デバイス管理
TR-069 対応のデバイスをプロビジョニングおよび管理するには、Devices メニューを使用します。次の操作を実行できます。
• 特定のデバイス、または指定した基準を共有しているデバイスのグループを検索する。「デバイスの検索」を参照してください。
• RDU データベースを対象として、デバイスを追加、修正、または削除する。次の各項を参照してください。
–「デバイス レコードの追加」
–「デバイス レコードの削除」
• 設定、プロパティ、検出されたデータ、障害などのデバイス データを表示する。「デバイスの詳細の表示」を参照してください。
• デバイス命令を再生成する。「デバイス命令の再生成」を参照してください。
• 任意のデバイスを、特定のグループを対象として関連付けまたは関連付け解除する。「デバイスの関連付けと関連付け解除」を参照してください。
• デバイスのトラブルシューティングをイネーブルにする。「デバイスのトラブルシューティングの設定」を参照してください。
• デバイスに対して、IP PING やライブ データ取得などの各種操作を実行して、より多くの情報を収集する。「デバイス操作の実行」を参照してください。
Manage Devices ページ
Manage Devices ページは、Main Menu またはプライマリ ナビゲーション バーの Devices をクリックすると表示されます。このページ(図16-2)には、すべてのデバイス管理機能の実行に必要なフィールドとコントロールが含まれています。
図16-2 Manage Devices ページ
デバイスの検索
BAC を使用して、さまざまな方法でデバイス情報を検索できます。
検索タイプを選択するには、Manage Devices ページで Search Type ドロップダウン リストをクリックします。後続の検索ページには、選択した検索タイプに固有の画面コンポーネントが含まれます。
Manage Devices ページでは、互いに関連する 2 つの独立領域を利用して、検索結果を生成します。この結果を使用して、多くのデバイス管理機能を実行できます。この領域とは、実行する検索を定義する Search Type ドロップダウン リストと、その検索タイプの内容を指定する検索値フィールドです。次の検索を実行できます。
• Device Identifier Search:デバイス ID を使用して検索します。この検索機能では、検索文字列の末尾のワイルドカードがサポートされています。特定のデバイスのデバイス ID 全体を指定して、1 つのデバイスだけをルックアップすることもできます。
• FQDN Search:デバイスに関連付けられている Fully Qualified Domain Name(FQDN; 完全修飾ドメイン名)を使用して検索します。
• Group Search:特定のグループに属しているデバイスを検索します。
• Owner ID search:デバイスに関連付けられているオーナー ID を使用して検索します。オーナー ID は、サービス加入者のアカウント番号などを示す場合があります。この検索機能では、ワイルドカード検索はサポートされていません。
• Registered Class of Service Search:デバイスにプロビジョニングされているサービス クラスを使用して検索します。
• Related Class of Service Search:登録されているサービス クラスと選択されているサービス クラスの両方を使用して検索します。
• Selected Class of Service Search:RDU によって選択されたサービス クラスを使用して、登録されているサービス クラスを何らかの理由で保持できないデバイスを検索します。
実行可能な検索の中には、ワイルドカード文字(*)を使用して検索機能を拡張できるものがあります。BAC には、各検索で使用できる特定のワイルドカードがあります。 表16-1 は、それらのワイルドカードを示しています。
表16-1 デバイス管理でサポートされる検索
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Device Identifier Search |
デバイス ID 全体、または末尾にワイルドカード アスタリスク(*)文字を使用したデバイス ID の一部。 たとえば、ID が 0010BF-ZAA001A00001 のデバイスを検索するには、0010BF-* を指定できますが、*-ZAA001A00001 を使用した場合は結果を得られません。 |
FQDN Search |
FQDN 全体、または先頭にワイルドカード アスタリスク(*)文字を使用した FQDN の一部。 たとえば、FQDN が IGW-1234.ACME.COM のデバイスを検索するには、次のように指定できます。 • *.acme.com • *.com • * |
Group Search |
Group Name (Group Type) • ドロップダウン リスト デバイス ID 全体、または末尾にワイルドカード アスタリスク(*)文字を使用したデバイス ID の一部。 |
Owner ID Search |
Owner ID ワイルドカード検索はサポートされていません。完全なオーナー ID を入力する必要があります。 |
Registered Class of Service Search |
Class of Service (Type) • ドロップダウン ボックス |
Related Class of Service Search |
Class of Service (Type) • ドロップダウン ボックス |
Selected Class of Service Search |
Class of Service (Type) • ドロップダウン ボックス |
また、Page Size ドロップダウン リストを使用すると、1 ページあたりの検索結果表示件数を制限できます。結果表示件数は、25、50、または 75 から選択できます。検索結果の数が選択したページ サイズよりも大きい場合は、ページ コントロールがページの左下に表示されます。これらのコントロールを使用して、1 ページずつ前後にスクロールしたり、特定のページを選択できます。
