この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco XR 12000 シリーズ ルータでサポートされる Shared Port Adaptor(SPA; 共有ポート アダプタ)について説明します。この章の内容は次のとおりです。
• 「2 ポートおよび 4 ポート T3/E3 シリアル SPA の概要」
• 「2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 to DS0 SPA の概要」
• 「8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA の概要」
• 「1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA の概要」
• 「2 ポート ギガビット イーサネット SPA の概要」
• 「5 ポート ギガビット イーサネット SPA の概要」
• 「10 ポート ギガビット イーサネット SPA の概要」
• 「1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA の概要」
• 「1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA の概要」
• 「1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA の概要」
• 「1 ポート OC-192/STM-64 POS SPA の概要」
• 「1 ポート OC-192 STM-64 POS RPR XFP SPA の概要」
• 「4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA の概要」
• 「8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA の概要」
• 「1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA の概要」
• 「1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の概要」
• 「2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の概要」
• 「2 ポート OC-48 POS RPR SPA の概要」
• 「Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA の概要」
• 「1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA の概要」
表2-1 に、Cisco XR 12000 シリーズ ルータでサポートされる SPA の概要を示します。
|
|
|
|
|
---|---|---|---|---|
ルータに搭載されているハードウェアに対する Cisco IOS XR ソフトウェアの最低限のソフトウェア要件を確認するには、Cisco.com の Software Advisor ツールを使用します。このツールでは、システム内の SPA Interface Processor(SIP; SPA インターフェイス プロセッサ)または SPA の互換性を検査することはできませんが、個々のハードウェア モジュールまたはコンポーネントに対する最低限の Cisco IOS XR 要件を確認できます。
(注) このツールにアクセスするには、Cisco.com のログイン アカウントが必要です。
Software Advisor にアクセスするには、Cisco.com で Login をクリックして、SEARCH ボックスに [Software Advisor] と入力し、GO をクリックします。Software Advisor ツールのリンクをクリックします。
製品シリーズを選択するか、または特定の製品番号を入力して、ハードウェアに必要なソフトウェア リリースの最低要件を検索します。
ルータに推奨される帯域幅制限がオーバーサブスクライブされると、パフォーマンスが低下または劣化することがあります。このため、ルータの SPA で使用される帯域幅を決めておき、すべての SPA によって使用される合計帯域幅が、ルータに推奨される帯域幅制限を超えないように注意することが重要となります。
(注) SIP-600(10G SIP)、SIP-401(2.5G SIP)、SIP-501(5G SIP)、および SIP-601(10G SIP)は、取り付けられた SPA を 20G までサポートしますが、エンジンおよびファブリックを経由する帯域幅は 10G 以下となります(SIP-600 または SIP-601)。エンジンおよびファブリックを経由する帯域幅は、SIP-501 では 5G 以下、SIP-401 では 2.5G 以下となります。
表2-2 に、SPA の各ポートの帯域幅(1 ポートあたりの帯域幅)、および SPA で使用可能な全ポートの累積帯域幅(合計帯域幅)を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
5 Gbps 1 |
|||
ここでは 2 ポートおよび 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA について、次の内容を説明します。
• 「2 ポートおよび 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA のLED」
• 「2 ポートおよび 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA のインターフェイス仕様」
• 「2 ポートおよび 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA のケーブルとコネクタ」
2 ポートおよび 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA は、3 種類の LED を備えています。SPA の各ポート用の LED が 2 つと、STATUS LED が 1 つです。図2-1 に、4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA 上の各 LED の例を示します。
図2-1 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA の前面プレート
|
|
||
|
|
||
|
表2-3 に、2 ポートおよび 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
ソフトウェアによってポートがイネーブルにされています。有効な E3 または T3 信号が存在し、アラームは発生していません。 |
|||
フレーマは、着信および送信 T3 フレーム(C ビット、m13/m23、非フレーム)および E3 フレーム(g751、g832、非フレーム)を処理します。フレーマの処理速度は、設定されたモードに応じて T3 または E3 ラインレート(44.2/34.0 Mbps)となります。
パケット データは PPP や HDLC など、ユーザが設定可能なカプセル化形式で転送され、T3 および E3 フレームにマッピングされます。カプセル化により、データ フレーム パケットは転送オーバーヘッドが付加されてから転送されます。このオーバーヘッドは、パケットが遠端に転送された時点で削除されます。
T3/E3 SPA インターフェイスは、ANSI および Telco 標準に準拠しています。このインターフェイスは、MIB(RFC 2496)および T1.231 のサポートも提供しています。
2 ポートおよび 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA のインターフェイス コネクタは 75 Ω の同軸 Siemax 型であり、1 つのコネクタおよびケーブルが転送用(TX)、もう 1 つは受信用(RX)です。
2 ポートおよび 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA には、次のケーブルを使用できます。ケーブルの一端は BNC コネクタであり、もう一端は Siemax コネクタです。
• CAB-T3E3-RF-BNC-M(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC オス、10 フィート [3 m])
• CAB-T3E3-RF-BNC-F(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC メス、10 フィート [3 m])
• CAB-T3E3-RF-OPEN(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC オープンエンド、10 フィート [3 m])
(注) 各ケーブルのシスコの製品番号は 72-4124-01(オス BNC 端子)および 72-4131-01(メス BNC 端子)となります。
図2-1 に 4 ポート クリア チャネル T3/E3 SPA のコネクタを示します。また、 表2-4 に各コネクタの信号の意味を説明します。
|
|
---|---|
送信信号は中心コンタクト上で送信されます。外側シールドは、TX BNC コネクタに接続する 75 Ω RG-59 同軸ケーブルのアースです。 |
|
受信信号は中心コンタクト上で受信されます。外側シールドは、RX BNC コネクタに接続する 75 Ω RG-59 同軸ケーブルのアースです。 |
ここでは 2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA について、次の内容を説明します。
• 「2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA のLED」
• 「2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA のインターフェイス仕様」
• 「2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA のケーブルとコネクタ」
2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA は、3 種類の LED を備えています。SPA の各ポート用の LED が 2 つと、STATUS LED が 1 つです。図2-2 に、4 ポート チャネライズド T3 SPA 上の各 LED の例を示します。
図2-2 4 ポート チャネライズド T3 SPA の前面プレート
|
|
||
|
|
||
|
表2-5 に、2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
フレーマは、着信および送信 T3 フレーム(C ビット、m13/m23、非フレーム)を処理します。フレーマの処理速度は T3 ラインレート(44.2 Mbps)です。
パケット データは、PPP(ポイントツーポイント プロトコル)や High-Level Data Link Control(HDLC; ハイレベル データリンク制御)など、ユーザが設定可能なカプセル化形式で転送され、T3 フレームにマッピングされます。カプセル化により、データ フレーム パケットは転送オーバーヘッドが付加されてから転送されます。このオーバーヘッドは、パケットが遠端に転送された時点で削除されます。
T3 SPA インターフェイスは、ANSI および Telco 標準に準拠しています。このインターフェイスは、MIB(管理情報ベース)RFC 2495、RFC 2496、および T1.231 のサポートも提供しています。
2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA のインターフェイス コネクタは 75 Ω の同軸 Siemax 型であり、1 つのコネクタおよびケーブルが転送用(TX)、もう 1 つは受信用(RX)です。
2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA には、次のケーブルを使用できます。ケーブルの一端は BNC コネクタであり、もう一端は Siemax コネクタです。
• CAB-T3E3-RF-BNC-M(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC オス、10 フィート [3 m])
• CAB-T3E3-RF-BNC-F(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC メス、10 フィート [3 m])
• CAB-T3E3-RF-OPEN(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC オープンエンド、10 フィート [3 m])
(注) 各ケーブルのシスコの製品番号は 72-4124-01(オス BNC 端子)および 72-4131-01(メス BNC 端子)となります。
図2-2 に 2 ポートおよび 4 ポート チャネライズド T3 SPA の Siemax コネクタを示します。また、 表2-6 に各コネクタの信号の意味を説明します。
|
|
---|---|
送信信号は中心コンタクト上で送信されます。外側シールドは、TX Siemax コネクタに接続する 75 Ω RG-59 同軸ケーブルのアースです。 |
|
受信信号は中心コンタクト上で受信されます。外側シールドは、RX Siemax コネクタに接続する 75 Ω RG-59 同軸ケーブルのアースです。 |
ここでは 8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA について、次の内容を説明します。
• 「8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA のLED」
• 「8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA のインターフェイス仕様」
• 「8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA のケーブル、コネクタ、およびピン割り当て」
8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA は、3 種類の LED を備えています。SPA の各ポート用の LED が 2 つと、STATUS LED が 1 つです(図2-3 を参照)。
