付属している設定マニュアルを参照してください。
CSV ファイルは、個々のポートごとの詳細情報(たとえば、電話番号、ポートの説明、パーティション)を保存します。CSV ファイルの詳細については、
「Cisco VG200 FXS または FXO ゲートウェイ用の CSV ファイルの作成」を参照してください。POTS ポート タイプの場合、Cisco VG200 Gateway テンプレートの一部として、Gateway Directory Number テンプレートも指定できます。
Cisco VG200 テンプレートを作成してから、エンドポイント識別子を追加する手順は、次のとおりです。テンプレートの作成がすでに済んでいて、まだエンドポイント識別子を追加していない場合は、「Cisco VG200 ゲートウェイ用のエンドポイント識別子の更新」に進みます。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Template > VG200 Gateway の順に選択します。
VG200 Gateway Template Configuration ウィンドウが表示されます。
• VG200 Gateway Template Name:この BAT テンプレートの名前を、50 文字以下の英数字で入力する。ハイフン(-)、アンダースコア(_)、スペース、およびプラス記号(+)も使用できます。この名前は、BAT だけで使用される Cisco VG200 Gateway テンプレートを一意に識別します。
• Cisco CallManager Group:このゲートウェイが属する Cisco CallManager Group を選択する。
ステップ 4 Installed Voice Interface Cards 領域の Module in Slot 1 フィールドで、スロット 1 に取り付けられているモジュールのタイプを選択します。
• NM-1V:Network Module-1Voice には、Sub-Unit 0 に、FXS または FXO 用の 1 枚の音声インターフェイス カード(VIC)がある。
• NM-2V:Network Module-2Voice には、FXS または FXO 用に、Sub-Unit 0 に 1 枚、Sub-Unit 1 に 1 枚、合計 2 枚の VIC がある。
• NM-HDV:Network Module-High Density Voice には、T1-CAS、T1-PRI、または E1-PRI 用に、Sub-Unit 0 に 1 枚の VIC がある。
• None:ネットワーク モジュールが取り付けられていない。
ステップ 5 Product Specific Configuration 領域で、次のフィールドに値を入力します。
• Global ISDN Switch Type:(オプション)ISDN スイッチ タイプを選択する。
• Switchback Timing:プライマリ Cisco CallManager へのスイッチバックに使用されるタイミング メカニズムを選択する。
• Switchback Uptime-Delay:(オプション)遅延スイッチバック使用時に適用される遅延時間を、分単位で選択する。このフィールドに入力する必要があるのは、Switchback Timing フィールドで「Delayed」を選択した場合です。
• Switchback Schedule:(オプション)スケジュールされたスイッチバック使用時に適用されるスケジュールを時間と分で指定する。このフィールドに入力する必要があるのは、Switchback Timing フィールドで「Scheduled」を選択した場合です。
挿入が完了したことが Status によって示され、新しいフィールドがペイン上に表示されます。
ステップ 7 Sub-Unit フィールドで、sub-unit フィールドごとに適切なタイプを選択します。
• VIC-2FXS:Foreign Exchange Station(FXS)音声インターフェイス カード
• VIC-2FXO:Foreign Exchange Office(FXO)音声インターフェイス カード
• VWIC-1MFT-T1:T1-CAS または T1-PRI 用に 1 つのエンドポイントを備えた、音声 WAN インターフェイス カード
• VWIC-2MFT-T1:T1-CAS または T1-PRI 用に 2 つのエンドポイントを備えた、音声 WAN インターフェイス カード
• VWIC-1MFT-E1:E1-PRI 用に 1 つのエンドポイントを備えた、音声 WAN インターフェイス カード
• VWIC-2MFT-E1:E1-PRI 用に 2 つのエンドポイントを備えた、音声 WAN インターフェイス カード
• EM-4FX0-EM0:4 つのエンドポイントを備えた FXO 音声インターフェイス カード
• EM-4FX0-EM1:4 つのエンドポイントを備えた FXO 音声インターフェイス カード
• EM-8FXS-EM0:8 つのエンドポイントを備えた FXS 音声インターフェイス カード
• EM-8FXS-EM1:8 つのエンドポイントを備えた FXS 音声インターフェイス カード
更新が完了したことが Status に示され、エンドポイント識別子がペイン上に表示されます。
ステップ 9 エンドポイント識別子のリンクをクリックします。エンドポイント識別子のアイコンの上に小さな疑問符が表示されるので、どのエンドポイント識別子の設定が必要かを判別できます。
Cisco VG200 Endpoint Configuration ウィンドウが、エンドポイントの設定値と一緒に表示されます。
ステップ 10 設定するトランク タイプに応じて、次の手順を実行します。
• FXS トランクを設定する場合は、トランク設定値を入力する。詳細については、「Cisco VG200 ゲートウェイ上の FXS トランクのフィールド説明」を参照してください。
• FXS ポートに設定値を入力し終えたら、ステップ 18 に進む。
• FXO トランクを設定する場合は、トランク設定値を入力する。詳細については、「Cisco VG200 ゲートウェイ上の FXO トランクのフィールド説明」を参照してください。
• FXO トランクに設定値を入力し終えたら、ステップ 18 に進む。
• T1 トランクを設定する場合は、ステップ 11 に進む。
• E1 トランクを設定する場合は、ステップ 12 に進む。
ステップ 11 T1 トランクを設定する場合は、T1-CAS か T1-PRI のいずれかのシグナリング プロトコルを選択します。
ステップ 12 設定するプロトコルに応じて、次の手順を実行します。
• T1-CAS プロトコルを設定する場合は、プロトコル設定値を入力する。詳細については、「Cisco VG200 ゲートウェイ上の T1-CAS トランクのフィールド説明」を参照してください。設定値を入力し終えたら、ステップ 13 に進みます。
• T1-PRI プロトコルを設定する場合は、プロトコル設定値を入力する。詳細については、「Cisco VG200 ゲートウェイ上の T1-PRI または E1-PRI トランクのフィールド説明」を参照してください。
T1-PRI プロトコルに設定値を入力し終えたら、ステップ 18 に進む。
• E1 トランクを設定する場合は、トランク設定値を入力する。詳細については、「Cisco VG200 ゲートウェイ上の T1-PRI または E1-PRI トランクのフィールド説明」を参照してください。
E1 トランクに設定値を入力し終えたら、ステップ 18 に進む。
ステップ 13 T1-CAS 用のポートを設定するには、 Add a New Port をクリックします。
Port Configuration ポップアップ ウィンドウが表示されます。
• Port Number:1 ~ 24 の番号が付いたすべてのポートまたは個々のポートを選択する。
• End Port Number:1 ~24 の番号が付いたすべてのポートまたは個々のポートを選択する。
• ポートの設定値を入力する。詳細については、「T1-CAS ポートのフィールド説明」を参照してください。
ステップ 15 Insert and Close をクリックします。
ポップアップ ウィンドウがクローズし、VG200 Gateway Template Configuration ウィンドウの左列にポートが表示されます。
ステップ 16 さらにポートを設定する場合は、ステップ 14 およびステップ 15 を繰り返します。
ステップ 17 Back to VG200 Template Configuration をクリックします。
ステップ 18 左側の列で、リスト内の次のエンドポイントをクリックします。エンドポイント識別子アイコンの隣に小さな疑問符記号が表示されるので、どのエンドポイントが設定されていないかを判別できます。エンドポイント識別子が設定されている場合、アイコンは、対応するトランク タイプと一緒に表示されます。
