Cisco Catalyst 9100 シリーズ Wi-Fi6/6E アクセスポイント（IOS-XE リリース）コマンドリファレンス

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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Book Title

Cisco Catalyst 9100 シリーズ Wi-Fi6/6E アクセスポイント（IOS-XE リリース）コマンドリファレンス

Chapter Title

debug コマンド

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Updated:
2023年8月15日火曜日

章のタイトル： debug コマンド

debug コマンド

debug arp

ARP のデバッグを有効にするには、debug arp コマンドを使用します。

debug arp { errors | events | packets}

構文の説明

errors

ARP エラーのデバッグを有効にする
events

ARP イベントのデバッグを有効にする
packets

ARP Tx および Rx パケットのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、ARP エラーのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug arp errors

debug ble

Bluetooth Low Energy（BLE）のデバッグを有効にするには、debug ble コマンドを使用します。

debug ble {critical | error | events | fastpath {rssi | scan | sync} | receive | transmit}

構文の説明

critical

BLE クリティカル イベントのデバッグを有効にする
error

BLE エラー イベントのデバッグを有効にする
events

BLE イベントのデバッグを有効にする
fastpath {rssi | scan | sync}

CMX にエクスポートされたデータを表示する。次のオプションを使用できます。

  • RSSI データ

  • スキャン データ

  • 同期データ
receive

BLE 無線から受信した BLE パケットのデバッグを有効にする
transmit

BLE 無線に送信された BLE パケットのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.7

このコマンドが導入されました。

例

次に、BLE クリティカル イベントのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug ble critical

debug capwap client

CAPWAP クライアントのデバッグを有効にするには、debug capwap client コマンドを使用します。

debug capwap client { ble | detail | efficient-upgrade | error | events | flexconnect | info | keepalive | payload | pmtu | qos | reassembly | security}

構文の説明

ble

CAPWAP BLE 詳細のデバッグを有効する
detail

CAPWAP 詳細のデバッグを有効する
efficient-upgrade

イメージのプレダウンロードのデバッグを有効にする
error

CAPWAP エラーのデバッグを有効にする
events

CAPWAP のイベントのデバッグを有効にする
flexconnect

CAPWAP FlexConnect モードのイベントのデバッグを有効にする
info

CAPWAP の情報のデバッグを有効にする
keepalive

CAPWAP のキープアライブのデバッグを有効にする
payload

CAPWAP ペイロードのデバッグを有効にする
pmtu

CAPWAP パス MTU のデバッグを有効にする
qos

CAPWAP QoS のデバッグを有効にする
reassembly

CAPWAP リアセンブルのデバッグを有効にする
security

CAPWAP セキュリティのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、CAPWAP クライアントの詳細のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug capwap client detail

debug capwap client avc

CAPWAP クライアント AVC のデバッグを有効にするには、debug capwap client avc コマンドを使用します。

debug capwap client avc { all | detail | error | event | info | netflow { all | detail | error | event | packet} | numflows}

構文の説明

all

すべての CAPWAP クライアントの AVC のデバッグを有効にする
detail

CAPWAP AVC 詳細のデバッグを有効にする
error

CAPWAP AVC エラーのデバッグを有効にする
event

CAPWAP AVC のイベントのデバッグを有効にする
info

CAPWAP AVC の情報のデバッグを有効にする
netflow

CAPWAP クライアントの AVC NetFlow のデバッグを有効にする
netflow all

すべての CAPWAP クライアントの AVC NetFlow のデバッグを有効にする
netflow detail

CAPWAP クライアントの AVC NetFlow 詳細のデバッグを有効にする
netflow error

CAPWAP クライアントの AVC NetFlow エラーのデバッグを有効にする
netflow event

CAPWAP クライアントの AVC NetFlow イベントのデバッグを有効にする
netflow packet

CAPWAP クライアントの AVC NetFlow パケットのデバッグを有効にする
numflows

CAPWAP クライアント AVC numflows のデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、すべての CAPWAP クライアント AVC のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug capwap client avc all

