この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Unity Connection Serviceability でのレポートの使用方法について説明します。この章の構成は、次のとおりです。
Cisco Unity Connection Serviceability を使用すると、システムの設定とコール ハンドラについての情報を収集してレポートを作成できます。
表6-1 では、Cisco Unity Connection Serviceability で生成できるレポートについて説明します。
Cisco Unity Connection は、レポート生成の基礎となるデータを収集して格納するように自動的に設定されます。この項に記載されているパラメータは、生成するレポートの出力内容に応じて調整できます。レポートのパラメータ設定は、すべて Cisco Unity Connection の管理の[システム設定(System Settings)] >[詳細設定(Advanced)] >[レポート(Reports)]ページにあります。
レポート データは、設定したデータ保存期間パラメータに基づいて、徐々に上書きされていきます。履歴を残すためにレポートを保管しておく場合は、レポートを定期的に生成するスケジュールを計画し、それらのレポートを Connection サーバまたは Cisco Unified CMBE サーバ以外の場所に保存することをお勧めします。
[データ収集サイクルの間隔(ミリ秒)(Milliseconds Between Data Collection Cycles)] :デフォルトでは、30 分(1,800,000 ミリ秒)に設定されています。この設定によって、レポート データを収集する各サイクル間に Connection が待機する時間の長さを制御します。
[レポート データベースのデータ保存期間(日)(Days to Keep Data in Reports Database)] :デフォルトでは、180 日に設定されています。生成しようとするレポートに対して、この日数を超える値を対象期間として指定しても、データの日数はここで設定する値によって制限されます。
[レポート出力の最大レコード数(Maximum Records in Report Output)] :デフォルトでは、25,000 レコードに設定されています。このフィールドに指定できる最大値は、30,000 レコードです。生成しようとするレポートで、レコード数がこの許容最大値を超える場合は、レポートを何回かに分けて生成します(たとえば、データ範囲を狭くするか、各期間に含まれるユーザ アカウントの数を減らします)。
(注) ユーザのメッセージ アクティビティ レポートでは、[レポート出力の最大レコード数(Maximum Records in Report Output)]の設定が、デフォルトの 25,000 レコードではなく 15,000 レコードに制限されます。これは、レポートのサイズが大きくなるためです。
[進捗インジケータを表示するために必要な最小レコード数(Minimum Records Needed to Display Progress Indicator)] :デフォルトでは、2,500 レコードに設定されています。このフィールドに指定できる最大値は、10,000 レコードです。進捗インジケータの目的は、要求したレポートのサイズが大きく、完了に時間がかかる場合に警告することです。Connection では、レポートはブラウザから生成します。このブラウザ セッションは、レポートを生成している間は開いたままにしておく必要があります。データベースのサイズや生成しているレポートのタイプによっては、レポートの生成に時間がかかることがあります。この間、管理者はブラウザを使用できず、Connection の管理のセッションを開いたままにしておく必要があります。
レポートを生成する場合、次の項目の一部またはすべてを指定できます。
• レポートに含めるオブジェクト(ユーザ アカウントやコール ハンドラなど)
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テキスト ファイル(カンマ区切り、または CSV ファイルとも呼ばれる)。レポート出力は、カンマ区切りのデータ ストリングとして表示されます。 |
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レポートを生成するには、システムがビジー状態でないときが最適です。Connection が多くの通話を処理していない通常の営業時間後、または他のプロセスが実行中でない場合(たとえば、フル バックアップの前後)です。レポート生成要求は、キューに入れられます。複数のレポートが(それぞれ別のブラウザから)同時に生成される場合、レポートは順に待機し、一度に 1 つずつ処理されます。
レポートは、事前にスケジュールを設定できません。レポートの生成中に Connection サーバまたは Cisco Unified CMBE サーバをシャットダウンするか、Connection の管理のブラウザ セッションを閉じると、レポートの生成はキャンセルされます。
ステップ 1 Cisco Unity Connection Serviceability で、 [Tools] >[Reports] を選択します。
ステップ 2 [Serviceability Reports]ページで、生成するレポートの名前をクリックします。
ステップ 3 レポート出力の適切なファイル形式を選択します。
ステップ 4 フィールドが使用可能な場合は、開始日時と終了日時(年、月、日、時刻)をクリックして、日付範囲を設定します。
ステップ 5 必要に応じて、その他のパラメータを設定します。
ステップ 6 [Generate Report] をクリックします。
ステップ 7 ステップ 3 で選択したファイル形式に応じた方法で、レポート出力を表示します。
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