Cisco Unity Connection のアカウントの個別追加
同時運用構成におけるユーザ アカウントの作成
Cisco Unified Communications Manager Business Edition(CMBE)では、Cisco Unified CM の管理ページの[ユーザ管理(User Management)]ページで個々のユーザおよび管理者のアカウントを作成します。このアカウントは、Cisco Unity Connection の管理で作成および修正するテンプレートおよびサービス クラスに基づいています。
ボイスメールボックスを持つユーザはエンド ユーザです。ボイスメールボックスを持たないユーザはシステム管理者(またはアプリケーション ユーザ)です。Connection に対してエンド ユーザを追加すると、Cisco Unified CM の管理ページでエンド ユーザ ボイスメールボックスを設定できるようになります。その他の設定は、Connection の管理のユーザ アカウントのページから必要に応じて修正できます。
Cisco Unified CM の管理ページで Connection アカウントを追加および設定する方法の詳細については、Cisco Unified CM の管理ページのオンライン ヘルプ、または該当する『 Cisco Unified Communications Manager アドミニストレーション ガイド 』の「エンド ユーザの設定」および「アプリケーション ユーザの設定」の章でタスク リストおよび関連トピックを参照してください。このマニュアルは、 http://www.cisco.com/en/US/products/ps7273/prod_maintenance_guides_list.html から入手可能です。
エンド ユーザ アカウント(スタンドアロン構成でボイスメールボックスを持つユーザのみ)の追加
デフォルトのボイスメール パスワードおよび Web アプリケーション パスワードは、作成した各ユーザ アカウントに適用されます。これらのパスワードは、インストール時にデフォルトの[ボイスメール ユーザのテンプレート(Voice Mail User Template)]に設定されたデフォルト、またはアカウントの作成時に選択したユーザ テンプレートの[パスワードの変更(Change Password)]ページで作成されたデフォルトのいずれかです。ユーザが Connection カンバセーションおよび Cisco Personal Communications Assistant(PCA)にログオンできるように、これらのパスワードをユーザに付与する必要があります。システムのセキュリティを強化するためには、できるだけ早く両方のパスワードを変更するようにユーザに指示するとともに、パスワードの複雑さを規定するルールを適用することをお勧めします。
ボイスメールボックスを持つ単一のユーザ アカウントを追加するには、次の手順を実行します。
エンド ユーザ アカウント(スタンドアロン構成でボイスメールボックスを持つユーザのみ)を追加する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、[ ユーザ(Users) ]をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、[ 新規追加(Add New) ]をクリックします。[ユーザの新規作成(New User)]ページが開きます。
ステップ 3 [ユーザ タイプ(User Type)]リストで、[ ボイスメールボックスがあるユーザ(User With Voice Mailbox) ]をクリックします。
ステップ 4 [ベースにするテンプレート(Based on Template)]リストで、[ VoiceMailUserTemplate ]をクリックします。
ステップ 5 次の 2 つの必須フィールドに情報を入力します(これらの必須フィールドには、アスタリスク(*)のマークが付いています)。
• [エイリアス(Alias)]
• [内線番号(Extension)]
ステップ 6 必要に応じて、オプションのフィールドに情報を入力します(フィールドについては、[ヘルプ(Help)]メニューの[ ページ上(This Page) ]をクリックしてください)。
[SMTPアドレス(SMTP Address)]フィールドは、値を入力しない場合はエイリアスを使用して SMTP アドレスが生成されるため、入力を省略することもできます。ただし、SMTP アドレスには ASCII 文字以外の文字を使用できません。したがって、ユーザ エイリアスに ASCII 文字以外の文字が含まれている場合は、システムで許容される SMTP アドレスを管理者が入力する必要があります。
ステップ 7 [ 保存(Save) ]をクリックします。ユーザ アカウントの作成が完了し、[ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページが開きます。
ステップ 8 必要に応じて、追加の情報を入力します。このページで設定を変更した場合は、[ 保存(Save) ]をクリックします。
ステップ 9 [編集(Edit)]メニューにあるページで、アカウントの内容を必要に応じて修正して、テンプレートまたは COS で有効にされていなかった機能を有効にします。ページ上で設定を変更した場合は、[ 保存(Save) ]をクリックしてから別のページに移動します。
有効にすることができる機能の詳細については、 「ユーザ アカウントの設定によって制御される機能の設定」 の章および 「サービス クラスによって制御される機能の設定」 の章を参照してください。
管理者アカウント(スタンドアロン構成でボイスメールボックスを持たないユーザのみ)の追加