図2-3 8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-7 に、8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
ソフトウェアによってポートがイネーブルにされています。有効な T1 または E1 信号が存在し、アラームは発生していません。 |
|||
8 ポート チャネライズド T1/E1 SPA の E1 インターフェイスでは、RJ-45 コネクタ付き E1 ケーブル(120 Ω)に対し、RJ-48c レセプタクルを使用します。すべてのポートを同時に使用できます。各 E1 接続は、G.703 規格に適合するインターフェイスをサポートします。RJ-45 接続には、外部トランシーバは必要ありません。E1 ポートは、120 Ω の Shielded Twisted-Pair(STP; シールド付きツイストペア)ケーブルを使用する E1 インターフェイスです。
警告 EN55022/CISPR22 クラス A エミッション要件に適合するように、STP T1/E1 ケーブルを使用する必要があります。リビジョン 73-8358-05 ~ 73-8358-08 では、エミッション要件に適合するように STP T1/E1 ケーブルを使用する必要があります。
図2-4 に、RJ-45 コネクタを示します。
(注) RJ-45 および RJ-48c という用語は、どちらも同じ意味として使用されることがあります。RJ-48c はジャックまたはレセプタクルであり、RJ-45 はコネクタです。
表2-8 に、RJ-45 ケーブル コネクタの信号およびピン割り当てを示します。
|
|
|
---|---|---|
ここでは 8 ポート ファスト イーサネット SPA について、次の内容を説明します。
• 「8 ポート ファスト イーサネット SPA のLED」
• 「8 ポート ファスト イーサネット SPA のケーブル、コネクタ、およびピン割り当て」
8 ポート ファスト イーサネット SPA は、2 種類の LED を備えています。各ポートの A/L LED、および SPA 用の 1 つのSTATUS LED です(図2-5 を参照)。
図2-5 8 ポート ファスト イーサネット SPA の前面プレート
|
|
表2-9 に、8 ポート ファスト イーサネット SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
ポート番号 |
|||
2.この場合、ポート番号は 8 ポート ファスト イーサネット SPA の番号付けされた LED(0、1、2、3、4、5、6、7)に対応します。8 ポート ファスト イーサネット SPA の各 LED 番号が SPA のポートを表します。 |
8 ポート ファスト イーサネット SPA のインターフェイス コネクタは、8 つの RJ-45 レセプタクルです。8 つのインターフェイス コネクタはすべて同時に使用できます。各コネクタは、該当する規格に準拠した IEEE 802.3 インターフェイスおよびイーサネット 10/100BASE-T インターフェイスをサポートします。別途、カテゴリ 5 の Unshielded Twisted-Pair(UTP; シールドなしツイストペア)RJ-45 ケーブルを用意してください。
図2-6 に、RJ-45 コネクタを示します。
表2-10 に、RJ-45 コネクタのピン割り当ておよび信号を示します。
|
|
---|---|
(注) 未使用のカテゴリ 5 UTP ケーブル ペア 4/5 および 7/8 には、表2-10 に示す RJ-45 ピン割り当てを参考にして、適切なコモンモード回線終端を使用する必要があります。コモンモード回線終端を使用することで、EMI(電磁波干渉)が発生しにくくなり、コモンモード発生源の影響を受けにくくなります。ワイヤ ペア 4/5 および 7/8 は、8 ポート ファスト イーサネット SPA の RJ-45 ポート回路でアクティブとして終端します。
8 ポート ファスト イーサネット SPA は、全動作速度において自動 MDI/MDIX クロスオーバーをサポートしています。このため、SPA はストレートとクロスの両方のイーサネット ケーブルを使用できます。RJ-45 インターフェイスのケーブル接続要件に応じて、図2-7 および 図2-8 のピン割り当てを使用してください。
図2-7 ストレート ケーブルのピン割り当て、ハブまたはリピータとの RJ-45 接続
図2-8 クロス ケーブルのピン割り当て、ルータ間の RJ-45 接続
ここでは 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA のLED」
• 「1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA の XFP 光トランシーバ モジュール、コネクタ、およびケーブル」
1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA は、2 種類の LED を備えています。ポートの ACTIVE/LINK LED、およびSTATUS LED です(図2-9 を参照)。
図2-9 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA の前面プレート
|
|
表2-11 に、1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA は、次のタイプの光トランシーバ モジュールをサポートします。
• シングルモード SR XFP モジュール ― XFP-10GLR
• シングルモード IR XFP モジュール ― XFP-10GER
• シングルモード LR XFP モジュール ― XFP-10GZR
シスコシステムズは、SPA で使用可能な光モジュールを認定しています。Cisco IOS Release 12.0(32)SY では、使用可能として認定されている光トランシーバ モジュールは、上記の各 Small Form-Factor Pluggable(XFP)のみです。
ルータとネットワークの接続には、モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロン(公称径は約 10/125 ミクロン)のシングルモード光ファイバを使用します。
図2-10 に、1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA の XFP 光トランシーバ モジュールで使用するケーブル タイプを示します。
(注) 1 ポート 10 ギガビット イーサネット SPA の 40 ピン コネクタは RPR 接続に使用されます。この機能はサポートされていません。
XFP-10GLR-OC192SR、XFP-10GER-OC192IR、および XFP-10GZR-OC192LR XFP には、Clock and Data Recovery(CDR)集積回路に統合された光トランスミッタおよびレシーバーのペアが組み込まれています。XFP は高速シリアル リンクを提供し、その速度はシングルモード光ファイバにおいて、9.95 Gbps(OC-192)および 10.3125 Gbps(10 ギガビット イーサネット)です。転送側は 10 Gbps シリアル データを回復し、時間再調整を行い、レーザー ドライバに渡します。レーザー ドライバは 1310 nm または 1550 nm レーザーにバイアスをかけて変調し、LC コネクタを介して SMF 上でデータを転送できるようにします。受信側はフォト検出器のトランス インピーダンス増幅器から受信した 10 Gbps の光データ ストリームを回復し、時間再調整を行い、出力ドライバに渡します。
テクノロジーの種類およびモデルについては、XFP のラベルで確認してください。
XFP の温度範囲は 0 ~ 70°C です。XFP の外観については図2-11 を参照してください。
|
|
|
---|---|---|
ここでは 2 ポート ギガビット イーサネット SPA のバージョン 1 およびバージョン 2 について、次の内容を説明します。
• 「2 ポート ギガビット イーサネット SPA のLED」
• 「2 ポート ギガビット イーサネット SPA(バージョン 2) のLED」
2 ポート ギガビット イーサネット SPA は、2 種類の LED を備えています。各ポートの A/L LED、および STATUS LED です(図2-12 を参照)。
図2-12 2 ポート ギガビット イーサネット SPA の前面プレート
|
|
表2-13 に、2 ポート ギガビット イーサネット SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
2 ポート ギガビット イーサネット SPA(バージョン 2) は、2 種類の LED を備えています。各ポート(SFP および RJ45)の A/L LED、および STATUS LED です(図2-13 を参照)。
図2-13 2 ポート ギガビット イーサネット SPA(バージョン 2) の前面プレート
|
|
表2-14 に、2 ポート ギガビット イーサネット SPA(バージョン 2) の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
2 ポート ギガビット イーサネット SPA(バージョン 2) の SFP および RJ45 ポートの有効な構成は、以下のとおりです。
(注) Cisco XR 12000 シリーズ ルータの場合、2 ポート ギガビット イーサネット SPA では RJ45 ポートはサポートされません。
2 ポート ファスト イーサネット SPA のインターフェイス コネクタは、2 つの RJ-45 レセプタクルです。両方のインターフェイス コネクタは同時に使用できます。各コネクタは、該当する規格に準拠した IEEE 802.3 インターフェイスおよびイーサネット 10/100BASE-T インターフェイスをサポートします。別途、カテゴリ 5 の UTP RJ-45 ケーブルを用意してください。図2-14 に、RJ-45 コネクタを示します。
図2-14 2 ポート ファスト イーサネット RJ-45 コネクタ、プラグ、およびレセプタクル
表2-15 に、RJ-45 コネクタのピン割り当ておよび信号を示します。
|
|
2 ポート ギガビット イーサネット SPA のインターフェイス コネクタは、SFP モジュールをサポートする 2 つの光ファイバ レシーバーです。各ポートは、光ファイバ接続を使用してトラフィックを送受信できます。
Small Form-Factor Pluggable(SFP)モジュールは、2 ポート ギガビット イーサネット SPA のギガビット イーサネット ポートに挿入する入出力デバイスであり、光ファイバ ネットワークとポートを接続します。
(注) 2 ポート ギガビット イーサネット SPA に使用できるのは、このマニュアルにサポート対象として記載されている SFP モジュールだけです。2 ポート ギガビット イーサネット SPA に SFP モジュールが差し込まれるたびに SFP モジュール チェックが実行され、このチェックに合格した SFP モジュールだけが 2 ポート ギガビット イーサネット SPA で使用可能になります。
SFP モジュールは本来ギガビット イーサネット以外のテクノロジー、および 2 ポート ギガビット イーサネット SPA 以外の製品のために存在します。ただし、このマニュアル内の説明は、2 ポート ギガビット イーサネット SPA のポートに挿入する SFP モジュールのみを対象としています。
SFP モジュールは、レシーバー ポート(RX)とトランスミッタ ポート(TX)からなる 1 つの光インターフェイスを備えています。 表2-16 および 表2-17 に、SFP モジュールについての説明と仕様を示します。
|
|
|
---|---|---|
既存の銅線ネットワーク インフラストラクチャ上で、ハイエンド ワークステーションおよび配線クローゼット間に全二重ギガビット イーサネット接続を提供します。 |
1000BASE-SX(短波)モジュールは、50/125 um MMF では最大 500 m、62.5/125 um MMF では最大 300 m の標準的なマルチモード光ファイバ リンク距離で動作します。
1000BASE-LX/LH(長波/長距離)モジュール インターフェイスは、IEEE 802.3z 1000BASE-LX 標準に完全に準拠します。ただし、オプティカル品質が優れているため、SMF で 6.2 マイル(10 km)の距離まで到達可能です(規格で定められている到達距離は 3.1 マイル [5 km])。
1000BASE-ZX(超長波)モジュールは、通常のシングルモード光ファイバ リンク距離(最大 49.7 マイル [80 km])で動作します。プレミアム シングルモード光ファイバまたは分散シフト型シングルモード光ファイバを使用すれば、最大 62.1 マイル(100 km)のリンク距離まで到達可能になります。プレミアム シングルモード光ファイバは、通常のシングルモード光ファイバより単位長あたりの減衰量が低く、分散シフト型シングルモード光ファイバは通常より減衰量が低く、分散も少ないという特性を持ちます。
1000BASE-ZX モジュールは、シングルモード光ファイバ ケーブルに接続する必要があります。これは長距離通信アプリケーションで一般に使用されるケーブル タイプです。1000BASE-ZX モジュールは、マルチモード光ファイバに接続すると正常に動作しません。また、マルチモード光ファイバがよく使用される環境(建物内バックボーンまたは水平ケーブル接続など)には適していません。
1000BASE-ZX モジュールは、さまざまなスイッチおよびルータ製品で見られるように、ギガビット イーサネット インターフェイス用の PMD コンポーネントとして使用することを目的としています。これは 1250 M ボーの信号速度で動作し、8B/10B の符号化データを送受信します。
短距離のシングルモード光ファイバを使用する際、レシーバーに負荷がかかり過ぎないようにするため、リンクに光減衰器を直列に挿入しなければならない場合があります。
• 光ファイバ ケーブルの距離が 15.5 マイル(25 km)未満の場合には、リンクの両側で光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX モジュールの受信ポートとの間に、10 dB の光減衰器を直列に挿入してください。
• 光ファイバ ケーブルの距離が 15.5 マイル(25 km)以上 31 マイル(50 km)未満の場合には、リンクの両側で光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX モジュールの受信ポートとの間に、5 dB の光減衰器を直列に挿入してください。
