OSPF 対応ループバック インターフェイスでのプレフィックス SID の設定
プレフィックス SID は、IP プレフィックスに関連付けられます。プレフィックス SID は、ラベルのセグメント ルーティング グローバル ブロック(SRGB)の範囲から手動で設定されます。プレフィックス セグメントは、その宛先への最短パスに沿ってトラフィックを誘導します。ノード SID は、特定のノードを識別する特別なタイプのプレフィックス SID です。ノードのループバック アドレスをプレフィックスとして使用して、ループバック インターフェイスの下に設定されます。
プレフィックス SID は、セグメント ルーティング ドメイン内でグローバルに一意です。
このタスクでは、OSPF 対応ループバック インターフェイスでプレフィックス セグメント識別子(SID)のインデックスまたは絶対値を設定する方法について説明します。
始める前に
インスタンス、エリア、またはインターフェイスでセグメント ルーティングが有効になっていることを確認します。
手順
コマンドまたはアクション | 目的 | |
---|---|---|
ステップ 1 |
configure |
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ステップ 2 |
router ospf process-name 例:
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指定したルーティング プロセスに OSPF ルーティングをイネーブルにし、ルータ コンフィギュレーション モードでルータを配置します。 |
ステップ 3 |
area value 例:
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エリア コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 4 |
interface Loopback interface-instance 例:
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ループバック インターフェイスとインスタンスを指定します。 |
ステップ 5 |
prefix-sid {index SID-index | absolute SID-value } [n-flag-clear ] [explicit-null ] 例:
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インターフェイスのプレフィックス SID インデックスまたは絶対値を設定します。 SRGB + インデックスの下限に基づいてプレフィックス SID を作成するには、各ノードに index SID-index を指定します。 SRGB 内に特定のプレフィックス SID を作成するには、各ノードに absolute SID-value を指定します。 デフォルトでは、n-flag がプレフィックス SID に設定され、ノード SID であることを示します。特定のプレフィックス SID(たとえば、Anycast プレフィックス SID)の場合は、 penultimate-hop-popping(PHP)を無効にし、明示的なヌル ラベルを追加するには、 |
ステップ 6 |
commit |
RP/0/RP0/CPU0:router# show ospf database opaque-area 7.0.0.1 self-originate
OSPF Router with ID (10.0.0.1) (Process ID 1)
Type-10 Opaque Link Area Link States (Area 0)
<...>
Extended Prefix TLV: Length: 20
Route-type: 1
AF : 0
Flags : 0x40
Prefix : 10.0.0.1/32
SID sub-TLV: Length: 8
Flags : 0x0
MTID : 0
Algo : 0
SID Index : 1001