(注) 任意のクエリーから返される結果の最大数は 1,000 で、1 ページに表示される結果の最大数は 75 です。デフォルトの最大数を変更するには、BPR_HOME/rdu/conf/adminui.properties ファイルの /adminui/maxReturned プロパティを修正し、bprAgent restart tomcat コマンド(/etc/init.d/ ディレクトリにあります)を実行して、BAC Tomcat コンポーネントを再起動します。
デバイス管理コントロール
ここで説明するボタンは、検索機能フィールドのすぐ下に配置されており、通常は検索機能と連携して使用します。たとえば、特定のデバイス グループに属するデバイスを検索して、何らかの管理機能を実行することができます。次のボタンを使用できますが、使用する検索タイプによっては、それぞれの管理機能を利用できない場合があります。
Add
Add ボタンを使用すると、新しいデバイスを RDU データベースに追加できます。適切な手順については、「デバイス レコードの追加」を参照してください。
Delete
Delete ボタンを使用すると、選択したデバイス(複数可)を RDU データベースから削除できます。適切な手順については、「デバイス レコードの削除」を参照してください。
Regenerate
Regenerate ボタンを使用すると、選択したデバイス(複数可)に対する命令の再生成を即時に実行できます。
Relate
Relate ボタンを使用すると、デバイスを特定のグループ(API ではノードと呼ばれる)に関連付けることができます。関連付けにはデバイス ID を使用します。
Unrelate
Unrelate ボタンは、選択したデバイスと、そのデバイスが現在関連付けられているグループとの関連付けを解除します。
デバイスを検索すると、次に示すヘッダーまたはリンクがページに表示され、その下に結果が返されます。
Identifier
検索基準と一致するすべてのデバイスを示します。表示される各 ID には、そのデバイスを修正できる別ページへのリンクが設定されます。
Device Type
利用可能なデバイス タイプが表示されます。この場合は、CWMP です。
Details
選択したデバイスに関する利用可能なすべての詳細情報が表示されます。詳細については、「デバイスの詳細の表示」を参照してください。
Operations
利用可能なデバイス操作のドロップダウン リストが表示されます。詳細については、「デバイス操作の実行」を参照してください。
デバイスの詳細の表示
検索結果で示された任意のデバイスの詳細を表示できます。
任意のデバイスの詳細を表示するには、表示するデバイスの View Details アイコン( )をクリックして Device Details ページを表示します。図16-3 に、Device Details ページの例を示します。
図16-3 Device Details ページ
図16-3 のフィールドを 表16-2 に示します。
表16-2 Device Details ページ
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Device Type |
デバイス タイプを示します。 |
DeviceID |
デバイス ID を示します。 |
FQDN |
選択したデバイスの完全修飾ドメイン名を示します。たとえば、IGW-1234.ACME.COM は完全修飾ドメイン名です。 |
Host Name |
ホストを示します。たとえば、上記の FQDN の場合、IGW-1234 がホスト名です。 |
Domain Name |
ホストが存在するドメインを示します。たとえば、上記の FQDN の場合は ACME.COM がドメイン名です。 |
Provisioning Group |
デバイスが事前に、または自動的に割り当てられているプロビジョニング グループを示します。 |
Home Provisioning Group |
デバイスが属するプロビジョニング グループを示します。 |
CPE Password |
BAC への接続を確立するときにデバイスの認証に使用されるパスワードを示します。このパスワードは、Customer Premises Equipment(CPE; 顧客宅内装置)の HTTP ベースの認証でのみ使用されます。セキュリティの目的により、パスワードが設定されている場合は、実際の値に関係なくアスタリスク(*)文字列が返されます。パスワードが設定されていない場合は、空の値が表示されます。 |
Connection Request User Name |
BAC から CPE への接続要求の認証に使用されるユーザ名を示します。 |
Connection Request Password |
BAC から CPE への接続要求の認証に使用されるパスワードを示します。セキュリティの目的により、このパラメータでは、実際の値に関係なく空の文字列が返されます。 |
Device Properties |
このデバイスに設定できる、このページに表示されていないプロパティを示します。このフィールドには、カスタム プロパティの表示が含まれます。 |
Registered Class of Service |
このデバイスに割り当てられたサービス クラスを示します。拡張により、デバイスで別のサービス クラスが選択されている場合は、Selected Class of Service という追加フィールドが表示されます。 |
Owner Identifier |
デバイスを示します。ユーザ ID およびアカウント番号になるか、空白のままになります。 |
CPE Configuration Revision |
設定ルールのリビジョン番号を示します。この番号は、設定の同期化が成功した後に、デバイスの ParameterKey で設定します。 |
CPE Firmware Rule Revision |
この CPE のファームウェア ルールのリビジョンを示します。 |
Related Group Name (Group Type) |