追加のエンドポイント識別子に対して、ステップ 7 およびステップ 8 を繰り返します。
• 「Cisco VG200 FXS または FXO ゲートウェイ用の CSV ファイルの作成」
Cisco VG200 Gateway テンプレートの作成がすでに済んでいて、まだエンドポイント識別子を追加していない場合、テンプレートを完成させる手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure >Template > VG200 Gateway の順に選択します。
ステップ 3 VG200 Gateway Templates のリストで、エンドポイント識別子の属性を追加する BAT テンプレートをクリックします。
ステップ 4 Installed Voice Interface Cards 領域で、Sub-Unit 用の適切な音声インターフェイス カードを選択します。
ステップ 6 設定するエンドポイント識別子をクリックします。詳細については、「Cisco VG200 Gateway テンプレートの作成」のステップ 10 を参照してください。
ステップ 7 すべてのエンドポイント識別子が設定されるまで、ステップ 6 を繰り返します。
BAT には、Microsoft Excel ファイル(BAT.xlt)が組み込まれています。このファイルは、マクロおよびエラー チェックを備えたデータ ファイル テンプレートを提供し、BAT で Cisco VG200 ゲートウェイを追加するときに使用する値を、CSV ファイルにエクスポートします。CSV ファイル上の各レコードには、Cisco VG200 ゲートウェイとそのポートについての情報が入っています。このファイルを開くには、パブリッシャ データベース サーバ上の C:\CiscoWebs\BAT\ExcelTemplate フォルダにある BAT.xlt をダブルクリックします。プロンプトが表示されたら、必ず、マクロを有効にしてください。マクロを有効にしないと、BAT.xlt ファイルからデータをエクスポートできません。
BAT で Cisco VG200 Gateway テンプレートを作成し、この項で説明されているとおりに CSV ファイルを作成した後、Cisco VG200 ゲートウェイを Cisco CallManager データベースに挿入できます。詳細については、「Cisco CallManager への Cisco VG200 ゲートウェイの追加」を参照してください。
ステップ 1 BAT.xlt ファイルはパブリッシャ データベース サーバ上にありますが、通常、パブリッシャ データベース サーバでは Microsoft Excel が実行されていません。その場合は、パブリッシャ データベース サーバから、作業する予定のローカル マシンに BAT.xlt ファイルをコピーする必要があります。
フロッピー ディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、パブリッシャ データベース サーバ上のパス C:\CiscoWebs\BAT\ExcelTemplate を開きます。Microsoft Excel がインストールされているローカル PC に、 BAT.xlt ファイルをコピーします。
ステップ 3 プロンプトが表示されたら、 Enable Macros をクリックします。
ステップ 4 VG200 FXS FXO タブをクリックします。
• MGCP Domain Name フィールドに、ゲートウェイを識別する名前を、1 ~ 64 文字で入力する。ドメイン ネーム システム(DNS)ホスト名が正しく解決するように設定されている場合は、そのホスト名を使用します。それ以外の場合は、Cisco MGCP ゲートウェイで定義されているとおりのホスト名を使用してください。Cisco IOS ゲートウェイで設定されているとおりのホスト名を使用する場合は、ここで入力する名前が正確に一致する必要があります。たとえば、ホスト名が vg200-1 に解決されるようにゲートウェイ上で設定され、IP ドメイン名が設定されていない場合、このフィールドには、そのホスト名を入力します(この場合、vg200-1)。ホスト名が vg200-1 としてゲートウェイ上で設定されているときに、IP ドメイン名が cisco.com としてゲートウェイ上で設定されている場合、このフィールドには vg200-1.cisco.com と入力します。
• Description フィールドに、ゲートウェイの説明を、100 文字以下で入力する。この説明は、ゲートウェイのリスト内でゲートウェイを見つける必要がある場合に、そのゲートウェイの識別を容易にするような記述にしてください。
• Port 1 Description フィールドに、ポート 1 の説明を、50 文字以下で入力する。この説明は、ポートのリストでそのポートを識別するのに役立つ記述にしてください。この要件は、ポート 2 ~ポート 4 の Description フィールドに入力する場合にも当てはまります。
• Port 1 Directory Number フィールドに、このポートの電話番号を、24 桁以下の数字と特殊文字で入力する。この要件は、ポート 2 ~ポート 4 の Directory Number フィールドに入力する場合にも当てはまります。
• Port 1 Partition に、このポートが属するルート パーティションの名前を、50 文字以下で入力する。そのルート パーティションが Cisco CallManager Administration ですでに設定されていることを確認してください。この要件は、ポート 2 ~ポート 4 の Partition フィールドに入力する場合にも当てはまります。
ステップ 6 Export to BAT Format をクリックして、BAT Excel スプレッドシートから CSV ファイルにデータを転送します。
システムは、このファイルに次の名前を付けて、 C:\XLSDataFiles (または、別の既存フォルダを指定)に保存します。
ここで、「timestamp」は、このファイルが作成された正確な日時を表します。
ステップ 7 BAT からのアクセスを可能にするため、CSV ファイルはパブリッシャ データベース サーバ上に配置する必要がありますが、通常、パブリッシャ データベース サーバでは Microsoft Excel が実行されていません。このステップでは、CSV ファイルがローカル マシン(パブリッシャ データベース サーバではなく)に保存されていることを前提としています。その場合、ファイルをパブリッシャ データベース サーバにコピーする必要があります。
フロッピー ディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、C:\XLSDataFiles から、Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の C:\BATFiles\VG200Gateways フォルダに、CSV ファイルをコピーします。
ステップ 8 エクスポートされた CSV ファイルを読み取る方法については、BAT 内の Insert Gateways ウィンドウ( Configure > Gateways > VG200 )で、 View Sample File へのリンクをクリックしてください。
BAT には、Microsoft Excel ファイル(BAT.xlt)が組み込まれています。このファイルは、マクロおよびエラー チェックを備えたデータ ファイル テンプレートを提供し、BAT で Cisco VG200 ゲートウェイを追加するときに使用する値を、CSV ファイルにエクスポートします。CSV ファイル上の各レコードには、Cisco VG200 ゲートウェイとそのポートについての情報が入っています。このファイルを開くには、パブリッシャ データベース サーバ上の C:\CiscoWebs\BAT\ExcelTemplate フォルダにある BAT.xlt をダブルクリックします。プロンプトが表示されたら、必ず、マクロを使用可能にしてください。マクロを使用可能にしないと、データがエクスポートされません。
BAT で Cisco VG200 Gateway テンプレートを作成し、この項で説明されているとおりに CSV ファイルを作成した後、Cisco VG200 ゲートウェイを Cisco CallManager データベースに挿入できます。詳細については、「Cisco CallManager への Cisco VG200 ゲートウェイの追加」を参照してください。
ステップ 1 BAT.xlt ファイルはパブリッシャ データベース サーバ上にありますが、通常、パブリッシャ データベース サーバでは Microsoft Excel が実行されていません。その場合は、パブリッシャ データベース サーバから、作業する予定のローカル マシンに BAT.xlt ファイルをコピーする必要があります。
