set stack unit-type
スタックメンバーのユニットタイプを設定するには、set stack unit-type 特権 EXEC モードコマンドを使用します。
set stack unit-type unit unit-id network network-type uplink uplink-type
パラメータ
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unit unit-id:設定を適用するユニット ID を定義します。(範囲:1 ~ 4)
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network network-type:ユニットのネットワークポートのタイプ。次の値をサポートしています。
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gi(すべてのネットワークポートタイプが Gigabitethernet であるデバイス用)
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tw(すべてのネットワークポートタイプが TwoPointFiveGigabitEthernet であるデバイスの場合)。
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te(すべてのネットワークポートタイプが Tengigabitethernet であるデバイスの場合)。
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uplink uplink-type:ユニットのアップリンクポートのタイプ。次の値をサポートしています。
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te(Tengigabitethernet アップリンクポートを備えたデバイスの場合)
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none(アップリンクポートのないデバイスの場合)
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デフォルト設定
ユーザ定義タイプが設定されていません
コマンド モード
特権 EXEC モード
使用上のガイドライン
「存在しない」スタックユニットのタイプを定義するには、set stack unit-type コマンドを使用します(以下を参照)。スタック内のユニットのタイプは、このユニットのインターフェイス命名のタイプを定義し、適用できるインターフェイスレベルのコマンドを決定します。
ユニットが存在するか、またはスタックに挿入されている場合、ユニットタイプは識別されたユニットのタイプにソフトウェアによって自動的に設定されます。存在していたユニットがその後スタックから削除されると、ユニットは「not-present」になりますが、既存のユニットタイプは保持されます。ユニットが「not-present」で、以前に識別されたタイプがない(ユニットが以前スタックに存在していなかった)場合、そのユニットタイプは自動的にアクティブユニットと同じユニットタイプに設定されます。
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network ポートタイプが te に設定されている場合は、uplink ポートタイプを none に設定する必要があります。
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network ポートタイプが gi または tw に設定されている場合、uplink ポートタイプは te に設定する必要があります。
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コマンドがスタック内に存在するユニットに適用されると、そのコマンドは「Unit ID X is present in stack - cannot manually set unit type」というエラーメッセージで失敗します。
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各ユニットのユニットタイプは、リブート後にも保存され、設定ファイルヘッダーの一部として「unit-type unit X network network-type uplink uplink-type」の形式で表示されます。
例
例 1:次に、ユニット 3 のユニットタイプを設定する例を示します。
switchxxxxxx# set stack unit-type unit 3 network gi uplink te