この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
システム同報リストを使用すると、ユーザはボイス メッセージを Cisco Unity Connection ユーザのグループに送信または転送できます。たとえば、同じ情報を定期的に受け取る必要があるチームの全従業員をシステム同報リストのメンバーにすることができます。
同報リスト(DL)には、ユーザ、ユーザ テンプレート、連絡先、連絡先テンプレートを含めたり、別の同報リストを同報リストのメンバーとして追加したりできます。
3 つの部門(販売、マーケティング、管理)からなる組織があるとします。各部門では、個別の同報リスト(販売 DL、マーケティング DL、管理 DL)を使用しています。さらに、組織レベルの同報リストとして企業 DL も作成されています。販売 DL、マーケティング DL、管理 DL は、企業 DL のメンバーです。
販売チームの全メンバーにメッセージを送信するには、権限を持つユーザが販売 DL にボイス メッセージを転送します。組織の全従業員にメッセージを送信するには、3 つすべての同報リストにメッセージを送信することも、または企業 DL にメッセージを送信することもできます。
Unity Connection に含まれるデフォルトの同報リストから、独自のシステム同報リストを作成できます。
Unity Connection のデフォルト システム同報リスト
[配信できないメッセージ(Undeliverable Messages)] リストのメンバーであるユーザは、次のいずれかを受信します。 デフォルトでは、UndeliverableMessagesMailbox ユーザが [配信できないメッセージ(Undeliverable Messages)] 同報リストの唯一のメンバーです。メッセージをモニタおよび再ルーティングするために、必要に応じてリストにユーザを追加してください。 |
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[すべてのボイスメール ユーザ(All Voicemail Users)] リストには、メールボックスを持つすべてのユーザと、ボイスメール ユーザに割り当てられているユーザ テンプレートが自動的に追加されます。削除されたボイスメール ユーザまたはボイスメール ユーザ テンプレートは、このリストから自動的に除去されます。
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デフォルトでは、ボイスメールが有効なすべての連絡先リストにはメンバーがありません。グループ全体のユーザ全員にメッセージを送信するには、すべての VPIM 連絡先をこのリストのメンバーとして追加できます。また、VPIM 連絡先の作成に使われる連絡先テンプレートをこのリストに追加することもできます。連絡先テンプレートを追加すると、今後作成される VPIM 連絡先がこのリストのメンバーとして自動的に追加されます。
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ここでは、Unity Connection でのシステム同報リストの作成、システム同報リスト設定の定義、同報リストの別名の追加について説明します。
また、音声認識機能を使用する場合にも同報リストの別名を指定できます。ユーザは音声コマンドを使って表示名を言うことで、電話機でメッセージの宛先として同報リストを指定します。たとえば、テクニカル サポート部門の同報リスト名が IT であるとします。この場合、別名として「Eye Tea」(アイ ティー)という発音スペリングを追加します。また、別名として「Help Desk」を追加することもできます。
(注) | 一括管理ツールを使用して同報リストを管理できます。詳細は、一括管理ツールのセクションを参照してください。 |
ヒント | Distribution List Builder ツールを使用すると、いくつかの検索条件に基づいて、または CSV ファイルからインポートすることで、新規または既存のシステム同報リストに複数のユーザを追加できます。http://www.ciscounitytools.com/Applications/CxN/PublicDistributionListBuilder/PublicDistributionListBuilder.html から最新バージョンをダウンロードし、トレーニング ビデオとヘルプを参照してください。 |
[同報リストの検索(Search Distribution Lists)] ページで、[新規追加(Add New)] を選択します。
[同報リストの新規作成(New Distribution List)] ページで、必要なフィールドに値を入力し、[保存(Save)] を選択します。
[同報リストの基本設定の編集(Edit Distribution List Basics)] ページで、[編集(Edit)] > [ユーザの別名(Alternate Name)] を選択します。
[ユーザの別名の編集(Edit Alternate Names)] ページの [表示名(Display Name)] フィールドに新しい別名を追加し、[新規追加(Add New)] を選択します。新しいユーザの別名の追加が終了したら、[保存(Save)] を選択します。
[同報リストの検索(Search Distribution Lists)] ページで、編集する同報リストを選択します。