フロッピー ディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、パブリッシャ データベース サーバ上のパス C:\CiscoWebs\BAT\ExcelTemplate を開きます。Microsoft Excel がインストールされているローカル PC に、 BAT.xlt ファイルをコピーします。
ステップ 3 プロンプトが表示されたら、 Enable Macros をクリックします。
ステップ 4 VG200 T1-Pri T1-CAS E1-Pri タブをクリックします。
ステップ 5 Number of Port Identifiers フィールドが表示されるまで、フィールドの後方にスクロールします。Cisco VG200 ゲートウェイごとに追加するポート識別子の数を入力します。1 つのポート識別子だけを使用する場合は、このステップをスキップしてください。
• MGCP Domain Name フィールドに、ゲートウェイを識別する名前を、1 ~ 64 文字で入力する。ドメイン ネーム システム(DNS)ホスト名が正しく解決するように設定されている場合は、そのホスト名を使用します。それ以外の場合は、Cisco MGCP ゲートウェイ上で定義されたホスト名を使用します。Cisco IOS ゲートウェイで設定されているとおりのホスト名を使用する場合は、ここで入力する名前が正確に一致する必要があります。たとえば、ホスト名が vg200-1 に解決されるようにゲートウェイ上で設定され、IP ドメイン名が設定されていない場合、このフィールドには、そのホスト名を入力します(この場合、vg200-1)。ホスト名が vg200-1 としてゲートウェイ上で設定されているときに、IP ドメイン名が cisco.com としてゲートウェイ上で設定されている場合、このフィールドには vg200-1.cisco.com と入力します。
• MGCP Description フィールドに、ゲートウェイの説明を、100 文字以下で入力する。この説明は、ゲートウェイのリスト内でゲートウェイを見つける必要がある場合に、そのゲートウェイの識別を容易にするような記述にしてください。
• Port Identifier 1 フィールドに、ポート識別子の説明を、3 桁以下の数字で入力する。最初の数字を 0 または 1(エンドポイント識別子 0 かエンドポイント識別子 1 のいずれかを示す)にし、その後にポート番号 01 ~ 24 を続けます。許容値の範囲は 001 ~ 024 または 101 ~ 124 です。
(注) T1-CAS の場合だけ、ここで指定するポートは、VG200 テンプレートで指定されたポートと同じでなければなりません。CSV ファイルでは、テンプレート内で設定されたポートの一部またはすべてを指定するか、まったくポートを指定しなくてもかまいません。しかし、テンプレート内で設定されていないポートを、CSV ファイルで設定しないでください。これを行うと、BAT VG200 テンプレートと CSV ファイルを挿入するときに、エラーが発生します。
たとえば、テンプレートでポート 1、2、3、および 4 を設定した場合、CSV ファイルでは、ポートをまったく設定しないか、ポート 1、2、3、および 4 を設定するか、ポート 1 と 2 だけを設定することができ、この挿入は受け入れられます。同じ例で、テンプレートでポート 5 および 6 を設定しなかったときに、CSV でこれらのポートを設定した場合、BAT でテンプレートと CSV ファイルを挿入すると、エラーが発生します。
ステップ 7 Export to BAT Format をクリックして、BAT Excel スプレッドシートから CSV ファイルにデータを転送します。
システムは、このファイルに次の名前を付けて、 C:\XLSDataFiles (または、別の既存フォルダを指定)に保存します。
ここで、「timestamp」は、このファイルが作成された正確な日時を表します。
ステップ 8 BAT からのアクセスを可能にするため、CSV ファイルはパブリッシャ データベース サーバ上に配置する必要がありますが、通常、パブリッシャ データベース サーバでは Microsoft Excel が実行されていません。このステップでは、CSV ファイルがローカル マシン(パブリッシャ データベース サーバではなく)に保存されていることを前提としています。その場合、ファイルをパブリッシャ データベース サーバにコピーする必要があります。
フロッピー ディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、C:\XLSDataFiles から、Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の C:\BATFiles\VG200Gateways フォルダに、CSV ファイルをコピーします。
ステップ 9 エクスポートされた CSV ファイルを読み取る方法については、BAT 内の Insert Gateways ウィンドウ( Configure > Gateways > VG200 )で、 View Sample File へのリンクをクリックしてください。
Cisco VG200 ゲートウェイを追加するときに、データ入力に BAT.xlt ファイルを使用しない場合は、ASCII テキストを使用して、値をコンマで区切った CSV ファイルを作成する必要があります。BAT.xlt ファイルを使用して CSV ファイルを作成した場合は、この項の手順を実行する必要はありません。
(注) いずれかのフィールドの中で、コンマまたは 2 重引用符を文字列として使用する場合は、テキスト全体を 2 重引用符で囲む必要があります。
説明および例については、 「FXO または FXS トランク」と 「T1-CAS、T1-PRI、または E1-PRI トランク」を参照してください。
ヒント BAT.xlt ファイルでは、データの検証が実行されるので、データの入力には、BAT .xlt ファイルを使用してください。
コンマ区切り値(CSV)ファイルは、テキスト形式の情報を表形式で表示する一般的な方法です。データファイルの作成には、任意のファイル形式(たとえば、Microsoft Notepad、Microsoft Word)を使用します。CSV ファイルは、Cisco
CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の
C:\BATFiles\VG200Gateways\ に保存してください。
Cisco VG200 ゲートウェイ用の CSV テキスト ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートまたは作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 ゲートウェイごとに行を変えて、Cisco CallManager に追加するゲートウェイとポートごとに、値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用しなければならない形式の詳細については、「Cisco VG200 FXS または FXO ゲートウェイ用の CSV ファイルの作成」または 「Cisco VG200 T1-CAS、T1-PRI、または E1-PRI ゲートウェイ用の CSV ファイルの作成」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の C:\BATFiles\VG200Gateways に、CSV ファイルを保存またはコピーします。
(注) Cisco CallManager のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の C:\BATFiles\VG200Gateways 以外の場所に、Cisco VG200 ゲートウェイ用の CSV ファイルを保存すると、この CSV ファイルは BAT の挿入に使用できなくなります。
次の形式例では、必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に、Cisco VG200 ゲートウェイ用の CSV ファイルの例が示されています。
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字) ,Description (オプション、100 文字以下) ,Port 1 Description (オプション、50 文字以下) ,Port 1 Directory Number(オプション、24 桁以下の数字と特殊文字),Port 1 Partition (オプション、50 文字以下) ,Port 2 Description (オプション、50 文字以下) ,Port 2 Directory Number(オプション、24 桁以下の数字と特殊文字),Port 2 Partition (オプション、50 文字以下) ,Port 3 Description(オプション、 50 文字以下 ),Port 3 Directory Number(オプション、24 桁以下の数字と特殊文字),Port 3 Partition (オプション、50 文字以下) ,Port 4 Description (オプション、50 文字以下) ,Port 4 Directory Number(オプション、24 桁以下の数字と特殊文字),Port 4 Partition (オプション、50 文字以下)
