|
コマンドまたはアクション |
目的 |
ステップ 1 |
enable
例:
|
特権 EXEC モードをイネーブルにします。
|
ステップ 2 |
configure terminal
例:
Router# configure terminal
|
グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
key chain name-of-chain
例:
Router(config)# key chain border1_PFR
|
キー チェーン認証をイネーブルにし、キー チェーン コンフィギュレーション モードを開始します。
-
キー チェーン認証は、マスター コントローラと境界ルータとの間の通信セッションを保護します。 通信を確立するために、キー ID とキー文字列は一致する必要があります。
-
この例では、境界ルータ 1 との使用のためにキー チェーンが作成されます。
|
ステップ 4 |
key key-id
例:
Router(config-keychain)# key 1
|
キー チェーンの認証キーを識別します。
-
キー ID は、境界ルータで設定されたキー ID に一致する必要があります。
|
ステップ 5 |
key-string text
例:
Router(config-keychain-key)# key-string b1
|
キーの認証文字列を指定し、キー チェーン キー コンフィギュレーション モードを開始します。
-
認証文字列は、境界ルータで設定された認証文字列に一致する必要があります。
-
暗号化レベルを設定できます。
-
この例では、境界ルータ 1 との使用のためにキー ストリングが作成されます。
|
ステップ 6 |
exit
例:
Router(config-keychain-key)# exit
|
キー チェーン キー コンフィギュレーション モードを終了して、キー チェーン コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 7 |
ステップ 3 ~ 7 を繰り返します。 |
キー チェーン コンフィギュレーション モードを終了して、グローバル コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 8 |
適切な変更を加えてステップ 3 ~ 7 を繰り返し、各境界ルータのキー チェーン認証を設定します。 |
-- |
ステップ 9 |
pfr master
例:
Router(config)# pfr master
|
PfR マスター コントローラ コンフィギュレーション モードを開始して、ルータをマスター コントローラとして設定します。
-
マスター コントローラおよび境界ルータのプロセスを同じルータ上でイネーブルにできます(別個のサービス プロバイダーに 2 つの出口リンクを持つ 1 つのルータを含むネットワーク内など)。
|
ステップ 10 |
logging
例:
Router(config-pfr-mc)# logging
|
マスター コントローラまたは境界ルータ プロセスに対して syslog メッセージをイネーブルにします。
-
syslog メッセージの通知レベルはデフォルトでイネーブルになります。
|
ステップ 11 |
border ip-address [key-chain key-chain-name]
例:
Router(config-pfr-mc)# border 10.1.1.2 key-chain border1_PFR
|
PfR 管理境界ルータ コンフィギュレーション モードを開始して、境界ルータとの通信を確立します。
-
境界ルータを識別するために、IP アドレスを設定します。
-
PfR 管理のネットワークを作成するには、少なくとも 1 つの境界ルータを指定する必要があります。 1 台のマスター コントローラで制御できる境界ルータは、最大 10 台です。
-
key-chain-name 引数の値は、ステップ 3 で設定されたキー チェーン名に一致する必要があります。
(注) |
境界ルータが最初に設定されている場合は、key-chain キーワードおよび key-chain-name 引数を入力する必要があります。 ただし、既存の境界ルータを再設定する場合、このキーワードは省略可能です。 |
|
ステップ 12 |
interface type number external
例:
Router(config-pfr-mc-br)# interface GigabitEthernet 0/0/0 external
|
境界ルータ インターフェイスを PfR 管理の外部インターフェイスとして設定します。
-
外部インターフェイスは、トラフィックの転送およびアクティブ モニタリングに使用されます。
-
PfR 管理のネットワークには、最低 2 つの外部境界ルータ インターフェイスが必要です。 各境界ルータでは、少なくとも 1 つの外部インターフェイスを設定する必要があります。 1 台のマスター コントローラで制御できる外部インターフェイスは、最大 20 です。
ヒント |
ルータでインターフェイスを PfR 管理外部インターフェイスとして設定すると、PfR ボーダー出口インターフェイス コンフィギュレーション モードが開始されます。 このモードでは、インターフェイスに対して最大リンク使用率またはコストベースの最適化を設定できます。 |
(注) |
external キーワードまたは internal キーワードを指定せずに interface コマンドを入力すると、ルータは、PfR ボーダー出口コンフィギュレーション モードではなく、グローバル コンフィギュレーション モードで開始されます。 アクティブ インターフェイスがルータ設定から削除されないように、このコマンドの no 形式は慎重に適用してください。 |
|
ステップ 13 |
exit
例:
Router(config-pfr-mc-br-if)# exit
|
PfR 管理ボーダー出口インターフェイス コンフィギュレーション モードを終了し、PfR 管理境界ルータ コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 14 |
interface type number internal
例:
Router(config-pfr-mc-br)# interface GigabitEthernet 1/0/0 internal
|
境界ルータ インターフェイスを PfR 制御内部インターフェイスとして設定します。
-
内部インターフェイスはパッシブ モニタリングだけに対して使用されます。 内部インターフェイスはトラフィックを転送しません。
-
各境界ルータでは、少なくとも 1 つの内部インターフェイスを設定する必要があります。
|
ステップ 15 |
exit
例:
Router(config-pfr-mc-br)# exit
|
PfR 管理境界ルータ コンフィギュレーション モードを終了し、PfR マスター コントローラ コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 16 |
適切な変更を加えてステップ 11 ~ 15 を繰り返し、各境界ルータとの通信を確立します。 |
-- |
ステップ 17 |
keepalive timer
例:
Router(config-pfr-mc)# keepalive 10
|
(任意)キープアライブ パケットが受信されなくなった後に PfR マスター コントローラが PfR 境界ルータとの接続を保持する時間の長さを設定します。
-
例では、キープアライブ タイマーを 10 秒に設定しています。 デフォルトのキープアライブ タイマーは 60 秒です。
|
ステップ 18 |
end
例:
Router(config-pfr-mc-learn)# end
|
PfR Top Talker/Top Delay 学習コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |
ステップ 19 |
show running-config
例:
Router# show running-config
|
(任意)稼働している設定を表示してこのタスクで入力された設定を確認します。 |