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コマンドまたはアクション |
目的 |
ステップ 1 |
enable
例:
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特権 EXEC モードをイネーブルにします。
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ステップ 2 |
configure terminal
例:
Router# configure terminal
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グローバル コンフィギュレーション モードを開始します。 |
ステップ 3 |
ip prefix-list list-name [seq seq-value] {deny network/length | permit network/length}
例:
Router(config)# ip prefix-list RSVP_VIDEO seq 10 permit 10.100.0.0/16
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学習するプレフィックスをフィルタリングするための IP プレフィックス リストを作成します。
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IP プレフィックス リストを学習リスト コンフィギュレーション モードで使用すると、学習される IP アドレスをフィルタリングすることができます。
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例では、RSVP_VIDEO という名前の IP プレフィックス リストが作成され、PfR で 10.100.0.0/16 プレフィックスのプロファイリングが行われます。
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ステップ 4 |
pfr master
例:
Router(config)# pfr master
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PfR マスター コントローラ コンフィギュレーション モードを開始して、マスター コントローラとして Cisco ルータを設定し、マスター コントローラ ポリシーおよびタイマー設定を設定します。 |
ステップ 5 |
policy-rules map-name
例:
Router(config-pfr-mc)# policy-rules POLICY_RSVP_VIDEO
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PfR マスター コントローラ コンフィギュレーション モードで、PfR マップを選択し設定を適用します。
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アクティブ化する PfR マップ名を指定するには、map-name 引数を使用します。
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例では、このタスクで設定した学習リストを含んでいる POLICY_RSVP_VIDEO という名前の PfR マップが適用されます。
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ステップ 6 |
rsvp signaling-retries number
例:
Router(config-pfr-mc)# rsvp signaling-retries 1
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予約エラー状態が検出されたときに、PfR が RSVP 予約に提供する代替パスの数を指定します。
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代替パスの数を指定するには、number 引数を使用します。
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このタスクの設定例は、RSVP シグナリングの再試行に対する代替パスの数を 1 に設定するように PfR を設定する方法を示しています。
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ステップ 7 |
rsvp post-dial-delay msecs
例:
Router(config-pfr-mc)# rsvp post-dial-delay 100
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RSVP ダイヤル後遅延タイマーを設定して、PfR が RSVP にルーティング パスを返すまでの遅延時間を設定します。
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ミリ秒単位で遅延時間を指定するには、msecs 引数を使用します。
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このタスクの設定例は、RSVP ダイヤル後遅延タイマーを 100 ミリ秒に設定するように PfR を設定する方法を示しています。
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ステップ 8 |
learn
例:
Router(config-pfr-mc)# learn
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PfR Top Talker/Top Delay 学習コンフィギュレーション モードを開始して、トラフィック クラスを自動的に学習します。 |
ステップ 9 |
list seq number refname refname
例:
Router(config-pfr-mc-learn)# list seq 10 refname LEARN_RSVP_VIDEO
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PfR 学習リストを作成し、学習リスト コンフィギュレーション モードを開始します。
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学習リスト基準が適用される順番の決定に使用されるシーケンス番号を指定するには、seq キーワードおよび number 引数を使用します。
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学習リストの参照名を指定するには、refname キーワードおよび refname 引数を使用します。
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例では、LEARN_RSVP_VIDEO という名前の学習リストが作成されます。
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ステップ 10 |
traffic-class prefix-list prefix-list-name [inside]
例:
Router(config-pfr-mc-learn-list)# traffic-class prefix-list RSVP_VIDEO
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送信先プレフィックスのみに基づき、トラフィックを自動的に学習するようにマスター コントローラを設定します。
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プレフィックス リストを指定するには、prefix-list-name 引数を使用します。
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例では、RSVP_VIDEO という名前のプレフィックス リストを使用してトラフィック クラスが定義されます。
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ステップ 11 |
rsvp
例:
Router(config-pfr-mc-learn-list)# rsvp
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RSVP フローに基づいてトップ プレフィックスを学習するように、マスター コントローラを設定します。
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このコマンドをイネーブルにすると、マスター コントローラでは最高アウトバウンド スループットに従ってすべての境界ルータのトップ プレフィックスが学習されます。
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例では、LEARN_RSVP_VIDEO 学習リストの RSVP フローに基づいてトップ プレフィックスを学習するように、マスター コントローラが設定されます。
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ステップ 12 |
exit
例:
Router(config-pfr-mc-learn-list)# exit
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学習リスト コンフィギュレーション モードを終了し、PfR Top Talker/Top Delay 学習コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 13 |
ステップ 9 ~ 12 を繰り返して、追加の学習リストを設定します。 |
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ステップ 14 |
exit
例:
Router(config-pfr-mc-learn)# exit
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PfR Top Talker/Top Delay 学習コンフィギュレーション モードを終了し、PfR マスター コントローラ コンフィギュレーション モードに戻ります。 |
ステップ 15 |
必要に応じて、グローバル コンフィギュレーション モードに戻るにはexit コマンドを使用します。 |
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ステップ 16 |
pfr-map map-name sequence-number
例:
Router(config)# pfr-map POLICY_RSVP_VIDEO 10
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PfR マップ コンフィギュレーション モードを開始して、PfR マップを設定します。
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例では、POLICY_RSVP_VIDEO という名前の PfR マップが作成されます。
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ステップ 17 |
match pfr learn list refname
例:
Router(config-pfr-map)# match pfr learn list LEARN_RSVP_VIDEO
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学習済みの PfR プレフィックスに一致させるために、PfR マップ内で match 句エントリを作成します。
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各 PfR マップ シーケンスには、match 句を 1 つだけ設定できます。
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例では、LEARN_RSVP_VIDEO という名前の PfR 学習リストに定義されている基準を使用して、トラフィック クラスが定義されます。
(注) |
ここでは、このタスクに関連する構文だけを使用しています。 |
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ステップ 18 |
set mode route control
例:
Router(config-pfr-map)# set mode route control
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一致したトラフィックのルート制御を設定するために、set 句エントリを作成します。
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制御モードでは、マスター コントローラが監視対象プレフィックスを分析し、ポリシー パラメータに基づいて変更を実行します。
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ステップ 19 |
set resolve equivalent-path-round-robin
例:
Router(config-pfr-map)# set resolve equivalent-path-round-robin
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set 句エントリを作成して、同等パス ラウンドロビン リゾルバを使用することを指定します。
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このタスクでは、ランダム リゾルバの代わりに、同等パス ラウンドロビン リゾルバが同等パス間での選択に使用されます。
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ステップ 20 |
end
例:
Router(config-pfr-map)# end
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(任意)PfR マップ コンフィギュレーション モードを終了し、特権 EXEC モードに戻ります。 |