フィールドがブランクであっても、コンマの区切り文字を指定する必要があります。Cisco VG200 Gateway テンプレート内のポートタイプが POTS の場合だけ、電話番号とルート パーティションを指定してください。
CSV ファイルの作成時には、次の例とサンプル CSV レコードを参照してください。
Cisco VG200 ゲートウェイの Description がブランクの場合は、次のようになります。
Cisco VG200 Gateway テンプレートに、POTS タイプとして Port 1 と Port 2 しかない場合は、次のようになります。
次の形式例では、必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に、Cisco VG200 ゲートウェイ用の CSV ファイルの例が示されています。
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字) ,MGCP Description (オプション、100 文字以下) ,Port Identifier 1 (オプション、3 桁以下の数字)
フィールドがブランクであっても、コンマの区切り文字を指定する必要があります。
CSV ファイルの作成時には、次の例とサンプル CSV レコードを参照してください。
Cisco VG200 ゲートウェイの Description がブランクの場合は、次のようになります。
ポート識別子の場合、最初の数字は 0 または 1(Sub-Unit 0 か Sub-Unit 1 のいずれかを示す)であり、その後にポート番号 01 ~24 が続きます。許容値は 001 ~024 または 101 ~124 です。Cisco VG200 Gateway テンプレートに 3 つのポート識別子がある場合は、次のようになります。
Cisco CallManager に複数の Cisco VG200 ゲートウェイを追加する手順は、次のとおりです。
Cisco CallManager にトランクを追加する前に、Cisco VG200 Gateway テンプレートと CSV ファイルを作成しておく必要があります。電話番号の詳細を挿入する場合は、Gateway Directory Number テンプレートを設定する必要があります。詳細については、「Gateway Directory Number テンプレートの作成」を参照してください。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Gateways > VG200 の順に選択します。
ステップ 3 File Name フィールドで、追加する Cisco VG200 ゲートウェイが入っている、CSV ファイルの名前を選択します。
ステップ 4 VG200 Gateway Template Name フィールドで、このタイプのバルク トランザクション用に作成した VG200 Gateway テンプレートの名前を選択します。
1 分当たりに挿入できるレコード数を知らせるメッセージが表示されます。バルク トランザクションの実行時に、Cisco CallManager のパフォーマンスが低下するかどうかを評価するときに、この情報を使用してください。
ステップ 6 トランザクションを開始するには、 OK をクリックします。トランザクションを取り消すには、 Cancel をクリックします。
ステップ 7 OK をクリックすると、Transaction Status ウィンドウが表示されます。トランザクションが完了すると、トランザクションのウィンドウが閉じられ、Insert Gateways ウィンドウに挿入の Status が表示されます。
挿入の Status が、Insert Completed 以外である場合、ログファイルを参照して、トランザクションの詳細を調べてください。Status が Insert Completed である場合、このトランザクションは成功しています。統計情報を調べる場合を除いて、ログ ファイルを参照する必要はありません。
ステップ 8 View Latest Log File をクリックします。BAT は、追加されたレコード数と問題のあるレコード数を示すログ ファイル(エラー コードを含む)を生成します。
(注) トランクが Cisco CallManager に追加された後、BAT は、追加されたレコード数と問題のあるレコード数を示すログ ファイル(エラー コードを含む)を生成します。ログ ファイルの詳細については、第 10 章「BAT および TAPS のトラブルシューティング」を参照してください。
Cisco VG200 Gateway テンプレートのプロパティを、新しい Cisco VG200 Gateway テンプレートにコピーできます。このコピー機能が役立つのは、類似した複数の一括追加トランザクションがあり、数個の詳細情報だけの変更が必要な場合です。
既存の BAT Cisco VG200 Gateway テンプレートをコピーする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Template > VG200 Gateway の順に選択します。
VG200 Gateway Template Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 左側の VG200 Gateway Templates 列で、コピーするテンプレートをクリックします。
選択されたテンプレートの詳細が、VG200 Gateway Template Configuration ウィンドウに表示されます。
ステップ 4 これが、コピーするテンプレートであることを確認してから、 Copy をクリックします。
BAT は、テンプレートのコピーを作成します。このコピーには、元のテンプレートで指定された値がすべて複写されます。
ステップ 5 VG200 Gateway Template Name フィールドに、新しいテンプレート名を入力します。
ステップ 6 必要に応じて、新しいテンプレートのフィールドを更新します。詳細については、「フィールドの説明」を参照してください。
ステップ 7 Insert をクリックして、コピーされたテンプレートを保存します。
BAT に追加されたテンプレートが、左側の VG200 Gateway Templates 列に表示されます。
以下の手順では、Cisco CallManager データベースから、すべての Cisco VG200 ゲートウェイ レコードを削除できます。
Cisco VG200 ゲートウェイをすべて削除する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Gateways > VG200 の順に選択します。
ステップ 3 Delete VG200 Gateways リンクをクリックします。
ステップ 4 ドロップダウン リストボックスから、検索対象のフィールド(たとえば、MGCP Domain Name、Description)を選択します。
ステップ 5 ドロップダウン リストボックスから、検索基準(たとえば、begins with(~で始まる)、contains(を含む)、is empty(空白))を選択します。
ステップ 6 検索フィールドに、検索対象の値(たとえば、MGCP ドメイン名または説明)を入力します。
ステップ 7 Add To Query をクリックして、定義したフィルタをクエリーに追加します。
ステップ 8 AND または OR をクリックして、複数のフィルタをクエリーに追加します。
ステップ 9 View Query Results をクリックして、削除されるレコードを確認します。
ステップ 10 Delete をクリックして、レコードを削除します。
Cisco VG200 ゲートウェイが Cisco CallManager から削除された後、BAT は、削除されたレコード数と削除に失敗したレコード数を示すログ ファイル(エラー コードを含む)を生成します。ログ ファイルの詳細については、 第 10 章「BAT および TAPS のトラブルシューティング」 を参照してください。
• 「Cisco VG200 Gateway テンプレートの作成」
BAT を使用すると、Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ゲートウェイ上のポートを一括して追加、更新、および削除できます。
