ユーザ インポート ツールを使用して LDAP データから Cisco Unity Connection 8.x ユーザを作成する
『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( Release 8.x )( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/administration/guide/8xcucsagx.html から入手可能)の「 Integrating Cisco Unity Connection 8.x with an LDAP Directory 」の章に従い、LDAP ディレクトリと統合するように Cisco Unity Connection を設定した場合、Connection データが LDAP ディレクトリのデータと同期されます。この手順では、LDAP データが Connection サーバの隠された Cisco Unified Communications Manager データベースに透過的にインポートされます。ユーザ インポート ツールを使用して Connection ユーザを作成する際、Cisco Unified CM データベースから Connection データベースにデータがインポートされます。
注意 [LDAP セットアップ(LDAP Setup)] ページで値を入力する際、隠された Cisco Unified CM データベースの User ID ィールドにインポートされる LDAP ディレクトリのフィールドを選択します。データはこのフィールドからさらに Connection にインポートされます。選択する LDAP フィールドには、LDAP ディレクトリのユーザすべてに値が必要です。さらに、そのフィールドの値はすべて一意である必要があります。このフィールドに値がない LDAP ユーザは、Connection にインポートされません。
この方法でユーザ アカウントを作成すると、Connection では [LDAP ディレクトリ設定(LDAP Directory Configuration)] ページで指定した LDAP フィールドのデータを取得し、残りの情報は指定したユーザ テンプレートから取得します。LDAP ディレクトリから値を取得したフィールドのデータは、Connection の管理 を使用して変更できません。代わりに、LDAP ディレクトリの値を変更します。
Connection データを LDAP データと定期的に再同期するよう Connection を設定した場合、LDAP ディレクトリの変更された値は、次回の自動同期時に Connection データベースに自動的にインポートされます。ただし、新しいユーザが LDAP ディレクトリに追加された場合、再同期によって Connection ユーザは新たに作成されません。この場合、ユーザ インポート ツールまたは Bulk Administration Tool を使用して新しい Connection ユーザを作成してください。
LDAP ユーザ データをインポートして Cisco Unity Connection ユーザを作成するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration に、システム管理者の役割を持つユーザとしてサインインします。
クラスタ構成の場合、パブリッシャ サーバにサインインします。
ステップ 2 [ユーザ(Users)] を展開して、[ユーザをインポート(Import Users)] を選択します。
ステップ 3 [Unified Communications Manager エンド ユーザの検索先(Find Unified Communications Manager End Users In)] リストから、[LDAP ディレクトリ(LDAP Directory)] を選択します。
ステップ 4 Connection を統合した LDAP ディレクトリからユーザのサブセットのみをインポートする場合は、検索フィールドに該当する条件を入力します。
ステップ 5 [検索(Find)] を選択します。
ステップ 6 [ベースにするテンプレート(Based on Template)] リストから Connection で選択したユーザの作成に使用するテンプレートを選択します。
注意 管理者テンプレートを指定した場合、ユーザはメールボックスを持たなくなります。
(注) 大量のユーザをインポートする場合は、1 ページに表示される行数(ユーザ数)を変更できます。
ステップ 7 Connection ユーザを作成する LDAP ユーザのチェックボックスをオンにします。
ステップ 8 必要に応じて作成するユーザの内線番号を入力します。
ステップ 9 [選択項目をインポート(Import Selected)] を選択します。
Bulk Administration Tool を使用して LDAP データから Cisco Unity Connection 8.x ユーザを作成する
『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( Release 8.x )( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/administration/guide/8xcucsagx.html から入手可能)の「 Integrating Cisco Unity Connection 8.x with an LDAP Directory 」の章に従い、LDAP ディレクトリと統合するように Cisco Unity Connection を設定した場合、Connection データが LDAP ディレクトリのデータと同期されます。この手順では、LDAP データが Connection サーバの隠された Cisco Unified Communications Manager データベースに透過的にインポートされます。
