この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、実際のアップグレード プロセスを実行する前に注意する必要のある情報を示します。たとえば、さまざまなコンポーネントの一般的なアップグレード方法、アップグレードに関連するコンポーネントのアップグレード リリース バージョン、およびリリース バージョンの互換性について説明します。
(注) IP テレフォニー コンポーネントの名前の多くは、シスコ ユニファイド コミュニケーション システムのリリースの一部として変更されています。このマニュアルでは、以前のリリースの製品を参照する場合でも、最新の製品名を使用しています。
小規模企業向けのCisco Unified Communications System ソリューションのコンポーネントは、次の順序でアップグレードします。
1. Catalyst 500 シリーズ スイッチ、ルータ、セキュリティ コンポーネントなどのインフラストラクチャ コンポーネント。Cisco Unified Communications Systemのコンポーネントに必要なサービスをインフラストラクチャでサポートできるように、これらのコンポーネントを最初にアップグレードする必要があります。
2. Cisco Unified Communications 500 シリーズ、Cisco Unified Communications Manager Express などの呼処理コンポーネント
4. Cisco MeetingPlace Express コンポーネント
5. Cisco Unified Video Advantage などのアプリケーション クライアント
6. 旧リリースまたは使用できなくなったコンポーネントを削除します。
コンポーネントのアップグレード順序の詳細については、 第 6 章「システム アップグレードの実行」 を参照してください。
中規模企業向けのCisco Unified Communications System ソリューションのコンポーネントは、次の順序でアップグレードします。
1. Catalyst 3560 スイッチ、ルータ、セキュリティ コンポーネントなどのインフラストラクチャ コンポーネント。Cisco Unified Communications Systemのコンポーネントに必要なサービスをインフラストラクチャでサポートできるように、これらのコンポーネントを最初にアップグレードする必要があります。
2. Cisco Integrated Services Router(ISR)、Cisco Unified Communications Manager Express などの呼処理コンポーネント
4. Cisco MeetingPlace Express コンポーネント
5. Cisco Unified Video Advantage などのアプリケーション クライアント
6. 旧リリースまたは使用できなくなったコンポーネントを削除します。
コンポーネントのアップグレード順序の詳細については、 第 6 章「システム アップグレードの実行」 を参照してください。
IP テレフォニー コンポーネントのアップグレード手順では、次の事項について考慮する必要があります。
• これらのコンポーネントが提供するサービスの重要性。たとえば、基本的な電話サービスは、補足サービスやボイス メッセージング サービスよりも重要であると見なされます。
各リリース セット内のコンポーネントは、相互に互換性があり、正常に相互運用できます。たとえば、特定のベース リリース セット内のコンポーネントは相互に互換性があり、相互運用できます。また、ターゲット リリース セット内のコンポーネントは相互に互換性があり、相互運用できます。
ここでは、ベース リリース セットとターゲット リリース セットに含まれるコンポーネントのリリース バージョン情報について説明します。
表 5-1 に、Cisco Unified Communications System Release 6.x および Release 7.0(1) の各リリース セットに含まれている IP テレフォニー コンポーネントのソフトウェア バージョンを示します。
コンポーネント名 |
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Cisco Unified Contact Center Express1 |
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Cisco Unified MeetingPlace Express2 |
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Cisco Unified IP Phone モデル 7902G、7905G、7906G、7911G、7912G、7920、7921G、7931G、7935、7936、7940G、7941G、7942G、7945G、7960G、7961G、7962G、7965G、7970G、7971G、7975G、7985G |
Cisco Unified IP Phone モデル 7902G、7905G、7906G、7911G、7912G、7920、7921G、7931G、7935、7936、7937G、7940G、7941G、7942G、7945G、7960G、7961G、7962G、7965G、7970G、7971G、7975G、7985G |
Cisco Unified IP Phone モデル 7902G、7905G、7906G、7911G、7912G, 7920, 7921G, 7931G, 7935、7936、7937G、7940G、7941G、 7942G 、 7945G 、7960G、7961G、 7962G, 7965G 、7970G、7971G、 7975G 、7985G |
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表 5-1 に、Cisco Unified Communications System Release 6.x および Release 7.0(1) の各リリース セットに含まれている IP テレフォニー コンポーネントのソフトウェア バージョンを示します。
コンポーネント名 |
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Cisco Unified Contact Center Express3 |
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Cisco IOS Mainline Release4 |
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Cisco 3745(ゲートキーパー)5 |
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Cisco Unified IP Phone モデル 7902G、7905G、7906G、7911G、7912G、7920、7921G、7931G、7935、7936、7940G、7941G、7942G、7945G、7960G、7961G、7962G、7965G、7970G、7971G、7975G、7985G |
Cisco Unified IP Phone モデル 7902G、7905G、7906G、7911G、7912G、7920、7921G、7931G、7935、7936、7937G、7940G、7941G、7942G、7945G、7960G、7961G、7962G、7965G、7970G、7971G、7975G、7985G |
Cisco Unified IP Phone モデル 7902G、7905G、7906G、7911G、7912G, 7920, 7921G, 7931G, 7935、7936、7937G、7940G、7941G、 7942G 、 7945G 、7960G、7961G、 7962G, 7965G 、7970G、7971G、 7975G 、7985G |
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