(注) BAT は、1 つのトランザクションで、最高 500 台の Cisco Catalyst 6000 アナログ インターフェイス モジュール用のポートを追加できます。それぞれのトランザクションでは、500 台を超えるモジュール用のポートを追加しないでください。
• 「Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ゲートウェイへのポートの追加または更新」
• 「Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ゲートウェイ用のすべてのポートの削除」
• 「Gateway Directory Number テンプレートの作成」
BAT を使用して、Cisco Catalyst 6000 アナログ インターフェイス モジュールの FXS ポートを、Cisco CallManager データベースに一括して追加または更新できます。各ポートを個々に追加する必要はありません。複数のゲートウェイ用のポートを一括して追加または更新することもできます。
(注) BAT を使用して、Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ゲートウェイを追加することはできません。Cisco CallManager
Administration を使用してゲートウェイを追加した後、BAT を使用して、これらのゲートウェイ用のポートを一括して追加または更新する必要があります。
Cisco CallManager にポートを追加する手順、および Cisco CallManager 内のポートを更新する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 Catalyst 6000(FXS)Ports BAT テンプレートを作成して、ポートのセットに共通の値を定義する。
ステップ 2 (オプション)Gateway Directory Number BAT テンプレートを作成する。ポートを追加する場合は、この手順を省略できますが、電話番号の詳細をポートに追加する場合には必要です。
ステップ 3 コンマ区切り値(CSV)ファイルを作成して、追加するポートごとに個々の値を定義する。
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)Ports テンプレートの作成」
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」
• 「Cisco CallManager への Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートの追加」
• 「Cisco CallManager 内の Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ポートの更新」
• 「Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ゲートウェイ用のすべてのポートの削除」
Port テンプレートとコンマ区切り値(CSV)ファイルは、連携してバルク トランザクションを行います。そのバッチ内のすべてのポートに共通したアナログ ポートの詳細(たとえば、ポート方向、ポートレベル)を指定するテンプレートを作成できます。システムはこれらのテンプレートを保存するので、他のバッチに再利用できます。
CSV ファイルは、個々のポートごとの詳細情報(たとえば、そのポートのゲートウェイ MAC アドレス、ポート番号(このセクションで追加するもの)、このポートの電話番号、およびそのパーティション)を保存します。CSV ファイルの詳細については、「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」を参照してください。
Cisco Catalyst 6000 FXS Ports テンプレートを作成する手順は、次のとおりです。注釈がない限り、すべてのフィールドに入力する必要があります。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Template > Catalyst 6000(FXS)Ports の順に選択します。
Catalyst 6000(FXS)Ports Template Configuration ウィンドウが表示されます。
フィールドに設定値を入力します。詳細については、「Cisco Catalyst 6000 24 Port アナログ インターフェイス モジュール上の FXS ポートのフィールド説明」を参照してください。
ステップ 4 CSV ファイルを作成します。詳細については、「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」を参照してください。
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」
• 「Cisco CallManager への Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートの追加」
• 「Cisco CallManager 内の Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ポートの更新」
• 「Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ゲートウェイ用のすべてのポートの削除」
BAT には、Microsoft Excel ファイル(BAT.xlt)が組み込まれています。このファイルは、マクロおよびエラー チェックを備えたデータ ファイル テンプレートを提供し、Cisco Catalyst 6000(FXS)Ports 用の CSV ファイルに値をエクスポートします。このファイルを開くには、パブリッシャ データベース サーバ上の C:\CiscoWebs\BAT\ExcelTemplate フォルダにある BAT.xlt をダブルクリックします。プロンプトが表示されたら、必ず、マクロを有効にしてください。このスプレッドシートの使用方法については、「BAT.xlt 内の Cisco Catalyst 6000(FXS)Ports タブの使用」を参照してください。
CSV ファイルには、各ポートの情報がレコードとして含まれています。各レコードには、ポートの詳細を追加または更新する先のゲートウェイの MAC アドレス、およびそのゲートウェイ上のポート番号を指定します。
次の形式例では、必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に、Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの例が示されています。
(注) CSV ファイル内の一部のレコードで、Partition に値が設定されている場合、CSV ファイル内のそのレコードの値で、BAT テンプレートに指定される値を上書きします。
CSV ファイル上のレコードで、Partition に値を指定しない場合には、システムは、これらのフィールドに対して、BAT テンプレートからの値を使用します。
MAC Address (必須、12 文字) ,Port Number (必須、2 桁の数字) ,Directory Number (オプション、24 文字以下の数字と特殊文字) ,Partition (オプション、50 文字以下)
フィールドがブランクであっても、コンマの区切り文字を指定する必要があります。電話番号も指定している場合を除いて、Partition を指定しないでください。
CSV ファイルで電話番号を指定する場合、Gateway Directory Number テンプレートも作成する必要があります。詳細については、「Gateway Directory Number テンプレートの作成」を参照してください。
CSV ファイルの作成時には、次の例とサンプル CSV レコードを参照してください。
ポートの電話番号がブランクである場合は、次のようになります。
(注) MAC アドレスには、既存の Cisco Catalyst 6000(FXS)ゲートウェイの MAC アドレス値を入力してください。この MAC アドレスは、Gateway Name のうしろから 12 文字分で構成されています。BAT は、Cisco Catalyst 6000(FXS)ゲートウェイを追加しません。既存のゲートウェイにポートを追加または更新するだけです。
• 「Cisco CallManager への Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートの追加」
• 「Cisco CallManager 内の Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ポートの更新」
既存の Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュールにポートを追加する手順は、次のとおりです。
