この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
Cisco Unified Serviceability サービス管理には、機能サービスとネットワーク サービス、および servlet の操作が含まれています。これらは、Tomcat Java Webserver と関連付けられています。機能サービスは、Serviceability Reports Archive などのアプリケーション機能を使用可能にするものです。ネットワーク サービスは、システムが機能するために必須です。
サービスまたは servlet に障害が発生すると、アラームがアラーム モニタに書き込まれます。アラーム情報を表示した後は、サービスについてトレースを実行できます。[Trace Configuration] ウィンドウでは、サービスと servlet に、異なるトレース レベルが表示されることに注意してください。
この章では、サービス/servlet、サービスのアクティブ化、および Control Center について説明します。この章は、次の項で構成されています。
• 「機能サービス」
Cisco Unified Serviceability では、機能サービスをアクティブ化、開始、および停止できます。アクティブ化すると、サービスが起動されます。[Service Activation] ウィンドウでサービスをアクティブにした後は、[Control Center - Feature Services] ウィンドウでサービスを開始する必要はありません。何らかの理由でサービスが開始されない場合は、[Control Center - Features Services] ウィンドウで開始する必要があります。
Cisco Unity Connection をインストールしても、機能サービスはシステムで自動的にアクティブ化されません。機能サービスとは、Serviceability Reports Archive などの Cisco Unity Connection 機能を使用するのに必要な関連サービスのことです。機能サービスをアクティブにした後は、Cisco Unity Connection の管理で関連設定を変更できます。
[Service Activation] ウィンドウでは、Cisco Unified Serviceability により、機能サービスは次のグループに分類されています。
[Control Center - Feature Services] ウィンドウでは、Cisco Unified Serviceability により、サービスは [Service Activation] ウィンドウに表示されるのと同じグループに分類されています。
ヒント サービス アクティブ化の推奨事項については、「サービスのアクティブ化」および「機能サービスのアクティブ化および非アクティブ化」を参照してください。
この項では、データベースおよび管理のサービスについて説明します。
Cisco AXL Web Service では、AXL を使用するクライアント ベースのアプリケーションから、データベース エントリを変更し、ストアド プロシージャを実行することができます。
この項では、パフォーマンスおよびモニタリングのサービスについて説明します。
Cisco Serviceability Reporter サービスは日次レポートを生成します。このレポートについては 「Serviceability Reports Archive について」で説明しています。
Reporter は、ログ記録された情報に基づいて、1 日に 1 度レポートを生成します。Reporter が Cisco Unified Serviceability で生成したレポートには、[Tools] メニューからアクセスできます。各要約レポートは、そのレポートの統計を示すさまざまなグラフで構成されます。サービスをアクティブにした後、レポート生成に 24 時間かかることがあります。
自動的にインストールされるネットワーク サービスには、Cisco Unity Connection システムが機能するのに必要なサービス(データベースおよびプラットフォーム サービスなど)が含まれます。これらのサービスは基本的な機能に必要なので、[Service Activation] ウィンドウではアクティブにできません。トラブルシューティングなどの目的で必要な場合は、[Control Center - Network Services] ウィンドウでネットワーク サービスを停止して起動(または再起動)する必要があります。
Cisco Unity Connection をインストールすると、ネットワーク サービスは自動的に起動され、[Control Center - Network Services] ウィンドウに示されます。[Control Center - Network Services] ウィンドウでは、Cisco Unified Serviceability により、サービスは次のグループに分類されています。
この項では、パフォーマンスおよびモニタリングのサービスについて説明します。
Cisco CallManager Serviceability RTMT
Cisco CallManager Serviceability RTMT servlet は、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)をサポートします。RTMT を使用すると、トレースの収集および表示、パフォーマンス モニタリング オブジェクトの表示、アラートの操作、およびデバイス、システム パフォーマンス、CTI アプリケーションなどのモニタを行うことができます。
Cisco RTMT Reporter servlet を使用すると、RTMT のレポートを公開できます。
