Cisco Unity Connection Assistant Web ツール ユーザ ガイド Release 7.x
偏向のない言語
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
- Updated:
- 2017年6月4日
章のタイトル： 個人連絡先の管理
個人連絡先の管理
個人連絡先について
Cisco Unity Connection は、個人連絡先の情報を使用して、着信コールを転送し、コールを発信するのを容易にします。さらに、Connection は、電話の発信者を識別するために個人連絡先を使用します。
個人連絡先情報は Cisco Unity Connection ディレクトリ内の情報を補足するものです。 Connection ディレクトリは、組織内部のものであり、システム管理者が保守しているのに対して、個人連絡先は、ユーザが設定し、保守しています。
個人連絡先には、Connection ディレクトリに含まれない人、たとえば、お客様、納入業者、家族、友人の名前と番号などを保管できます。
個人連絡先は Cisco Unity Assistant Web ツールで管理します。 Connection ユーザを個人連絡先に追加することもできますが、それらのエントリはシステムによって自動的に更新または保守されません。 たとえば、リストに含まれる同僚が退社したとき、個人連絡先からは、そのエントリを手動で削除することが必要になります。
ボイス コマンドを使用して電話をかける場合は、他の Connection ユーザを個人連絡先に追加するときに、次のような利点があることを考慮する必要があります。
•
代行名の使用。代行名によって、ボイス コマンドを使用して同僚にダイヤルするときの精度が改善されます。 Connection ディレクトリ内の頻繁に電話をかける相手および名前の発音が難しい人に対しては、ニックネームまたは別の代行名を作成して使用することを考える必要があります。
• 外線番号の使用。 同僚の携帯電話に頻繁に電話する場合は、個人連絡先のエントリに Cisco Unity Connection ディレクトリ内の同僚の情報を携帯電話番号とともに追加することにより、ボイス コマンドを使用して同僚にすばやく連絡することができます
個人連絡先の追加
個人連絡先として指定できる電話番号のタイプには次の 2 つがあります。
電子メール アドレスは参考にすぎません。Connection は個人連絡先のエントリの電子メール アドレスを使用しません。
ヒント Microsoft Exchange の連絡先を Connection の個人連絡先にインポートすることができます。 「個人連絡先への Exchange 連絡先のインポート」を参照してください。
ステップ 1 Cisco Unity Assistant で、［連絡先］メニューの［新しい連絡先］をクリックします （または、［連絡先の表示］ページで、メニュー バーの下にある［新しい連絡先］アイコンをクリックします）。
ステップ 2 ［連絡先の作成］ページで、名と姓を入力します。
ステップ 3 名前をアルファベット以外の文字で入力する（たとえば、日本人の連絡先を漢字で入力する）場合は、［代行の名前のスペリング］および［代行の苗字のスペリング］フィールドにアルファベットで名前を入力します。
使用可能な文字は A ～ Z、a ～ z、および 0 ～ 9 です。この代行名のスペリングを入力すると、ボイス コマンドを使用して連絡先を呼び出す場合に、Connection が名前を識別できるようになります。
ステップ 4 ボイス コマンドを使用しており、かつ連絡先の代行ユーザ名（たとえば、旧姓やニックネーム）がわかっている場合は、［代行ユーザ名］セクションで、その名前を入力します。
ステップ 5 連絡先に別の代行ユーザ名を入力するには、［行の追加］をクリックして名前を入力します。
ステップ 6 この連絡先にさらに追加する代行ユーザ名があれば、ステップ 5 を繰り返します。
ステップ 7 必要に応じて、［名前］フィールドに連絡先の電子メール アドレスを入力します (電子メール アドレスは参考情報としてのみ使用されます）。
ステップ 8 ボイス コマンドを使用して連絡先を呼び出す場合は、Connection が連絡先に電話するときに使用する職場、自宅、携帯電話の電話番号を、［ボイスコマンドを使用して連絡先にコールする電話番号］セクションに入力します。
ダイヤルする電話番号を入力する場合、電話番号が内線番号のときは、連絡先の内線番号を入力します。外線番号の場合は、外線通話に必要なアクセス コード（たとえば 9）から電話番号の入力を始めます。0 ～ 9 の数字を使用できます。数字の間にスペース、ダッシュ、カッコは使用できません。 また、次の記号も使用できます。
• # および * は電話の # キーおよび * キーに対応する。
ステップ 9 パーソナル着信転送ルールを使用して連絡先からの電話を管理する場合は、［パーソナル着信転送ルールの連絡先を識別する電話番号］セクションに、連絡先の職場、自宅、携帯電話の電話番号を入力します。
パーソナル着信転送ルールで使用する番号を入力するときには、発信者 ID の表示と同じように番号を入力します。連絡先からの電話であるということを Connection で認識できるのは、着信コールの電話番号がこのフィールドに入力した番号と完全に一致している場合のみです。
ステップ 10 ［保存］をクリックします。 このエントリが個人連絡先に追加されます。
個人連絡先の情報の変更