(注) BAT は、1 つのトランザクションで、最高 500 台の Cisco Caocalyst 6000 アナログ インターフェイス モジュール用のポートを追加できます。それぞれのトランザクションでは、500 台を超えるモジュール用のポートを追加しないでください。
ステップ 1 BAT.xlt ファイルはパブリッシャ データベース サーバ上にありますが、通常、パブリッシャ データベース サーバでは Microsoft Excel が実行されていません。その場合は、パブリッシャ データベース サーバから、作業する予定のローカル マシンに BAT.xlt ファイルをコピーする必要があります。
フロッピー ディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、パブリッシャ データベース サーバ上のパス C:\CiscoWebs\BAT\ExcelTemplate を開きます。Microsoft Excel がインストールされているローカル PC に、 BAT.xlt ファイルをコピーします。
ステップ 3 プロンプトが表示されたら、 Enable Macros をクリックします。
ステップ 4 Catalyst 6000(FXS)Ports タブをクリックします。
ステップ 5 すべての必須フィールド、および該当するオプション フィールドに入力します。各欄の見出しは、フィールドの長さを指定しています。
• MAC Address フィールドに、12 文字の MAC アドレスを入力する。
• Port Number フィールドに、ゲートウェイに追加するポート番号を入力する。
• (オプション)Directory Number フィールドに、このポートの電話番号を、24 桁以下の数字と特殊文字で入力する。Partition を指定した場合は、必ず電話番号を入力してください。
• (オプション)Partition フィールドに、このポートが属するルート パーティションを、50 文字以下で入力する。電話番号も指定している場合を除いて、Partition を指定しないでください。
ステップ 6 Export to BAT Format をクリックして、BAT Excel スプレッドシートから CSV ファイルにデータを転送します。
システムは、このファイルに次の名前を付けて、
C:\XLSDataFiles\Catalyst6000_24PortsFXSGateway(または別の既存フォルダを指定)に保存します。
Catalyst6000_24PortsFXSGateway#timestamp.txt
ここで、「timestamp」は、このファイルが作成された正確な日時を表します。
ステップ 7 BAT からのアクセスを可能にするため、CSV ファイルはパブリッシャ データベース サーバ上に配置する必要がありますが、通常、パブリッシャ データベース サーバでは Microsoft Excel が実行されていません。したがって、この手順では、CSV ファイルがローカル PC(パブリッシャ データベース サーバではなく)に保存されていることを前提としています。この場合、ファイルをパブリッシャ データベース サーバにコピーする必要があります。
フロッピー ディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、C:\XLSDataFiles\Catalyst6000_24PortsFXSGateway から、Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の
C:\BATFiles\Catalyst6000_24PortsFXSGateway フォルダに、CSV ファイルをコピーします。
ステップ 8 エクスポートされた CSV ファイルを読み取る方法については、BAT 内の
Configure Ports ウィンドウ( Configure > Gateways > Catalyst 6000(FXS) )で、 View Sample File へのリンクをクリックします。
ヒント CSV ファイルで電話番号を指定した場合は、Gateway Template とこの CSV ファイルを BAT に挿入する前に、Gateway Directory Number テンプレートを作成しておく必要があります。詳細については、「Gateway Directory Number テンプレートの作成」を参照してください。
Cisco Catalyst 6000 FXS アナログ インターフェイス モジュールにポートを追加するときに、データ入力に BAT.xlt ファイルを使用しない場合は、ASCII テキストを使用して、値をコンマで区切った CSV ファイルを作成する必要があります。BAT.xlt ファイルを使用して CSV ファイルを作成した場合は、この項の手順を実行する必要はありません。
ヒント BAT.xlt ファイルでは、データの検証が実行されるので、データの入力には、BAT .xlt ファイルを使用してください。
コンマ区切り値(CSV)ファイルは、テキスト形式の情報を表形式で表示する一般的な方法です。データ ファイルの作成には、任意のファイル形式(たとえば、Microsoft Notepad、Microsoft Word)を使用します。CSV ファイルは、Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の
C:\BATFiles\Catalyst6000_24PortsFXSGateway に保存してください。
Cisco Catalyst 6000 FXS ポート用の CSV テキスト ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートまたは作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 ポートごとに行を変えて、Cisco CallManager に追加するポートごとに、値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する必要のある形式の詳細については、「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の
C:\BATFiles\Catalyst6000_24PortsFXSGateway に、CSV ファイルを保存またはコピーします。
(注) Cisco CallManager のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の C:\BATFiles\Catalyst6000_24PortsFXSGateway 以外の場所に、Cisco Catalyst 6000 モジュール上の FXS ポート用の CSV ファイルを保存すると、この CSV ファイルは BAT の挿入に使用できなくなります。
Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール上の複数のポートを、Cisco CallManager に追加する手順は、次のとおりです。
(注) BAT は、1 つのトランザクションで、最高 500 台の Cisco Caocalyst 6000 アナログ インターフェイス モジュール用のポートを追加できます。それぞれのトランザクションでは、500 台を超えるモジュール用のポートを追加しないでください。
Cisco CallManager にポートを追加する前に、Cisco Catalyst 6000 Ports テンプレートと CSV ファイルを作成しておく必要があります。Directory Number の詳細を追加または更新する場合は、Gateway Directory Number テンプレートを作成する必要があります。詳細については、「Gateway Directory Number テンプレートの作成」を参照してください。
(注) CSV ファイルで電話番号を指定した場合は、Gateway Directory Number テンプレートを作成する必要があります。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Gateways > Catalyst 6000(FXS) の順に選択します。
ステップ 3 File Name フィールドで、このタイプのバルク トランザクション用に作成した Cisco Catalyst 6000 ポート用の CSV ファイルを選択します。
ステップ 4 Catalyst 6000(FXS)Ports Template フィールドで、Cisco Catalyst 6000 FXS ポートを追加するために作成した BAT テンプレートを選択します。
ステップ 5 ポートを追加する場合、このフィールドはオプションですが、CSV ファイル上に電話番号の詳細があるレコードを追加する場合は必須です。
Gateway Directory Number Template Name の中で、Cisco Catalyst 6000 FXS ポートに電話番号を追加するために作成した BAT テンプレートを選択します。