Cisco Log Partition Monitoring Tool
Cisco Log Partition Monitoring Tool サービスは、Log Partition Monitoring 機能をサポートします。この機能は、設定済みしきい値とポーリング間隔を使用して、サーバ上のログ パーティションのディスク使用量をモニタします。
Cisco Tomcat Stats Servlet を使用すると、RTMT またはコマンドライン インターフェイスを使用して、Tomcat perfmon カウンタをモニタできます。このサービスが多くのリソース(たとえば、CPU 時間)を使用している疑いがある場合以外は、このサービスを停止しないでください。
Real-time Information Server(RIS)は、デバイス登録ステータス、パフォーマンス カウンタ統計、生成された重大アラームなどの、リアルタイム情報を管理します。Cisco RIS Data Collector サービスには、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)、SOAP アプリケーションなど、RIS サーバに格納された情報を取得するための、アプリケーション用のインターフェイスが用意されています。
このサービス(Alert Manager and Collector サービス)は、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool(RTMT)に使用され、サーバに存在するリアルタイム情報を RTMT が取得するのを許可します。
この項では、バックアップおよび復元のサービスについて説明します。
Cisco DRF Master Agent サービスは、DRF Master Agent をサポートします。DRF Master Agent は、Disaster Recovery System のグラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)またはコマンドライン インターフェイス(CLI)で動作し、必要に応じてバックアップのスケジュール、復元の実行、依存関係の表示、ジョブのステータスの確認、およびジョブのキャンセルを行います。Cisco DRF Master Agent には、バックアップおよび復元プロセス用の保管メディアも用意されています。
Cisco DRF Local サービスは、DRF Master Agent の主力機能である Cisco DRF Local Agent をサポートします。コンポーネントは、障害回復フレームワークを使用するために、Cisco DRF Local Agent に登録されます。Cisco DRF Local Agent は、Cisco DRF Master Agent から受信したコマンドを実行します。Cisco DRF Local Agent は、ステータス、ログ、およびコマンド結果を Cisco DRF Master Agent に送信します。
Cisco CallManager Serviceability
Cisco CallManager Serviceability サービスは、問題のトラブルシューティングやサービスの管理に使用する Web アプリケーション/インターフェイスである Cisco Unified Serviceability をサポートします。自動的にインストールされるこのサービスを使用すると、ユーザは Cisco Unified Serviceability の GUI にアクセスできるようになります。このサービスを停止すると、サーバを参照するときに Cisco Unified Serviceability GUI にアクセスできなくなります。
このサービスは Cisco Unified Serviceability に表示されますが、Cisco Unity Connection をサポートしていません。
Cisco Trace Collection Servlet
Cisco Trace Collection Servlet は、Cisco Trace Collection Service とともにトレース収集をサポートし、ユーザが RTMT を使用してトレースを表示できるようにします。サーバ上でこのサービスを停止すると、そのサーバ上のトレースは収集または表示できなくなります。
RTMT で SysLog Viewer と Trace and Log Central が機能するには、Cisco Trace Collection Servlet と Cisco Trace Collection Service がそのサーバで動作している必要があります。
Cisco Trace Collection Service
Cisco Trace Collection Service は、Cisco Trace Collection Servlet とともにトレース収集をサポートし、ユーザが RTMT クライアントを使用してトレースを表示できるようにします。サーバ上でこのサービスを停止すると、そのサーバ上のトレースは収集または表示できなくなります。
RTMT で SysLog Viewer と Trace and Log Central が機能するには、Cisco Trace Collection Servlet と Cisco Trace Collection Service がそのサーバで動作している必要があります。
ヒント 必要に応じて、初期化時間を削減するために、Cisco Trace Collection Service を再起動してから Cisco Trace Collection Servlet を再起動することをお勧めします。
Cisco DB サービスは、Progres データベース エンジンをサポートします。