debug cdp

Controller Discovery Protocol（CDP）のデバッグを有効にするには、debug cdp コマンドを使用します。

debug cdp { adjacency | events | ilp | packets}

構文の説明

adjacency

CDP ネイバーのデバッグを有効にする
events

CDP イベントのデバッグを有効にする
ilp

インライン パワーのデバッグを有効にする
packets

CDP パケットのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、CDP イベントのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug cdp events

debug cleanair

CleanAir のデバッグを設定するには、debug cleanair コマンドを使用します。

debug cleanair { bringup | event | logdebuglow | major | nsi | offchan { 0 | 1}}

構文の説明

bringup

CleanAir ポートまたは起動のデバッグを有効にする
events

通常の CleanAir イベントのデバッグを有効にする
logdebug

CleanAir のデバッグ出力をログファイルに記録する
low

一部のメッセージの 16 進ダンプのデバッグを有効にする
major

主要な CleanAir イベントのデバッグを有効にする
nsi

NSI メッセージのデバッグを有効にする
offchan 0 | 1

CleanAir MSMT 要求のデバッグを有効にする。無線スロットを 0 または 1 で指定する必要がある

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、主要な CleanAir イベントのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug cleanair major

debug dhcp

DHCP のデバッグを設定するには、debug dhcp コマンドを使用します。

debug dhcp { errors | events | packets}

構文の説明

errors

DHCP エラーのデバッグを有効にする
events

DHCP イベントのデバッグを有効にする
packets

DHCP パケットのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、DHCP エラーのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug dhcp errors

debug dot11 driver level

802.11 のデバッグを有効にするには、debug dot11 コマンドを使用します。

debug dot11 driver level { critical | errors | events | info }

構文の説明

critical

802.11 のクリティカル レベルのデバッグを有効にする
errors

802.11 のエラー レベルのデバッグを有効にする
events

802.11 のイベント レベルのデバッグを有効にする
info

802.11 の情報レベルのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、802.11 のエラー レベルのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug dot11 errors

debug dot11 client data-path

802.11 クライアントデータパスのデバッグを有効にするには、debug dot11 client data-path コマンドを使用します。

debug dot11 client data-path {{ all-types | arp | dhcp | eapol | ipv6-ra | opendns | dns-acl } { addr { mac-addr1 | mac-addr2 | mac-addr3 | mac-addr4 }}

構文の説明

arp

クライアント データパスの ARP デバッグを有効にする
dhcp

クライアント データパスの DHCP デバッグを有効にする
eapol

クライアント データパスの EAPOL デバッグを有効にする
dns-acl

クライアント データパスの DNS-ACL デバッグを有効にする
ipv6-ra

クライアントデータパスの IPv6 RA-MC2UC デバッグを有効にする
opendns

クライアントデータパスの openDNS デバッグを有効にする
{addr | all-types}

特定のクライアントまたはすべてのクライアントの MAC アドレスを指定するオプション
{mac-addr1 | mac-addr2 | mac-addr3 | mac-addr4}

入力する必要があるクライアントの MAC アドレス

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、クライアントデータパスの ARP のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug dot11 client data-path arp

debug dot11 client management

802.11 クライアントデバッグレベルを有効にするには、debug dot11 client management コマンドを使用します。

debug dot11 client management { critical | errors | events | info } { addr { mac-addr1 | mac-addr2 | mac-addr3 | mac-addr4 }}

構文の説明

critical

クライアントのクリティカル レベルのデバッグを有効にする
errors

クライアントのエラー レベルのデバッグを有効にする
events

クライアントのイベント レベルのデバッグを有効にする
info

クライアントの情報レベルのデバッグを有効にする
{mac-addr1 | mac-addr2 | mac-addr3 | mac-addr4}

入力する必要があるクライアントの MAC アドレス

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、イベントレベルでクライアントのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug dot11 client management events e1:90:6f:7e:e6:29

debug dot11 client probe

802.11 クライアントのデバッグプローブを有効にするには、debug dot11 client probe コマンドを使用します。

debug dot11 client probe {{ address mac-addr1 | mac-addr2 | mac-addr3 | mac-addr4 } | all }

