FlexConnect AP イメージのアップグレードについて
通常、AP のイメージをアップグレードする際に、プリイメージ ダウンロード機能を使用して、AP がクライアントに対応できない時間を短縮できます。一方、AP はアップグレード中はクライアントに対応できないため、ダウンタイムも増加します。プリイメージ ダウンロード機能は、このダウンしている時間を短縮するために使用することができます。ただし、ブランチ オフィス セットアップの場合、アップグレード イメージは引き続き WAN リンクを介して各 AP にダウンロードされるので、遅延時間が長くなります。
より効率的な方法は、FlexConnect AP イメージ アップグレード機能を使用する方法です。この機能が有効になっている場合、まずローカル ネットワーク内の各モデルの 1 つのアクセス ポイントは、WAN リンクを介してアップグレード イメージをダウンロードします。これはマスター/スレーブ モデルやクライアント/サーバ モデルと同じように動作します。このアクセス ポイントは、次に類似したモデルの残りのアクセス ポイントのマスターになります。残りのアクセス ポイントは、次にアップグレード イメージをマスター アクセス ポイントから、ローカル ネットワークを介してプリイメージ ダウンロード機能を使用してダウンロードします。これにより、WAN の遅延時間が短縮されます。