Bulk Administration Tool を使用して Connection ユーザを作成する場合、次を実行します。
1. データを Cisco Unified CM データベースから CSV ファイルにエクスポートします。
注意 必要なデータが含まれた CSV ファイルを手動で作成しないでください。この方法では、エラーが発生する可能性が高くなり、アカウントが LDAP ディレクトリと統合された Connection ユーザでさまざまな問題が発生する原因となります。
2. CSV ファイルを更新します。たとえば、表計算アプリケーションで数式を使用して LDAP ディレクトリからインポートされた電話番号を Connection 内線番号に変換できます。
注意 LDAP ディレクトリのユーザに [LDAP セットアップ(LDAP Setup)] ページの [ユーザ ID の LDAP 属性(LDAP Attribute for User ID)] で指定したフィールドの値がない場合、LDAP ディレクトリに足りない値を入力して、Connection データベースを LDAP ディレクトリと再同期します。CSV ファイルに値を入力して CSV ファイルをインポートしないでください。Connection では、値を入力したユーザを LDAP ディレクトリで見つけることができません。
3. 更新した CSV ファイルを Connection データベースにインポートします。
この方法でユーザ アカウントを作成すると、Connection では CSV ファイルからデータを取得し、残りの情報は指定したユーザ テンプレートから取得します。LDAP ディレクトリから値を取得したフィールドのデータは、Connection の管理 を使用して変更できません。代わりに、LDAP ディレクトリの値を変更します。
Connection データを LDAP データと定期的に再同期するよう Connection を設定した場合、LDAP ディレクトリの変更された値は、次回の自動同期時に Connection データベースに自動的にインポートされます。ただし、新しいユーザが LDAP ディレクトリに追加された場合、再同期によって Connection ユーザは新たに作成されません。この場合、ユーザ インポート ツールまたは Bulk Administration Tool を使用して新しい Connection ユーザを作成してください。
Bulk Administration Tool を使用して Cisco Unity Connection ユーザを作成するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration に、システム管理者の役割を持つユーザとしてサインインします。
ステップ 2 [ツール(Tools)] を展開し、[一括管理ツール(Bulk Administration Tool)] を選択します。
ステップ 3 Connection サーバの隠された Cisco Unified CM データベースにあるデータをエクスポートします。
a. [操作の選択(Select Operation)] から [エクスポート(Export)] を選択します。
b. [オブジェクト タイプの選択(Select Object Type)] から [LDAP ディレクトリからのユーザ(Users from LDAP Directory)] を選択します。
c. [CSV ファイル(CSV File)] フィールドにエクスポートしたデータの保存先フル パスを入力します。
d. [送信(Submit)] を選択します。
ステップ 4 CSV ファイルを表計算アプリケーションまたはテキスト エディタで開き、必要に応じてデータを更新します。詳細については、「Cisco Unity Connection 8.x Bulk Administration Tool の使用」を参照してください。
ステップ 5 更新した CSV ファイルのデータをインポートします。
a. Cisco Unity Connection Administration に、システム管理者の役割を持つユーザとしてサインインします。
b. [ツール(Tools)] を展開し、[一括管理ツール(Bulk Administration Tool)] を選択します。
c. [操作の選択(Select Operation)] から [作成(Create)] を選択します。
d. [オブジェクト タイプの選択(Select Object Type)] から [メールボックスがあるユーザ(Users with Mailbox)] を選択します。
e. [CSV ファイル(CSV File)] フィールドにインポートするファイルのフル パスを入力します。
f. [エラーログ ファイル名(Failed Objects Filename)] フィールドに、作成できなかったユーザに関するエラー メッセージが Connection によって書き込まれるファイルのフル パスを入力します。
g. [送信(Submit)] を選択します。
ステップ 6 インポートが完了したら、[エラーログ ファイル名(Failed Objects Filename)] フィールドに指定したファイルでユーザが正しく作成されていることを確認します。