構文の説明

address

MAC アドレスを使用して特定のクライアントをプローブする。

mac-addr

クライアントの MAC アドレス。最大 4 つの MAC アドレスを入力できる。

all

AP に関連付けられているすべてのクライアントをプローブする。

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.10

このコマンドが導入されました。

例

次に、すべてのクライアントのデバッグを有効にする例を示します。 

cisco-wave2-ap# debug dot11 client probe all

debug dot11 driver slot

802.11 ドライバのデバッグを有効にするには、debug dot11 driver slot コマンドを使用します。

debug dot11 driver slot { 0 | 1 } { all-types | { cac { info | metrics }} | chd | save-accounting-data | save-on-failure [ extended ] | stop-on-failure | metrics traffic | metrics video | type { all | association | authentication | dhcp | eap | icmp | probe } mac-addr1 | mac-addr2 | mac-addr3 | mac-addr4

構文の説明

slot {0 | 1}

無線ごとの 802.11 ドライバのデバッグを有効にする
all-types

すべての 802.11 ドライバのデバッグを有効にする
cac

802.11 CAC デバッグを有効にする
cac info

802.11 CAC の情報レベルのデバッグを有効にする
cac metrics

802.11 CAC メトリックのデバッグを有効にする
chd

802.11 CHD デバッグを有効にする
save-accounting-data

無線アカウンティング データを保存する
save-on-failure

無線の障害発生時に無線クラッシュ情報を保存する
save-on-failure extended

無線障害に関する詳細情報を保存する
stop-on-failure

無線障害時に AP の再起動を停止する
metrics traffic

802.11 トラフィック ストリーム メトリックのデバッグを有効にする
metrics video

802.11 ビデオ メトリックのデバッグを有効にする
type

デバッグタイプを有効にする。

all

all タイプのデバッグを有効にする。

association

関連付けのデバッグを有効にする。

authentication

認証のデバッグを有効にする。

dhcp

dhcp のデバッグを有効にする。

eap

eap のデバッグを有効にする。

icmp

icmp のデバッグを有効にする。

probe

プローブのデバッグを有効にする。

mac-addr

クライアントの MAC アドレス。最大 4 つの MAC アドレスを入力できる。

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。
8.5.140.0 および 8.8

type パラメータを追加することで、このコマンドが拡張されました。

例

次に、情報レベルで CAC のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug dot11 driver slot cac info

debug dot11 firmware

802.11 ファームウェアをデバッグするには、debug dot11 firmware コマンドを使用します。

debug dot11 firmware slot slot_ID level { all-level | critical | emergency | error | info } address { mac-addr1 | mac-addr2 | mac-addr3 | mac-addr4 }

構文の説明

slot_ID

無線ごとの 802.11 ドライバのデバッグを有効にする
all-level

すべてのデバッグレベルを有効にする。

critical

クリティカルレベルのデバッグを有効にする。

emergency

緊急レベルのデバッグを有効にする。

error

エラーレベルのデバッグを有効にする。

info

情報レベルのデバッグを有効にする。

address

ドライバ/ファームウェアのデバッグ用のクライアントアドレスを追加する。

mac-addr

クライアントの MAC アドレス。最大 4 つの MAC アドレスを入力できる。

コマンド モード

特権 EXEC（#）

コマンド履歴

リリース 変更内容
8.5.140.0 および 8.8

このコマンドが導入されました。

例

次に、802.11 の緊急レベルのデバッグを有効にする例を示します。 

cisco-wave2-ap# debug dot11 firmware slot 1 emergency address 92:FB:D6:B3:7A:6C

debug dot11 sensor

802.11 センサーのデバッグを有効にするには、debug dot11 sensor コマンドを使用します。

debug dot11 sensor { dns | file-transfer | mail-server | ping | radius | ssh | telnet | web-server}