このデバイスが関連付けられているグループの名前とタイプを示します。詳細については、「グループ管理」を参照してください。 |
Troubleshooting |
CPE のトラブルシューティングがイネーブルであるか、ディセーブルであるかを示します。
(注) トラブルシューティングがイネーブルの場合、このページに View Troubleshooting Log リンクが表示されます。
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View Device History Details |
CPE の設定変更履歴へのリンクを提供します。 |
(注) このセクションには、デバイスから検出されたすべてのパラメータ(存在する場合)が含まれます。検出されたパラメータがデバイスで使用可能でない場合、このセクションは表示されません。検出されたパラメータの設定方法の詳細については、「CPE パラメータの検出」を参照してください。
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Has Routable IP Address |
デバイスが一般に到達可能であるかどうかを示します。つまり、最後の要求の発信元 IP アドレスが、Inform メッセージで CPE によって報告された WAN IP アドレスと同じかどうかを示します。 |
Inform.DeviceId.Manufacturer |
最後の Inform メッセージで報告された CPE の製造業者を示します。 |
Inform.DeviceId.ManufacturerOUI |
最後の Inform メッセージで報告された CPE の製造業者の固有識別子を示します。 |
Inform.DeviceId.ProductClass |
SerialNumber パラメータが一意性を保持している、製造業者の製品または製品クラスを示します。デバイスは、このパラメータについて Inform メッセージで報告します。 |
InternetGatewayDevice.DeviceInfo.HardwareVersion |
CPE のハードウェア バージョンを示します。 |
InternetGatewayDevice.DeviceInfo.ModelName |
CPE のモデル名を示します。 |
InternetGatewayDevice.DeviceInfo. SoftwareVersion |
CPE に現在インストールされているソフトウェア バージョンを示します。ソフトウェア バージョンは、ファームウェア バージョンとも呼ばれます。 |
InternetGatewayDevice. ManagementServer.ParameterKey |
最後の Inform メッセージでデバイスによって報告された ParameterKey の値、または DPE によって最後に設定された ParameterKey の値のうち、新しい方の値を示します。 |
(注) この情報は、デバイスで障害が発生した場合にのみ表示されます。詳細については、「デバイス障害」を参照してください。
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Last Fault Time |
このデバイスで、繰り返し発生する障害が発生した日時を示します。 |
Location |
この障害が発生したサーバを示します。 |
Fault Description |
繰り返し発生する障害の説明を示します。 |
デバイスの管理
Devices メニューを使用すると、RDU データベースにデバイスを追加し、プロビジョニングされたデータを更新することができます。デバイス管理には、次の作業があります。
• RDU デバイス レコードの追加、削除、および修正。
• 命令の再生成。
• 管理オブジェクト(プロビジョニング グループ、サービス クラス、グループなど)への、選択したデバイスの関連付け。
• デバイスに対する操作の実行。これらの操作は、実際にはデバイス上で実行されます。次の操作があります。
–Reboot
–Request Connection
–Factory Reset
–Display Live Data
–Ping Diagnostic
–Force Firmware Upgrade
–Force Configuration Synchronization
これらの操作の詳細については、「デバイス操作の実行」を参照してください。
この項では、新しいデバイスまたは既存のデバイスに対して、各種のデバイス管理機能を実行する方法について説明します。
デバイス レコードの追加
デバイス レコードを追加するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Devices ページから Add をクリックします。
ステップ 2 Add Device ページが表示されます。デバイス タイプとサービス クラスを選択し、このページのその他のフィールドに入力します。
ステップ 3 この項のここまでで説明したフィールドに加えて、オプションで、既存のプロパティ名と値のペアに新しい値を追加できます。
• Property Name:カスタムまたは組み込みデバイス プロパティの名前を示します。
• Property Value:プロパティの値を示します。
プロパティを追加するには、 Add をクリックします。
ステップ 4 Submit をクリックしてデバイスを追加するか、 Reset をクリックしてすべてのフィールドをクリアします。
デバイス レコードの修正
デバイス レコードを修正するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Devices ページから、適切なデバイスに対応する Identifier リンクをクリックします。
ステップ 2 Modify Device ページが表示されます。適切なフィールドにデータを入力します。 Add をクリックして既存の任意のプロパティ名と値のペアを修正するか、 Delete ボタンをクリックして任意のペアを削除します。
