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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
802.1Q トンネル対応ポートのリストを表示するには、ユーザ EXEC モードで showdot1q-tunnel コマンドを使用します。
show dot1q-tunnel [ interface interface interface-number ]
interface interface |
(任意)インターフェイス タイプを指定します。有効値は ethernet、fastethernet、gigabitethernet、tengigabitethernet、port-channel、および ge-wan です。 |
interface-number |
(任意)インターフェイス番号。有効値については、「使用上のガイドライン」の項を参照してください。 |
ユーザ EXEC (>)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(14)SX |
このコマンドのサポートが Supervisor Engine 720 に追加されました。 |
12.2(17d)SXB |
Supervisor Engine 2 上のこのコマンドのサポートが Release 12.2(17d)SXB に拡張されました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
キーワードを入力しないと、すべてのインターフェイスの 802.1Q トンネル ポートが表示されます。
ge-wan キーワードは、Supervisor Engine 720 が搭載された Cisco 7600 シリーズ ルータではサポートされません。
interface-number 引数は、ethernet、fastethernet、gigabitethernet、tengigabitethernet、および ge-wan キーワードに対して、モジュールおよびポート番号を指定します。 有効値は、使用するシャーシおよびモジュールによって異なります。 たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合、スロット番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 です。
interface-number 引数は、port-channel キーワードのポート チャネル番号を指定します。有効値は、1 ~ 282 です。 257 ~ 282 の値は、コンテント スイッチング モジュール(CSM)およびファイアウォール サービス モジュール(FWSM)にだけサポートされています。
次の例は、ポートが起動していて、その上に 802.1Q トンネルが 1 つ設定されていることを示します。 出力にはフィールドの説明も表示されます。
Router# show dot1q-tunnel interface port-channel 10 Interface --------- Po10
コマンド |
説明 |
---|---|
switchport mode |
インターフェイス タイプを設定します。 |
vlan dot1q tag native |
トランク内のすべての VLAN の dot1q タギングをイネーブルにします。 |
フラップ エラーを特定の原因の結果として認識する条件を表示するには、ユーザ EXEC モードまたは特権 EXEC モードで showerrdisableflap-values コマンドを使用します。
show errdisable flap-values
このコマンドには引数またはキーワードはありません。
ユーザ EXEC(>)特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
15.0(1) |
このコマンドは、Cisco 3845 シリーズ ルータの Cisco IOS Release 15.0(1) よりも前のリリースに導入されました。 |
Flaps 列には、指定された時間間隔内にステートへの変更を何回行うと、エラーが検出されてポートがディセーブルになるのかが表示されます。 たとえば、「例」の項では、3 つのダイナミック トランキング プロトコル(DTP)ステート(ポート モード アクセス/トランク)、またはポート集約プロトコル(PAgP)フラップが 30 秒間隔で変更された場合、または 5 つのリンク ステート(リンク アップ/ダウン)が 10 秒間隔で変更された場合は、エラーと見なされてポートがシャットダウンすることが示されます。
次に、showerrdisableflap-values コマンドの出力例を示します。
Router# show errdisable flap-values ErrDisable Reason Flaps Time (sec) ----------------- ------ ---------- pagp-flap 3 30 dtp-flap 3 30 link-flap 20 10
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
ErrDisable Reason |
エラーディセーブルの原因。 |
Flaps |
フラップの総数。 |
Time (sec) |
回復タイマーに設定された時間(秒単位)。 |
pagp-flap |
PAgP フラップ エラー ディセーブル。 |
dtp-flap |
DTP フラップ エラー ディセーブル。 |
link-flap |
Link フラップ エラー ディセーブル。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
errdisable detect cause |
特定の原因、またはすべての原因に対して errdisable 検出をイネーブルにします。 |
errdisable recovery |
回復メカニズム変数を設定します。 |
MAC アドレス テーブルを表示するには、特権 EXEC モードで show mac-address-table コマンドを使用します。
show mac-address-table [ secure | self | count ] [ addressmacaddress ] [ interfacetype/number ] { fa | gislot/port } [ atmslot/port ] [ atmslot/port ] [ vlanvlan-id ]
show mac-address-table { assigned | ip | ipx | other }
show mac-address-table [ address mac-addr [ all | interface type/number | module number | vlan vlan-id ] | aging-time [ vlan vlan-id ] | count [ module number | vlan vlan-id ] | interface type/number | limit [ vlan vlan-id | module number | interface type ] | module number | multicast [ count ] [ igmp-snooping | mld-snooping | user ] [ vlan vlan-id ] | notification { mac-move [ counter [ vlan ] ] | threshold | change } [ interface [ number ] ] | synchronize statistics | unicast-flood | vlan vlan-id [ all | module number ] ]
secure |
(任意)セキュア アドレスだけを表示します。 |
self |
(任意)スイッチ自体が追加したアドレスだけを表示します。 |
count |
(任意)MAC アドレス テーブル内の現在のエントリ数を表示します。 |
address mac-addr |
(任意)特定の MAC アドレスの MAC アドレス テーブルに関する情報を表示します。 フォーマットの詳細については、「使用上のガイドライン」の項を参照してください。 |
interface type / number |
(任意)特定のインターフェイスのアドレスを表示します。 Catalyst 6500 および 6000 シリーズ スイッチの場合、有効値は atm、fastethernet、gigabitethernet、および port-channel です。 Cisco 7600 シリーズの場合、有効値は atm、ethernet、fastethernet、ge-wan、gigabitethernet、tengigabitethernet、および pos です。 |
fa |
(任意)ファスト イーサネット インターフェイスを指定します。 |
gi |
(任意)ギガビット イーサネット インターフェイスを指定します。 |
slot / port |
(任意)スロット 1 または 2 のモジュールにダイナミック アドレスを追加します。 スラッシュ記号が必要です。 |
atm slot /port |
(任意)ATM モジュール slot /port にダイナミック アドレスを追加します。 スロット番号には 1 または 2 を使用します。 ポート番号として 0 を使用します。 スラッシュ記号が必要です。 |
vlan vlan -id |
(任意)特定の VLAN のアドレスを表示します。 Cisco 2600、3600、および 3700 シリーズの場合、有効値は 1 ~ 1005 です。先行ゼロを入力しないでください。 Cisco IOS Release 12.4(15)T 以降、有効な VLAN ID の範囲は 1 ~ 4094 です。 Catalyst 6500 および 6000 シリーズ スイッチおよび 7600 シリーズの場合、有効値は 1 ~ 4094 です。 |
assigned |
割り当てられたプロトコル エントリを指定します。 |
ip |
IP プロトコル エントリを指定します。 |
ipx |
IPX プロトコル エントリを指定します。 |
other |
その他のプロトコル エントリを指定します。 |
all |
(任意)転送テーブル内にある、指定された MAC アドレスのすべてのインスタンスを表示します。 |
type / number |
(任意)モジュールおよびインターフェイス番号 |
module number |
(任意)特定の Distributed Forwarding Card(DFC)モジュールの MAC アドレス テーブルに関する情報を表示します。 |
aging-time |
(任意)VLAN のエージング タイムを表示します。 |
limit |
MAC 使用情報を表示します。 |
multicast |
マルチキャスト MAC アドレス テーブル エントリに関する情報だけを表示します。 |
igmp-snooping |
インターネット グループ管理プロトコル(IGMP)スヌーピングによって学習されたアドレスを表示します。 |
mld-snooping |
Multicast Listener Discover version 2(MLDv2)スヌーピングによって学習されたアドレスを表示します。 |
user |
手動で入力された(スタティック)アドレスを表示します。 |
notification mac-move |
MAC 移動通知ステータスを表示します。 |
notification mac-move counter |
(任意)MAC が移動した回数およびシステムで発生したこれらのインスタンス数が表示されます。 |
vlan |
(任意)表示する VLAN を指定します。 Catalyst 6500 および 6000 シリーズ スイッチおよび 7600 シリーズの場合、有効値は 1 ~ 4094 です。 |
notification threshold |
連想メモリ(CAM)テーブル利用通知ステータスを表示します。 |
notification change |
MAC 通知パラメータおよび履歴テーブルを表示します。 |
synchronize statistics |
スイッチ プロセッサまたは DFC で収集された統計情報を表示します。 |
unicast-flood |
ユニキャスト フラッディング情報を表示します。 |
特権 EXEC(#)
Cisco 2600、3600、および 3700 シリーズ ルータ
show mac-address-table コマンドは、スイッチの MAC アドレス テーブルを表示します。 オプションのキーワードおよび引数を使用することによって、特定のビューを定義できます。 複数のオプションのキーワードが使用される場合は、表示されるそのエントリに対して、すべての条件が当てはまる必要があります。
Catalyst 4500 シリーズ スイッチ
ルーテッド ポートで使用される MAC アドレス テーブル エントリの場合、内部 VLAN 番号ではなく、ルーテッド ポートの名前が [vlan] カラムに表示されます。
Catalyst 6000 および 6500 シリーズ スイッチおよび Cisco 7600 シリーズ ルータ
モジュール番号を指定しないと、show mac-address-table コマンドの出力に Supervisor Engine に関する情報が表示されます。 DFC の MAC アドレス テーブルに関する情報を表示するには、モジュール番号または all キーワードを入力する必要があります。
mac-addr の値は 48 ビット MAC アドレスです。 有効なフォーマットは H.H.H です。