SFP-GE-T(1000BASE-T 銅線 SFP モジュール)は、既存の銅線ネットワーク インフラストラクチャ上で、ハイエンド ワークステーションおよび配線クローゼット間に全二重ギガビット イーサネット接続を提供します。SFP-GE-T の最大ケーブル長は、328 フィート(100 m)です。
表2-18 に、2 ポート ギガビット イーサネット SPA に取り付け可能な各 SFP モジュールのケーブル接続仕様を示します。すべての SFP ポートは LC タイプ コネクタを備えていることに注意してください。
SFP-GE-S の最短ケーブル長は 6.5 フィート(2 m)であり、リンクの両端に 8 dB の減衰器が取り付けられた場合の SFP-GE-Z の最短リンク距離は 6.2 マイル(10 km)です。減衰器を使用しない場合は、SFP-GE-Z の最短リンク距離は 24.9 マイル(40 km)です。
|
|
タイプ |
(ミクロン) |
|
|
---|---|---|---|---|---|
MMF 3 |
|||||
MMF 4 および SMF |
|||||
SMF 5 |
|||||
(注) 1000BASE-ZX SFP モジュールの光パワー バジェットは、21.5 dB です。使用するケーブル プラントを光損失テストによって測定し、ケーブル プラント(コネクタとスプライスを含む)の光損失が 21.5 dB 以下であることを確認してください。光損失の測定は、1550 nm の光源を使用して実行する必要があります。
ここでは 5 ポート ギガビット イーサネット SPA について、次の内容を説明します。
• 「5 ポート ギガビット イーサネット SPA の LED」
• 「5 ポート ギガビット イーサネット SPA のケーブルおよびコネクタ」
5 ポート ギガビット イーサネット SPA は、2 種類の LED を備えています。各ポートの A/L LED、および SPA 用の 1 つのSTATUS LED です(図2-15 を参照)。
図2-15 5 ポート ギガビット イーサネット SPA の前面プレート
|
|
表2-19 に、5 ポート ギガビット イーサネット SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
5 ポート ギガビット イーサネット SPA は、SFP モジュールをサポートする 5 つの電気コネクタを備えています。各ポートは、取り付けられた SFP モジュールに適したケーブル接続を使用して、トラフィックを送受信できます。
SFP モジュールは、5 ポート ギガビット イーサネット SPA のギガビット イーサネット ポートに挿入する入出力デバイスであり、光ファイバ ネットワークとポートを接続します。
(注) 5 ポート ギガビット イーサネット SPA に使用できるのは、このマニュアルにサポート対象として記載されている SFP モジュールだけです。5 ポート ギガビット イーサネット SPA に SFP モジュールが差し込まれるたびに SFP モジュール チェックが実行され、このチェックに合格した SFP モジュールだけが 5 ポート ギガビット イーサネット SPA で使用可能になります。
SFP モジュールは本来ギガビット イーサネット以外のテクノロジー用、および 5 ポート ギガビット イーサネット SPA 以外の製品用に使用します。ただし、このマニュアル内の説明は、5 ポート ギガビット イーサネット SPA のポートに挿入する SFP モジュールのみを対象としています。
SFP モジュールは、レシーバー ポート(RX)とトランスミッタ ポート(TX)からなる 1 つの光インターフェイスを備えています。 表2-20 および 表2-21 に、SFP モジュールについての説明と仕様を示します。
|
|
|
---|---|---|
既存の銅線ネットワーク インフラストラクチャ上で、ハイエンド ワークステーションおよび配線クローゼット間に全二重ギガビット イーサネット接続を提供します。 |
1000BASE-SX(短波)モジュールは、50/125 um MMF では最大 500 m、62.5/125 um MMF では最大 300 m の標準的なマルチモード光ファイバ リンク距離で動作します。
1000BASE-LX/LH(長波/長距離)モジュール インターフェイスは、IEEE 802.3z 1000BASE-LX 標準に完全に準拠します。ただし、オプティカル品質が優れているため、SMF で 6.2 マイル(10 km)の距離まで到達可能です(規格で定められている到達距離は 3.1 マイル [5 km])。
1000BASE-ZX(超長波)モジュールは、通常のシングルモード光ファイバ リンク距離(最大 49.7 マイル [80 km])で動作します。プレミアム シングルモード光ファイバまたは分散シフト型シングルモード光ファイバを使用すると、最大 62.1 マイル(100 km)のリンク距離まで到達可能になります。プレミアム シングルモード光ファイバは、通常のシングルモード光ファイバより単位長あたりの減衰量が低く、分散シフト型シングルモード光ファイバは通常より減衰量が低く、分散も少ないという特性を持ちます。
1000BASE-ZX モジュールは、シングルモード光ファイバ ケーブルに接続する必要があります。これは長距離通信アプリケーションで一般に使用されるケーブル タイプです。1000BASE-ZX モジュールは、マルチモード光ファイバに接続すると正常に動作しません。また、マルチモード光ファイバがよく使用される環境(建物内バックボーンまたは水平ケーブル接続など)には適していません。
1000BASE-ZX モジュールは、さまざまなスイッチおよびルータ製品で見られるように、ギガビット イーサネット インターフェイス用の PMD コンポーネントとして使用することを目的としています。これは 1250 M ボーの信号速度で動作し、8B/10B の符号化データを送受信します。
短距離のシングルモード光ファイバを使用する際、レシーバーに負荷がかかり過ぎないようにするため、リンクに光減衰器を直列に挿入しなければならない場合があります。次の注意事項に従ってください。
• 光ファイバ ケーブルの距離が 15.5 マイル(25 km)未満の場合には、リンクの両側で光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX モジュールの受信ポートとの間に、10 dB の光減衰器を直列に挿入してください。
• 光ファイバ ケーブルの距離が 15.5 マイル(25 km)以上 31 マイル(50 km)未満の場合には、リンクの両側で光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX モジュールの受信ポートとの間に、5 dB の光減衰器を直列に挿入してください。
SFP-GE-T(1000BASE-T 銅線 SFP モジュール)は、既存の銅線ネットワーク インフラストラクチャ上で、ハイエンド ワークステーションおよび配線クローゼット間に全二重ギガビット イーサネット接続を提供します。SFP-GE-T の最大ケーブル長は、328 フィート(100 m)です。
表2-22 に、5 ポート ギガビット イーサネット SPA に取り付け可能な各 SFP モジュールのケーブル接続仕様を示します。すべての SFP ポートは LC タイプ コネクタを備えていることに注意してください。
SFP-GE-S の最短ケーブル長は 6.5 フィート(2 m)であり、リンクの両端に 8 dB の減衰器が取り付けられた場合の SFP-GE-Z の最短リンク距離は 6.2 マイル(10 km)です。減衰器を使用しない場合は、SFP-GE-Z の最短リンク距離は 24.9 マイル(40 km)です。
|
|
タイプ |
(ミクロン) |
|
|
---|---|---|---|---|---|
MMF 6 |
|||||
MMF 7 および SMF |
|||||
SMF 8 |
|||||
(注) 1000BASE-ZX SFP モジュールの光パワー バジェットは、21.5 dB です。使用するケーブル プラントを光損失テストによって測定し、ケーブル プラント(コネクタとスプライスを含む)の光損失が 21.5 dB 以下であることを確認してください。光損失の測定は、1550 nm の光源を使用して実行する必要があります。
ここでは 10 ポート ギガビット イーサネット SPA について、次の内容を説明します。
• 「10 ポート ギガビット イーサネット SPA の LED」
• 「10 ポート ギガビット イーサネット SPA のケーブルとコネクタ」
10 ポート ギガビット イーサネット SPA は、2 種類の LED を備えています。ポートの A/L LED、および STATUS LED です(図2-16 を参照)。
図2-16 10 ポート ギガビット イーサネット SPA の前面プレート
|
|
表2-23 に、10 ポート ギガビット イーサネット SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
10 ポート ギガビット イーサネット SPA は、SFP モジュールをサポートする 10 個の電気コネクタを備えています。各ポートは、取り付けられた SFP モジュールに適したケーブル接続を使用して、トラフィックを送受信できます。
SFP モジュールは、10 ポート ギガビット イーサネット SPA のギガビット イーサネット光スロットに挿入する入出力デバイスであり、1000BASE-X 光ファイバ ネットワークとポートを接続します。
(注) 10 ポート ギガビット イーサネット SPA に使用できるのは、このマニュアルにサポート対象として記載されている SFP モジュールだけです。10 ポート ギガビット イーサネット SPA に SFP が差し込まれるたびに SFP モジュール チェックが実行され、このチェックに合格した SFP モジュールだけが 10 ポート ギガビット イーサネット SPA で使用可能になります。
SFP モジュールは本来ギガビット イーサネット以外のテクノロジー用、および 10 ポート ギガビット イーサネット SPA 以外の製品用に使用します。ただし、このマニュアル内の説明は、10 ポート ギガビット イーサネット SPA のポートに挿入する SFP モジュールのみを対象としています。
SFP モジュールは、レシーバー ポート(RX)とトランスミッタ ポート(TX)からなる 1 つの光インターフェイスを備えています。 表2-24 および 表2-25 に、SFP についての説明と仕様を示します。
|
|
|
---|---|---|
既存の銅線ネットワーク インフラストラクチャ上で、ハイエンド ワークステーションおよび配線クローゼット間に全二重ギガビット イーサネット接続を提供します。 |
1000BASE-SX(短波)モジュールは、50/125 um MMF では最大 500 m、62.5/125 um MMF では最大 300 m の標準的なマルチモード光ファイバ リンク距離で動作します。
1000BASE-LX/LH(長波/長距離)モジュール インターフェイスは、IEEE 802.3z 1000BASE-LX 標準に完全に準拠します。ただし、オプティカル品質が優れているため、SMF で 6.2 マイル(10 km)の距離まで到達可能です(規格で定められている到達距離は 3.1 マイル [5 km])。
1000BASE-ZX(超長波)モジュールは、通常のシングルモード光ファイバ リンク距離(最大 49.7 マイル [80 km])で動作します。プレミアム シングルモード光ファイバまたは分散シフト型シングルモード光ファイバを使用すれば、最大 62.1 マイル(100 km)のリンク距離まで到達可能になります。プレミアム シングルモード光ファイバは、通常のシングルモード光ファイバより単位長あたりの減衰量が低く、分散シフト型シングルモード光ファイバは通常より減衰量が低く、分散も少ないという特性を持ちます。
1000BASE-ZX モジュールは、シングルモード光ファイバ ケーブルに接続する必要があります。これは長距離通信アプリケーションで一般に使用されるケーブル タイプです。1000BASE-ZX モジュールは、マルチモード光ファイバに接続すると正常に動作しません。また、マルチモード光ファイバがよく使用される環境(建物内バックボーンまたは水平ケーブル接続など)には適していません。
1000BASE-ZX モジュールは、さまざまなスイッチおよびルータ製品で見られるように、ギガビット イーサネット インターフェイス用の PMD コンポーネントとして使用することを目的としています。これは 1250 M ボーの信号速度で動作し、8B/10B の符号化データを送受信します。
短距離のシングルモード光ファイバを使用する際、レシーバーに負荷がかかり過ぎないようにするため、リンクに光減衰器を直列に挿入しなければならない場合があります。次の注意事項に従ってください。
• 光ファイバ ケーブルの距離が 15.5 マイル(25 km)未満の場合には、リンクの両側で光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX モジュールの受信ポートとの間に、10 dB の光減衰器を直列に挿入してください。
• 光ファイバ ケーブルの距離が 15.5 マイル(25 km)以上 31 マイル(50 km)未満の場合には、リンクの両側で光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX モジュールの受信ポートとの間に、5 dB の光減衰器を直列に挿入してください。
SFP-GE-T(1000BASE-T 銅線 SFP モジュール)は、既存の銅線ネットワーク インフラストラクチャ上で、ハイエンド ワークステーションおよび配線クローゼット間に全二重ギガビット イーサネット接続を提供します。SFP-GE-T の最大ケーブル長は、328 フィート(100 m)です。
表2-26 に、10 ポート ギガビット イーサネット SPA に取り付け可能な各 SFP モジュールのケーブル接続仕様を示します。すべての SFP ポートは LC タイプ コネクタを備えていることに注意してください。
SFP-GE-S の最短ケーブル長は 6.5 フィート(2 m)であり、リンクの両端に 8 dB の減衰器が取り付けられた場合の SFP-GE-Z の最短リンク距離は 6.2 マイル(10 km)です。減衰器を使用しない場合は、SFP-GE-Z の最短リンク距離は 24.9 マイル(40 km)です。
|
|
タイプ |
(ミクロン) |
|
|
---|---|---|---|---|---|
MMF 9 |
|||||
MMF 10 および SMF |
|||||
SMF 11 |
|||||
(注) 1000BASE-ZX SFP モジュールの光パワー バジェットは、21.5 dB です。使用するケーブル プラントを光損失テストによって測定し、ケーブル プラント(コネクタとスプライスを含む)の光損失が 21.5 dB 以下であることを確認してください。光損失の測定は、1550 nm の光源を使用して実行する必要があります。
ここでは 1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA のLED」
• 「1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA のケーブルとコネクタ」
1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA は、2 種類の LED を備えています。各ポートの A/L LED、および STATUS LED です(図2-17 を参照)。
図2-17 1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-27 に、1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
フレーマは、送受信 SONET または SDH フレームを処理します。フレーマの処理速度は OC-3/STM-1 ラインレート(155.52 Mbps)です。
パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、STS-3/STM-1 フレームにマッピングされます。
1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA インターフェイスは RFC 1619『 PPP over SONET/SDH 』、および RFC 1662『 PPP in HDLC-like Framing 』に準拠しています。また、1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA は SNMP v1 エージェント(RFC 1155 ~ 1157)、および MIB(管理情報ベース)II(RFC 1213)のサポートも提供しています。
1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA は各ポートに取り付けられた SFP 光トランシーバ モジュールを使用して、SONET および SDH シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続を実現します(図2-18 を参照)。
SFP 光トランシーバ モジュールを 1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA とともに使用すると、以下の光ファイバ オプションが有効になります。
• マルチモード ― 155 Mbps、OC-3/STM-1 光ファイバ(SONET STS-3 または SDH STM-1)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 155 Mbps、OC-3/STM-1 光ファイバ(SONET STS-3 または SDH STM-1)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-19 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
シングルモード(中距離または長距離構成用)またはマルチモード光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、または 1 ポート チャネライズド STM-1/OC-3 SPA を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
長距離 SFP 光トランシーバ モジュール(長距離構成用)でバックツーバック接続を行うには、2 台のモジュール間に減衰器を使用する必要があります。
ここでは 1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA のLED」
• 「1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA のケーブルとコネクタ」
1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA は、2 種類の LED を備えています。各ポートの A/L LED、および STATUS LED です(図2-20 を参照)。
図2-20 1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-28 に、1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
フレーマは、送受信 SONET または SDH フレームを処理します。フレーマの処理速度は OC-12/STM-4 ラインレート(622.08 Mbps)です。
パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、STS-12/STM-4 フレームにマッピングされます。
1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA インターフェイスは RFC 1619『 PPP over SONET/SDH 』、および RFC 1662『 PPP in HDLC-like Framing 』に準拠します。また、1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA は SNMP v1 エージェント(RFC 1155 ~ 1157)、および MIB(管理情報ベース)II(RFC 1213)のサポートも提供しています。
1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA は各ポートに取り付けられた SFP 光トランシーバ モジュールを使用して、SONET および SDH シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続を実現します(図2-21 を参照)。
SFP 光トランシーバ モジュールを 1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA とともに使用すると、以下の光ファイバ オプションが有効になります。
• マルチモード ― 622 Mbps、OC-12/STM-4 光ファイバ(SONET STS-12 または SDH STM-4)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 622 Mbps、OC-12/STM-4 光ファイバ(SONET STS-12 または SDH STM-4)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-22 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
シングルモード(中距離または長距離構成用)またはマルチモード光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、または 1 ポート チャネライズド STM-4/OC-12 SPA を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
長距離 SFP 光トランシーバ モジュール(長距離構成用)でバックツーバック接続を行うには、2 台のモジュール間に減衰器を使用する必要があります。
ここでは 1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA のLED」
• 「1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA のケーブルとコネクタ」
1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA は、2 種類の LED を備えています。各ポートの A/L LED、および STATUS LED です(図2-23 を参照)。
図2-23 1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-29 に、1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
フレーマは、送受信 SONET または SDH フレームを処理します。フレーマの処理速度は OC-48/STM-16 ラインレート(2.488 Gbps)です。
パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、STS-48/STM-16 フレームにマッピングされます。
1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA インターフェイスは RFC 1619『 PPP over SONET/SDH 』、および RFC 1662『 PPP in HDLC-like Framing 』に準拠します。また、1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA は SNMP v1 エージェント(RFC 1155 ~ 1157)、および MIB(管理情報ベース)II(RFC 1213)のサポートも提供しています。
1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA は各ポートに取り付けられた SFP 光トランシーバ モジュールを使用して、SONET および SDH シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続を実現します(図2-24 を参照)。
SFP 光トランシーバ モジュールを 1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA とともに使用すると、以下の光ファイバ オプションが有効になります。
• マルチモード ― 2.488 Gbps、OC-48/STM-16 光ファイバ(SONET STS-48 または SDH STM-16)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 2.488 Gbps、OC-48/STM-16 光ファイバ(SONET STS-48 または SDH STM-16)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-25 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
シングルモード(中距離または長距離構成用)またはマルチモード光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、または 1 ポート チャネライズド STM-16/OC-48 SPA を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
長距離 SFP 光トランシーバ モジュール(長距離構成用)でバックツーバック接続を行うには、2 台のモジュール間に減衰器を使用する必要があります。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA はダブルハイト SPA であり、2 つの SIP サブスロットに取り付けます。1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA は、帯域幅 9.95 Gbps の SONET および SDH ネットワーク接続を提供します。
SPA の帯域幅の詳細については、「帯域幅のオーバーサブスクライブ」を参照してください。SPA の詳細と、SIP および光モジュールに対する SPA の互換性の詳細については、このマニュアルの「SIP および SPA の互換性」を参照してください。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA は単一の 10 Gbps 固定光レセプタクルを使用し、シングルモード光ファイバ接続を実現します。この SPA に使用する光ファイバ ケーブルの詳細については、「1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA の固定光トランシーバ、40 ピン コネクタ、およびケーブル」 を参照してください。
ここでは 1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA のLED」
• 「1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA の固定光トランシーバ、40 ピン コネクタ、およびケーブル」
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA は 6 種類の LED を備えています(図2-26 を参照)。
図2-26 1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA の前面プレート
|
|
||
|
|
||
|
|
(注) WRAP、PASSTHRU、および MATESYNC LED は、RPR/SRP モードの SPA のみに適用されます。Cisco IOS Release 12.0(31)S では、RPR/SRP モードはサポートされません。
表2-30 に、1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
ソフトウェアによってポートがイネーブルにされています。1 つ以上のアラーム(LOS、LOF、RDI など)が発生しています。 |
|||
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA は、送受信 SONET または SDH フレームを処理する SONET/SDH フレーマを備えています。フレーマの処理速度は OC-192/STM-64 ラインレート(9.95 Gbps)です。
パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、STS-192/STM-64 フレームにマッピングされます。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA のインターフェイスは、次の RFC に準拠しています。
• RFC 1619『 PPP over SONET/SDH 』
• RFC 1662『 PPP in HDLC-like Framing 』
• RFC 2615『 PPP over SONET/SDH 』
また、1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA は SNMP v1 エージェント(RFC 1155 ~ 1157)および RFC 1213 のサポートも提供しています。
• RFC 1155『 Structure and Identification of Management Information for TCP/IP-Based Internets 』
• RFC 1156『 Management Information Base for Network Management of TCP/IP-Based Internets 』
• RFC 1157『 Simple Network Management Protocol (SNMP) 』
• RFC 1213『 Management Information Base (MIB) for Network Management of TCP/IP-Based Internets:MIB II 』
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA は固定光トランシーバを使用します。1 つは受信用(RX)、もう 1 つは送信用(TX)であり、ネットワークとの SONET および SDH 接続を実現します。Cisco IOS Release 12.0(31)S では、LR 光モジュールのみがサポートされます。
シスコシステムズは、SPA で使用可能な光モジュールを認定しています。Cisco IOS Release 12.0(31)S Cisco IOS XR ソフトウェア リリース 3.2 では、使用可能として認定されている光トランシーバ モジュールは、XFP-10GLR-OC192SR および XFP-10GER-OC192IR のみです。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA では、シングルモードの SC タイプ コネクタを使用します。
• シングルモード ― 9.95 Gbps、OC-192 光ファイバ(SONET STS-192 または SDH STM-64c)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用してください(公称径は約 10/125 ミクロン)。
ルータとネットワークの接続には、シングルモード光ファイバ ケーブルを使用してください。
(注) 1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA の 40 ピン コネクタは RPR 接続に使用されます。この機能は、Cisco IOS Release 12.0(31)S ではサポートされません。
図2-27 に、1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA の固定光トランシーバ モジュールで使用するケーブル タイプを示します。
図2-27 固定光トランシーバに使用する SC タイプ コネクタ
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA は、次の 2 つのメイト インターフェイス構成をサポートします。
• 同一 SIP 内の 2 つの OC-192 SPA 間のメイト
• 隣接 SIP 内の 2 つの OC-192 SPA 間のメイト
2 つの 1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA は、40 ピン コネクタ銅線メイト ケーブルを使用して接続します。このケーブルの長さで有効となる接続は、隣接スロットを水平に接続するか、同一スロットを垂直に接続する方法のみです。これは、シャーシを垂直にマウントすることを前提としています。図2-28 に、SPA の接続に使用するメイト ケーブルを示します。
|
|
(注) RPR メイト ケーブルは、SPA を RPR モードで使用する場合にのみ必要となります。POS モードでは必要ありません。RPR 機能のサポートは、プラットフォーム ソフトウェア リリースの機能内容によって異なります。RPR 機能のサポートを確認するには、関連する SPA データシートを参照するか、または代理店にお問い合わせください。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA はシングルハイト SPA であり、1 つの SIP サブスロットに取り付けます。1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA は、帯域幅 9.95 Gbps の SONET および SDH ネットワーク接続を提供します。
SPA の帯域幅の詳細については、この章の「帯域幅のオーバーサブスクライブ」を参照してください。SPA の詳細と、SIP および光モジュールに対する SPA の互換性の詳細については、このマニュアルの製品概要についての章を参照してください。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA の各ポートでは 10 Gbps Small Form-factor Pluggable 光レセプタクルを使用し、シングルモード光ファイバ接続を実現します。この SPA に使用する光ファイバ ケーブルの詳細については、「1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR SPA の固定光トランシーバ、40 ピン コネクタ、およびケーブル」 を参照してください。
ここでは 1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA のLED」
• 「1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA の光トランシーバ モジュール、コネクタ、およびケーブル」
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA は 6 種類の LED を備えています(図2-29 を参照)。
図2-29 1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA の前面プレート
|
|
||
|
|
||
|
|
(注) WRAP、PASSTHRU、および MATESYNC LED は、RPR/SRP モードの SPA のみに適用されます。Cisco IOS XR ソフトウェア リリース 3.4.0 では、RPR/SRP モードはサポートされていません。
表2-31 に、1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
ソフトウェアによってポートがイネーブルにされています。1 つ以上のアラーム(LOS、LOF、RDI など)が発生しています。 |
|||
フレーマは、送受信 SONET または SDH フレームを処理します。フレーマの処理速度は OC-192/STM-64 ラインレート(9.95 Gbps)です。
パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、STS-192/STM-64 フレームにマッピングされます。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA のインターフェイスは、次の RFC に準拠しています。
• RFC 1662『 PPP in HDLC-like Framing 』
• RFC 2615『 PPP over SONET/SDH 』
SNMP MIB のサポートについては、『 Cisco IOS XR System Management Configuration Guide 』の「Implementing SNMP on Cisco IOS XR Software」を参照してください。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA は、シングルモード 9.95 Gbps の OC-192 光ファイバ(SONET STS-192 または SDH STM-64)用光トランシーバ モジュールを使用します。これは、ネットワークとの SONET および SDH 接続を実現します。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA は、次のタイプの光トランシーバ モジュールをサポートします。
• シングルモード SR XFP モジュール ― XFP-10GLR-OC192SR
• シングルモード IR XFP モジュール ― XFP-10GER-OC192IR
• シングルモード超長距離 XFP モジュール ― XFP-10GZR-OC192LR
シスコシステムズは、SPA で使用可能な光モジュールを認定しています。Cisco IOS XR ソフトウェア リリース 3.4.0では、使用可能として認定されている光トランシーバ モジュールは上記の XFP のみです。
ルータとネットワークの接続には、モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロン(公称径は約 10/125 ミクロン)のシングルモード光ファイバを使用します。
図2-30 に、1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA の XFP 光トランシーバ モジュールで使用するケーブル タイプを示します。
(注) 1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA の 40 ピン コネクタは RPR 接続に使用されます。この機能は、Cisco IOS XR ソフトウェア リリース 3.4.0 ではサポートされません。
表2-32 に、1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA とともに使用する OC-192 の仕様を示します。
1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA は、次の 2 つのメイト インターフェイス構成をサポートします。
• 同一 SIP 内の 2 つの OC-192 SPA 間のメイト
• 隣接 SIP 内の 2 つの OC-192 SPA 間のメイト
2 つの 1 ポート OC-192/STM-64 POS/RPR XFP SPA は、40 ピン コネクタ銅線メイト ケーブルを使用して接続します。このケーブルの長さで有効となる接続は、隣接スロットを水平に接続するか、同一スロットを垂直に接続する方法のみです。これは、シャーシを垂直にマウントすることを前提としています。図2-31 に、SPA の接続に使用するメイト ケーブルを示します。
|
|
(注) RPR メイト ケーブルは、SPA を RPR モードで使用する場合にのみ必要となります。POS モードでは必要ありません。RPR 機能のサポートは、プラットフォーム ソフトウェア リリースの機能内容によって異なります。RPR 機能のサポートを確認するには、SPA データシートを参照するか、または代理店にお問い合わせください。
2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA はシングルハイト SPA であり、1 つの SIP サブスロットに取り付けます。OC-3c/STM-1 POS SPA と SFP 光トランシーバ モジュールを組み合わせると、1 ポートあたりの帯域幅が 155.52 Mbps となる SONET および SDH ネットワーク接続を実現できます。2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA は、1/4 レートで動作します。
(注) SFP モジュールを交換すると、SPA インターフェイスには、それまで定義されたすべての設定が維持されます。これらの設定には、IP アドレス、クロック ソース、ループバック、CRC、POS フラグなどが含まれます。
SPA の帯域幅の詳細については、この章の「帯域幅のオーバーサブスクライブ」を参照してください。SPA の詳細と、SIP および光モジュールに対する SPA の互換性の詳細については、このマニュアルの「SIP および SPA の製品概要」の章を参照してください。
ここでは 2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA について、次の内容を説明します。
• 「2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA のLED」
• 「2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA のインターフェイス仕様」
• 「2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA の光トランシーバ モジュールおよびケーブル」
2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA は、3 種類の LED を備えています。SPA の各ポート用の LED が 2 つと、STATUS LED が 1 つです。図2-32 に、4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA を示します。
図2-32 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-33 に、2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
フレーマは、送受信 SONET または SDH フレームを処理します。フレーマの処理速度は OC-3c/STM-1 ラインレート(155.52 Mbps)です。
パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、STS-3c/STM-1 フレームにマッピングされます。
2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA のインターフェイスは、次の RFC に準拠しています。
• RFC 1662『 PPP in HDLC-like Framing 』
2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA は各ポートに取り付けられた SFP 光トランシーバ モジュールを使用して、SONET および SDH シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続を実現します(図2-33 を参照)。
シスコシステムズは、SPA で使用可能な光モジュールを認定しています。2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA は、以下のタイプの光トランシーバ モジュールをサポートします。
• マルチモード(MM)SFP モジュール ― SFP-OC3-MM
• IR SFP モジュール(15 km) ― SFP-OC3-IR1
• LR SFP モジュール(40 km) ― SFP-OC3-LR1
• LR SFP モジュール(80 km) ― SFP-OC3-LR2
SFP 光トランシーバ モジュールを 2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA とともに使用すると、以下の光ファイバ オプションが有効になります。
• マルチモード ― 155 Mbps、OC-3c/STM-1 光ファイバ(SONET STS-3c または SDH STM-1)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 155 Mbps、OC-3c/STM-1 光ファイバ(SONET STS-3c または SDH STM-1)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-34 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
シングルモード(中距離または長距離構成用)またはマルチモード光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、または 2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
長距離 SFP 光トランシーバ モジュール(長距離構成用)でバックツーバック接続を行うには、モジュール間に減衰器を使用する必要があります。
表2-34 に、2 ポートおよび 4 ポート OC-3/STM-1 POS SPA で使用する光ファイバの OC-3 の仕様を示します。
8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA はシングルハイト SPA であり、1 つの SIP サブスロットに取り付けます。SPA と SFP 光トランシーバ モジュールの組み合わせは、SONET の光信号レベル(OC- n )、および SDH ネットワーク接続の Synchronous Transport Module(STM- n )を提供します。この SPA では、どのポートでも OC-3 または OC-12 SFP モジュールを使用できます。したがって、1 ポートあたりの帯域幅は、ユーザの構成に応じてそれぞれ 155.52 Mbps または 622.08 Mbps となります。
(注) SFP モジュールを交換すると、SPA インターフェイスには、それまで定義されたすべての設定が維持されます。これらの設定とは、IP アドレス、クロック ソース、ループバック、CRC、POS フラグなどです。
SPA の帯域幅の詳細については、この章の「帯域幅のオーバーサブスクライブ」を参照してください。SPA の詳細と、SIP および光モジュールに対する SPA の互換性の詳細については、このマニュアルの「SIP および SPA の製品概要」の章を参照してください。
ここでは 8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA について、次の内容を説明します。
• 「8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA のLED」
• 「8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA のインターフェイス仕様」
• 「8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA の光トランシーバ モジュールおよびケーブル」
8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA は、3 種類の LED を備えています。SPA の各ポート用の LED が 2 つと、STATUS LED が 1 つです。図2-35 に、8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA の前面プレートを示します。
図2-35 8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-35 に、8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
フレーマは、送受信 SONET または SDH フレームを処理します。フレーマは、OC-3 ラインレート(155.52 Mbps)および OC-12 ラインレート(622.08 Mbps)で動作します。パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、レイヤ 2 フレームにマッピングされます。
8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA のインターフェイスは、次の RFC に準拠しています。
• RFC 1662『 PPP in HDLC-like Framing 』
8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA は各ポートに取り付けられた SFP 光トランシーバ モジュールを使用して、SONET および SDH シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続を実現します(図2-36 を参照)。
シスコシステムズは、SPA で使用可能な光モジュールを認定しています。8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA は、以下の OC-3 光トランシーバ モジュールをサポートします。
• マルチモード(MM)SFP モジュール ― SFP-OC3-MM
• IR SFP モジュール(15 km) ― SFP-OC3-IR1
• LR SFP モジュール(40 km) ― SFP-OC3-LR1
• LR SFP モジュール(80 km) ― SFP-OC3-LR2
8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA は、以下の OC-12 光トランシーバ モジュールをサポートします。
• マルチモード(MM)SFP モジュール ― SFP-OC12-MM
• IR SFP モジュール(15 km) ― SFP-OC12-IR1
• LR SFP モジュール(40 km) ― SFP-OC12-LR1
• LR SFP モジュール(80 km) ― SFP-OC12-LR2
8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA では、以下の OC-3 光ファイバ オプションを使用できます。
• マルチモード ― 155.52 Mbps、OC-3 光ファイバ(SONET STS-3c または SDH STM-1)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 155.52 Mbps、OC-3 光ファイバ(SONET STS-3c または SDH STM-1)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA では、以下の OC-12 光ファイバ オプションを使用できます。
• マルチモード ― 622.08 Mbps、OC-12 光ファイバ(SONET STS-12c または SDH STM-4)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 622.08 Mbps、OC-12 光ファイバ(SONET STS-12c または SDH STM-4)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-37 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
シングルモード(短距離、中距離、または長距離構成用)またはマルチモード光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、あるいは OC-3 または OC-12 を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
長距離 SFP 光トランシーバ モジュール(長距離構成用)でバックツーバック接続を行うには、モジュール間に減衰器を使用する必要があります。
表2-36 に、8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA で使用する OC-3 の仕様を示します。
表2-37 に、8 ポート OC-3 STM-1/OC-12 STM-4 POS SPA で使用する OC-12 の仕様を示します。
1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA はシングルハイト SPA であり、1 つの SIP サブスロットに取り付けます。1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA と SFP 光トランシーバ モジュールの組み合わせは、帯域幅 622.08 Mbps による SONET および SDH ネットワーク接続を実現します。
SPA の帯域幅の詳細については、この章の「帯域幅のオーバーサブスクライブ」を参照してください。 SPA の詳細と、SIP および光モジュールに対する SPA の互換性の詳細については、このマニュアルの「SIP および SPA の製品概要」の章を参照してください。
ここでは 1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA のLED」
• 「1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA の SFP 光トランシーバ モジュールおよびケーブル」
1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA は、3 種類の LED を備えています。SPA の各ポート用の LED が 2 つと、STATUS LED が 1 つです。図2-38 に、1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA 上の各 LED の例を示します。
図2-38 1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-38 に、1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
フレーマは、送受信 SONET または SDH フレームを処理します。フレーマの処理速度は OC-12/STM-4 ラインレート(622.08 Mbps)です。
パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、STS-12/STM-4 フレームにマッピングされます。
1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA のインターフェイスは、次の RFC に準拠しています。
• RFC 1619『 PPP over SONET/SDH 』
• RFC 1662『 PPP in HDLC-like Framing 』
また、1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA は SNMP v1 エージェント(RFC 1155 ~ 1157)および RFC 1213 のサポートも提供しています。
• RFC 1155『 Structure and Identification of Management Information for TCP/IP-based Internets 』
• RFC 1156『 Management Information Base for Network Management of TCP/IP-Based Internets 』
• RFC 1157『 Simple Network Management Protocol (SNMP) 』
• RFC 1213『 Management Information Base (MIB) for Network Management of TCP/IP-Based Internets:MIB II 』
POS SPA は各ポートに取り付けられた SFP 光トランシーバ モジュールを使用して、SONET および SDH シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続を実現します(図2-39 を参照)。
シスコシステムズは、SPA で使用可能な光モジュールを認定しています。1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA は、以下のタイプの光トランシーバ モジュールをサポートします。
• マルチモード(MM)SFP モジュール ― SFP-OC12-MM
• IR SFP モジュール(15 km) ― SFP-OC12-IR1
• LR SFP モジュール(40 km) ― SFP-OC12-LR1
• LR SFP モジュール(80 km) ― SFP-OC12-LR2
SFP 光トランシーバ モジュールを POS SPA とともに使用すると、以下の光ファイバ オプションが有効になります。
• マルチモード ― 622.08 Mbps、OC-12 光ファイバ(SONET STS-12 または SDH STM-4)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 622.08 Mbps、OC-12 光ファイバ(SONET STS-12 または SDH STM-4)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-40 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
シングルモード(中距離または長距離構成用)またはマルチモード光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、または 1 ポート OC-12/STM-4 POS SPA を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
長距離 SFP 光トランシーバ モジュール(長距離構成用)でバックツーバック接続を行うには、2 台のモジュール間に減衰器を使用する必要があります。
1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA はシングルハイト SPA であり、SIP サブスロットに取り付けます。1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は、帯域幅 9.95 Gbps による RPR over SONET(IEEE 802.17)、SRP over SONET(シスコの独自技術)、および Packet over SONET(POS)ネットワーク接続を実現します。
SPA の帯域幅の詳細については、この章の「帯域幅のオーバーサブスクライブ」を参照してください。SPA の詳細と、SIP および光モジュールに対する SPA の互換性の詳細については、このマニュアルの「SIP および SPA の製品概要」の章を参照してください。
ここでは 1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA のLED」
• 「1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の光トランシーバ モジュール、コネクタ、およびケーブル」
1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は 6 種類の LED を備えています(図2-41 を参照)。
図2-41 1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の前面プレート
|
|
||
|
|
||
|
|
||
|
|
(注) WRAP、PASSTHRU、および MATESYNC LED は、RPR/SRP モードの SPA のみに適用されます。
表2-39 に、1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
ソフトウェアによってポートがイネーブルにされています。1 つ以上のアラーム(LOS、LOF、RDI など)が発生しています。 |
|||
フレーマは、送受信 SONET または SDH フレームを処理します。フレーマの処理速度は OC-48/STM-64 ラインレート(9.95 Gbps)です。
パケット データは PPP など、ユーザが設定可能なカプセル化形式によって転送され、STS-48/STM-64 フレームにマッピングされます。
1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA のインターフェイスは、次の RFC に準拠しています。
• RFC 2615『 PPP over SONET/SDH 』
1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は、シングルモード 9.95 Gbps の OC-48 光ファイバ(SONET STS-48)用光トランシーバ モジュールを使用して、ネットワークとの SONET 接続を実現します。
1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は、次のタイプの光トランシーバ モジュールをサポートします。
• シングルモード SR SFP モジュール ― SFP-OC48-SROC-48/STM-16c
• シングルモード IR SFP モジュール ― SFP-OC48-IR1OC-48/STM-16c
• シングルモード LR SFP モジュール ― SFP-OC48-LR2OC-48/STM-16c
ルータとネットワークの接続には、モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロン(公称径は約 10/125 ミクロン)のシングルモード光ファイバを使用します。
図2-42 に、1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の XFP 光トランシーバ モジュールで使用するケーブル タイプを示します。
(注) 1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の 40 ピン コネクタは RPR 接続に使用されます。
1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は、次の 2 つのメイト インターフェイス構成をサポートします。
• 同一 SIP 内の 2 つの OC-48 SPA 間のメイト
• 隣接 SIP 内の 2 つの OC-48 SPA 間のメイト
2 つの 1 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は、40 ピン コネクタ銅線メイト ケーブルを使用して接続します。このケーブルの長さで有効となる接続は、隣接スロットを水平に接続するか、同一スロットを垂直に接続する方法のみです。これは、シャーシを垂直にマウントすることを前提としています。図2-43 に、SPA の接続に使用するメイト ケーブルを示します。
|
|
(注) RPR メイト ケーブルは、SPA を RPR モードで使用する場合にのみ必要となります。POS モードでは必要ありません。RPR 機能のサポートは、プラットフォーム ソフトウェア リリースの機能内容によって異なります。RPR 機能のサポートを確認するには、関連する SPA データシートを参照するか、または代理店にお問い合わせください。
ここでは 2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA について、次の内容を説明します。
• 「2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA のLED」
• 「2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA のインターフェイス仕様」
• 「2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA のケーブル、光トランシーバ モジュール、およびコネクタ」
2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は、5 種類の LED を備えています。SPA の各ポート用の LED が 4 つと、STATUS LED が 1 つです(図2-44 を参照)。
図2-44 2 ポート OC-48 POS/RPR SPA の前面プレート
|
|
||
|
|
||
|
表2-40 に、2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の各 LED を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の物理レイヤ インターフェイスは Optical
Carrier-48(OC-48)であり、1 ポートあたりの帯域幅が 2.488 Gbps となる SONET および SDH ネットワーク接続を実現します。
2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の各ポートは、デュプレックス LC タイプのレセプタクルを 1 つ備えており、これによってシングルモード光ファイバ接続に対応します。
シングルモード(中距離構成用)光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、または OC-48 を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は、次のタイプの光トランシーバ モジュールをサポートします。
• シングルモード SR SFP モジュール ― SFP-OC48-SR OC48/STM16c
• シングルモード IR SFP モジュール ― SFP-OC48-IR1 OC48/STM16c
• シングルモード LR SFP モジュール ― SFP-OC48-LR2 OC48/STM16c
2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA の各ポートは、デュプレックス LC タイプ のレセプタクルを 1 つ備えています。シングルモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-45 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
表2-41 に、2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA とともに使用する OC-48 の仕様を示します。
2 ポートおよび 4 ポート OC-48/STM-16 POS SPA は、次の 2 つのメイト インターフェイス構成をサポートします。
• 同一 SIP 内の 2 つの OC-192 SPA 間のメイト
• 隣接 SIP 内の 2 つの OC-192 SPA 間のメイト
2 つの SPA は、40 ピン コネクタ銅線メイト ケーブルを使用して接続します。このケーブルの長さで有効となる接続は、隣接スロットを水平に接続するか、同一スロットを垂直に接続する方法のみです。これは、シャーシを垂直にマウントすることを前提としています。図2-46 に、SPA の接続に使用するメイト ケーブルを示します。
|
|
ここでは 2 ポート OC48-POS/RPR SPA について、次の内容を説明します。
• 「2 ポート OC48-POS/RPR SPA のLED」
• 「2 ポート OC48-POS/RPR SPA のインターフェイス仕様」
• 「2 ポート OC48-POS/RPR SPA のケーブル、光トランシーバ モジュール、およびコネクタ」
2 ポート OC48-POS/RPR SPA は 5 種類の LED を備えています(図2-47 を参照)。
図2-47 2 ポート OC48-POS/RPR SPA の前面プレート
|
|
||
|
|
||
|
表2-42 に、2 ポート OC48-POS/RPR SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
2 ポート OC48-POS/RPR SPA の物理層インターフェイスは Optical Carrier-48(OC-48)です。また、2 ポート OC48-POS/RPR SPA は POS 仕様に準拠するように設計されています。2 ポート OC48-POS/RPR SPA はサポートされるすべてのプラットフォームに対し、2 つの 2.488 Gbps ネットワーク インターフェイスを提供します。
シングルモード(中距離構成用)光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、または OC-48 を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
2 ポート OC48-POS/RPR SPA は、次のタイプの光トランシーバ モジュールをサポートします。
• シングルモード SR SFP モジュール ― SFP-OC48-SR
• シングルモード IR SFP モジュール ― SFP-OC48-IR1
• シングルモード LR SFP モジュール ― SFP-OC48-LR2
2 ポート OC48-POS/RPR SPA の各ポートは、デュプレックス LC タイプ のレセプタクルを 1 つ備えています。シングルモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-48 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
図2-48 LC タイプ コネクタを備えたデュプレックス パッチ ケーブル
Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA(SPA)は、Cisco XR 12000 シリーズ ルータのリモート アクセスおよびリモート サイト VPN 接続機能を提供します。
• ポイントツーポイント IPSec/GRE トンネルを使用したサイト間通信
• IPSec トンネルを使用したリモート ユーザ アクセス
Cisco XR 12000 SIP-401、Cisco XR 12000 SIP-501、または Cisco XR 12000 SIP-601 を搭載したCisco XR 12000 シリーズ ルータのすべてのスロットでは、最大 2 つの Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA、または Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA と他の任意のインターフェイス SPA タイプの組み合わせを、同一 SIP カード上でサポートできます。
Cisco XR 12000 シリーズ ルータでサポートされる Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA(SPA-IPSEC-2G-2)のフォーム ファクタは、Cisco 7600 ルータでサポートされる IPSec VPN SPA(SPA-IPSEC-2G-1)とは異なることに注意してください。
警告 SPA-IPSEC-2G-1 を Cisco XR 12000 SIP-401、Cisco XR 12000 SIP-501、または Cisco XR 12000 SIP-601 に取り付けようとすると、取り付けレールが損傷します。Cisco XR 12000 シリーズ ルータでサポートされるのはCisco XR 12000 IPSec VPN SPA(SPA-IPSEC-2G-2)のみです。
ここでは Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA について、次の内容を説明します。
• 「Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA のLED」
Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA には LED が 1 つあります(図2-49 を参照)。
図2-49 Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA の前面プレート
|
表2-43 に、Cisco XR 12000 IPSec VPN SPA の LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA はシングルハイト SPA であり、1 つの SIP サブスロットに取り付けます。クリア チャネル OC-3 ATM SPA と SFP 光トランシーバ モジュールを組み合わせると、1 ポートあたりの帯域幅が 155.52 Mbps となる SONET および SDH ネットワーク接続を実現できます。SPA の帯域幅の詳細については、この章の「帯域幅のオーバーサブスクライブ」を参照してください。
ここでは 1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA のLED」
• 「1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA のケーブルとコネクタ」
1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA は、3 種類の LED を備えています。SPA の各ポート用の LED が 2 つと、STATUS LED が 1 つです。図2-50 に、1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA 上の各 LED の例を示します。
図2-50 1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-44 に、1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA の物理層インターフェイスは Optical Carrier-3(OC-3)です。また、データ リンク層は ATM 仕様に準拠するように設計されています。1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA はサポートされるすべてのプラットフォームに対し、最大 4 つの 155 Mbps OC-3 ネットワーク インターフェイスを提供します。
各 SPA ポートは、デュプレックス LC タイプのレセプタクルを備えた SFP モジュールをサポートし、これによってシングルモードまたはマルチモード光ファイバ接続に対応します。
1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA は各ポートに取り付けられた SFP 光トランシーバ モジュールを使用して、SONET および SDH シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続を実現します(図2-51 を参照)。
SFP 光トランシーバ モジュールを 1 ポートおよび 3 ポート クリア チャネル OC-3 ATM SPA とともに使用すると、以下の光ファイバ オプションが有効になります。
• マルチモード ― 155 Mbps、OC-3 光ファイバ(SONET STS-3c または SDH STM-1)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 155 Mbps、OC-3 光ファイバ(SONET STS-3c または SDH STM-1)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-52 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
シングルモード(中距離または長距離構成用)またはマルチモード光ファイバ ケーブルは、ルータとネットワークの接続、または OC-3 を備えた 2 台のルータどうしのバックツーバック接続に使用します。
長距離 SFP 光トランシーバ モジュール(長距離構成用)でバックツーバック接続を行うには、モジュール間に減衰器を使用する必要があります。
図2-52 LC タイプ コネクタを備えたデュプレックス パッチ ケーブル
1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA はシングルハイト ATM SPA であり、1 つの SIP サブスロットに取り付けます。OC-12 ATM SPA と SFP 光トランシーバ モジュールを組み合わせると、1 ポートあたりの帯域幅が 622.08 Mbps となる SONET および SDH ネットワーク接続を実現できます。SPA の帯域幅の詳細については、この章の「帯域幅のオーバーサブスクライブ」を参照してください。
ここでは 1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA について、次の内容を説明します。
• 「1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA のLED」
• 「1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA のインターフェイス仕様」
• 「1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA のケーブルとコネクタ」
1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA は、3 種類の LED を備えています。SPA ポート用の LED が 2 つと、STATUS LED が 1 つです(図2-53 を参照)。
図2-53 1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA の前面プレート
|
|
||
|
表2-45 に、1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA の物理層インターフェイスは Optical Carrier-12(OC-12)です。また、1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA は ATM 仕様に準拠するように設計されています。1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA はサポートされるすべてのプラットフォームに対し、1 つの 622.08 Mbps OC-12 ネットワーク インターフェイスを提供します。
単一の SPA ポートは、デュプレックス LC タイプのレセプタクルを備えた SFP モジュールをサポートし、これによってシングルモードまたはマルチモード光ファイバ接続に対応します。
1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA は各ポートに取り付けられた SFP 光トランシーバ モジュールを使用して、SONET および SDH シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続を実現します(図2-54 を参照)。
1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA は、次のタイプの光トランシーバ モジュールをサポートします。
マルチモード(MM)SFP モジュール ― SFP-OC12-MM
IR SFP モジュール(15 km) ― SFP-OC12-IR1
LR SFP モジュール(40 km) ― SFP-OC12-LR1
LR SFP モジュール(80 km) ― SFP-OC12-LR2
SR、IR、および LR1 トランシーバは、平均波長が 1310 nm となる、全二重 622.08 Mbps、レーザーベースの SONET/SDH 準拠インターフェイスを提供します。LR2 トランシーバは、平均波長が 1530 nm となる、全二重 622.08 Mbps、レーザーベースの SONET/SDH 準拠インターフェイスを提供します。マルチモード トランシーバは、平均波長が 1325 nm となる、全二重 622.08 Mbps、LED ベースの SONET/SDH 準拠インターフェイスを提供します。
1 ポート クリア チャネル OC-12 ATM SPA は、以下の光ファイバ オプションを提供します。
• マルチモード ― 622.08 Mbps、OC-12 光ファイバ(SONET STS-12c または SDH STM-4)
コア/クラッド径が 62.5/125 ミクロンのマルチモード光ファイバを使用します。
• シングルモード ― 622.08 Mbps、OC-12 光ファイバ(SONET STS-12c または SDH STM-4)
モードフィールド径が 8.7±0.5 ミクロンのシングルモード光ファイバを使用します(公称径は約 10/125 ミクロン)。
シングルモードおよびマルチモード光ファイバ接続には、デュプレックス LC タイプ ケーブルを 1 本使用するか(図2-55 を参照)、またはシンプレックス LC タイプ ケーブルを 2 本使用して、1 つを転送用(TX)、もう 1 つを受信用(RX)にします。
図2-55 LC タイプ コネクタを備えたデュプレックス パッチ ケーブル
ここでは 2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA について、次の内容を説明します。
• 2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA のLED
• 2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA のインターフェイス仕様
• 2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA のケーブルとコネクタ
2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA は、3 種類の LED を備えています(図2-56 を参照)SPA の各ポート用の LED が 2 つと、SPA 用の STATUS LED が 1 つです。
図2-56 2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA の前面プレート
|
|
||
|
|
||
|
表2-46 に、2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA の各 LED の説明を示します。
|
|
|
|
---|---|---|---|
フレーマは、着信および送信 T3 フレーム(C ビット、m13/m23、非フレーム)および E3 フレーム(g751、g832、非フレーム)を処理します。フレーマの処理速度は、設定されたモードに応じて T3 または E3 ラインレート(44.736 または 34.368 Mbps)となります。
(注) Cisco IOS XR ソフトウェア リリース 3.7.0 では、2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA は T3 ATM のみをサポートします。E3 ATM はサポートされません。
T3/E3 データは、ユーザが設定可能な疑似回線を介し、MPLS ネットワークをカプセル化して送信されます。ATM モードでは、データは ATM セルにカプセル化され、ネットワークで転送されます。
CE(回線エミュレーション)モードでは、チャネライズド データは Circuit Emulation Services over Packet Switched Network(CESoPSN)形式を使用して構造化モードにカプセル化されます。非チャネライズド データは Structure-Agnostic TDM over Packet(SAToP)形式を使用して非構造化モードにカプセル化されます。カプセル化により、CEM フレーム または ATM セルは転送オーバーヘッドが付加されてから転送されます。このオーバーヘッドは、遠端に到達した時点で削除されます。
(注) Cisco IOS XR ソフトウェア リリース 3.7.0 では、2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA は CE モードをサポートしません。
T3/E3 SPA インターフェイスは、ANSI および Telco 標準に準拠しています。このインターフェイスは、MIB RFC 2495、RFC 2496、および T1.231 のサポートも提供しています。
2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA のインターフェイス コネクタは 75 Ω の同軸 Siemax 型であり、1 つのコネクタおよびケーブルは転送用(TX)、もう 1 つは受信用(RX)です。
2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA には、次のケーブルを使用できます。ケーブルの一端は BNC コネクタであり、もう一端は Siemax コネクタです。類似する SPA がバックツーバックで接続されている場合は、ケーブルの両端が Siemax となります。
• CAB-T3E3-RF-BNC-M(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC オス、10 フィート [3 m])
• CAB-T3E3-RF-BNC-F(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC メス、10 フィート [3 m])
• CAB-T3E3-RF-OPEN(T3 または E3 ケーブル、1.0/2.3 RF 対 BNC オープンエンド、10 フィート [3 m])
(注) • 各ケーブルのシスコの製品番号は 72-4124-01(オス BNC 端子)および 72-4131-01(メス BNC 端子)となります。
• SPA では、最大 1350 フィート(411.5 m)の距離のケーブルを使用してデータを受信できます。
図2-56 に、 2 ポート チャネライズド T3/E3 ATM CEoP SPA のコネクタを示します。また、 表2-47 に、各コネクタの信号の意味を説明します。
|
|
---|---|
送信信号は中心コンタクト上で送信されます。外側シールドは、TX Siemax コネクタに接続する 75 Ω RG-59 同軸ケーブルのアースです。 |
|
受信信号は中心コンタクト上で受信されます。外側シールドは、RX Siemax コネクタに接続する 75 Ω RG-59 同軸ケーブルのアースです。 |