ステップ 3 Submit をクリックしてこのデバイスに対する変更を保存するか、 Reset をクリックしてすべてのフィールドをクリアします。
デバイス レコードの削除
デバイス レコードの削除は単純な手順ですが、慎重に使用する必要があります。削除を取り消すには、以前バックアップしたデータベースを復元するか、そのデバイスを再度追加する必要があります。
(注) バックアップしたデータベースの復元が必要になった場合は、「データベースの復元」を参照してください。
デバイス レコードを削除するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Devices ページで、削除するデバイスを検索します。そのためには、いずれかの検索タイプを使用します。
ステップ 2 適切なデバイスの左にあるチェックボックスをオンにします。
ステップ 3 Delete をクリックします。
RDU データベースにストアされているデバイス レコードが削除されます。
デバイスの履歴の表示
デバイス構成の履歴を表示するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Devices ページで、履歴を表示するデバイスを検索します。そのためには、いずれかの検索タイプを使用します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する View Details アイコンをクリックします。
ステップ 3 Device Details ページが表示されます。View Device History Details の View Details アイコンをクリックします。
Device History Details ページが表示されます。
デバイス命令の再生成
Regenerate ボタンまたは API 操作を使用すると、デバイスに対する命令の再生成を即時に実行できます。命令は、デバイスのプロビジョニング グループ内の DPE に送信されます。通常、命令を再生成するプロセスは、デバイスやサービス クラスに対する変更、または影響を及ぼすその他の変更の後に自動的にトリガーされます。ただし、サービス クラスに対する変更が行われた後は、システムがすべてのデバイスに対する命令を再生成するまで時間がかかります。このボタンを使用すると、特定のデバイスに対する命令の再生成を迅速化できます。通常、これは、予防的なトラブルシューティングで役立ちます。
デバイス命令は、次の場合に自動的に再生成されます。
• サービス クラスに関連付けられたファイル(つまりテンプレート)が更新されたとき。
• デバイス タイプのデフォルトのサービス クラスが変更されたとき。
• プロビジョニング グループ オブジェクトが管理者のユーザ インターフェイスまたは API を介して変更されたとき。
• サービス クラス オブジェクトのプロパティが変更されたとき。
• DPE が構成再生成要求を RDU に送信したとき。
• デバイスのプロパティまたは関連付けが更新されたとき。
加えられた変更がデバイス命令に影響するかどうかを BAC システムは判別できないので、一部の命令は自動的には再生成できません。そのような場合は、 generationConfiguration()
メソッドまたは管理者のユーザ インターフェイスを使用して、命令を手動で再生成する必要があります。手動で命令を再生成する必要があるのは、次の場合です。
• テクノロジー デフォルトが変更されたとき。
• システム デフォルトが変更されたとき。
(注) 命令が再生成される方法に関係なく、デバイス構成が有効になるまで命令はデバイスに伝播されません。デバイス構成が有効になるのは、デバイスがスケジュールに従って DPE に接続するか、DPE から開始された接続要求の結果として DPE に接続したときです。
デバイスの関連付けと関連付け解除
任意の数の任意のグループを定義できます。関連付け機能を使用すると、デバイスを特定のグループに関連付けることができ、さらにはグループを特定のグループ タイプに関連付けることができます。
グループへのデバイスの関連付け
(注) 管理者のユーザ インターフェイスを使用する場合、デバイスは、1 つずつしかグループに関連付けられません。
デバイスをグループに関連付けるには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Devices ページで、グループに関連付けるデバイスを検索します。そのためには、いずれかの検索タイプを使用します。
ステップ 2 デバイス ID に対応するチェックボックスをオンにし、 Relate ボタンをクリックします。
ステップ 3 Relate Device to Group(s) ページが表示されます。ドロップダウン リストから Group Type を選択し、定義済みグループのリストからグループを選択します。
(注) Group リストから複数のグループを選択するには、Control キーまたは Shift キーを押します。
ステップ 4 Submit をクリックします。
Manage Devices ページが表示されます。
(注) デバイスがグループに追加されたことを確認するには、そのデバイスに対応する
View Details アイコンをクリックします。表示された Device Details ページで、Related Group Name (Group Type) の状態を確認します。
グループからのデバイスの関連付け解除
(注) 管理者のユーザ インターフェイスを使用する場合、デバイスは、1 つずつしかグループに関連付けられません。
デバイスをグループから関連付け解除するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Devices ページで、グループから関連付け解除するデバイスを検索します。
ステップ 2 デバイス ID に対応するチェックボックスをオンにし、 Unrelate ボタンをクリックします。
ステップ 3 Unrelate Device from Group ページが表示されます。定義済みグループのリストから、デバイスを関連付け解除するグループを選択します。