インターフェイス number 引数では、モジュールおよびポート番号を指定します。 有効値は、指定されたインターフェイス タイプ、および使用されるシャーシとモジュールによって異なります。 たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 1 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
オプションの module number のキーワードと引数のペアは、DFC モジュールだけでサポートされます。 module number のキーワードと引数のペアは、モジュール番号を指定します。
mac-group-address 引数の有効値は 1 ~ 9 です。
オプションの count キーワードは、マルチキャスト エントリ数を表示します。
オプションの multicast キーワードは、VLAN 内のマルチキャスト MAC アドレス(グループ)を表示したり、スタティックに導入された、または IGMP スヌーピングによって学習されたレイヤ 2 テーブル内のすべてのエントリを表示したりします。
show mac-address-table unicast-flood コマンドの出力で表示される情報は次のとおりです。
(注) |
宛先 MAC アドレスで表示される情報は、ポートがシャットダウンしてフラッディングが停止するとただちに削除されます。 |
Learn フィールドに表示されるダイナミック エントリは、常に Yes に設定されます。
show mac-address-table limit コマンドの出力は、次の情報を表示します。
show mac-address-table synchronize statistics コマンドの出力は、次の情報を表示します。
次に、show mac-address-table コマンドの出力例を示します。
Switch# show mac-address-table Dynamic Addresses Count: 9 Secure Addresses (User-defined) Count: 0 Static Addresses (User-defined) Count: 0 System Self Addresses Count: 41 Total MAC addresses: 50 Non-static Address Table: Destination Address Address Type VLAN Destination Port ------------------- ------------ ---- -------------------- 0010.0de0.e289 Dynamic 1 FastEthernet0/1 0010.7b00.1540 Dynamic 2 FastEthernet0/5 0010.7b00.1545 Dynamic 2 FastEthernet0/5 0060.5cf4.0076 Dynamic 1 FastEthernet0/1 0060.5cf4.0077 Dynamic 1 FastEthernet0/1 0060.5cf4.1315 Dynamic 1 FastEthernet0/1 0060.70cb.f301 Dynamic 1 FastEthernet0/1 00e0.1e42.9978 Dynamic 1 FastEthernet0/1 00e0.1e9f.3900 Dynamic 1 FastEthernet0/1
次に、特定のプロトコル タイプ(この場合は「assigned」)の MAC アドレス テーブル エントリを表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table protocol assigned vlan mac address type protocol qos ports -----+---------------+--------+---------+---+-------------------------------- 200 0050.3e8d.6400 static assigned -- Switch 100 0050.3e8d.6400 static assigned -- Switch 5 0050.3e8d.6400 static assigned -- Switch 4092 0000.0000.0000 dynamic assigned -- Switch 1 0050.3e8d.6400 static assigned -- Switch 4 0050.3e8d.6400 static assigned -- Switch 4092 0050.f0ac.3058 static assigned -- Switch 4092 0050.f0ac.3059 dynamic assigned -- Switch 1 0010.7b3b.0978 dynamic assigned -- Fa5/9
次に、上記の例の「other」の出力例を示します。
Switch# show mac-address-table protocol other Unicast Entries vlan mac address type protocols port -------+---------------+--------+---------------------+-------------------- 1 0000.0000.0201 dynamic other FastEthernet6/15 1 0000.0000.0202 dynamic other FastEthernet6/15 1 0000.0000.0203 dynamic other FastEthernet6/15 1 0000.0000.0204 dynamic other FastEthernet6/15 1 0030.94fc.0dff static ip,ipx,assigned,other Switch 2 0000.0000.0101 dynamic other FastEthernet6/16 2 0000.0000.0102 dynamic other FastEthernet6/16 2 0000.0000.0103 dynamic other FastEthernet6/16 2 0000.0000.0104 dynamic other FastEthernet6/16 Fa6/1 0030.94fc.0dff static ip,ipx,assigned,other Switch Fa6/2 0030.94fc.0dff static ip,ipx,assigned,other Switch Multicast Entries vlan mac address type ports -------+---------------+-------+------------------------------------------- 1 ffff.ffff.ffff system Switch,Fa6/15 2 ffff.ffff.ffff system Fa6/16 1002 ffff.ffff.ffff system 1003 ffff.ffff.ffff system 1004 ffff.ffff.ffff system 1005 ffff.ffff.ffff system Fa6/1 ffff.ffff.ffff system Switch,Fa6/1 Fa6/2 ffff.ffff.ffff system Switch,Fa6/2
次に、show mac-address-table コマンドの出力例を示します。
Switch# show mac-address-table Dynamic Addresses Count: 9 Secure Addresses (User-defined) Count: 0 Static Addresses (User-defined) Count: 0 System Self Addresses Count: 41 Total MAC addresses: 50 Non-static Address Table: Destination Address Address Type VLAN Destination Port ------------------- ------------ ---- -------------------- 0010.0de0.e289 Dynamic 1 FastEthernet0/1 0010.7b00.1540 Dynamic 2 FastEthernet0/5 0010.7b00.1545 Dynamic 2 FastEthernet0/5 0060.5cf4.0076 Dynamic 1 FastEthernet0/1 0060.5cf4.0077 Dynamic 1 FastEthernet0/1 0060.5cf4.1315 Dynamic 1 FastEthernet0/1 0060.70cb.f301 Dynamic 1 FastEthernet0/1 00e0.1e42.9978 Dynamic 1 FastEthernet0/1 00e0.1e9f.3900 Dynamic 1 FastEthernet0/1
(注) |
分散 Distributed Encoded Address Recognition Logic(EARL)スイッチでは、アスタリスク(*)はこの EARL に対応付けられたポート上で学習された MAC アドレスを示します。 |
次に、Supervisor Engine 720 を搭載した特定の MAC アドレスの MAC アドレス テーブルに関する情報を表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table address 001.6441.60ca Codes: * - primary entry vlan mac address type learn qos ports ------+----------------+--------+-----+---+-------------------------- Supervisor: * --- 0001.6441.60ca static No -- Router
次に、Supervisor Engine 720 を搭載した特定の MAC アドレスの MAC アドレス テーブル情報を表示する例を示します。
Router# show mac-address-table address 0100.5e00.0128 Legend: * - primary entry age - seconds since last seen n/a - not available vlan mac address type learn age ports ------+----------------+--------+-----+----------+-------------------------- Supervisor: * 44 0100.5e00.0128 static Yes - Fa6/44,Router * 1 0100.5e00.0128 static Yes - Router Module 9: * 44 0100.5e00.0128 static Yes - Fa6/44,Router * 1 0100.5e00.0128 static Yes - Router
次に、すべての VLAN に現在設定されているエージング タイムを表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table aging-time Vlan Aging Time ---- ---------- *100 300 200 1000
次に、特定のスロットのエントリ数を表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table count module 1 MAC Entries on slot 1 : Dynamic Address Count: 4 Static Address (User-defined) Count: 25 Total MAC Addresses In Use: 29 Total MAC Addresses Available: 131072
次に、Supervisor Engine 720 を搭載した特定のインターフェイスの MAC アドレス テーブルに関する情報を表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table interface fastethernet 6/45 Legend: * - primary entry age - seconds since last seen n/a - not available vlan mac address type learn age ports ------+----------------+--------+-----+----------+-------------------------- * 45 00e0.f74c.842d dynamic Yes 5 Fa6/45
(注) |
先行アスタリスク(*)は、外部装置から特定のモジュールへの着信パケットに基づいて学習された MAC アドレスからのエントリを示します。 |
次に、特定のスロットの制限情報を表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table limit vlan 1 module 1 vlan switch module action maximum Total entries flooding -------+--------+---------+-----------+--------+--------------+------------ 1 1 7 warning 500 0 enabled 1 1 11 warning 500 0 enabled 1 1 12 warning 500 0 enabled Router#show mac-address-table limit vlan 1 module 2 vlan switch module action maximum Total entries flooding -------+--------+---------+-----------+--------+--------------+------------ 1 2 7 warning 500 0 enabled 1 2 9 warning 500 0 enabled