Connection ユーザの LDAP 統合ステータスの変更(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)
Connection ユーザの LDAP 統合ステータスを変更するには、状況に応じて、次のいずれかの手順に従います。
• Cisco Unified Communications Manager からインポートして作成されていない、個々の Connection ユーザの LDAP 統合ステータスを変更するには、「個々の Connection ユーザの LDAP 統合ステータスの変更(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)」を参照してください。
• Cisco Unified Communications Manager からインポートして作成されていない、複数の Connection ユーザの LDAP 統合ステータスを変更するには、「一括編集モードでの複数の Connection ユーザ アカウントの LDAP 統合ステータスの変更(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)」を参照してください。
• Cisco Unified Communications Manager からインポートして作成された、Connection ユーザの LDAP 統合ステータスを変更するには、「Bulk Administration Tool を使用した既存の Connection ユーザ アカウントと LDAP ユーザ アカウントの統合(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)」を参照してください。
選択する方法に関係なく、すべての場合に適用される次の考慮事項に注意してください。
Connection ユーザ アカウントを LDAP ユーザ アカウントに統合する場合、次の点に注意してください。
• LDAP ディレクトリのユーザに [LDAP セットアップ(LDAP Setup)] ページの [ユーザ ID の LDAP 属性(LDAP Attribute for User ID)] で指定したフィールドの値がない場合、LDAP ディレクトリに足りない値を入力して、Connection データベースを LDAP ディレクトリと再同期します。
• Connection データベースと LDAP ディレクトリの、次のスケジュール設定された同期中に、特定のフィールドの既存の値が LDAP ディレクトリの値で上書きされます。
• Connection データを LDAP データと定期的に再同期するよう Connection を設定した場合、LDAP ディレクトリの変更された値は、次回の自動同期時に Connection データベースに自動的にインポートされます。ただし、新しいユーザが LDAP ディレクトリに追加された場合、再同期によって Connection ユーザは新たに作成されません。この場合、ユーザ インポート ツールまたは Bulk Administration Tool を使用して新しい Connection ユーザを作成してください。
Connection ユーザ アカウントと LDAP ディレクトリ ユーザ アカウントの関連付けを解除する場合、次の点に注意してください。
• LDAP ディレクトリに対して Web アプリケーションのパスワードを認証するように Connection が設定される場合、Connection ユーザは、対応するユーザの LDAP パスワードで認証されなくなります。ユーザが Connection Web アプリケーションにサインインできるようにするには、[編集(Edit)] > [パスワードの変更(Change Password)] ページで新しいパスワードを入力する必要があります。
• LDAP ディレクトリと定期的に同期するように Connection が設定されている場合は、LDAP ディレクトリ内の対応するデータが更新されても、Connection ユーザに対して選択されたデータは更新されません。
個々の Connection ユーザの LDAP 統合ステータスの変更(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)
個々の Connection ユーザの LDAP 統合ステータスを変更するには(Connection 8.5 以降のみ)
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページでユーザ アカウントのエイリアスをクリックします。
(注) 検索結果のテーブルにユーザが表示されない場合は、ページ上部の検索フィールドに適切な条件を入力して、[検索(Find)] をクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページの [LDAP 統合ステータス(LDAP Integration Status)] セクションで、必要なオプション ボタンを選択します。
• LDAP ディレクトリと統合する(Integrate with LDAP Directory):Connection ユーザ アカウントを LDAP ユーザ アカウントと統合するには、このオプションを選択します。Connection エイリアスが、LDAP ディレクトリの対応する値と一致している必要があります。([システム設定(System Settings)] > [LDAP] > [LDAP セットアップ(LDAP Setup)] ページの [ユーザ ID の LDAP 属性(LDAP Attribute for User ID)] リストで、Connection の [エイリアス(Alias)] フィールドの値と一致している必要がある LDAP ディレクトリのフィールドを指定します)。