ボイスメールボックスを持たないユーザは、システム管理者です。組織内のシステム管理者がボイスメールボックスを必要とする場合は、システム管理者ごとに複数のアカウントを設定することをお勧めします。1 つはボイスメールボックスを持たないユーザ アカウントで、Connection の管理にログオンして管理タスクを実行するときに使用します。もう 1 つはボイスメールボックスを持つユーザ アカウントで、ボイス メッセージを送受信するときに使用します。
管理者アカウントを作成するときは、セキュリティに関する次の問題を考慮してください。
• デフォルトでは、ボイスメールボックスを持たないユーザのテンプレートで[システム管理者(System Administrator)]役割を指定します。この役割は最高レベルの権限を持つ管理者役割です。
• デフォルトの Web アプリケーション パスワードは、作成した各管理者アカウントに適用されます。デフォルトの[管理者テンプレート(Administrator Template)]を使用して新しいアカウントを作成する場合、そのアカウントに関連付けられるデフォルトのパスワードは、ランダムに生成された文字列であることに注意してください。したがって、デフォルトの[管理者テンプレート(Administrator Template)]を使用して新しい管理アカウントを作成する場合は、ランダムに生成された文字列の代わりにそのテンプレートで使用される新しいデフォルト パスワードを事前に入力するか、新しいアカウントを作成するたびにパスワードを変更する必要があります。システムのセキュリティを強化するためには、できるだけ早くパスワードを変更するように管理者に指示するとともに、パスワードの複雑さを規定するルールを適用することをお勧めします。
ボイスメールボックスを持たない単一の管理者アカウントを追加するには、次の手順を実行します。
管理者アカウント(スタンドアロン構成でボイスメールボックスを持たないユーザのみ)を追加する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、[ ユーザ(Users) ]をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、[ 新規追加(Add New) ]をクリックします。[ユーザの新規作成(New User)]ページが開きます。
ステップ 3 [ユーザ タイプ(User Type)]リストで、[ ボイスメールボックスがないユーザ(User Without Voice Mailbox) ]をクリックします。
ステップ 4 [ベースにするテンプレート(Based on Template)]リストで、[ AdministratorTemplate ]をクリックします。
ステップ 5 [エイリアス(Alias)]フィールドに、アカウントのエイリアスを入力します。
ステップ 6 必要に応じて、オプションのフィールドに情報を入力します(フィールドについては、[ヘルプ(Help)]メニューの[ ページ上(This Page) ]をクリックしてください)。
[SMTPアドレス(SMTP Address)]フィールドは、値を入力しない場合はエイリアスを使用して SMTP アドレスが生成されるため、入力を省略することもできます。ただし、SMTP アドレスには ASCII 文字以外の文字を使用できません。したがって、ユーザ エイリアスに ASCII 文字以外の文字が含まれている場合は、システムで許容される SMTP アドレスを管理者が入力する必要があります。
ステップ 7 [ 保存(Save) ]をクリックします。管理者アカウントの作成が完了し、[ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページが開きます。
ステップ 8 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、必要に応じて追加の情報を入力します。このページで設定を変更した場合は、[ 保存(Save) ]をクリックします。
ステップ 9 [編集(Edit)]メニューの[ 役割(Roles) ]をクリックします。
ステップ 10 [役割の編集(Edit Roles)]ページの[割当済みの役割(Assigned Roles)]または[使用可能な役割(Available Roles)]フィールドで役割名をクリックし、上矢印または下矢印をクリックして役割を適切なフィールドに移動します。
ステップ 11 すべての適切な管理者役割を[割当済みの役割(Assigned Roles)]フィールドに含めた場合、[ 保存(Save) ]をクリックします。
ステップ 12 [編集(Edit)]メニューの[ パスワードの設定(Password Settings) ]をクリックします。
ステップ 13 [パスワードの設定の編集(Edit Password Settings)]ページで、管理者が Connection の管理にアクセスするときに使用するパスワードの設定を、次のように入力します。
a. [ 次回ログイン時に、ユーザによる変更が必要(User Must Change at Next Login) ]チェックボックスがオンであることを確認します。このチェックボックスがオンの場合、管理者は初めてログインしたときにパスワードの変更を求められます。
b. [認証規則(Authentication Rule)]リストで、適切なルールをクリックします。
ステップ 14 [ 保存(Save) ]をクリックします。
ステップ 15 [編集(Edit)]メニューの[ パスワードの変更(Change Password) ]をクリックします。
ステップ 16 [パスワードの変更(Change Password)]ページで、[パスワード(Password)]フィールドにパスワードを入力します。パスワードは、パスワードの複雑さに関する次の要件を満たしている必要があります。