(注) Group リストから複数のグループを選択するには、Control キーまたは Shift キーを押します。
ステップ 4 Submit をクリックします。
Manage Devices ページが表示されます。
グループ内のデバイスの検索
特定のグループに属するデバイスを検索するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Devices ページで、Search Type の下のドロップダウン リストから Group Search オプションを選択します。
ステップ 2 Group Name (Group Type) オプションと Device Identifier オプションが表示されます。Group Name (Group Type) ドロップダウン リストから、検索するデバイスのグループ名を選択します。
ステップ 3 Device Identifier フィールドにデバイス ID を入力するか、ワイルドカード(*)を使用します。
ステップ 4 Search をクリックします。
グループに関連付けられているデバイスが表示されます。
デバイス操作の実行
Device Operations ページでは、次の機能を実行できます。
• Reboot:デバイスをリブートします。この操作は、主に診断の目的で使用されます。
• Request Connection:BAC との CWMP セッションを確立するようにデバイスに指示します。
• Factory Reset:デバイスの登録済みの設定を工場出荷時の設定にリセットします。
• Display Live Data:デバイス パラメータの現在の値を表示します。
このデバイス操作で表示するパラメータを選択するには、Parameter List File ドロップダウン ボックスからオプションを選択します。各パラメータ リストは XML ファイルで、各ファイルが返すパラメータの詳細が示されています。パラメータを表示するには、 View Details アイコンをクリックします。
取得するパラメータを、パラメータ リストで定義することもできます。BAC には、ライブ データ テンプレートのサンプル リストが用意されています。これらのテンプレートでは、ライブ データを表示するためのクエリーで読み取る各種パラメータを指定します。
• Ping Diagnostic:デバイスから任意のホストへの IP PING 診断を実行できます。
(注) 上記のすべての操作では、デバイスが到達可能でない場合、エラー メッセージが表示されます。
• Force Firmware Upgrade:ファームウェア ルールで設定されている MaintenanceWindow の制限にかかわらず、次回接続時にデバイスがファームウェアのアップデートを実行するよう強制します。
• Force Configuration Synchronization:デバイス上の現在の構成バージョンに関係なく、個々のデバイスが設定を同期するよう強制します。
(注) ファームウェアのアップグレードまたは設定の同期を強制する操作は、デバイスが Autoconfiguration Server(ACS; 自動構成サーバ)に次回接続したときに有効になります。
リブートの実行
デバイスをリブートするには、次の手順に従います。
ステップ 1 Devices > Manage Devices ページで、適切なデバイスを検索します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する Operations アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 Device Operations ページが表示されます。Device Operation の下のドロップダウン リストから Reboot を選択します。
ステップ 4 Submit をクリックします。
接続要求の実行
接続要求を開始するようデバイスに強制するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Devices > Manage Devices ページで、適切なデバイスを検索します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する Operations アイコンをクリックします。
ステップ 3 Device Operations ページが表示されます。Device Operation の下のドロップダウン リストから Request Connection を選択します。
ステップ 4 Submit をクリックします。
工場出荷時設定へのリセットの実行
デバイスの設定を工場出荷時の設定にリセットするには、次の手順に従います。
ステップ 1 Devices > Manage Devices ページで、適切なデバイスを検索します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する Operations アイコンをクリックします。
ステップ 3 Device Operations ページが表示されます。Device Operation の下のドロップダウン リストから Factory Reset を選択します。
ステップ 4 Submit をクリックします。
ライブ データの表示
デバイスのパラメータを表示するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Devices > Manage Devices ページで、適切なデバイスを検索します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する Operations アイコンをクリックします。
ステップ 3 Device Operations ページが表示されます。Device Operation の下のドロップダウン リストから Display Live Data を選択します。
ステップ 4 Device Operations ページが表示されます。この操作がタイムアウトになるまでの時間の長さを秒単位で入力します。デフォルトのタイムアウトは 90 秒です。