次に、MAC 移動通知ステータスを表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table notification mac-move MAC Move Notification: Enabled
次に、MAC 移動統計情報を表示する例を示します。
Router# show mac-address-table notification mac-move counter ----------------------------------------------------------------------------------- Vlan Mac Address From Mod/Port To Mod/Port Count ---- ----------------- ----------------------- ----------------------- ------------ 1 00-01-02-03-04-01 2/3 3/1 10 20 00-01-05-03-02-01 5/3 5/1 20
次に、CAM-table 利用通知ステータスを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table notification threshold Status limit Interval -------------+-----------+------------- enabled 1 120
次に、MAC 通知パラメータおよび履歴テーブルを表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table notification change MAC Notification Feature is Disabled on the switch MAC Notification Flags For All Ethernet Interfaces : ---------------------------------------------------- Interface MAC Added Trap MAC Removed Trap -------------------- -------------- ----------------
次に、特定のインターフェイスの MAC 通知パラメータおよび履歴テーブルを表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table notification change interface gigabitethernet5/2 MAC Notification Feature is Disabled on the switch Interface MAC Added Trap MAC Removed Trap -------------------- -------------- ---------------- GigabitEthernet5/2 Disabled Disabled
次に、unicast-flood 情報を表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table unicast-flood > > Unicast Flood Protection status: enabled > > > > Configuration: > > vlan Kfps action timeout > > ------+----------+-----------------+---------- > > 2 2 alert none > > > > Mac filters: > > No. vlan source mac addr. installed > > on time left (mm:ss) > > > >-----+------+-----------------+------------------------------+------------------ > > > > Flood details: > > Vlan source mac addr. destination mac addr. > > > >------+----------------+------------------------------------------------- > > 2 0000.0000.cafe 0000.0000.bad0, 0000.0000.babe, > > 0000.0000.bac0 > > 0000.0000.bac2, 0000.0000.bac4, > > 0000.0000.bac6 > > 0000.0000.bac8 > > 2 0000.0000.caff 0000.0000.bad1, 0000.0000.babf, > > 0000.0000.bac1 > > 0000.0000.bac3, 0000.0000.bac5, > > 0000.0000.bac7 > > 0000.0000.bac9
次に、特定の VLAN の MAC アドレス テーブルに関する情報を表示する例を示します。
Switch#show mac-address-table vlan 100 vlan mac address type protocol qos ports -----+---------------+--------+---------+---+-------------------------------- 100 0050.3e8d.6400 static assigned -- Router 100 0050.7312.0cff dynamic ip -- Fa5/9 100 0080.1c93.8040 dynamic ip -- Fa5/9 100 0050.3e8d.6400 static ipx -- Router 100 0050.3e8d.6400 static other -- Router 100 0100.0cdd.dddd static other -- Fa5/9,Router,Switch 100 00d0.5870.a4ff dynamic ip -- Fa5/9 100 00e0.4fac.b400 dynamic ip -- Fa5/9 100 0100.5e00.0001 static ip -- Fa5/9,Switch 100 0050.3e8d.6400 static ip -- Router
次に、MLDv2 スヌーピングの MAC アドレス テーブルに関する情報を表示する例を示します。
Switch# show mac-address-table multicast mld-snooping vlan mac address type learn qos ports -----+---------------+--------+-----+---+-------------------------------- --- 3333.0000.0001 static Yes - Switch,Stby-Switch --- 3333.0000.000d static Yes - Fa2/1,Fa4/1,Router,Switch --- 3333.0000.0016 static Yes - Switch,Stby-Switch
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明します。
フィールド |
説明 |
---|---|
Dynamic Addresses Count |
MAC アドレス テーブルのダイナミック アドレスの総数。 |
Secure Addresses (User-defined) Count |
MAC アドレス テーブルのセキュア アドレスの総数。 |
Static Addresses (User-defined) Count |
MAC アドレス テーブルのスタティック アドレスの総数。 |
System Self Addresses Count |
MAC アドレス テーブルのアドレスの総数。 |
Total MAC addresses |
MAC アドレス テーブルの MAC アドレスの総数。 |
Destination Address |
MAC アドレス テーブルに表示される宛先アドレス。 |
Address Type |
アドレス タイプ:スタティックまたはダイナミック。 |
VLAN |
VLAN 番号。 |
Destination Port |
MAC アドレス テーブルに表示される宛先ポートの情報。 |
mac address |
エントリの MAC アドレス。 |
protocol |
MAC アドレス テーブルに表示されるプロトコル。 |
qos |
MAC アドレス テーブルに関連付けられる QoS。 |
ports |
ポート タイプ。 |
age |
インターフェイスが最後に発生してからの時間(秒単位)。 |
Aging Time |
エントリのエージング タイム。 |
module |
モジュール番号。 |
action |
アクションのタイプ。 |
flooding |
フラッディングのステータス。 |
コマンド |
説明 |
---|---|
clear mac-address-table |
MAC アドレス テーブルからエントリを削除します。 |
mac-address-table aging-time |
レイヤ 2 テーブル内のエントリにエージング タイムを設定します。 |
mac-address-table limit |
MAC 制限をイネーブルにします。 |
mac-address-table notification mac-move |
MAC 移動通知をイネーブルにします。 |
mac-address-table static |
MAC アドレス テーブルにスタティック エントリを追加するか、アドレスの IGMP スヌーピングがディセーブルになっているスタティック MAC アドレスを設定します。 |
mac-address-table synchronize |
レイヤ 2 MAC アドレス テーブルのエントリを PFC およびすべての DFC 間で同期化します。 |
show mac-address-table static |
スタティック MAC アドレス テーブル エントリだけを表示します。 |
MAC アドレスのエージング タイムを表示するには、特権 EXEC モードで showmac-address-tableaging-time コマンドを使用します。
show mac-address-table aging-time
show mac-address-table aging-time [ vlan vlan-id ] [ [ begin | exclude | include ] expression ]
vlan vlan-id |
(任意)VLAN を指定します。有効値は 1 ~ 1005 です。 |
begin |
(任意)出力表示が expression と一致する行で始まるように指定します。 |
exclude |
(任意)出力表示が expression と一致する行を除外するように指定します。 |
include |
(任意)出力表示が、指定された expression と一致する行を含むように指定します。 |
expression |
参照ポイントとして使用する出力内の文字列です。 |
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.0(7)XE |
このコマンドが Catalyst 6000 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(2)XT |
このコマンドが、Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、および Cisco 3700 シリーズ ルータに実装されました。 |
12.2(8)T |
このコマンドが、Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、および Cisco 3700 シリーズ ルータの Cisco IOS Release 12.2(8)T に統合されました。 |
12.2(11)T |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(11)T に統合されました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
次に、すべての VLAN に現在設定されているエージング タイムを表示する例を示します。 出力にはフィールドの説明も表示されます。
Router# show mac-address-table aging-time Mac address aging time 300
Router# show mac-address-table aging-time Vlan Aging Time ---- ---------- 100 300 200 1000
次に、特定の VLAN に現在設定されているエージング タイムを表示する例を示します。 出力にはフィールドの説明も表示されます。
Router# show mac-address-table aging-time vlan 100 Vlan Aging Time ---- ---------- 100 300
コマンド |
説明 |
---|---|
show mac -address-tableaddress |
特定の MAC アドレスの MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tablecount |
MAC アドレス テーブルの現在のエントリの数を表示します。 |