• 最低限必要な長さの要件([認証規則の編集(Edit Authentication Rule)]ページの[最小クレデンシャル長(Minimum Credential Length)]フィールドで設定されたもの)。
• 大文字、小文字、数字、および記号(~ ! @ # $ % ^ * " ‘ , . : ; ? - _ ( )[ ]< > { } + = / \ |)の各カテゴリから少なくとも 1 文字が使用されている。
• 同じ文字が 4 回以上連続して繰り返されていない(たとえば、aaaaB1C9 は無効)。
• 管理者のエイリアスまたは名前が含まれていない。
ステップ 17 [パスワードの確認(Confirm Password)]フィールドにパスワードを再入力します。
ステップ 18 [ 保存(Save) ]をクリックします。
Cisco Unity Connection グリーティング管理者にアクセスするエンド ユーザ アカウント(スタンドアロン構成でボイスメールボックスを持つユーザのみ)の追加
次の手順では、追加するユーザ アカウントに対して管理者が割り当てる役割によって、ユーザが Cisco Unity グリーティング管理にアクセスできるようになります。これは管理役割ですが、これらのユーザは Connection の管理にアクセスできないため、管理者のためのユーザ アカウント設定の多くは、これらのユーザ アカウントには適用されません。
グリーティング管理者を設定するには、『 Cisco Unity Connection システム アドミニストレーション ガイド 』の「録音済みのグリーティングと名前の録音の管理」の章にある「 Cisco Unity グリーティング管理を使用したコール ハンドラ グリーティングの録音または再録音 」の項を参照してください。
グリーティング管理者を使用するためのアカウント(スタンドアロン構成のみ)を追加する
ステップ 1 Cisco Unity Connection の管理で、[ ユーザ(Users) ]をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)]ページで、[ 新規追加(Add New) ]をクリックします。
ステップ 3 [ユーザの新規作成(New User)]ページの[ユーザ タイプ(User Type)]リストで、[ ボイスメールボックスがあるユーザ(User With Voice Mailbox) ]をクリックします。
ステップ 4 [ベースにするテンプレート(Based on Template)]リストで、適切なテンプレートをクリックします。デフォルトの VoiceMailUserTemplate を使用することも、この用途専用のユーザ テンプレートを作成することもできます。
ステップ 5 エイリアス、名、姓、および内線番号を入力します。
[SMTPアドレス(SMTP Address)]フィールドは、値を入力しない場合はエイリアスを使用して SMTP アドレスが生成されるため、入力を省略することもできます。ただし、SMTP アドレスには ASCII 文字以外の文字を使用できません。したがって、ユーザ エイリアスに ASCII 文字以外の文字が含まれている場合は、システムで許容される SMTP アドレスを管理者が入力する必要があります。
ステップ 6 [ 保存(Save) ]をクリックします。
ステップ 7 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)]ページで、必要に応じて追加の情報を入力します。このページで設定を変更した場合は、[ 保存(Save) ]をクリックします。
ステップ 8 [編集(Edit)]メニューの[ 役割(Roles) ]をクリックします。
ステップ 9 [役割の編集(Edit Roles)]ページで、[使用可能な役割(Available Roles)]フィールドの[ グリーティング管理者(Greeting Administrator) ]をクリックし、上矢印をクリックして[割当済みの役割(Assigned Roles)]フィールドに移動します。
ステップ 10 [ 保存(Save) ]をクリックします。
ステップ 11 [編集(Edit)]メニューの[ パスワードの設定(Password Settings) ]をクリックします。
ステップ 12 [パスワードの設定の編集(Edit Password Settings)]ページの[パスワードの選択(Choose Password)]リストで、[ ボイスメール(Voice Mail) ]が選択されていることを確認します。
ステップ 13 Connection に電話でアクセスするときにグリーティング管理者が使用するパスワードについて、設定を入力します。
a. [ 次回ログイン時に、ユーザによる変更が必要(User Must Change at Next Login) ]チェックボックスがオンであることを確認します。このチェックボックスがオンの場合、グリーティング管理者は初めてログインしたときにパスワードの変更を求められます。
b. [認証規則(Authentication Rule)]リストで、適切なルールをクリックします。
ステップ 14 [ 保存(Save) ]をクリックします。
ステップ 15 [編集(Edit)]メニューの[ パスワードの変更(Change Password) ]をクリックします。
ステップ 16 [パスワードの変更(Change Password)]ページの[パスワードの選択(Choose Password)]リストで、[ ボイスメール(Voice Mail) ]が選択されていることを確認します。
ステップ 17 パスワードを入力します。
ステップ 18 [パスワードの確認(Confirm Password)]フィールドにパスワードを再入力します。
ステップ 19 [ 保存(Save) ]をクリックします。