この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Serviceability Reporter サービスは、Cisco Unified Serviceability で日次レポートを生成します。各レポートには、そのレポートの統計を示すさまざまなグラフで構成される、要約が含まれています。Reporter は、ログ記録された情報に基づいて、1 日に 1 度レポートを生成します。
Serviceability Reporter が生成する各レポートの詳細説明については、次の項を参照してください。
• 「Serviceability Reports Archive 設定のチェックリスト」
レポートは、Cisco Unified Serviceability > [Tools] > [Serviceability Reports Archive] から表示します。レポートを表示するには、事前に Cisco Serviceability Reporter サービスをアクティブにしておく必要があります。サービスをアクティブにした後、レポート生成に 24 時間かかることがあります。
レポートには、前日の 24 時間のデータが含まれています。レポート名に付加されたサフィックスには、Reporter がレポートを生成した日付が表示されます(たとえば、AlertRep_mm_dd_yyyy.pdf)。[Serviceability Reports Archive] ウィンドウでは、この日付を使用して、関連する日付のレポートのみを表示します。レポートは、ログ ファイルに存在する、前日のタイムスタンプを持つデータから生成されます。現在の日付とその 2 日前までのログ ファイルがデータ収集の対象となります。レポートに表示される時刻は、サーバの「システム時間」を反映しています。
(注) レポートの生成中に、サーバからログ ファイルを取り出すことができます。
Cisco Serviceability Reporter は、次のサービス パラメータを使用します。
• RTMT Reporter Designated Node:RTMT Reporter が実行される特定のノードを指定します。デフォルトは、Cisco Serviceability Reporter サービスが最初にアクティブ化されるサーバの IP アドレスです。
• Report Generation Time:午前 0 時以降の分数。レポートは、最新の日付のこの時刻に生成されます。最小値は 0 で、最大値は 1439 です。
• Report Deletion Age:レポートをディスクに保持する必要がある日数。指定した期間より古いレポートは、システムによって削除されます。最小値は 0 で、最大値は 30 です。
ヒント レポートをディセーブルにするには、Report Deletion Age サービス パラメータの値を 0 に設定します。
サービス パラメータ設定の詳細については、『 Cisco Unity Connection システム アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。
Server Statistics Report には、次の折れ線グラフが用意されています。
• 「Percentage of CPU per Server」
• 「Percentage of Memory Usage per Server」
• 「Percentage of Hard Disk Usage of the Largest Partition per Server」
折れ線グラフに、サーバの CPU 使用率が表示されます。グラフの各データ値は、15 分間の平均 CPU 使用量を示しています。データが存在しない場合、Reporter はグラフを生成しません。メッセージ「No data for Server Statistics report available」が表示されます。
Percentage of Memory Usage per Server
折れ線グラフに、サーバのメモリ使用率が表示されます(%MemoryInUse)。グラフの各データ値は、15 分間の平均メモリ使用量を示しています。データが存在しない場合、Reporter はグラフを生成しません。
Percentage of Hard Disk Usage of the Largest Partition per Server
折れ線グラフに、サーバ上の最大パーティションのディスク スペース使用率が表示されます(%DiskSpaceInUse)。グラフの各データ値は、15 分間の平均ディスク使用量を示しています。データが存在しない場合、Reporter はグラフを生成しません。
サーバには、ファイル名パターン ServerLog_mm_dd_yyyy_hh_mm.csv に一致するログ ファイルが含まれます。ログ ファイルには、次の情報が存在します。
Alert Summary Report は、その日について生成されたアラートの詳細を示します。Alert Summary Report は、次のグラフで構成されます。
• 「Number of Alerts per Server」
• 「Number of Alerts per Severity for the Cluster」
• 「Top 10 Alerts in the Cluster」
円グラフに、サーバに関するアラート数が表示されます。このグラフは、生成されたアラートのサーバ全体の詳細を示します。サーバのデータが存在しない場合、Reporter はグラフを生成しません。メッセージ「No alerts were generated for the day」が表示されます。
Number of Alerts per Severity for the Cluster
円グラフに、アラート重大度ごとのアラート数が表示されます。このグラフは、生成されたアラートの重大度の詳細を示します。円グラフの各領域は、特定の重大度タイプについて生成されたアラート数を表します。グラフには、その日に Reporter が生成したアラートの重大度タイプと同じ数の領域が表示されます。特定の重大度についてデータが存在しない場合、その重大度を表す領域はグラフにありません。データが存在しない場合、Reporter はグラフを生成しません。
棒グラフに、特定のアラート タイプのアラート数が表示されます。このグラフは、アラート タイプに基づいて生成されたアラートの詳細を示します。それぞれの棒は、1 つのアラート タイプのアラート数を表します。このグラフは、アラート数の多い順に、上位 10 個のアラート タイプのみの詳細を示します。特定のアラート タイプのデータが存在しない場合、そのアラートの棒は表示されません。あるアラート タイプのデータが存在しない場合、RTMT はグラフを生成しません。
サーバには、ファイル名パターン AlertLog_mm_dd_yyyy_hh_mm.csv に一致するログ ファイルが含まれます。ログ ファイルには、次の情報が存在します。
表10-1 は、Serviceability Reports Archive 機能を設定するための設定チェックリストを示しています。
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• Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection