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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco XR 12000 シリーズ ルータでサポートされる SPA Interface Processor(SIP; SPA インターフェイス プロセッサ)について説明します。この章の内容は次のとおりです。
• 「Cisco XR 12000 SIP-600 の概要」
• 「Cisco XR 12000 SIP-401 の概要」
表1-1 に、Cisco XR 12000 シリーズ ルータがサポートする SPA および それらの SPA をサポートする SIP を示します。
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Cisco XR 12000 シリーズ ルータ ハードウェアのインストレーションおよび設定の詳細については、ご使用のルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。このガイドには、ルータ スイッチ ファブリックの概要、ルータ スイッチ ファブリックによる SIP の動作への影響、SIP スロットの配置、スロットの幅、および他の要件が記載されています。
(注) ルータ ハードウェアのインストレーション コンフィギュレーション ガイドでラインカードに対して記載されている内容は、そのまま SIP にも適用されます。
SIP は、すべての Cisco XR 12000 シリーズ ルータでサポートされています。2.5G ISE SIP は、Cisco 12016、124xx、および 128xx ルータでサポートされています。Cisco XR 12000 SIP-401、Cisco XR 12000 SIP-501、Cisco XR 12000 SIP-600、および Cisco XR 12000 SIP-601 は、Cisco 124xx および 128xx ルータでサポートされています。
(注) このラインカードの要件をサポートするには、Cisco XR 12000 シリーズ ルータに最低 1 つの Clock and Scheduler Card(CSC; クロック スケジューラ カード)が取り付けられている必要があります。その他の情報については、ご使用の Cisco XR 12000 シリーズ ルータのインストレーション コンフィギュレーション ガイドを参照してください。
表1-2 に、Cisco XR 12000 シリーズ ルータでサポートされているすべての SIP の概要を示します。
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シングル幅、シングルハイト SPA 1 × 2 デュアル幅、ダブルハイト SPA 2 × 1 |
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ソフトウェアの設定情報については、インストールされている Cisco IOS XR リリースの Cisco IOS XR ソフトウェア コンフィギュレーションおよびコマンド リファレンスのマニュアルを参照してください。その他の情報については、Cisco IOS XR ソフトウェア リリース ノートを参照してください。 表1-3 に、サポートされる SIP と互換性のある Cisco IOS XR リリースの一覧を示します。
ソフトウェアとの互換性を確保するには、ご使用の SIP が特定のハードウェア リビジョン番号でなければなりません。番号は、カードのコンポーネント側に貼付されているラベルに印字されています。show diags slot-number コマンドを使用して、ハードウェア リビジョン番号を表示することもできます。 表1-3 に、サポートされるすべての SIP のハードウェア リビジョン番号を示します。
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show version コマンドと show hardware コマンドは、現在ロードされ、稼働しているシステムのソフトウェア バージョンなど、ルータの現在のハードウェア構成を表示します。 show コマンドの詳細については、インストールされている Cisco IOS XR リリースの『Cisco IOS XR Configuration Fundamentals Configuration Guide 』および『 Cisco IOS XR Configuration Fundamentals Command
Reference 』を参照してください。
ここでは Cisco XR 12000 SIP-600 について、次の内容を説明します。
• 「Cisco XR 12000 SIP-600 のボード コンポーネント」
• 「Cisco XR 12000 SIP-600 のLED」
• 「Cisco XR 12000 SIP-600 の物理仕様」
• 「Cisco XR 12000 SIP-600 の SPA サブスロット番号」
• 「Cisco XR 12000 SIP-600 の SPA インターフェイス アドレス」
図1-1 に、Cisco XR 12000 SIP-600 の主要なボード コンポーネントを示します。
図1-1 Cisco XR 12000 SIP-600 ボード--背面図
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Cisco XR 12000 SIP-600 は、シングル幅、ダブルハイト SPA × 2、シングル幅、シングルハイト SPA × 2、またはデュアル幅、デュアルハイト SPA × 1 をサポートしています。Cisco XR 12000 SIP-600 の前面プレートには、STATUS LED が 1 つあります。図1-2 に、シングル幅、シングルハイト SPA を 2 つ取り付けた Cisco 12000 SIP-600 の前面プレートを示します。
図1-2 Cisco XR 12000 SIP-600 の前面プレート
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表1-4 に、Cisco XR 12000 SIP-600 の各 LED の説明を示します。
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次の表に、Cisco XR 12000 SIP-600 の物理仕様を示します。
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Cisco XR 12000 SIP-600 は、シングル幅 SPA × 2 またはデュアル幅 SPA × 1 をサポートしています。