• LDAP ディレクトリと統合しない(Do Not Integrate with LDAP Directory):Connection ユーザ アカウントと LDAP ディレクトリ ユーザ アカウントの間の関連付けを解除するには、このオプションを選択します。
Cisco Unified Communications Manager からインポートすることによってユーザが作成された場合、[LDAP 統合ステータス(LDAP Integration Status)] フィールドはグレイ アウトされ、Bulk Administration Tool を使用して LDAP ユーザ アカウントと統合する必要があります。「Bulk Administration Tool を使用した既存の Connection ユーザ アカウントと LDAP ユーザ アカウントの統合(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)」を参照してください。
ステップ 4 [保存(Save)] をクリックします。
一括編集モードでの複数の Connection ユーザ アカウントの LDAP 統合ステータスの変更(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)
一括編集モードで複数の Connection ユーザ アカウントの LDAP 統合ステータスを変更するには(Connection 8.5 以降のみ)
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administrationの [ユーザの検索(Search Users)] ページで、該当するユーザのチェックボックスをオンにして、[一括編集(Bulk Edit)] を選択します。
まとめて編集するユーザ アカウントが複数の検索ページに表示される場合は、最初のページで該当するすべてのチェックボックスをオンにしてから、次のページに移動して該当するすべてのチェックボックスをオンにします。同様の操作を該当するすべてのユーザを選択するまで繰り返します。次に、[一括編集(Bulk Edit)] を選択します。
ステップ 2 [ユーザの基本設定(User Basics)] ページの [LDAP 統合ステータス(LDAP Integration Status)] セクションで、必要なオプション ボタンを選択します。
• LDAP ディレクトリと統合する(Integrate with LDAP Directory):Connection ユーザ アカウントを LDAP ユーザ アカウントと統合するには、このオプションを選択します。Connection エイリアスが、LDAP ディレクトリの対応する値と一致している必要があります。([システム設定(System Settings)] > [LDAP] > [LDAP セットアップ(LDAP Setup)] ページの [ユーザ ID の LDAP 属性(LDAP Attribute for User ID)] リストで、Connection の [エイリアス(Alias)] フィールドの値と一致している必要がある LDAP ディレクトリのフィールドを指定します)。
• LDAP ディレクトリと統合しない(Do Not Integrate with LDAP Directory):Connection ユーザ アカウントと LDAP ディレクトリ ユーザ アカウントの間の関連付けを解除するには、このオプションを選択します。
ステップ 3 必要に応じて、一括編集タスク スケジュール フィールドを設定して、後日または後で実行する一括編集処理のスケジュールを作成します。
ステップ 4 [送信(Submit)] を選択します。
いずれかのユーザが Cisco Unified Communications Manager からインポートして作成された場合、一括編集では、Bulk Administration Tool を使用して LDAP ユーザ アカウントと統合する必要があることを示すエラーが記録されます。「Bulk Administration Tool を使用した既存の Connection ユーザ アカウントと LDAP ユーザ アカウントの統合(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)」を参照してください。
Bulk Administration Tool を使用した既存の Connection ユーザ アカウントと LDAP ユーザ アカウントの統合(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)
Bulk Administration Tool を使用して既存の Connection ユーザを LDAP ユーザ アカウントに統合できますが、Connection ユーザ アカウントと LDAP ディレクトリ ユーザ アカウントの間の関連付けを解除するために使用することはできません。