show mac -address-tabledetail |
詳細 MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tabledynamic |
ダイナミック MAC アドレス テーブル エントリだけを表示します。 |
show mac -address-tableinterface |
特定のインターフェイスの MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tablemulticast |
マルチキャスト MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tableprotocol |
プロトコルに基づく MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tablestatic |
スタティック MAC アドレス テーブル エントリだけを表示します。 |
show mac -address-tablevlan |
特定の VLAN の MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
ダイナミック MAC アドレス テーブル エントリだけを表示するには、特権 EXEC モードで showmac-address-tabledynamic コマンドを使用します。
show mac-address-table dynamic [ address mac-addr | interface interface type slot/number | vlan vlan ]
show mac-address-table dynamic [ address mac-addr | detail | interface interface numberprotocol protocol | module number | vlan vlan ] [ begin | exclude | include | expression ]
show mac-address-table dynamic [ address mac-addr | interface interface interface-number [ all | module number ] | module num | vlan vlan-id [ all | module number ] ]
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.0(7)XE |
このコマンドが Catalyst 6000 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(2)XT |
このコマンドが、Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、および Cisco 3700 シリーズ ルータに実装されました。 |
12.2(8)T |
このコマンドが、Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、および Cisco 3700 シリーズ ルータの Cisco IOS Release 12.2(8)T に統合されました。 |
12.2(11)T |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(11)T に統合されました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2(14)SX |
Catalyst 6500 シリーズ スイッチにこのコマンドのサポートが導入されました。 |
12.2(33)SXH |
このコマンドが変更され、Catalyst 6500 シリーズ スイッチ上で all キーワードをサポートするようになりました。 |
Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、および Cisco 3700 シリーズ ルータ
EtherChannel インターフェイスの showmac-address-tabledynamic コマンド出力は、ポート番号指定(たとえば 5/7)をポート グループ番号に変更します。
Catalyst スイッチ
protocol 引数のキーワードの定義は、次のとおりです。
EtherChannel インターフェイスの showmac-address-tabledynamic コマンド出力は、ポート番号指定(たとえば 5/7)をポート グループ番号に変更します。
Catalyst 6500 シリーズ スイッチ
mac-address は 48 ビット MAC アドレスです。有効なフォーマットは H.H.H です。
オプションの modulenum キーワードおよび引数は、DFC モジュールにだけサポートされています。 modulenum キーワードおよび引数は、モジュール番号を指定します。
次に、すべてのダイナミック MAC アドレス エントリを表示する例を示します。 各出力にはフィールドの説明も表示されます。
Router# show mac-address-table dynamic Non-static Address Table: Destination Address Address Type VLAN Destination Port ------------------- ------------ ---- -------------------- 000a.000a.000a Dynamic 1 FastEthernet4/0 002a.2021.4567 Dynamic 2 FastEthernet4/0
Router# show mac-address-table dynamic vlan mac address type protocol qos ports -----+---------------+--------+---------+---+-------------------------------- 200 0010.0d40.37ff dynamic ip -- 5/8 1 0060.704c.73ff dynamic ip -- 5/9 4095 0000.0000.0000 dynamic ip -- 15/1 1 0060.704c.73fb dynamic other -- 5/9 1 0080.1c93.8040 dynamic ip -- 5/9 4092 0050.f0ac.3058 dynamic ip -- 15/1 1 00e0.4fac.b3ff dynamic other -- 5/9
次に、特定のプロトコル タイプ(この場合は assigned)を持つダイナミック MAC アドレス エントリを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table dynamic protocol assigned vlan mac address type protocol qos ports -----+---------------+--------+---------+---+-------------------------------- 4092 0000.0000.0000 dynamic assigned -- Router 4092 0050.f0ac.3059 dynamic assigned -- Router 1 0010.7b3b.0978 dynamic assigned -- Fa5/9 Router#
次に、上記の例の詳細出力を表示する例を示します。
Router# show mac-address-table dynamic protocol assigned detail MAC Table shown in details ======================================== Type Always Learn Trap Modified Notify Capture Protocol Flood -------+------------+----+--------+------+-------+--------+-----+ QoS bit L3 Spare Mac Address Age Byte Pvlan Xtag SWbits Index -----------------+--------+--------------+--------+-----+----+------+----- DYNAMIC NO NO YES NO NO assigned NO Bit Not On 0 0000.0000.0000 255 4092 0 0 0x3 DYNAMIC NO NO YES NO NO assigned NO Bit Not On 0 0050.f0ac.3059 254 4092 0 0 0x3 DYNAMIC NO NO YES NO NO assigned NO Bit Not On 0 0010.7b3b.0978 254 1 0 0 0x108 Router#
次に、特定の VLAN のすべてのダイナミック MAC アドレス エントリを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table dynamic vlan 200 all Legend: * - primary entry age - seconds since last seen n/a - not aevailable vlan mac address type learn age ports ------+----------------+--------+-----+----------+-------------------------- 200 0010.0d40.37ff dynamic NO 23 Gi5/8 Router#
次に、ダイナミック MAC アドレス エントリをすべて表示する例を示します。
Router# show mac-address-table dynamic Legend: * - primary entry age - seconds since last seen n/a - not applicable vlan mac address type learn age ports ------+----------------+--------+-----+----------+-------------------------- * 10 0010.0000.0000 dynamic Yes n/a Gi4/1 * 3 0010.0000.0000 dynamic Yes 0 Gi4/2 * 1 0002.fcbc.ac64 dynamic Yes 265 Gi8/1 * 1 0009.12e9.adc0 static No - Router Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
show mac -address-tableaddress |
特定の MAC アドレスの MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tableaging-time |
MAC アドレスのエージング タイムを表示します。 |
show mac -address-tablecount |
MAC アドレス テーブルの現在のエントリの数を表示します。 |
show mac -address-tabledetail |
詳細 MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tableinterface |
特定のインターフェイスの MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tablemulticast |
マルチキャスト MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tableprotocol |
プロトコルに基づく MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tablestatic |
スタティック MAC アドレス テーブル エントリだけを表示します。 |
show mac -address-tablevlan |
特定の VLAN の MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
MAC アドレス ラーニング ステートを表示するには、ユーザ EXEC モードで showmac-address-tablelearning コマンドを使用します。
show mac-address-table learning [ vlan ]
vlan vlan-id |
(任意)指定されたスイッチ ポート VLAN の MAC アドレス ラーニング ステートに関する情報を表示します。有効値は 1 ~ 4094 です。 |
interface interface slot / port |
(任意)指定されたルーテッド インターフェイス タイプ、スロット番号、およびポート番号の MAC アドレス ラーニング ステートに関する情報を表示します。 |
module num |
(任意)指定したモジュール番号の MAC アドレス ラーニング ステートに関する情報を表示します。 |
このコマンドには、デフォルト設定がありません。
ユーザ EXEC (>)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(18)SXE |
このコマンドのサポートが Supervisor Engine 720 に追加されました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
スーパーバイザ エンジンまたは分散型フォワーディング カード(DFC)だけを指定するには、modulenum キーワードおよび引数を使用できます。
interfaceinterfaceslot/port キーワードおよび引数は、ルーテッド インターフェイスにだけ使用できます。 interfaceinterfaceslot/port キーワードおよび引数を使用してスイッチ ポート インターフェイスでの学習を設定できません。
vlanvlan-id を指定した場合、すべてのモジュール上の指定した VLAN の MAC アドレス ラーニング ステートがルータ インターフェイスも含めて表示されます。
vlanvlan-id および modulenum を指定した場合は、指定したモジュール上の指定した VLAN の MAC アドレス ラーニング ステートが表示されます。
interfaceinterfaceslot/port キーワードおよび引数を指定した場合、すべてのモジュール上の指定したインターフェイスの MAC アドレス ラーニング ステートが表示されます。
interfaceinterfaceslot/port キーワードおよび引数を指定した場合、指定したモジュール上の指定したインターフェイスの MAC アドレス ラーニング ステートが表示されます。
引数もキーワードも指定せずに showmac-address-tablelearning コマンドを入力した場合は、Cisco 7600 シリーズ ルータに設定されているすべてのスーパーバイザ エンジンまたは DFC 上のすべての既存 VLAN の MAC ラーニング ステートが表示されます。
次に、Cisco 7600 シリーズ ルータに設定されているすべてのスーパーバイザ エンジンまたは DFC 上のすべての既存 VLAN の MAC アドレス ラーニング ステートを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table learning VLAN/Interface Mod1 Mod4 Mod7 -------------------- --------------------- 1 yes yes yes 100 yes yes yes 150 yes yes yes 200 yes yes yes 250 yes yes yes 1006 no no no 1007 no no no 1008 no no no 1009 no no no 1010 no no no 1011 no no no 1012 no no no 1013 no no no 1014 no no no GigabitEthernet6/1 no no no GigabitEthernet6/2 no no no GigabitEthernet6/4 no no no FastEthernet3/4 no no no FastEthernet3/5 no no no GigabitEthernet4/1 no no no GigabitEthernet4/2 no no no GigabitEthernet7/1 no no no GigabitEthernet7/2 no no no Router#
表 1 に、この例で表示されているフィールドの説明を示します。
フィールド |
説明 |
---|---|
VLAN/Interface1 |
VLAN ID またはインターフェイス タイプ、モジュール、およびポート番号 |
Mod# |
スーパーバイザ エンジンまたは DFC のモジュール番号 |
yes |
MAC アドレス ラーニングはイネーブルです。 |
no |
MAC アドレス ラーニングはディセーブルです。 |
次に、単一のスーパーバイザ エンジンまたは DFC 上のすべての既存 VLAN の MAC ラーニング ステータスを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table learning module 4 VLAN/Interface Mod4 -------------------- ----- 1 yes 100 yes 150 yes 200 yes 250 yes 1006 no 1007 no 1008 no 1009 no 1010 no 1011 no 1012 no 1013 no 1014 no GigabitEthernet6/1 no GigabitEthernet6/2 no GigabitEthernet6/4 no FastEthernet3/4 no FastEthernet3/5 no GigabitEthernet4/1 no GigabitEthernet4/2 no GigabitEthernet7/1 no GigabitEthernet7/2 no Router#
次に、すべてのスーパーバイザ エンジンおよび DFC 上の特定の VLAN の MAC アドレス ラーニング ステータスを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table learning vlan 100 VLAN Mod1 Mod4 Mod7 ---- --------------------- 100 no no yes Router
次に、特定のスーパーバイザ エンジンまたは DFC 上の特定の VLAN の MAC アドレス ラーニング ステータスを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table learning vlan 100 module 7 VLAN Mod7 ---- ----- 100 yes Router
次に、特定のスーパーバイザ エンジンまたは DFC の MAC アドレス ラーニング ステータスを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table learning interface FastEthernet 3/4 Interface Mod1 Mod4 Mod7 --------- --------------------- Fa3/4 no yes no Router
次に、特定のスーパーバイザ エンジンまたは DFC 上の特定のインターフェイスの MAC アドレス ラーニング ステータスを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table learning interface FastEthernet 3/4 module 1 Interface Mod1 --------- ----- Fa3/4 no Router
コマンド |
説明 |
---|---|
mac-address-table learning |
MAC アドレス ラーニングをイネーブルにします。 |
スタティック MAC アドレス テーブル エントリだけを表示するには、特権 EXEC モードで showmac-address-tablestatic コマンドを使用します。
show mac-address-table static [ address mac-address | interface type /slot number | vlan vlan-id ]
show mac-address-table static [ address mac-address | detail | interface type number | protocol protocol | vlan vlan-id ] [ [ begin | exclude | include ] expression ]
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.0(7)XE |
このコマンドが Catalyst 6000 シリーズ スイッチに追加されました。 |
12.2(2)XT |
このコマンドが、Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、および Cisco 3700 シリーズ ルータに実装されました。 |
12.2(8)T |
このコマンドが、Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、および Cisco 3700 シリーズ ルータの Cisco IOS Release 12.2(8)T に統合されました。 |
12.2(11)T |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.2(11)T に統合されました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.2SX |
このコマンドは、Cisco IOS Release 12.2SX トレインでサポートされます。 このトレインの特定の 12.2SX リリースにおけるサポートは、フィーチャ セット、プラットフォーム、およびプラットフォーム ハードウェアによって異なります。 |
Catalyst スイッチ
protocol 引数のキーワードの定義は、次のとおりです。
次に、すべてのスタティック MAC アドレス エントリを表示する例を示します。 各出力にはフィールドの説明も表示されます。
Router# show mac-address-table static Static Address Table: Destination Address Address Type VLAN Destination Port ------------------- ------------ ---- -------------------- 2323.3214.5432 Static 4 FastEthernet4/1 2323.3214.5431 Static 5 FastEthernet4/1 2323.3214.5432 Static 6 FastEthernet4/1 2323.3214.5434 Static 7 FastEthernet4/1 2323.3214.5435 Static 8 FastEthernet4/1
Router# show mac-address-table static *Oct 22 12:15:35: %SYS-5-CONFIG_I: Configured from console by console vlan mac address type protocol qos ports -----+---------------+--------+---------+---+-------------------------------- 200 0050.3e8d.6400 static assigned -- Router 100 0050.3e8d.6400 static assigned -- Router 4092 0050.f0ac.3058 static other -- Router 917 0100.0cdd.dddd static other -- Fa5/9,Router,Switch 5 0050.3e8d.6400 static assigned -- Router 303 0100.0cdd.dddd static other -- Fa5/9,Router,Switch 850 0100.0cdd.dddd static other -- Fa5/9,Router,Switch 1002 0100.0cdd.dddd static other -- Fa5/9,Router,Switch 802 0100.0cdd.dddd static other -- Fa5/9,Router,Switch 2 0100.0cdd.dddd static other -- Fa5/9,Router,Switch 304 0100.5e00.0001 static ip -- Fa5/9,Switch . . .
次に、特定のプロトコル タイプ(この場合は assigned)を持つスタティック MAC アドレス エントリを表示する例を示します。
Router# show mac-address-table static protocol assigned vlan mac address type protocol qos ports -----+---------------+--------+---------+---+-------------------------------- 200 0050.3e8d.6400 static assigned -- Router 100 0050.3e8d.6400 static assigned -- Router 5 0050.3e8d.6400 static assigned -- Router
次に、上記の例の詳細出力を表示する例を示します。
Router# show mac-address-table static protocol assigned detail MAC Table shown in details ======================================== Type Always Learn Trap Modified Notify Capture Protocol Flood -------+------------+----+--------+------+-------+--------+-----+ QoS bit L3 Spare Mac Address Age Byte Pvlan Xtag SWbits Index -----------------+--------+--------------+--------+-----+----+------+----- STATIC NO NO NO NO NO assigned NO Bit Not On 0 0050.3e8d.6400 254 200 1 0 0x3 STATIC NO NO NO NO NO assigned NO Bit Not On 0 0050.3e8d.6400 254 100 1 0 0x3 STATIC NO NO NO NO NO assigned NO Bit Not On 0 0050.3e8d.6400 254 5 1 0 0x3 S Bit Not On 0 0050.f0ac.3058 254 4092 1 0 0x3 . . .
次に、すべてのスタティック MAC アドレス エントリを表示する例を示します。この Cisco 7600 シリーズ ルータは、Supervisor Engine 720 を搭載しています。
Router# show mac-address-table static Codes: * - primary entry vlan mac address type learn qos ports ------+----------------+--------+-----+---+-------------------------- * --- 0001.6441.60ca static No -- Router
コマンド |
説明 |
---|---|
show mac -address-tableaddress |
特定の MAC アドレスの MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tableaging-time |
MAC アドレスのエージング タイムを表示します。 |
show mac -address-tablecount |
MAC アドレス テーブルの現在のエントリの数を表示します。 |
show mac -address-tabledetail |
詳細 MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tabledynamic |
ダイナミック MAC アドレス テーブル エントリだけを表示します。 |
show mac -address-tableinterface |
特定のインターフェイスの MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tablemulticast |
マルチキャスト MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tableprotocol |
プロトコルに基づく MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
show mac -address-tablevlan |
特定の VLAN の MAC アドレス テーブル情報を表示します。 |
指定されたスパニングツリー インスタンスのスパニングツリー情報を表示するには、特権 EXEC モードで showspanning-tree コマンドを使用します。
show spanning-tree [bridge-group] [ active | backbonefast | blockedports | bridge | brief | inconsistentports | interface interface-type interface-number | root | summary [totals] | uplinkfast | vlan vlan-id ]
show spanning-tree [ bridge-group | active | backbonefast | bridge [id] | detail | inconsistentports | interface interface-type interface-number [ portfast [edge] ] | mst [ list | configuration [digest] ] | root | summary [totals] | uplinkfast | vlan vlan-id | port-channel number | pathcost method ]
bridge-group |
(任意)ブリッジ グループ番号を指定します。 指定できる範囲は 1 ~ 255 です。 |
active |
(任意)アクティブ インターフェイスに関するスパニングツリー情報だけを表示します。 |
backbonefast |
(任意)スパニングツリー BackboneFast ステータスを表示します。 |
blockedports |
(任意)ブロックされたポート情報を表示します。 |
bridge |
(任意)このスイッチのステータスおよび設定を表示します。 |
brief |
(任意)インターフェイスの簡単な要約情報を指定します。 |
configuration digest ] |
(任意)複数のスパニングツリーの現在のリージョン設定を表示します。 |
inconsistentports |
(任意)不整合ポートに関する情報を表示します。 |
interface interface-type interface-number |
(任意)インターフェイスのタイプおよび番号を指定します。 各インターフェイス識別子は、前後のものとの区切りを示すためにスペースを使用して入力します。 インターフェイスの範囲は入力できません。 有効なインターフェイスには、物理ポートおよび仮想 LAN(VLAN)があります。 有効な値については、「使用上のガイドライン」を参照してください。 |
list |
(任意)複数のスパニングツリー インスタンスのリストを指定します。 |
mst |
(任意)複数のスパニングツリーを指定します。 |
portfast edge ] |
(任意)スパニングツリー PortFast エッジ インターフェイスの動作ステータスを表示します。 Cisco IOS Release 12.2(33)SXI 以降では、edge キーワードが必要です。 以前のリリースでは、edge キーワードは使用されません。 |
root |
(任意)ルートスイッチのステータスおよび設定を表示します。 |
summary |
(任意)ポート ステートのサマリーを指定します。 |
totals |
(任意)スパニングツリー ステート セクションのすべての行を表示します。 |
uplinkfast |
(任意)スパニングツリー UplinkFast ステータスを表示します。 |
vlan vlan-id |
(任意)VLAN ID を指定します。 有効範囲は 1 ~ 1005 です。 Cisco IOS Release 12.4(15)T 以降、有効な VLAN ID の範囲は 1 ~ 4094 です。 vlan-id の値を省略すると、このコマンドはすべての VLAN のスパニングツリー インスタンスに適用されます。 |
id |
(任意)スパニングツリー ブリッジを識別します。 |
detail |
(任意)ステータスおよび設定の詳細を表示します。 |
port-channel number |
(任意)インターフェイスに関連付けられたイーサネット チャネルを識別します。 |
pathcost method |
(任意)使用されているデフォルト パス コスト計算方式を表示します。 有効値については「使用上のガイドライン」の項を参照してください。 |
特権 EXEC(#)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.0(1)T |
このコマンドが導入されました。 |
12.0(5.2)WC(1) |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.0(5.2)WC(1) に統合されました。 |
12.1(6)EA2 |
このコマンドが Cisco IOS Release 12.1(6)EA2 に統合されました。 次のキーワードと引数が追加されました。bridge-group、active、backbonefast、blockedports、bridge、inconsistentports、pathcostmethod、root、totals、uplinkfast。 |
12.2(14)SX |
このコマンドのサポートが Supervisor Engine 720 に追加されました。 |
12.2(15)ZJ |
Cisco IOS Release 12.1(6)EA2 で追加された構文が、Cisco 2600 シリーズ、Cisco 3600 シリーズ、および Cisco 3700 シリーズ ルータに実装されました。 |
12.2(17d)SXB |
Supervisor Engine 2 上のこのコマンドのサポートが Cisco IOS Release 12.2(17d)SXB に拡張されました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
12.3(4)T |
Cisco IOS Release 12.2(15)ZJ に追加されたプラットフォーム サポートおよび構文が、Cisco IOS Release 12.3(4)T に統合されました。 |
12.4(15)T |
このコマンドは、指定されたプラットフォームに対する VLAN ID の有効範囲を 1 ~ 4094 に拡張するために修正されました。 |
12.2(33)SXI |
このコマンドは、portfast の後に edge キーワードを必要とするように変更されました。 コマンド出力が変更され、Bridge Assurance と PVST シミュレーションのステータスが表示されるようになりました。 |
showspanning-tree コマンドで使用できるキーワードおよび引数は、ご使用のプラットフォームおよび設置されて動作可能なネットワーク モジュールによって異なります。
Cisco 2600、3660、および 3845 シリーズ スイッチ
interfaceinterface-type の有効値は次のとおりです。
Cisco 6500/6000 Catalyst スイッチおよび 7600 シリーズ ルータ
値が 257 ~ 282 の port-channelnumber は、コンテント スイッチング モジュール(CSM)およびファイアウォール サービス モジュール(FWSM)にだけサポートされます。
interface-number 引数では、モジュールおよびポート番号を指定します。 interface-number の有効な値は、指定するインターフェイス タイプと、使用するシャーシおよびモジュールによって異なります。 たとえば、13 スロット シャーシに 48 ポート 10/100BASE-T イーサネット モジュールが搭載されている場合に、ギガビット イーサネット インターフェイスを指定すると、モジュール番号の有効値は 2 ~ 13、ポート番号の有効値は 1 ~ 48 になります。
多数の VLAN が存在し、スパニングツリーのアクティブ ステートをチェックする場合は、showspanning-treesummarytotal コマンドを入力できます。 VLAN のリストをスクロールしなくても VLAN の総数を表示できます。
interfaceinterface-type の有効値は次のとおりです。
キーワード pathcoastmethod の有効値は次のとおりです。
VLAN またはインターフェイスに対して showspanning-tree コマンドを実行すると、スイッチ ルータは VLAN またはインターフェイスに対して異なるポート ステートを表示します。 有効なスパニングツリー ポート ステートは、リスニング、ラーニング、フォワーディング、ブロッキング、ディセーブル、ループバックです。 ポート ステートの定義については次の表を参照してください。
フィールド |
定義 |
---|---|
BLK |
ブロッキング。ポートが、まだ BPDU パケットの送信およびリスニング中で、トラフィックを転送していない状態。 |
DIS |
ディセーブル。ポートが、BPDU パケットを送信またはリスニングしておらず、トラフィックも転送していない状態。 |
FWD |
フォワーディング。ポートが、BPDU パケットの送信およびリスニング中で、トラフィックを転送中の状態。 |
LBK |
ループバック。ポートが、自身の BPDU パケットを受信し返す状態。 |
LIS |
リスニング。ポート スパニングツリーが、ルート ブリッジの BPDU パケットを初めてリッスンし始めた状態。 |
LRN |
ラーニング。ポートが、送信する BPDU パケット上にプロポーザル ビットを設定している状態。 |
次に、ブリッジ グループ 1 が VLAN ブリッジ スパニングツリー プロトコルを実行している例を示します。
Router# show spanning-tree 1 Bridge group 1 is executing the VLAN Bridge compatible Spanning Tree Protocol Bridge Identifier has priority 32768, address 0000.0c37.b055 Configured hello time 2, max age 30, forward delay 20 We are the root of the spanning tree Port Number size is 10 bits Topology change flag not set, detected flag not set Times: hold 1, topology change 35, notification 2 hello 2, max age 30, forward delay 20 Timers: hello 0, topology change 0, notification 0 bridge aging time 300 Port 8 (Ethernet1) of Bridge group 1 is forwarding Port path cost 100, Port priority 128 Designated root has priority 32768, address 0000.0c37.b055 Designated bridge has priority 32768, address 0000.0c37.b055 Designated port is 8, path cost 0 Timers: message age 0, forward delay 0, hold 0 BPDU: sent 184, received 0
次に、showspanning-treesummary コマンドからの出力例を示します。
Router# show spanning-tree summary UplinkFast is disabled Name Blocking Listening Learning Forwarding STP Active -------------------- -------- --------- -------- ---------- ---------- VLAN1 23 0 0 1 24 -------------------- -------- --------- -------- ---------- ---------- 1 VLAN 23 0 0 1 24
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
UplinkFast |
スパニングツリー UplinkFast 機能がイネーブルかディセーブルかを示します。 |
Name |
VLAN 名 |
Blocking |
VLAN 内のブロッキング ステートのポート数 |
Listening |
リスニング ステートのポート数 |
Learning |
ラーニング ステートのポート数 |
Forwarding |
フォワーディング ステートのポート数 |