構文の説明

dns

802.11 センサーの DNS のデバッグを有効にする
file-transfer

802.11 センサーのファイル転送のデバッグを有効にする
mail-server

802.11 センサーのメール サーバのデバッグを有効にする
ping

802.11 センサーの ping のデバッグを有効にする
radius

802.11 センサーの radius のデバッグを有効にする
ssh

802.11 センサーの SSH のデバッグを有効にする
telnet

802.11 センサーの Telnet のデバッグを有効にする
web-server

802.11 センサーの Web サーバのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、802.11 センサー のファイル転送のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug dot11 sensor file-transfer

debug dtls client

DTLS クライアントエラーとイベントのデバッグを設定するには、debug dtls client コマンドを使用します。

debug dtls client { error | event [ detail]}

構文の説明

error

DTLS クライアント エラーのデバッグを設定する
event [detail]

DTLS クライアント イベントのデバッグを設定する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、DTLS クライアント イベントのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug dtls client event

debug ethernet

イーサネットのデバッグを設定するには、debug ethernet コマンドを使用します。

debug ethernet interface-number { both | rcv | xmt}

構文の説明

interface-number

インターフェイス番号で 0 または 1 を入力する必要がある
both

送信と受信の両方のデバッグを有効にする
rcv

受信のデバッグを有効にする
xmt

送信のデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、インターフェイス 0 の送信のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug ethernet 0 xmt

debug flexconnect

FlexConnect 機能をデバッグするには、debug flexconnect コマンドを使用します。

debug flexconnect { acl | cckm | dot11r | event | multicast { igmp | traffic} | pmk | proxy-arp | vsa | wlan-vlan | wsastats}

構文の説明

acl

FlexConnect ACL のデバッグを設定する
cckm

CCKM のデバッグを設定する
dot11r

802.11r のデバッグを設定する
event

Wireless Control Protocol（WCP）イベントのデバッグを設定する

multicast igmp

マルチキャスト IGMP のデバッグを設定する

multicast traffic

マルチキャスト トラフィックのデバッグを設定する
pmk

Opportunistic Key Caching（OKC）またはペアワイズ マスター キー キャッシングのデバッグを設定する
vsa

AAA ベンダー固有属性（VSA）のデバッグを設定する
wlan-vlan

WLAN-VLAN マッピングのデバッグを設定する

wsastats

RADIUS または DHCP ワイヤレス サービス保証の統計情報のデバッグを設定する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、FlexConnect ACL のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug flexconnect acl

debug lldp

LLDP をデバッグするには、debug lldp コマンドを使用します。

debug lldp { errors | events | packet}

構文の説明

errors

LLDP エラーをデバッグする
events

LLDP イベントをデバッグする
packet

LLDP パケットをデバッグする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、LLDP エラーのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug lldp errors

debug memory

メモリをデバッグするには、debug memory コマンドを使用します。

debug memory { clear | save}

構文の説明

clear

ブートアップ時にメモリのデバッグを削除する
save

現在のデバッグ レベルを保存し、次のブート時に適用する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、ブートアップ時にメモリ デバッグを削除する例を示します。

cisco-ap# debug memory clear

debug memory pool

メモリプールをデバッグするには、debug memory pool コマンドを使用します。

debug memory pool { diff | realtime interval 1-1000000-seconds | start}

構文の説明

diff

メモリ プールのデバッグの差分を詳細に示す
realtime interval 1-1000000-seconds

メモリ プールのリアルタイムの間隔を設定する。
start

メモリ プールのデバッグを開始する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、メモリ プールにリアルタイムの間隔として 180 秒を設定する例を示します。

cisco-ap# debug memory pool realtime interval 180

debug memory pool alloc

メモリプールの割り当てコールをデバッグするには、debug memory pool alloc コマンドを使用します。

debug memory pool alloc { all | name pool-name} { diff | realtime interval 1-1000000-seconds | start}