連絡先の名前または電話番号を変更する場合、または代行ユーザ名を割り当てる場合は、この項の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Unity Assistant で、［連絡先］メニューの［連絡先の表示］をクリックします
ステップ 2 ［個人連絡先］ページで、情報を変更する連絡先のうち最初にある連絡先の名前をクリックします。
ステップ 3 必要に応じて、［代行の名前のスペリング］および［代行の苗字のスペリング］フィールドで、連絡先の代行名のスペリングを変更します。
［名］および［姓］フィールドでアルファベット以外の文字を使用する場合、この代行名のスペリングにアルファベットを使用すると、ボイス コマンドを使って連絡先を呼び出す場合に、Connection が名前を識別できるようになります。使用可能な文字は A ～ Z、a ～ z、および 0 ～ 9 です。
ステップ 4 必要に応じて、［代行ユーザ名］セクションで情報を変更します。
a. 代行ユーザ名を削除するには、その名前の横にあるチェックボックスをオンにして、［選択項目の削除］をクリックします。
b. 代行ユーザ名を追加するには、［行の追加］をクリックして名前を入力します。
ステップ 5 必要に応じて、［電子メール］フィールドで連絡先の電子メール アドレスを変更します (電子メール アドレスは参考情報としてのみ使用されます）。
ステップ 6 Connection が連絡先に電話するときに使用する職場、自宅、携帯電話の電話番号を、［ボイスコマンドを使用して連絡先にコールする電話番号］セクションで変更します（必要な場合）。
ダイヤルする電話番号を入力する場合、電話番号が内線番号のときは、連絡先の内線番号を入力します。外線番号の場合は、外線通話に必要なアクセス コード（たとえば 9）から電話番号の入力を始めます。0 ～ 9 の数字を使用できます。数字の間にスペース、ダッシュ、カッコは使用できません。 また、次の記号も使用できます。
• # および * は電話の # キーおよび * キーに対応する。
ステップ 7 ［パーソナル着信転送ルールの連絡先を識別する電話番号］セクションで、職場、自宅、携帯電話の電話番号を必要に応じて変更します。
パーソナル着信転送ルールで使用する番号を入力するときには、発信者 ID の表示と同じように番号を入力します。連絡先からの電話であるということを Connection で認識できるのは、着信コールの電話番号がこのフィールドに入力した番号と完全に一致している場合のみです。
ステップ 8 必要に応じて、［発信者グループのメンバシップ］セクションで情報を変更します。
a. 連絡先を発信者グループから削除するには、グループ名の横にあるチェックボックスをオフにします。
b. 連絡先を発信者グループに追加するには、グループ名の横にあるチェックボックスをオンにします。
（注） 発信者グループを設定していない場合、［発信者グループのメンバシップ］セクションは表示されません。 発信者グループは Cisco Unity パーソナル着信転送ルール Web ツールで設定します。
個人連絡先の削除
個人連絡先は、発信者グループまたはルールの一部となっている場合は、削除できません。連絡先エントリを削除するには、まず連絡先を発信者グループまたはルールから削除する必要があります。
ステップ 1 Cisco Unity Assistant で、［連絡先］メニューの［連絡先の表示］をクリックします
ステップ 2 ［個人連絡先］ページで、連絡先の名前の横にあるチェックボックスをオンにします。複数のチェックボックスをオンにすると、複数の連絡先が一度に削除できます。
ステップ 3 メニューバーの下にある［選択した行削除］アイコンをクリックします。
個人連絡先への Exchange 連絡先のインポート
Microsoft Exchange の［連絡先］フォルダからエントリをインポートすると、個人連絡先に情報を入力する時間を短縮できます。この方法は、個人連絡先の情報が最新のものであることを保証する優れた方法でもあります。
Cisco Unity Connection は、Exchange サーバ上に格納されている連絡先から名前、電話番号および電子メール アドレスだけをインポートします。 インポート中に、Connection は次の処理を行います。
• インポートする前に個人連絡先にある連絡先の数を表示します。
• 新しい Exchange 連絡先情報を個人連絡先にインポートします。
• Exchange 連絡先情報の中で前回のインポート以降に変更されたものがあれば、すべて更新します。
• 前回のインポート以降 Exchange において削除されたエントリを個人連絡先から削除します。
Connection では、重複しているエントリがあっても識別されず、ダイヤルする電話番号のフィールドに電話番号情報は入力されません。 インポートが完了した後で、個人連絡先を詳しく調べて、重複しているエントリを削除することをお勧めします。また、ボイス コマンドを使用して連絡先を呼び出す場合は、ダイヤルする電話番号を追加することをお勧めします （連絡先に対してダイヤルする電話番号の情報を追加する方法については、「個人連絡先の追加」を参照してください）。
ステップ 1 Cisco Unity Assistant で、［連絡先］メニューの［連絡先インポート］をクリックします。
ステップ 2 ［Exchangeからの連絡先インポート］ページで、［連絡先インポート］をクリックします。
ステップ 3 Connection がエントリを Exchange の［連絡先］フォルダからインポートし、インポートの結果を表示します。
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