概要
Cisco Unified Communications Manager Assistant は、マネージャおよびアシスタントがより効率的に作業できるように電話システムの機能性を高める機能です。『 Cisco Unified Communications Manager Assistant ユーザ ガイド 』では、Cisco Unified Communications Manager Assistant の機能を使用する上で役立つ説明および例を記載しています。
Cisco Unified Communications Manager Assistant のユーザはすべて、このマニュアルを読む必要があります。ここでユーザとは、マネージャおよびアシスタントを指しています。
マネージャ
Cisco Unified Communications Manager Assistant の「マネージャ」に着信したコールは、アシスタントが割り込みで受信し、アシスタントへリダイレクトされます。マネージャは、少なくとも 1 人のアシスタントによってサポートされます。
マネージャは、Cisco Unified IP Phone で Cisco Unified Communications Manager Assistant を直接使用できます。また、[マネージャの設定]画面でマネージャ機能を設定したり、アシスタントに初期設定を依頼することもできます。
詳細については、「マネージャ機能の設定方法」を参照してください。
アシスタント
Cisco Unified Communications Manager Assistant の「アシスタント」とは、マネージャの代わりにコールを処理するユーザをいいます。
Cisco Unified Communications Manager Assistant は、機能の設定および使用方法に応じて、本来はマネージャに宛てられていた着信コールを自動または手動で割り込んで受信し、その着信コールを別のターゲット(つまり、マネージャのアシスタント)にリダイレクトします。アシスタントは、Cisco Unified Communications Manager Assistant がリダイレクトしたコールを処理(応答、転送、相手を限定した転送など)することができます。
1 人のアシスタントは最大 33 人のマネージャをサポートできます。
アシスタントは、Assistant Console というアプリケーションを使用して、Cisco Unified Communications Manager Assistant のほぼすべての機能を使用できます。Assistant Console を使用すると、次の操作を実行できます。
• コールに対して、通話、応答、転送、保留、切断、指定したマネージャへ転送、会議参加者の追加の処理を行う。
• マネージャのコール アクティビティおよび機能ステータスを監視する。
• マネージャ機能を有効または無効にする。
• マネージャ機能を設定する。
マニュアルの構成
表1 に、このマニュアルの構成を示します。
オンライン ヘルプの使用方法
Cisco Unified Communications Manager Assistant のオンライン ヘルプ システムには、タスクベースのヘルプと、Cisco Unified Communications Manager Assistant のほぼすべてのユーザ インターフェイスからアクセスできる文脈依存ヘルプがあります。
オンライン ヘルプにアクセスするには、 ? ボタンをクリックするか、コンソール上部のメニュー バーにある [ヘルプ] をクリックします。
ヘルプ ウィンドウでは、ツールバーにある [検索] をクリックすると、『 Cisco Unified Communications Manager Assistant ユーザ ガイド 』の全体をキーワードで検索することができます。マニュアルの PDF 版を参照するには、 PDF をクリックしてください。
(注) 検索機能は、オンライン ヘルプの一部のバージョンでは動作しないことがあります。
マニュアルの PDF 版を参照するには、Adobe Acrobat がインストールされている必要があります(個別のアプリケーションまたはブラウザのプラグインとして)。