取り付け、設定、またはメンテナンスを行う前に、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco Catalyst 8200 シリーズ エッジ uCPE』に記載された安全上の警告を確認してください。

この製品を取り付ける前に、次の安全上のガイドラインをお読みください。

警告	「危険」の意味です。人身事故を予防するための注意事項が記述されています。装置の取り扱い作業を行うときは、電気回路の危険性に注意し、一般的な事故防止策に留意してください。各警告の最後に記載されているステートメント番号を基に、装置に付属の安全についての警告を参照してください。ステートメント 1071

警告	設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004

警告	この製品を廃棄処分する場合は、日本国のすべての法律および規則に従ってください。ステートメント 1040

警告	機器の取り付けは各地域および各国の電気規格に適合する必要があります。ステートメント 1074

モジュールの取り外しおよび交換時は、必ず静電放電（ESD）防止手順に従ってください。

• シャーシが電気的にアースに接続されていることを確認してください。

• 静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。クリップをシャーシ フレームの塗装されていない面に接続し、好ましくない ESD 電圧を確実にアースに導きます。静電破壊と感電を防ぐために、リスト ストラップとコードは効果的に使用する必要があります。

• リストストラップを使用できない場合、シャーシの金属部分に触れることで自分自身をアースしてください。

（注）	機器の安全を確保するために、静電気防止用リスト ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ～ 10 M Ω（メガオーム）でなければなりません。

電気機器を取り扱う際には、次の注意事項に従ってください。

• 作業する室内の緊急電源遮断スイッチの場所を確認してください。電気事故が発生した場合、迅速に電源をオフにすることができます。

• 次の作業を行う前に、すべての電源をオフにしてください。

  • シャーシの取り付けまたは取り外し

  • 電源の近くでの作業

• 床が濡れていないか、アースされていない電源延長コード、すり減った電源コード、保護アースの不備などがないかどうか、作業場所の安全を十分に確認してください。

• 危険を伴う作業は、一人では行わないでください。

• 回路の電源が切断されていると思い込まず、必ず確認してください。

• 内部電源の格納場所を開かないでください。

• 電気事故が発生した場合は、次の手順に従ってください。

  • デバイスへの電力供給を停止してください。

  • 助けを求めてください。

  • 負傷者に人工呼吸または心臓マッサージが必要かどうかを判断し、適切な処置を施してください。

電源から切断されていても、電話回線またはネットワーク配線に接続されている装置を扱う場合には、次の注意事項に従ってください。

• 雷が発生しているときには、電話線の接続を行わないでください。

• ジャックが特別に設計されている場合を除き、電話のジャックを水気のある場所では設置しないでください。

• 電話回線がネットワーク インターフェイスから切り離されていない限り、絶縁されていない電話ケーブルや端子には触れないでください。

• 電話回線の取り付けまたは変更は、十分注意して行ってください。

• シャーシを開く前にすべての取り付け済み電源装置から電源コードを抜きます。

モジュールの取り外しおよび交換時は、必ず静電放電（ESD）防止手順に従ってください。

• ルータのシャーシが電気的にアースに接続されていることを確認してください。

• 静電気防止用リスト ストラップを肌に密着させて着用してください。クリップをシャーシ フレームの塗装されていない面に接続し、好ましくない ESD 電圧を確実にアースに導きます。静電破壊と感電を防ぐために、リスト ストラップとコードは効果的に使用する必要があります。

• リスト ストラップを使用できない場合、シャーシの金属部分に触れることで自分自身をアースしてください。

注意	機器の安全を確保するために、静電気防止用リスト ストラップの抵抗値を定期的にチェックしてください。抵抗値は 1 ～ 10 M Ω（メガオーム）でなければなりません。

デバイスの取り付けおよび取り扱い時は、次の注意事項に従ってください。

• 通気口を塞がないでください。

• 踏みつけたり、つまずいたりすることがないように、システムケーブルおよび電源コードを引き回して接続する必要があります。システムコンポーネントのケーブルや電源コードの上には何も乗せないでください。