ステップ 5 Parameter List File ドロップダウン リストからファイルを選択します。それぞれのファイルは、返されるパラメータの詳細が記述された XML ファイルです。 View Details アイコンをクリックして、パラメータを表示します。
(注) これらのサンプル テンプレートは、Configuration > Files タブでも表示できます。View Files ページで、File Type ドロップダウン リストの下の Parameter List オプションを選択します。Search をクリックします。サンプル パラメータ リスト ファイルのリストが表示されます。
ステップ 6 Submit をクリックします。
(注) デバイスが到達可能でない場合は、エラー メッセージが表示されます。
PING 診断の実行
デバイスの IP アドレスを使用してデバイスに対する PING 操作を実行するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Devices > Manage Devices ページで、適切なデバイスを検索します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する Operations アイコンをクリックします。
ステップ 3 Device Operations ページが表示されます。Device Operation の下のドロップダウン リストから Ping Diagnostic を選択します。
ステップ 4 Device Operations ページが表示されます。次のフィールドに値を入力します。
• Device operation timeout (in seconds):PING 操作がタイムアウトになるまでの時間の長さを指定します。
• Name of the hostname to be pinged:PING を実行する CPE のホスト名を指定します。
• Interface:CPE 上で PING を実行するときに使用する WAN インターフェイスを指定します。
• Number of repetitions:PING 操作を実行する回数を指定します。
• Time out:PING パケットのタイムアウトを指定します。
• Data block size:各 PING パケットのサイズを指定します。
• DSCP:各 PING パケットの DSCP 値を指定します。
ステップ 5 Submit をクリックします。
ファームウェア アップグレードの強制実行
次回接続時にデバイスがファームウェアのアップロードを実行するように強制し、ファームウェア ルールに設定された MaintenanceWindow の制限を回避するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Devices > Manage Devices ページで、設定を同期するデバイスを検索します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する Operations アイコンをクリックします。
ステップ 3 Device Operations ページが表示されます。Perform Device Operation の下のドロップダウン リストから Force Firmware Upgrade を選択します。
ステップ 4 Submit をクリックします。
設定同期化の強制実行
デバイス上の現在の構成バージョンに関係なく、デバイスが DPE と次回接続するときにデバイス設定の同期を実行するように強制するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Devices > Manage Devices ページで、設定を同期するデバイスを検索します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する Operations アイコンをクリックします。
ステップ 3 Device Operations ページが表示されます。Perform Device Operation の下のドロップダウン リストから Force Configuration Synchronization を選択します。
ステップ 4 Submit をクリックします。
デバイスの設定が DPE と同期されます。
デバイス操作のタイムアウトの設定
デバイス操作が実行されるまでの制限時間の長さを設定できます。その時間が経過すると、操作はタイムアウトになります。
(注) この項で説明されている手順に加えて、デフォルトのタイムアウトまでの時間は、Configuration > Defaults > CWMP Defaults を選択して Device Operation Timeout フィールドを表示させて設定することもできます。
デバイス操作のタイムアウト値を設定するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Devices > Manage Devices ページで、適切なデバイスを検索します。
ステップ 2 そのデバイスに対応する Operations アイコンをクリックします。
ステップ 3 Device Operations ページが表示されます。Device Operation の下のドロップダウン リストから、実行する操作を選択します。
ステップ 4 Device Operation Timeout フィールドに値を秒単位で入力します。デバイス操作のタイムアウトのデフォルト値は 90 秒です。
ステップ 5 Submit をクリックします。
グループ管理
グループの管理では、グループとグループ タイプの作成、修正、削除を実行できます。
グループ タイプの管理
Main Menu またはプライマリ メニュー バーから Groups を選択して、Manage Groups ページ(図16-4)にアクセスします。このページを表示すると、デフォルト設定では Group Type が選択されています。
図16-4 Manage Groups ページ
