バックアップ ファイルの作成
ライセンス:任意
ASA FirePOWER モジュールのバックアップは、モジュール インターフェイスを使用して実行できます。既存のシステム バックアップを表示して使用するには、[Backup Management] ページに移動します。イベント データに加えて、アプライアンスの復元に必要なすべてのコンフィギュレーション ファイルを含むバックアップ ファイルを定期的に保存する必要があります。設定の変更をテストする際にも、システムをバックアップして、必要に応じて保存されている設定に戻せるようにすることができます。バックアップ ファイルを、アプライアンスに保存するか、ローカル コンピュータに保存するかを選択できます。
アプライアンスに十分なディスク スペースがない場合は、バックアップ ファイルを作成できません。バックアップ プロセスが使用可能なディスク スペースの 90% 以上を使用する場合、バックアップは失敗することがあります。必要に応じて、古いバックアップ ファイルを削除するか、古いバックアップ ファイルをアプライアンスの外部に転送してください。
あるいは、バックアップ ファイルが 4GB を超える場合は、SCP 経由でリモート ホストにコピーします。バックアップ ファイルが 4 GB を超えている場合、ローカル コンピュータからのバックアップのアップロードは実行できません。
注意 |
セキュリティ ゾーンとのインターフェイスのアソシエーションを設定してある場合、それらのアソシエーションはバックアップされません。それらは、復元後に再設定する必要があります。詳細はセキュリティ ゾーンの操作を参照してください。 |
ASA FirePOWER モジュールのバックアップ ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 |
[Configuration] > [ASA FirePOWER Configuration] > [Tools] > [Backup/Restore] の順に選択します。 [Backup Management] ページが表示されます。 |
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ステップ 2 |
[Device Backup] をクリックします。 [Create Backup] ページが表示されます。 |
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ステップ 3 |
[Name] フィールドに、バックアップ ファイルの名前を入力します。英数字、句読記号、およびスペースを使用できます。 |
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ステップ 4 |
オプションで、バックアップの完了時に通知を受けるためには、 [Email] チェック ボックスをオンにして、用意されているテキスト ボックスに電子メール アドレスを入力します。
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ステップ 5 |
必要に応じて、Secure Copy Protocol(SCP)を使用してバックアップ アーカイブを異なるマシンにコピーするには、[Copy when complete] チェックボックスをオンにしてから、用意されているテキスト ボックスに以下の情報を入力します。
このオプションをオフにする場合、バックアップ中に使用された一時ファイルがシステムによってリモート サーバに保存されます。このオプションをオンにする場合は、一時ファイルはリモート サーバに保存されません。
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ステップ 6 |
次の選択肢があります。
バックアップ ファイルは /var/sf/backup ディレクトリに保存されます。 バックアップ プロセスが完了すると、[Restoration Database] ページでファイルを参照できます。バックアップ ファイルを復元する方法について詳しくは、バックアップ ファイルからのアプライアンスの復元を参照してください。
バックアップ プロファイルを変更または削除するには、[Configuration] > [ASA FirePOWER Configuration] > [Tools] > [Backup/Restore] の順に選択して、[Backup Profiles] をクリックします。バックアップ プロファイルの作成」を参照してください。 詳細については、「 |