『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( Release 8.x )( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/administration/guide/8xcucsagx.html から入手可能)の「 Integrating Cisco Unity Connection 8.x with an LDAP Directory 」の章に従い、LDAP ディレクトリと統合するように Cisco Unity Connection を設定した場合、Connection データが LDAP ディレクトリのデータと同期されます。この手順では、LDAP データが Connection サーバの隠された Cisco Unified Communications Manager データベースに透過的にインポートされます。
Bulk Administration Tool を使用して既存の Connection ユーザを LDAP ユーザと統合する場合、次の手順に従います。これにより、それぞれの Connection ユーザ アカウントが LDAP ユーザ アカウントの対応する LDAP ユーザ ID によって更新されます。
1. データを Cisco Unified CM データベースから CSV ファイルにエクスポートします。
2. Connection アカウントのない LDAP ユーザおよび Cisco Unified CM ID を削除するには、CSV ファイルを更新します(該当する場合)。
注意 LDAP ディレクトリのユーザに [LDAP セットアップ(LDAP Setup)] ページの [ユーザ ID の LDAP 属性(LDAP Attribute for User ID)] で指定したフィールドの値がない場合、LDAP ディレクトリに足りない値を入力して、Connection データベースを LDAP ディレクトリと再同期します。CSV ファイルに値を入力して CSV ファイルをインポートしないでください。Connection では、値を入力したユーザを LDAP ディレクトリで見つけることができません。
3. 更新した CSV ファイルを Connection データベースにインポートします。
注意 LDAP ユーザ データを Connection データベースにインポートすると、インポートされるフィールドの既存の値は、LDAP ディレクトリの値によって上書きされます。
既存の Cisco Unity Connection ユーザを LDAP ユーザと統合するには
ステップ 1 LDAP ユーザと統合する Cisco Unity Connection ユーザそれぞれについて、Connection の [エイリアス(Alias)] フィールドが LDAP ユーザ ID の値と一致しない場合、Cisco Unity Connection Administration を使用して Connection のエイリアスを更新して、統一します。
ステップ 2 Connection の管理 に、システム管理者の役割を持つユーザとしてサインインします。
ステップ 3 [ツール(Tools)] を展開し、[一括管理ツール(Bulk Administration Tool)] を選択します。
ステップ 4 Connection サーバにキャッシュされている LDAP ユーザ データを CSV ファイルにエクスポートします。
a. [操作の選択(Select Operation)] から [エクスポート(Export)] を選択します。
b. [オブジェクト タイプの選択(Select Object Type)] から [LDAP ディレクトリからのユーザ(Users from LDAP Directory)] を選択します。
c. [CSV ファイル(CSV File)] フィールドにエクスポートしたデータの保存先ファイル名を入力します。
d. [送信(Submit)] を選択します。
ステップ 5 ステップ 4 で作成した CSV ファイルをダウンロードして編集します。
• LDAP ディレクトリのユーザと同期しない Connection ユーザをすべて削除します。詳細については、「Cisco Unity Connection 8.x Bulk Administration Tool の使用」を参照してください。
• Cisco Unified CM からデータをインポートして作成した Connection ユーザに対して、CcmId フィールドに %null% を入力します。
• LdapCcmUserId フィールドに、各ユーザの正しい LDAP エイリアスが含まれていることを確認します。
ステップ 6 ステップ 5 で編集したデータをインポートします。
a. Cisco Unity Connection Administration に、システム管理者の役割を持つユーザとしてサインインします。
b. [ツール(Tools)] を展開し、[一括管理ツール(Bulk Administration Tool)] を選択します。
c. [操作の選択(Select Operation)] から [更新(Update)] を選択します。
d. [オブジェクト タイプの選択(Select Object Type)] から [メールボックスがあるユーザ(Users with Mailbox)] を選択します。
e. [CSV ファイル(CSV File)] フィールドにインポートするファイルのフル パスを入力します。
f. [エラーログ ファイル名(Failed Objects Filename)] フィールドに、作成できなかったユーザに関するエラー メッセージが Connection によって書き込まれるファイルの名前を入力します。