STP Active |
スパニングツリー プロトコルを使用したポート数 |
次に、showspanning-treebrief コマンドからの出力例を示します。
Router# show spanning-tree brief VLAN1 Spanning tree enabled protocol IEEE ROOT ID Priority 32768 Address 0030.7172.66c4 Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec VLAN1 Spanning tree enabled protocol IEEE ROOT ID Priority 32768 Address 0030.7172.66c4 Port Designated Name Port ID Prio Cost Sts Cost Bridge ID Port ID ------- ------- ---- ---- --- ---- -------------- ------- Fa0/11 128.17 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.17 Fa0/12 128.18 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.18 Fa0/13 128.19 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.19 Fa0/14 128.20 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.20 Fa0/15 128.21 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.21 Fa0/16 128.22 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.22 Fa0/17 128.23 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.23 Fa0/18 128.24 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.24 Fa0/19 128.25 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.25 Fa0/20 128.26 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.26 Fa0/21 128.27 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.27 Port Designated Name Port ID Prio Cost Sts Cost Bridge ID Port ID ------- ------- ---- ---- --- ---- -------------- ------- Fa0/22 128.28 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.28 Fa0/23 128.29 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.29 Fa0/24 128.30 128 100 BLK 38 0404.0400.0001 128.30 Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
VLAN1 |
スパニングツリー情報を表示する VLAN |
Spanning tree enabled protocol |
スパニングツリーのタイプ(IEEE、IBM、CISCO) |
ROOT ID |
ルート ブリッジを示します。 |
Priority |
プライオリティ インジケータ |
Address |
ポートの MAC アドレス |
Hello Time |
ブリッジがブリッジ プロトコル データ ユニット(BPDU)を送信する時間(秒単位) |
Max Age |
BPDU パケットが有効と見なされるべき時間(秒単位) |
Forward Delay |
ポートがリスニング モードまたはラーニング モードにある時間(秒単位) |
Port Name |
ポートのインターフェイス タイプおよびインターフェイス番号 |
Port ID |
名前付きポートの ID |
Prio |
ポートに対応付けられたプライオリティ |
Cost |
ポートに対応付けられたコスト |
Sts |
ポートのステータス |
Designated Cost |
パスの指定コスト |
Designated Bridge ID |
ポートに対応付けられた LAN の指定ブリッジと見なされるブリッジのブリッジ ID |
次に、showspanning-treevlan1 コマンドからの出力例を示します。
Router# show spanning-tree vlan 1 Spanning tree 1 is executing the IEEE compatible Spanning Tree protocol Bridge Identifier has priority 32768, address 00e0.1eb2.ddc0 Configured hello time 2, max age 20, forward delay 15 Current root has priority 32768, address 0010.0b3f.ac80 Root port is 5, cost of root path is 10 Topology change flag not set, detected flag not set, changes 1 Times: hold 1, topology change 35, notification 2 hello 2, max age 20, forward delay 15 Timers: hello 0, topology change 0, notification 0 Interface Fa0/1 in Spanning tree 1 is down Port path cost 100, Port priority 128 Designated root has priority 32768, address 0010.0b3f.ac80 Designated bridge has priority 32768, address 00e0.1eb2.ddc0 Designated port is 1, path cost 10 Timers: message age 0, forward delay 0, hold 0 BPDU: sent 0, received 0
下の表で、この出力で表示される重要なフィールドについて説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
Spanning tree |
スパニングツリーのタイプ(IEEE、IBM、CISCO) |
Bridge Identifier |
ブリッジ ID の一部で、ブリッジ ID を比較する場合に最も重要な部分と見なされます。 |
address |
ブリッジ MAC アドレス |
Root port |
ルート ポートの ID |
Topology change |
トポロジの変更に対応づけられたフラグとタイマー |
次に、showspanning-treeinterfacefastethernet0/3 コマンドからの出力例を示します。
Router# show spanning-tree interface fastethernet0/3 Interface Fa0/3 (port 3) in Spanning tree 1 is down Port path cost 100, Port priority 128 Designated root has priority 6000, address 0090.2bba.7a40 Designated bridge has priority 32768, address 00e0.1e9f.4abf Designated port is 3, path cost 410 Timers: message age 0, forward delay 0, hold 0 BPDU: sent 0, received 0
次に、インターフェイス情報のサマリーを表示する例を示します。
Router# show spanning-tree VLAN0001 Spanning tree enabled protocol ieee Root ID Priority 4097 Address 0004.9b78.0800 This bridge is the root Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec Bridge ID Priority 4097 (priority 4096 sys-id-ext 1) Address 0004.9b78.0800 Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec Aging Time 15 Interface Port ID Designated Port ID Name Prio.Nbr Cost Sts Cost Bridge ID Prio.Nbr ---------------- -------- --------- --- --------- -------------------- -------- Gi2/1 128.65 4 LIS 0 4097 0004.9b78.0800 128.65 Gi2/2 128.66 4 LIS 0 4097 0004.9b78.0800 128.66 Fa4/3 128.195 19 LIS 0 4097 0004.9b78.0800 128.195 Fa4/4 128.196 19 BLK 0 4097 0004.9b78.0800 128.195 Router#
次の表に、この例で表示されているフィールドの説明を示します。
フィールド |
定義 |
---|---|
Port ID Prio.Nbr |
ポート ID およびプライオリティ番号 |
Cost |
ポート コスト |
Sts |
ステータス情報。 |
次に、アクティブ インターフェイスのスパニングツリー情報だけを表示する例を示します。
Router# show spanning-tree active UplinkFast is disabled BackboneFast is disabled VLAN1 is executing the ieee compatible Spanning Tree protocol Bridge Identifier has priority 32768, address 0050.3e8d.6401 Configured hello time 2, max age 20, forward delay 15 Current root has priority 16384, address 0060.704c.7000 Root port is 265 (FastEthernet5/9), cost of root path is 38 Topology change flag not set, detected flag not set Number of topology changes 0 last change occurred 18:13:54 ago Times: hold 1, topology change 24, notification 2 hello 2, max age 14, forward delay 10 Timers: hello 0, topology change 0, notification 0 Router#
次に、スパニングツリー BackboneFast ステータスを表示する例を示します。
Router# show spanning-tree backbonefast BackboneFast is enabled BackboneFast statistics ----------------------- Number of transition via backboneFast (all VLANs) : 0 Number of inferior BPDUs received (all VLANs) : 0 Number of RLQ request PDUs received (all VLANs) : 0 Number of RLQ response PDUs received (all VLANs) : 0 Number of RLQ request PDUs sent (all VLANs) : 0 Number of RLQ response PDUs sent (all VLANs) : 0 Router#
次に、現在のブリッジのスパニングツリー情報だけを表示する例を示します。
Router# show spanning-tree bridge VLAN1 Bridge ID Priority 32768 Address 0050.3e8d.6401 Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec . Router#
次に、インターフェイスに関する詳細情報を表示する例を示します。
Router# show spanning-tree detail VLAN1 is executing the ieee compatible Spanning Tree protocol Bridge Identifier has priority 4096, address 00d0.00b8.1401 Configured hello time 2, max age 20, forward delay 15 We are the root of the spanning tree Topology change flag not set, detected flag not set Number of topology changes 9 last change occurred 02:41:34 ago from FastEthernet4/21 Times: hold 1, topology change 35, notification 2 hello 2, max age 20, forward delay 15 Timers: hello 1, topology change 0, notification 0, aging 300
Port 213 (FastEthernet4/21) of VLAN1 is forwarding Port path cost 19, Port priority 128, Port Identifier 128.213. Designated root has priority 4096, address 00d0.00b8.1401 Designated bridge has priority 4096, address 00d0.00b8.1401 Designated port id is 128.213, designated path cost 0 Timers: message age 0, forward delay 0, hold 0 Number of transitions to forwarding state: 1 BPDU: sent 4845, received 1 Router#