図1-3 に、2 つの SPA を取り付けた Cisco XR 12000 SIP-600 を示します。左の SPA スロットがサブスロット 0 で、右の SPA スロットがサブスロット 1 となります。デュアル幅の SPA を 1 つ取り付けると、サブスロット 0 に挿入されたものとみなされます。
図1-3 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA のサブスロットの位置
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Cisco 12000 シリーズ ルータは、 slot/subslot/port という形式で、SIP スロット番号、SPA サブスロット、および SPA ポート番号による SPA インターフェイス アドレスを識別します。サブスロットとポートの番号は 0 から開始し、各 Cisco XR 12000 SIP-600 には 2 つのサブスロット 0(左)と 1(右)があります。たとえば、ルータのラインカード スロット 3 に挿入されている SIP で、2 番めの SIP サブスロットに挿入された 1 ポート SPA のインターフェイス アドレスは、3/1/0 となります。図1-4 に、1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA および 10 ポート ギガビット イーサネット SPA のスロット、サブスロット、およびポートの位置を示します。
図1-4 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA と 10 ポート ギガビット イーサネット SPA のスロット、サブスロット、およびポートの位置
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ここでは Cisco XR 12000 SIP-401 について、次の内容を説明します。
• 「Cisco XR 12000 SIP-401 のボード コンポーネント」
• 「Cisco XR 12000 SIP-401 のLED」
• 「Cisco XR 12000 SIP-401 の物理仕様」
• 「Cisco XR 12000 SIP-401 の SPA スロット番号」
• 「Cisco XR 12000 SIP-401 の SPA インターフェイス アドレス」
図1-5 に、Cisco XR 12000 SIP-401 の主要なボード コンポーネントを示します。
図1-5 Cisco XR 12000 SIP-401 ボード--背面図
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Cisco XR 12000 SIP-401 には LED が 2 つあります(図1-6 を参照)。
図1-6 Cisco XR 12000 SIP-401 の前面プレート
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表1-8 に、Cisco XR 12000 SIP-401 の各 LED の説明を示します。
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次の表に、Cisco XR 12000 SIP-401 の物理仕様を示します。
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Cisco XR 12000 SIP-401 は、シングル幅、シングルハイト SPA × 4 をサポートしています。
図1-7 に、4 つの SPA を取り付けた Cisco XR 12000 SIP-401 を示します。左上の SPA スロットはサブスロット 0、右上の SPA スロットはサブスロット 1、左下の SPA スロットはサブスロット 2、右下の SPA スロットはサブスロット 3 です。
図1-7 SPA を取り付けた Cisco XR 12000 SIP-401
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Cisco 12000 シリーズ ルータは、 slot/subslot/port という形式で、SIP スロット番号、SPA サブスロット、および SPA ポート番号による SPA インターフェイス アドレスを識別します。サブスロットとポートの番号は 0 から開始し、各 Cisco XR 12000 SIP-401 には 4 つのサブスロットがあります。4 ポート SPA であれば、ポート 0 ~ 3 になります。たとえば、ルータのラインカード スロット 6 に搭載された SIP で、最初の SIP サブスロットに 4 ポート SPA が配置されている場合、その 2 番めのポートのインターフェイス アドレスは 6/0/1 です。
図1-8 Cisco XR 12000 SIP-401 を取り付けた Cisco 12000 シリーズ ルータ
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ここでは Cisco XR 12000 SIP-501 について、次の内容を説明します。
• 「Cisco XR 12000 SIP-501 のボード コンポーネント」
• 「Cisco XR 12000 SIP-501 のLED」
• 「Cisco XR 12000 SIP-501 の物理仕様」
• 「Cisco XR 12000 SIP-501 の SPA サブスロット番号」
• 「Cisco XR 12000 SIP-501 の SPA インターフェイス アドレス」
図1-9 に、Cisco XR 12000 SIP-501 の主要なボード コンポーネントを示します。
図1-9 Cisco XR 12000 SIP-501 ボード--背面図
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Cisco XR 12000 SIP-501 は、シングル幅、ダブルハイト SPA × 2、シングル幅、シングルハイト SPA × 2、またはデュアル幅、デュアルハイト SPA × 1 をサポートしています。Cisco XR 12000 SIP-501 の前面プレートには、STATUS LED が 1 つあります。図1-10 に、4 つのシングル幅、シングルハイト SPA を取り付けた Cisco XR 12000 SIP-501 の前面プレートを示します。
図1-10 Cisco XR 12000 SIP-501 の前面プレート
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表1-10 に、Cisco XR 12000 SIP-501 の各 LED の説明を示します。