g. [送信(Submit)] を選択します。
ステップ 7 インポートが完了したら、[エラーログ ファイル名(Failed Objects Filename)] フィールドに指定したファイルで Connection ユーザがすべて対応する LDAP ユーザと正しく統合されていることを確認します。
既存の Connection ユーザ アカウントと LDAP ユーザ アカウントの統合(Cisco Unity Connection 8.0 のみ)
『 System Administration Guide for Cisco Unity Connection 』( Release 8.x )( http://www.cisco.com/en/US/docs/voice_ip_comm/connection/8x/administration/guide/8xcucsagx.html から入手可能)の「 Integrating Cisco Unity Connection 8.x with an LDAP Directory 」の章の手順に従い、LDAP ディレクトリと統合するように Cisco Unity Connection を設定した場合、Connection データが LDAP ディレクトリのデータと同期されます。この手順では、LDAP データが Connection サーバの隠された Cisco Unified Communications Manager データベースに透過的にインポートされます。
Bulk Administration Tool を使用して既存の Connection ユーザを LDAP ユーザと統合する場合、次の手順に従います。これにより、それぞれの Connection ユーザ アカウントが LDAP ユーザ アカウントの対応する LDAP ユーザ ID によって更新されます。
1. データを Cisco Unified CM データベースから CSV ファイルにエクスポートします。
2. Connection アカウントのない LDAP ユーザおよび Cisco Unified CM ID を削除するには、CSV ファイルを更新します(該当する場合)。
注意 LDAP ディレクトリのユーザに [LDAP セットアップ(LDAP Setup)] ページの [ユーザ ID の LDAP 属性(LDAP Attribute for User ID)] で指定したフィールドの値がない場合、LDAP ディレクトリに足りない値を入力して、Connection データベースを LDAP ディレクトリと再同期します。CSV ファイルに値を入力して CSV ファイルをインポートしないでください。Connection では、値を入力したユーザを LDAP ディレクトリで見つけることができません。
3. 更新した CSV ファイルを Connection データベースにインポートします。
注意 LDAP ユーザ データを Connection データベースにインポートすると、インポートされるフィールドの既存の値は、LDAP ディレクトリの値によって上書きされます。
Connection データを LDAP データと定期的に再同期するよう Connection を設定した場合、LDAP ディレクトリの変更された値は、次回の自動同期時に Connection データベースに自動的にインポートされます。ただし、新しいユーザが LDAP ディレクトリに追加された場合、再同期によって Connection ユーザは新たに作成されません。この場合、ユーザ インポート ツールまたは Bulk Administration Tool を使用して新しい Connection ユーザを作成してください。
(注) Connection ユーザが Cisco Unified CM のデータをインポートして作成された場合にもこの手順に従います。次のステップ 5 では、該当する Cisco Unified CM データを削除する方法を説明します。
既存の Cisco Unity Connection ユーザを LDAP ユーザと統合するには
ステップ 1 LDAP ユーザと統合する Cisco Unity Connection ユーザそれぞれについて、Connection の [エイリアス(Alias)] フィールドが LDAP ユーザ ID の値と一致しない場合、Cisco Unity Connection Administration を使用して Connection のエイリアスを更新して、統一します。
ステップ 2 Connection の管理 に、システム管理者の役割を持つユーザとしてサインインします。
ステップ 3 [ツール(Tools)] を展開し、[一括管理ツール(Bulk Administration Tool)] を選択します。
ステップ 4 Connection サーバにキャッシュされている LDAP ユーザ データを CSV ファイルにエクスポートします。
a. [操作の選択(Select Operation)] から [エクスポート(Export)] を選択します。
b. [オブジェクト タイプの選択(Select Object Type)] から [LDAP ディレクトリからのユーザ(Users from LDAP Directory)] を選択します。
c. [CSV ファイル(CSV File)] フィールドにエクスポートしたデータの保存先フル パスを入力します。
d. [送信(Submit)] を選択します。
ステップ 5 ステップ 4 で作成した CSV ファイルを編集します。