(注) CSV ファイル上で電話番号の詳細を指定しなかった場合、BAT は、そのポートのアナログ ポートの詳細だけを挿入しますが、そのポートに対する電話番号は設定されません。
このトランザクションの実行に要する時間を知らせるメッセージが表示されます。該当するゲートウェイ上のすべてのコールの停止を含めて、ゲートウェイ上のパフォーマンスに影響を受けます。
ポートが Cisco CallManager に追加された後、BAT は、追加されたレコード数と問題のあるレコード数を示すログ ファイル(エラー コードを含む)を生成します。このトランザクションのログ ファイルを開くには、 View Latest Log File リンクをクリックします。BAT は、既存の Cisco Catalyst 6000(FXS)ゲートウェイ用のポートだけを追加します。このポート番号とゲートウェイを指定したポートがすでに存在する場合、BAT はそのレコードをリジェクトします。エラーの詳細については、 第 10 章「BAT および TAPS のトラブルシューティング」 を参照してください。
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」
• 「Cisco CallManager 内の Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ポートの更新」
• 「Gateway Directory Number テンプレートの作成」
• 「Cisco Catalyst 6000 FXS Ports BAT テンプレートのコピー」
• 「Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ゲートウェイ用のすべてのポートの削除」
Cisco Catalyst 6000 FXS Ports テンプレートのプロパティを、新しい Cisco Catalyst 6000 FXS Ports テンプレートにコピーできます。このコピー機能が役立つのは、類似した複数の一括追加トランザクションがあり、数個の詳細情報だけの変更が必要なときです。Catalyst 6000FXS ポートを挿入する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Template > Catalyst 6000(FXS)Ports の順に選択します。
Catalyst 6000(FXS)Ports Template Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 左側の Catalyst 6000(FXS)Ports Templates 列で、コピーするテンプレートをクリックします。
選択されたテンプレートの詳細が、Catalyst 6000(FXS)Ports Template Configuration ウィンドウに表示されます。
ステップ 4 これが、コピーするテンプレートであることを確認してから、 Copy をクリックします。
BAT は、テンプレートのコピーを作成します。このコピーには、元のテンプレートで指定された値がすべて複写されます。
ステップ 5 Catalyst 6000(FXS)Ports Template Name フィールドに、新しいテンプレート名を入力します。
ステップ 6 必要に応じて、新しいテンプレートのフィールドを更新します。詳細については、「Cisco Catalyst 6000 24 Port アナログ インターフェイス モジュール上の FXS ポートのフィールド説明」を参照してください。
BAT に追加されたテンプレートが、左側の Catalyst 6000(FXS)Ports Templates 列に表示されます。
Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール用のポートを、Cisco CallManager に対して更新する手順は、次のとおりです。
Cisco CallManager 内のポートを変更する前に、Cisco Catalyst 6000(FXS)Ports BAT テンプレートと CSV ファイルを作成しておく必要があります。Directory Number の詳細を変更する場合は、Gateway Directory Number BAT テンプレートを設定する必要があります。詳細については、「Gateway Directory Number テンプレートの作成」を参照してください。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Gateways > Catalyst 6000(FXS) の順に選択します。
ステップ 3 File Name フィールドで、このタイプのバルク トランザクション用に作成した Cisco Catalyst 6000 ポート用の CSV ファイルを選択します。
ステップ 4 Catalyst 6000(FXS)Ports Template フィールドで、Cisco Catalyst 6000 FXS ポートを更新するために作成した BAT テンプレートを選択します。
ステップ 5 (ポートを更新する場合、このフィールドはオプションですが、CSV ファイル上に電話番号の詳細があるレコードを更新する場合は、値の入力が必須になります)。Gateway Directory Number Template Name の中で、Cisco Catalyst 6000 FXS ポートに対して電話番号を更新するために作成した BAT テンプレートを選択します。
(注) CSV ファイル上で電話番号の詳細を指定しなかった場合、BAT は、そのポートのアナログ ポートの詳細だけを挿入しますが、そのポートに対してディレクトリ番号は設定されません。
このトランザクションの実行に要する時間を知らせるメッセージが表示されます。ゲートウェイ上のパフォーマンスが影響を受けることに注意してください。この影響には、該当するゲートウェイ上でアクティブであるコールの停止が含まれます。
ポートが Cisco CallManager 内で更新された後、BAT は、更新されたレコード数と問題のあるレコード数を示すログ ファイル(エラー コードを含む)を生成します。
(注) Update ではなく、誤って Insert をクリックすると、更新しようとしているポートは更新されません。
ステップ 7 Update の結果が表示されます。このトランザクションのログ ファイルを開くには、 View Latest Log File リンクをクリックします。BAT は、既存の Cisco Catalyst 6000(FXS)ゲートウェイ用のポートだけを更新します。このポート番号とゲートウェイを指定したポートがすでに存在する場合、BAT はそのレコードをリジェクトします。エラーの詳細については、 第 10 章「BAT および TAPS のトラブルシューティング」 を参照してください。
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」
Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュールのすべてのポートを削除する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Gateways > Catalyst 6000(FXS) の順に選択します。
ステップ 3 ウィンドウの右上にある Delete All Ports リンクをクリックします。
ステップ 4 すべてのポートを削除する Cisco Catalyst 6000 ゲートウェイの名前を選択し、矢印ボタンをクリックして、 Available Gateways リストと Selected Gateways リスト間でゲートウェイを移動させます。Delete All Ports をクリックすると、BAT は、Selected Gateways リストボックスに表示されているゲートウェイのすべてのポートを削除します。
ステップ 5 Delete All Ports をクリックします。
このトランザクションの実行に要する時間を知らせるメッセージが表示されます。
BAT は、Delete All 操作が成功したゲートウェイ数、およびその操作が失敗したゲートウェイ数を示すログ ファイル(エラー コードを含む)を生成します。
ステップ 6 Delete 操作の結果が表示されます。このトランザクションのログ ファイルを開くには、 View Latest Log File リンクをクリックします。エラーの詳細については、 第 10 章「BAT および TAPS のトラブルシューティング」 を参照してください。
• 「Cisco CallManager への Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートの追加」
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」