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次の表に、Cisco XR 12000 SIP-501 の物理仕様を示します。
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Cisco XR 12000 SIP-501 は最大 4 つのシングル幅 SPA、または 1 つのデュアル幅 SPA をサポートしています。
図1-11 に、2 つの SPA を取り付けた Cisco XR 12000 SIP-501 を示します。左の SPA スロットがサブスロット 0 で、右の SPA スロットがサブスロット 1 となります。デュアル幅の SPA を 1 つ取り付けると、サブスロット 0 に挿入されたものとみなされます。
図1-11 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA のサブスロットの位置
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Cisco 12000 シリーズ ルータは、 slot/subslot/port という形式で、SIP スロット番号、SPA サブスロット、および SPA ポート番号による SPA インターフェイス アドレスを識別します。サブスロットとポートの番号は 0 から開始し、各 Cisco XR 12000 SIP-601 には 2 つのサブスロット 0(左)と 1(右)があります。たとえば、ルータのラインカード スロット 3 に挿入されている SIP で、2 番めの SIP サブスロットに挿入された 1 ポート SPA のインターフェイス アドレスは、3/1/0 となります。図1-12 に、1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA および 10 ポート ギガビット イーサネット SPA のスロット、サブスロット、およびポートの位置を示します。
図1-12 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA と 10 ポート ギガビット イーサネット SPA のスロット、サブスロット、およびポートの位置
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ここでは Cisco XR 12000 SIP-601 について、次の内容を説明します。
• 「Cisco XR 12000 SIP-601 のボード コンポーネント」
• 「Cisco XR 12000 SIP-601 のLED」
• 「Cisco XR 12000 SIP-601 の物理仕様」
• 「Cisco XR 12000 SIP-601 の SPA サブスロット番号」
• 「Cisco XR 12000 SIP-601 の SPA インターフェイス アドレス」
図1-13 に、Cisco XR 12000 SIP-601 の主要なボード コンポーネントを示します。
図1-13 Cisco XR 12000 SIP-601 ボード--背面図
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Cisco XR 12000 SIP-601 は、シングルハイト SPA × 4(集約スループットが 2 つのフルレートの SPA を超過しないこと)、ダブルハイト SPA × 2、デュアル幅、ダブルハイト SPA × 1、またはシングルハイトおよびダブルハイト SPA の組み合わせをサポートしています。Cisco XR 12000 SIP-601 の前面プレートには、STATUS LED が 1 つあります。図1-14 に、4 つのシングル幅、シングルハイト SPA を取り付けた Cisco XR 12000 SIP-601 の前面プレートを示します。
図1-14 Cisco XR 12000 SIP-601 の前面プレート
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表1-14 に、Cisco XR 12000 SIP-601 の各 LED の説明を示します。
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次の表に、Cisco XR 12000 SIP-601 の物理仕様を示します。
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Cisco XR 12000 SIP-601 は、シングルハイト SPA × 4(集約スループットが 2 つのフルレートの SPA を超過しないこと)、ダブルハイト SPA × 2、デュアル幅、ダブルハイト SPA × 1、またはシングルハイトおよびダブルハイト SPA の組み合わせをサポートしています。
図1-15 に、2 つの SPA を取り付けた Cisco XR 12000 SIP-601 を示します。左の SPA スロットがサブスロット 0 で、右の SPA スロットがサブスロット 1 となります。デュアル幅の SPA を 1 つ取り付けると、サブスロット 0 に挿入されたものとみなされます。
図1-15 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA のサブスロットの位置
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Cisco 12000 シリーズ ルータは、 slot/subslot/port という形式で、SIP スロット番号、SPA サブスロット、および SPA ポート番号による SPA インターフェイス アドレスを識別します。サブスロットとポートの番号は 0 から開始し、各 Cisco XR 12000 SIP-601 には 2 つのサブスロット 0(左)と 1(右)があります。たとえば、ルータのラインカード スロット 3 に挿入されている SIP で、2 番めの SIP サブスロットに挿入された 1 ポート SPA のインターフェイス アドレスは、3/1/0 となります。図1-16 に、1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA および 10 ポート ギガビット イーサネット SPA のスロット、サブスロット、およびポートの位置を示します。
図1-16 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA と 10 ポート ギガビット イーサネット SPA のスロット、サブスロット、およびポートの位置
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