• LDAP ディレクトリのユーザと同期しない Connection ユーザをすべて削除します。詳細については、「Cisco Unity Connection 8.x Bulk Administration Tool の使用」を参照してください。
• Cisco Unified CM からデータをインポートして作成した Connection ユーザから CcmId フィールドのデータを削除し、それを %null% で置換します。
ステップ 6 ステップ 5 で編集したデータをインポートします。
a. Cisco Unity Connection Administration に、システム管理者の役割を持つユーザとしてサインインします。
b. [ツール(Tools)] を展開し、[一括管理ツール(Bulk Administration Tool)] を選択します。
c. [操作の選択(Select Operation)] から [更新(Update)] を選択します。
d. [オブジェクト タイプの選択(Select Object Type)] から [メールボックスがあるユーザ(Users with Mailbox)] を選択します。
e. [CSV ファイル(CSV File)] フィールドにインポートするファイルのフル パスを入力します。
f. [エラーログ ファイル名(Failed Objects Filename)] フィールドに、作成できなかったユーザに関するエラー メッセージが Connection によって書き込まれるファイルのフル パスを入力します。
g. [送信(Submit)] を選択します。
ステップ 7 インポートが完了したら、[エラーログ ファイル名(Failed Objects Filename)] フィールドに指定したファイルで Connection ユーザがすべて対応する LDAP ユーザと正しく統合されていることを確認します。
Connection ユーザ アカウントが LDAP ユーザ アカウントと統合されているかどうかの確認(Cisco Unity Connection 8.5 以降のみ)
Connection ユーザ アカウントを LDAP ユーザ アカウントと統合する場合、Connection アカウントをすべて LDAP アカウントと統合する必要はありません。さらに、LDAP アカウントと統合されない Connection アカウントを新しく作成できます。Connection アカウントが LDAP アカウントに統合されているかを判断するには、次の手順に従います。
Connection ユーザ アカウントが LDAP アカウントと統合されているかを判断するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページでユーザ アカウントのエイリアスをクリックします。
(注) 検索結果のテーブルにユーザが表示されない場合は、ページ上部の検索フィールドに適切な条件を入力して、[検索(Find)] をクリックします。
ステップ 3 [ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページの [LDAP 統合ステータス(LDAP Integration Status)] フィールドに、Connection ユーザ アカウントが LDAP ユーザ アカウントと統合されているかどうかが示されます。
[LDAP 統合ステータス(LDAP Integration Status)] フィールドがグレイ アウトされている場合、ユーザは Cisco Unified Communications Manager からのインポートによって作成されています。
Connection ユーザ アカウントが LDAP ユーザ アカウントと統合されているかどうかの確認(Cisco Unity Connection 8.0 のみ)
Connection ユーザ アカウントを LDAP ユーザ アカウントと統合する場合、Connection アカウントをすべて LDAP アカウントと統合する必要はありません。さらに、LDAP アカウントと統合されない Connection アカウントを新しく作成できます。Connection アカウントが LDAP アカウントに統合されているかを判断するには、次の手順に従います。
Connection ユーザ アカウントが LDAP アカウントと統合されているかを判断するには
ステップ 1 Cisco Unity Connection Administration で [ユーザ(Users)] をクリックします。
ステップ 2 [ユーザの検索(Search Users)] ページでユーザ アカウントのエイリアスをクリックします。
(注) 検索結果のテーブルにユーザが表示されない場合は、ページ上部の検索フィールドに適切な条件を入力して、[検索(Find)] をクリックします。
ステップ 3 Connection ユーザ アカウントが LDAP ユーザ アカウントに統合されている場合、[ユーザの基本設定の編集(Edit User Basics)] ページの [ステータス(Status)] 領域には次のいずれかのメッセージが表示されます。
LDAP ディレクトリからインポートされたアクティブ ユーザ(Active User Imported from LDAP Directory)
LDAP ディレクトリからインポートされた非アクティブ ユーザ(Inactive User Imported from LDAP Directory)
いずれのメッセージも [ステータス(Status)] 領域に表示されない場合、その Connection ユーザ アカウントは LDAP ユーザ アカウントと統合されていません。