[同報リストの基本設定の編集(Edit Distribution List Basics)] ページで、必須フィールドに値を入力し、[保存(Save)] を選択します。
[同報リストの基本設定の編集(Edit Distribution List Basics)] ページで、[編集(Edit)] > [ユーザの別名(Alternate Name)] を選択します。
[ユーザの別名の編集(Edit Alternate Names)] ページで表示名を変更し、[保存(Save)] を選択します。
[同報リストの検索(Search Distribution Lists)] ページで、編集する同報リストのチェックボックスをオンにし、[一括編集(Bulk Edit)] を選択します。
[同報リストの基本設定の編集(Edit Distribution List Basics)] ページで、必須フィールドに値を入力し、[保存(Save)] を選択します。
1 つ以上の同報リストを削除するには、次の手順を実行します。
[同報リストの検索(Search Distribution Lists)] ページで、削除する同報リストのチェックボックスをオンにし、[選択項目の削除(Delete Selected)] を選択します。
ユーザ、ユーザ テンプレートおよび他の同報リストを同報リストのメンバーとして追加することができます。また、[ボイスメールが有効なすべての連絡先 (All Voicemail-Enabled Contacts)] 同報リストに連絡先と連絡先テンプレートを追加することもできます。
ユーザやユーザ テンプレートなどのコンポーネントを削除すると、Unity Connection では、関連付けられている同報リストからそれが自動的に削除されます。
どのユーザに同報リストへのアクセスを許可するかを制御する別の方法として、システム同報リストにメッセージを送信できるユーザを管理するパーティションおよびサーチ スペースを作成することもできます。ただし、このサーチ スペース手法にはそれほど拡張性がないため、リストの数が多い場合、サーバ上で作成できるパーティション数とサーチ スペース数の上限に達する可能性があります。代わりの方法として、詳細設定を使用できます。この場合、管理対象となるシステム同報リストごとに個別のアクセス リストを設定できます。
システム同報アクセス リストでは、同報リストにメッセージを送信できる特定のユーザを指定します。
エイリアス allvoicemailusers を持つ同報リストのアクセス リストを設定するには、同じエイリアスとサフィックス(たとえば「allvoicemailusers-accesslist」)を使ってシステム同報アクセス リストを有効化し、作成します。エイリアス allvoicemailusers-accesslist を使って 2 番目の同報リストが作成されます。allvoicemailusers 同報リストにメッセージを送信する必要のあるユーザまたは連絡先を、このアクセス リストのメンバーとして追加できます。
(注) | システム同報リストのアクセス リストのメンバーとして追加できるのは、Unity Connection ユーザのみです。 |
システム同報リストのアクセス リストを設定するには、次のタスクを行います。
システム同報リストのアクセス リストの有効化と設定で説明している手順に従って、アクセス リストを有効化および制御する詳細設定を指定します。デジタル ネットワーキングを使用して複数の Unity Connection サーバに接続する場合、そのすべてのサーバ上で同報リストのアクセス リストを有効化して設定する必要があります。
デジタル ネットワークでは、アクセス リストを有効にして制御する詳細設定の値が、アクセス リストが正しく機能するために、ネットワークのロケーションごとに同じ設定になっている必要があります。
アクセス リストで制御するシステム同報リストごとに、新しいシステム同報リストを作成します。元のリストのエイリアスと、[アクセス リスト用のシステム同報リストのエイリアス サフィックス(System Distribution List Alias Suffix for Access Lists)] フィールドで定義されたサフィックスからなるエイリアスを使用します。詳細は、システム同報リストの設定のセクションを参照してください。
同報リストにメッセージを送信するようにユーザが設定される必要があります。サービス クラスのデフォルト設定では、ユーザが同報リストにメッセージを送信できます。
ステップ 1 | Cisco Unity Connection Administration で、[サービス クラス(Class of Service)] を展開し、[サービス クラス(Class of Service)] を選択します。
[サービス クラスの検索(Search Class of Service)] ページが表示され、現在設定されているサービス クラスが示されます。 |
ステップ 2 | [サービス クラスの検索(Search Class of Service)] ページで、ボイスメール ユーザに適用されるサービス クラスを選択します。 |
ステップ 3 | [サービス クラスの編集(Edit Class of Service)] ページの [メッセージ オプション(Message Options)] セクションで、[システム同報リストへのメッセージの送信をユーザに許可する(Allow Users to Send Messages to System Distribution Lists)] チェックボックスをオンにし、[保存(Save)] を選択します。 |