プライバシーの概要
プライバシー機能により、1 つの回線(DN)を共有する電話のユーザがコール ステータスを確認し、コールに割り込むことができるかどうかを決定できます。プライバシー機能は、電話別またはすべての電話に対して有効化または無効化できます。デフォルトでは、クラスタ内のすべての電話でプライバシーが有効になります。
プライバシーが設定されたデバイスが Cisco Unified Communications Manager に登録されると、プライバシーが設定されている電話の機能ボタンにラベルが表示され、アイコンによってステータスが表示されます。ボタンにランプがついている場合、ランプが点灯します。
電話が着信コールを受信すると、ユーザは [プライバシー(Privacy)] 機能ボタンを押してそのコールをプライベートにします。これにより、通話情報が共有電話に表示されなくなります。[プライバシー(Privacy)] 機能ボタンにより [オン(On)] と [オフ(Off)] が切り替わります。
ご使用の Cisco Unified IP Phone でプライバシー機能がサポートされているかどうかを確認するには、ご使用の電話モデルのユーザ マニュアルを参照してください。
Privacy On Hold
Privacy On Hold 機能により、同じ回線(DN)を共有する電話を使用するユーザの、コール ステータスの確認および保留中のコールの取得機能を有効化または無効化できます。
Privacy On Hold 機能は、特定の電話またはすべての電話に対して有効化または無効化できます。Privacy On Hold 機能が有効な場合、すべてのプライベート コールでこの機能が自動的にアクティブになります。デフォルトでは、クラスタ内のすべての電話で Privacy On Hold 機能が無効になります。
Privacy On Hold 機能をアクティブにするには、プライベート コールの間に [保留(Hold)] ソフトキーまたは [保留(Hold)] ボタンを押します。コールに戻るには、[復帰(Resume)] ソフトキーを押します。コールを保留にしている電話には保留中のコールのステータス インジケータが表示され、共有回線には保留中のプライベート コールのステータス インジケータが表示されます。