• システム電源の切断後、再投入する場合は、システムコンポーネントの損傷を防ぐために、30 秒以上の間隔を置いてください。

警告	この製品は、設置する建物に短絡（過電流）保護機構が備わっていることを前提に設計されています。保護装置の定格が 20 A を超えないことを確認してください。ステートメント 1005

警告	システムの過熱を防止するために、周辺温度が推奨されている最高温度の 40 °C を超える環境では使用しないでください。ステートメント 1047

温度、湿度、高度、および振動がシャーシのパフォーマンスおよび信頼性を左右する可能性があります。取り付け後は、取り付け場所で次の表の環境特性が維持されるようにしてください。

次の表にシャーシの高さ、幅、奥行き、重量を記載します。

システムを適切な場所に設置するには、デバイスのシャーシの寸法を把握しておく必要があります。

Catalyst 8200 uCPE は以下のように設置できます。

• デスクトップに設置

• ラックに取り付け

• 壁面に取り付け

デバイスの位置と機器ラックまたは配線室のレイアウトは、適切な動作のための非常に重要な考慮事項です。配置が近すぎる機器、不適切な通気、およびアクセスできないパネルによって、誤動作やシャットダウンが生じ、メンテナンスが困難になる可能性があります。デバイスの前面パネルおよび背面パネルの両方にアクセスできるように計画してください。

次の情報は、機器のラック構成を計画する際に役立ちます。

• メンテナンスのために、ラックの周囲にスペースを確保してください。

• 閉鎖型ラックには、適切な通気が必要です。各デバイスから放熱されるため、ラックに詰め込みすぎないようにしてください。冷気が回るように、閉鎖型ラックにはルーバーが付いた側面とファンが必要です。ラックの下部近くにある機器による放熱は、上部にある機器の吸気口に流れ込む可能性があります。

• オープンラックにシャーシを設置する場合、ラック フレームが吸気口または排気口をふさがないようにしてください。シャーシをスライドに設置する場合、ラックに設置するときにシャーシの位置を確認してください。

設置場所の電源を調べ、クリーンな電力（スパイクやノイズのない電力）が供給されていることを確認してください。必要に応じて、電力調整器を取り付けてください。

AC 電源は 110 V または 220 V での稼働をサポートします。すべてのユニットには 1.8 m（6 フィート）の電源コードが含まれます

警告	製品を設置する際は、同梱または指定のケーブル、電源ケーブル、および AC アダプタ/バッテリを使用してください。他のケーブルやアダプタを使用すると、誤動作や発火が生じることがあります。電気用品安全法により、シスコによって指定された製品以外の電気製品で、UL 認定のケーブル（コードに「UL」または「CSA」と記載）を使用することは禁じられています。同法で規制されていないものはコードに「PSE」と表示されます。ステートメント 371

警告	製品を使用する前に、安全上の注意事項を読むことを強くお勧めします。 https://www.cisco.com/web/JP/techdoc/pldoc/pldoc.html 製品を設置する際は、付属の、または指定の接続ケーブル/電源ケーブル/AC アダプタを使用してください。ステートメント 407

警告	火災のリスクを軽減するため、銅線導体のみを使用してください。ステートメント 1025

警告	この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。感電のリスクを低減するために、すべての接続を切断して装置のへの電源供給を停止する必要があります。ステートメント 1028

• RJ45 ポート用イーサネットケーブル。

• ルータなどのデバイスの接続に使用するシリアルケーブルまたはコンソールケーブル。

• 適切に終端シールドが施された、シールド付き USB ケーブル。

デバイスとその機器を取り付けるには、次の工具と部品が必要です。

• 静電気防止用のコードとリストストラップ

• プラスドライバ：小型 3/16 インチ（4 〜 5 mm）、中型 1/4 インチ（6 〜 7 mm）

• ラックに合うネジ

• シャーシのアース接続用ワイヤクリンパ（アースラグキットとともに使用）

• アースラグキット用の 14 AWG ケーブル X 1

さらに、使用する予定のモジュールの種類によっては、外部ネットワークにポートを接続するために次の機器が必要です。

• WAN および LAN ポート（構成によって異なります）に接続するためのケーブル

（注）	デバイスの購入時に必要なケーブルを注文した場合、ケーブルは製品と一緒に送付されます。