次に、特定のインターフェイスのスパニングツリーに関する情報を表示する例を示します。
Router# show spanning-tree interface fastethernet 5/9 Interface Fa0/10 (port 23) in Spanning tree 1 is ROOT-INCONSISTENT Port path cost 100, Port priority 128 Designated root has priority 8192, address 0090.0c71.a400 Designated bridge has priority 32768, address 00e0.1e9f.8940
次に、特定のブリッジ グループのスパニングツリーに関する情報を表示する例を示します。
Router# show spanning-tree 1 UplinkFast is disabled BackboneFast is disabled Bridge group 1 is executing the ieee compatible Spanning Tree protocol Bridge Identifier has priority 32768, address 00d0.d39c.004d Configured hello time 2, max age 20, forward delay 15 Current root has priority 32768, address 00d0.d39b.fddd Root port is 7 (FastEthernet2/2), cost of root path is 19 Topology change flag set, detected flag not set Number of topology changes 3 last change occurred 00:00:01 ago from FastEthernet2/2 Times: hold 1, topology change 35, notification 2 hello 2, max age 20, forward delay 15 Timers: hello 0, topology change 0, notification 0 bridge aging time 15 Port 2 (Ethernet0/1/0) of Bridge group 1 is down Port path cost 100, Port priority 128 Designated root has priority 32768, address 0050.0bab.1808 Designated bridge has priority 32768, address 0050.0bab.1808 Designated port is 2, path cost 0 Timers: message age 0, forward delay 0, hold 0 BPDU: sent 0, received 0 Router#
次に、ポート ステートのサマリーを表示する例を示します。
Router# show spanning-tree summary Root bridge for: Bridge group 1, VLAN0001, VLAN0004-VLAN1005 VLAN1013-VLAN1499, VLAN2001-VLAN4094 EtherChannel misconfiguration guard is enabled Extended system ID is enabled Portfast is enabled by default PortFast BPDU Guard is disabled by default Portfast BPDU Filter is disabled by default Loopguard is disabled by default UplinkFast is disabled BackboneFast is disabled Platform PVST Simulation is enabled Pathcost method used is long Name Blocking Listening Learning Forwarding STP Active ---------------------- -------- --------- -------- ---------- ---------- 1 bridge 0 0 0 1 1 3584 vlans 3584 0 0 7168 10752
Blocking Listening Learning Forwarding STP Active ---------------------- -------- --------- -------- ---------- ---------- Total 3584 0 0 7169 10753 Router#
次に、スパニングツリー ステート セクションのすべての行を表示する例を示します。
Router# show spanning-tree summary total Root bridge for:Bridge group 10, VLAN1, VLAN6, VLAN1000. Extended system ID is enabled. PortFast BPDU Guard is disabled EtherChannel misconfiguration guard is enabled UplinkFast is disabled BackboneFast is disabled Default pathcost method used is long Name Blocking Listening Learning Forwarding STP Active -------------------- -------- --------- -------- ---------- ---------- 105 VLANs 3433 0 0 105 3538 BackboneFast statistics ----------------------- Number of transition via backboneFast (all VLANs) :0 Number of inferior BPDUs received (all VLANs) :0 Number of RLQ request PDUs received (all VLANs) :0 Number of RLQ response PDUs received (all VLANs) :0 Number of RLQ request PDUs sent (all VLANs) :0 Number of RLQ response PDUs sent (all VLANs) :0 Router#
次に、特定の VLAN のスパニングツリーに関する情報を表示する例を示します。
Router# show spanning-tree vlan 200 VLAN0200 Spanning tree enabled protocol ieee Root ID Priority 32768 Address 00d0.00b8.14c8 This bridge is the root Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec Bridge ID Priority 32768 Address 00d0.00b8.14c8 Hello Time 2 sec Max Age 20 sec Forward Delay 15 sec Aging Time 300 Interface Role Sts Cost Prio.Nbr Status ---------------- ---- --- --------- -------- -------------------------------- Fa4/4 Desg FWD 200000 128.196 P2p Fa4/5 Back BLK 200000 128.197 P2p Router#
次の表に、この例で表示されているフィールドの説明を示します。
フィールド |
定義 |
---|---|
Role |
現在の 802.1w ロール。有効値は、Boun(boundary)、Desg(designated)、Root、Altn(alternate)、および Back(backup)です。 |
Sts |
スパニングツリー ステート。有効値は、BKN*(broken)2、BLK(blocking)、DWN(down)、LTN(listening)、LBK(loopback)、LRN(learning)、および FWD(forwarding)です。 |
Cost |
ポート コスト |
Prio.Nbr |
ポート プライオリティとポート番号で構成されるポート ID |
Status |
ステータス情報。有効値は次のとおりです。
|
次に、root inconsistent ステートのポートがあるかどうかを判別する例を示します。
Router# show spanning-tree inconsistentports Name Interface Inconsistency -------------------- -------------------- ------------------ VLAN1 FastEthernet3/1 Root Inconsistent Number of inconsistent ports (segments) in the system :1 Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
spanning-tree backbonefast |
すべてのイーサネット VLAN で BackboneFast をイネーブルにします。 |
spanning-tree cost |
STP 計算に使用するインターフェイスのパス コストを設定します。 |
spanning-tree guard |
ガード モードをイネーブルまたはディセーブルにします。 |
spanning-tree pathcost method |
デフォルトのパス コスト計算方式を設定します。 |
spanning-tree portfast(インターフェイス コンフィギュレーション モード) |
PortFast モードをイネーブルにします。 |
spanning-tree portfast bpdufilter default |
すべての PortFast ポートで、BPDU フィルタリングをデフォルトでイネーブルにします。 |
spanning-tree portfast bpduguard default |
すべての PortFast ポートで、BPDU ガードをデフォルトでイネーブルにします。 |
spanning-tree port-priority |
2 つのブリッジがルート ブリッジとなるために競合している場合に、インターフェイスにプライオリティを設定します。 |
spanning-tree uplinkfast |
UplinkFast をイネーブルにします。 |
spanning-tree vlan |
VLAN で STP をイネーブルにします。 |
管理および動作上の単一方向リンク検出プロトコル(UDLD)ステータスを表示するには、ユーザ EXEC モードで show udld コマンドを使用します。
show udld [ interface-id | neighbors ]
interface-id |
(任意)インターフェイス名およびインターフェイス番号 |
neighbors |
(任意)ネイバー情報だけを表示します。 |
ユーザ EXEC (>)
リリース |
変更内容 |
---|---|
12.2(14)SX |
このコマンドのサポートが Supervisor Engine 720 に追加されました。 |
12.2(17d)SXB |
Supervisor Engine 2 上のこのコマンドのサポートが Release 12.2(17d)SXB に拡張されました。 |
12.2(18)SXD |
このコマンドに neighbors キーワードが追加されました。 |
12.2(33)SRA |
このコマンドが、Cisco IOS Release 12.2(33)SRA に統合されました。 |
interface-id 値を入力しなかった場合は、すべてのインターフェイスの管理および動作上の UDLD ステータスが表示されます。
次に、単一のインターフェイスの UDLD ステートを表示する例を示します。 出力にはフィールドの説明も表示されます。
Router# show udld gigabitethernet2/2 Interface Gi2/2 --- Port enable administrative configuration setting: Follows device default Port enable operational state: Enabled Current bidirectional state: Bidirectional Current operational state: Advertisement Message interval: 60 Time out interval: 5 No multiple neighbors detected Entry 1 --- Expiration time: 146 Device ID: 1 Current neighbor state: Bidirectional Device name: 0050e2826000 Port ID: 2/1 Neighbor echo 1 device: SAD03160954 Neighbor echo 1 port: Gi1/1 Message interval: 5 CDP Device name: 066527791 Router#
次に、ネイバー情報だけを表示する例を示します。 出力にはフィールドの説明も表示されます。
Router# show udld neighbors Port Device Name Device ID Port-ID OperState -------- ------------------------------ ------------ ------- -------------- Gi3/1 SAL0734K5R2 1 Gi4/1 Bidirectional Gi4/1 SAL0734K5R2 1 Gi3/1 Bidirectional Router#
コマンド |
説明 |
---|---|
udld |
アグレッシブ モード UDLD または標準モード UDLD をイネーブルにしたり、設定可能なメッセージ時間を設定したりします。 |
udld port |
インターフェイス上で UDLD をイネーブルにしたり、インターフェイス上でアグレッシブ モード UDLD をイネーブルにしたりします。 |