Cisco Tomcat サービスは、Web サーバをサポートします。
このサービスは Cisco Unified Serviceability に表示されますが、Cisco Unity Connection をサポートしていません。
このサービスは Cisco Unified Serviceability に表示されますが、Cisco Unity Connection をサポートしていません。
このサービスは Cisco Unified Serviceability に表示されますが、Cisco Unity Connection をサポートしていません。
このサービスは Cisco Unified Serviceability に表示されますが、Cisco Unity Connection をサポートしていません。
このサービスは Cisco Unified Serviceability に表示されますが、Cisco Unity Connection をサポートしていません。
このサービスは Cisco Unified Serviceability に表示されますが、Cisco Unity Connection をサポートしていません。
このサービスは Cisco Unified Serviceability に表示されますが、Cisco Unity Connection をサポートしていません。
このサービスは Cisco Unified オペレーティング システムの管理ページとともに動作するので、ソフトウェア アップデートに関する電子メールの送信が可能になります。
Cisco Certificate Expiry Monitor
このサービスは、システムが生成する証明書の有効期限切れステータスを定期的に確認し、証明書の有効期限に近づくと、通知を送信します。このサービスに使用する証明書は、Cisco Unified オペレーティング システムの管理ページで管理します。
Cisco Database Layer Monitor サービスは、データベース レイヤの局面をモニタします。このサービスが、変更通知およびモニタリングを担当します。
Cisco SOAP-Real-Time Service APIs
Cisco SOAP-Real-Time Service APIs を使用すると、デバイスおよび CTI アプリケーションの情報をリアルタイムで収集できます。このサービスには、サービスをアクティブ化、起動、および停止する API も用意されています。
Cisco SOAP-Performance Monitoring APIs
Cisco SOAP-Performance Monitoring APIs サービスを使用すると、SOAP API を介してさまざまなアプリケーションのパフォーマンス モニタ カウンタを使用できます。たとえば、サービスごとのメモリ情報、CPU 使用量、パフォーマンス モニタ カウンタなどをモニタできます。
Cisco SOAP-Log Collection APIs
Cisco SOAP-Log Collection APIs サービスを使用すると、リモート SFTP サーバ上でログ ファイルを収集したり、ログ ファイル収集のスケジューリングを行うことができます。収集できるログ ファイルの例としては、syslog、コア ダンプ ファイル、Cisco アプリケーション トレース ファイルなどがあります。
Cisco Unified Serviceability の [Service Activation] ウィンドウでは、複数の機能サービスをアクティブ化または非アクティブ化したり、デフォルトのサービスを選択してアクティブ化したりできます。Cisco Unified Serviceability は、自動モードで機能サービスをアクティブ化し、サービスの依存関係を確認します。ある機能サービスのアクティブ化を選択すると、実行をそのサービスに依存している他のすべてのサービス(存在する場合)の選択が Cisco Unified Serviceability によって要求されます。[Set Default] ボタンをクリックすると、Cisco Unified Serviceability は、サーバ上で実行するために必要なサービスを選択します。サービスをアクティブ化すると、そのサービスが自動的に起動されます。Control Center からサービスを起動/停止します。
Cisco Unified Serviceability の Control Center から、1 度に 1 つのサービスのステータスの表示、および起動/停止を行うことができます。このタスクを実行するために、Cisco Unified Serviceability には、2 つの [Control Center] ウィンドウが用意されています。ネットワーク サービスを起動、停止、および再起動するには、[Control Center - Network Services] ウィンドウにアクセスします。機能サービスを起動、停止、および再起動するには、[Control Center - Feature Services] ウィンドウにアクセスします。
ヒント [Control Center] ウィンドウと [Service Activation] ウィンドウ間を移動するには、[Related Links] ドロップダウン リスト ボックスと [Go] ボタンを使用します。
表9-1 は、サービスを使用する手順を示しています。
|
|
|
---|---|---|
• 「機能サービス」 |
||
必要に応じて、Cisco Unified Serviceability トレース ツールを使用して問題をトラブルシューティングします。 |
• Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド for Cisco Unity Connection |
• 「機能サービス」