• 「Cisco CallManager 内の Cisco Catalyst 6000 24 Port FXS アナログ インターフェイス モジュール ポートの更新」
Cisco VG200 ゲートウェイまたは Cisco Catalyst 6000 アナログ インターフェイス モジュール上の FXS ポートに電話番号を追加するときは、Gateway Directory Number テンプレートを使用します。これらのデバイスのいずれかに対して、CSV ファイルで電話番号を指定した場合、そのゲートウェイまたはポートを BAT で挿入するときに使用する、Gateway Directory Number テンプレートを作成する必要があります。
POTS ポートに電話番号を割り当てる場合は、Gateway Directory Number テンプレートを作成する必要があります。Cisco VG200 ゲートウェイ上の POTS ポート、または Cisco Catalyst 6000(FXS)24 Port アナログ インターフェイス モジュールを処理するときに、これらのデバイスのいずれかに対して、CSV ファイルで電話番号を指定した場合は、Gateway Directory Number テンプレートを作成する必要があります。
BAT テンプレートとコンマ区切り値(CSV)ファイルは、連携してバルク トランザクションを行います。パーティション、コール検索スペースなどの共通した電話番号の詳細情報があるテンプレートを、POTS ポートタイプ用に作成できます。システムはこれらのテンプレートを保存するので、他のバッチに再利用できます。
CSV ファイルは、個々のポートごとの詳細情報(たとえば、ゲートウェイ MAC アドレス、ポート番号(このセクションで追加するもの)、このポートの電話番号、およびそのパーティション)を保存します。CSV ファイルの詳細については、「Cisco VG200 FXS または FXO ゲートウェイ用の CSV ファイルの作成」または 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」を参照してください。
Gateway Directory Number テンプレートを作成する手順は、次のとおりです。注釈がない限り、すべてのフィールドはオプションです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Template > Gateway Directory Number の順に選択します。
Gateway Directory Number Template Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Gateway Directory Number Template Name フィールドに、このテンプレートの固有の名前を、50 文字以下の英数字で入力します。
ステップ 4 このフィールドに設定値を入力します。詳細については、「Gateway Directory Number テンプレートのフィールド説明」を参照してください。
ステップ 6 CSV ファイルを作成します。詳細については、「Cisco VG200 FXS または FXO ゲートウェイ用の CSV ファイルの作成」または 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」を参照してください。
• 「Cisco VG200 Gateway テンプレートの作成」
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)Ports テンプレートの作成」
• 「Cisco VG200 FXS または FXO ゲートウェイ用の CSV ファイルの作成」
• 「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポート用の CSV ファイルの作成」
• 「Cisco CallManager への Cisco VG200 ゲートウェイの追加」
Gateway Directory Number テンプレートのプロパティを、新しい Gateway Directory Number テンプレートにコピーできます。このコピー機能が役立つのは、類似した複数の一括追加トランザクションがあり、数個の詳細情報だけの変更が必要なときです。
既存の BAT Gateway Directory Number テンプレートをコピーする手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Template > Gateway Directory Number の順に選択します。
Gateway Directory Number Template Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 左側の Gateway Directory Number Templates 列で、コピーするテンプレートをクリックします。
選択されたテンプレートの詳細が、Gateway Directory Number Template
Configuration ウィンドウに表示されます。
ステップ 4 これが、コピーするテンプレートであることを確認してから、 Copy をクリックします。
BAT は、テンプレートのコピーを作成します。このコピーには、元のテンプレートで指定された値がすべて複写されます。
ステップ 5 Gateway Directory Number Template Name フィールドに、新しいテンプレート名を入力します。
ステップ 6 必要に応じて、新しいテンプレートのフィールドを更新します。詳細については、「Gateway Directory Number テンプレートのフィールド説明」を参照してください。
BAT に追加されたテンプレートが、左側の Gateway Directory Number Templates 列に表示されます。
BAT テンプレートが不要になった場合は、削除することができます。テンプレートを削除する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Template > 削除するテンプレートのタイプ(たとえば、Phone または VG200 Gateway) の順に選択します。
Template Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 左側の Templates 列で、削除するテンプレートをクリックします。
選択されたテンプレートの詳細が、Template Configuration ウィンドウに表示されます。
ステップ 4 これが、削除するテンプレートであることを確認してから、 Delete をクリックします。
ステップ 5 OK をクリックして、テンプレートを削除します。または、テンプレートを削除せずに削除操作を取り消すには、 Cancel をクリックします。
BAT によってテンプレートが削除され、このテンプレートは、バルク トランザクションで使用できなくなりました。
ここでは、さまざまな BAT テンプレートで使用されるフィールドについて説明します。
• 「Cisco VG200 ゲートウェイ上の FXS トランクのフィールド説明」
• 「Cisco VG200 ゲートウェイ上の FXO トランクのフィールド説明」
• 「Cisco VG200 ゲートウェイ上の T1-CAS トランクのフィールド説明」
• 「Cisco VG200 ゲートウェイ上の T1-PRI または E1-PRI トランクのフィールド説明」
• 「Cisco Catalyst 6000 24 Port アナログ インターフェイス モジュール上の FXS ポートのフィールド説明」
Cisco VG200 ゲートウェイ上の FXS トランクの値を追加または更新する際には、次のフィールドの説明を使用してください。
Cisco VG200 ゲートウェイ上の FXO トランクの値を追加または更新する際には、次のフィールドの説明を使用してください。
Cisco VG200 ゲートウェイ上の T1-CAS シグナリング プロトコルの値を追加または更新する際には、次のフィールドの説明を使用してください。
Cisco VG200 ゲートウェイ上の T1-CAS シグナリング プロトコル用のポートの値を追加または更新する際には、次のフィールドの説明を使用してください。
Cisco VG200 ゲートウェイ上の T1-PRI または E1-PRI トランクの値を追加または更新する際には、次のフィールドの説明を使用してください。
Cisco Catalyst 6000 アナログ インターフェイス モジュール上の FXS ポートの値を追加または更新する際には、次のフィールドの説明を使用してください。
Gateway Directory Number テンプレートの値を追加または更新するときは、次のフィールドの説明を使用してください。