グループ タイプの追加
新しいグループ タイプを追加するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Groups タブをクリックします。
ステップ 2 Manage Groups ページが表示されます。 Add をクリックします。
ステップ 3 Add Group Type ページが表示されます。新しいグループ タイプの名前を入力します。
ステップ 4 カスタム プロパティが定義されている場合は、Property Name and Property Name セクションが表示されます。オプションで、ドロップダウン リストから Property Name を選択し、必要な Property Value を入力します。プロパティはいくつでも必要なだけ追加することができます。
ステップ 5 Add をクリックします。
ステップ 6 選択後、 Submit をクリックします。
新しいグループ タイプが RDU に記録され、Manage Group Types ページに新しいグループ タイプが表示されます。
グループ タイプの修正
グループ タイプのプロパティを修正するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Groups タブをクリックします。
ステップ 2 Manage Groups ページが表示されます。適切なグループ タイプを見つけてクリックします。
ステップ 3 Modify Group Type ページが表示されます。Property Name と Property Value のペアに対して必要な修正を行います。特定のペアを削除する必要がある場合は、適切なペアの隣にある Delete をクリックします。
ステップ 4 Submit をクリックします。
情報が適切に修正された状態で Manage Groups ページが表示されます。
グループ タイプの削除
グループ タイプを削除するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Groups タブをクリックします。
ステップ 2 Manage Groups ページが表示されます。適切なグループ タイプを見つけて、そのグループ タイプに対応する Delete アイコン( )をクリックします。
ステップ 3 Delete Group Type ダイアログボックスで、 OK をクリックして選択したグループ タイプを削除します。または、 Cancel をクリックして前のページに戻ります。
削除したグループ タイプが消えた状態で Manage Groups ページが表示されます。
グループの管理
グループを作成および修正し、不要なグループを削除できます。
新規グループの追加
新規グループを追加するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Groups ページのドロップダウン リストから Group を選択します。 Add をクリックします。
ステップ 2 Add Group ページが表示されます。新規グループの名前を入力して、このノードに使用する適切な Group Type を選択します。
ステップ 3 Submit をクリックします。
ステップ 4 新規グループが追加された状態で Manage Groups ページが表示されます。
カスタム プロパティを定義してある場合は、Property Name and Property Value セクションが表示されます。オプションで、ドロップダウン リストから適切な Property Name を選択し、必要な Property Value を入力します。
ステップ 5 Add をクリックして、該当する Property Name と Property Value のペアの数を増やします。
ステップ 6 Submit をクリックします。
新規グループが RDU に記録され、Manage Groups ページに新規グループが表示されます。
グループの修正
グループ プロパティを修正するには、次の手順に従います。
ステップ 1 適切なグループを見つけてクリックします。
ステップ 2 Modify Group ページが表示されます。Property Name と Property Value のペアに対して必要な修正を行います。特定のペアを削除する必要がある場合は、適切なペアの隣にある Delete をクリックします。
ステップ 3 Submit をクリックします。
情報が適切に修正された状態で Manage Group ページが表示されます。
グループの削除
Manage Groups ページに表示されるグループを削除するには、そのグループに対応するチェックボックスをオンにして、 Delete ボタンをクリックします。
グループ対グループの関連付けと関連付け解除
関連付け機能と関連付け解除機能は、グループ オブジェクト間の関連性を確立するために使用します。この関連性を確立または解除するには、次の手順に従います。
ステップ 1 選択したグループについて、目的に応じて Relate または Unrelate をクリックします。Relate Group ページまたは Unrelate Group ページが表示されます。
ステップ 2 適切な Group Type をドロップダウン リストから選択し、ノードの関連付けまたは関連付け解除の対象となるグループを選択します。
ステップ 3 Submit をクリックします。
Manage Groups ページが表示されます。
グループの詳細の表示
グループの詳細を表示するには、次の手順に従います。
ステップ 1 Manage Groups ページで、Search Type ドロップダウン リストから Group オプションを選択します。
ステップ 2 適切なグループ タイプを選択し、適切なフィールドにグループまたはグループ ワイルドカードを入力します。
ステップ 3 Search をクリックします。
ステップ 4 詳細を表示するグループに対応するリンクをクリックします。
Modify Group ページが表示され、グループ名とグループ タイプの詳細が示されます。