構文の説明

all

すべてのメモリ プールの割り当てコールにデバッグを設定する
name pool-name

特定のメモリ プールの割り当てコールにデバッグを設定する
diff

メモリ プールのデバッグの割り当てコールの差分を詳細に示す
realtime interval 1-1000000-seconds

メモリ プールの割り当てコールにリアルタイムの間隔を設定する
start

メモリ プールの割り当てコールのデバッグを開始する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、すべてのメモリ プールの割り当てコールにデバッグの開始を設定する例を示します。

cisco-ap# debug memory pool alloc all start

debug memory pool free

メモリプールの解放コールをデバッグするには、debug memory pool free コマンドを使用します。

debug memory pool free { all | name pool-name} { diff | realtime interval 1-1000000-seconds | start}

構文の説明

all

すべてのメモリ プールの解放コールにデバッグを設定する
name pool-name

特定のメモリ プールの解放コールにデバッグを設定する
diff

メモリ プールのデバッグの解放コールの差分を詳細に示す
realtime interval 1-1000000-seconds

メモリ プールの解放コールにリアルタイムの間隔を設定する
start

メモリ プールの解放コールのデバッグを開始する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、すべてのメモリ プールの解放コールにデバッグの開始を設定する例を示します。

cisco-ap# debug memory pool free all start

debug mesh

メッシュネットワークのデバッグを設定するには、debug mesh コマンドを使用します。

debug mesh {channel | clear | convergence | events | forward-mcast | forward-packet | forward-table | linktest | path-control | port-control | security | trace}

構文の説明

channel

メッシュ チャネルのデバッグを設定する
clear

すべてのメッシュ デバッグをリセットする
convergence

メッシュ コンバージェンスのデバッグを設定する
events

メッシュ イベントのデバッグを設定する
forward-mcast

メッシュ転送マルチキャストのデバッグを設定する
forward-packet

メッシュ転送パケットのデバッグを設定する
forward-table

メッシュ転送テーブルのデバッグを設定する
linktest

メッシュ リンクテストのデバッグを設定する
port-control

メッシュ ポート制御のデバッグを設定する
security

メッシュ セキュリティのデバッグを設定する
trace

メッシュ トレースのデバッグを設定する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、メッシュ チャネルのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug mesh channel

debug mesh adjacency

メッシュ隣接関係をデバッグするには、debug mesh adjacency コマンドを使用します。

debug mesh adjacency {child | clear | dfs | message | packet | parent }

構文の説明

adjacency

メッシュ隣接関係をデバッグする
child

メッシュ隣接関係の子をデバッグする
clear

メッシュ隣接関係のクリアをデバッグする
dfs

メッシュ DFS をデバッグする

message

メッシュ隣接関係のメッセージをデバッグする
packet

メッシュ隣接関係のパケットをデバッグする
parent

メッシュ隣接関係の親をデバッグする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、メッシュ隣接関係の親のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug mesh adjacency parent

debug mesh path-control

メッシュパス制御のデバッグを設定するには、debug mesh path-control コマンドを使用します。

debug mesh path-control {error | events | packets }

構文の説明

error

メッシュ パス制御エラーのデバッグを設定する
events

メッシュ パス制御イベントのデバッグを設定する
packets

メッシュ パス制御パケットのデバッグを設定する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、メッシュ パス制御エラーのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug mesh path-control error

debug rrm neighbor

RRM ネイバーのデバッグを有効にするには、debug rrm neighbor コマンドを使用します。

debug rrm neighbor {tx | | rx | | detail }

構文の説明

tx

RRM ネイバー Tx のデバッグを有効にする
rx

RRM ネイバー Rx のデバッグを有効にする
detail

RRM ネイバーの詳細のデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、RRM ネイバーの送信のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug rrm neighbor tx

debug rrm reports

RRM レポートのデバッグを有効にするには、debug rrm reports コマンドを使用します。

debug rrm reports

構文の説明

reports

RRM レポートのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、RRM レポートのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug rrm reports

debug sip

Session Initiation Protocol（SIP）のデバッグを有効にするには、debug sip コマンドを使用します。

debug sip { all | tx | rx}

構文の説明

all

SIP の送信と受信のデバッグを有効にする
tx

SIP の送信のデバッグを有効にする
rx

SIP の受信のデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、SIP の送信と受信のデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug sip all

debug wips

wIPS デバッグを有効にするには、debug wips コマンドを使用します。

debug wips {errors | | events | | critical}

構文の説明

errors

wIPS エラー レベルのデバッグを有効にする
events

wIPS イベント レベルのデバッグを有効にする
critical

wIPS クリティカル レベルのデバッグを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、wIPS エラー レベルのデバッグ を有効にする例を示します。

cisco-ap# debug wips errors

debug process memory

プロセスメモリをデバッグするには、debug process memory コマンドを使用します。

debug process memory {diff | | realtime [interval interval-in-seconds ] | | start}

構文の説明

diff

プロセス メモリのデバッグで差分を表示する
realtime

プロセス メモリをリアルタイムにデバッグする
interval

更新間隔。有効な範囲は 1 ～ 1000000 秒
start

プロセス メモリのデバッグを開始する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、プロセス メモリのデバッグの開始を有効にする例を示します。

cisco-ap# debug process memory start

debug traffic

トラフィックのデバッグを有効にするには、debug traffic コマンドを使用します。

debug traffic { host { icmpv6 | ip | ipv6 | tcp | udp { verbose}} | wired { ip | tcp | udp { verbose}}}

構文の説明

host

ホスト トラフィックのデバッグを有効にする
wired

有線トラフィックのデバッグを有効にする
verbose

詳細な出力を表示する
icmpv6

ホスト ICMPv6 トラフィック ダンプを有効にする
ip

ホスト IP トラフィック ダンプを有効にする
ipv6

ホスト IPv6 トラフィック ダンプを有効にする
tcp

TCP トラフィック ダンプを有効にする
udp

UDP トラフィック ダンプを有効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、ホスト IP トラフィック ダンプのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug traffic host ip

debug tunnel

トンネルのデバッグを設定するには、debug tunnel コマンドを使用します。

debug tunnel eogre

構文の説明

eogre

EoGRE トンネルのデバッグを設定する

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、EoGRE トンネルのデバッグを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug tunnel eogre

debug client trace

クライアントトレースのデバッグを有効にするには、debug client trace コマンドを使用します。

debug client trace {all | | address mac-address | | enable | | filter { assoc | auth | dhcp | eap | icmp | mgmt | probe | proto} }

構文の説明

all

すべてのクライアント トレースを設定する

address

トレースするアドレスを設定する
mac-address

トレースする MAC アドレス
enable

トレースを有効にする
filter

トレース フィルタを設定する
assoc

関連付けパケットをトレースする
auth

認証パケットをトレースする
dhcp

DHCP パケットをトレースする
eap

EAP パケットをトレースする
icmp

ICMP パケットをトレースする
mgmt

probe、assoc、auth、EAP パケットをトレースする
probe

プローブ パケットをトレースする
proto

DHCP、ICMP パケットをトレースする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、すべてのクライアントのトレースを有効にする例を示します。

cisco-ap# debug client trace all

no

コマンドを無効にするか、デフォルトに設定するには、no コマンドを使用します。

no

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

コマンドを無効にするか、デフォルトに設定するには、次のコマンドを使用します。

cisco-ap# no debug

traceroute

ネットワーク内を移動するパケットのルートを表示するには、traceroute コマンドを使用します。

traceroute destination-address

構文の説明

destination-address

パケットの宛先の IP アドレス

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、ネットワーク内を移動する、指定した宛先 IP アドレスを持つパケットのルートを表示する例を示します。

cisco-ap# traceroute 209.165.200.224

undebug

アクセスポイントでデバッグを無効にするには、undebug コマンドを使用します。

undebug [all]

構文の説明

all

すべてのデバッグ メッセージを無効にする

コマンド モード

Privileged EXEC (#)

コマンド履歴

リリース 変更内容

8.1.111.0

このコマンドが導入されました。

例

次に、すべてのデバッグ メッセージを無効にする例を示します。

cisco-ap# undebug all

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