この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、到達不能の Cisco Nexus Virtual Services Appliance のリカバリで使用する、スタートアップ コンフィギュレーションでのリモート管理の設定方法について説明します。内容は次のとおりです。
冗長 Cisco Nexus Virtual Services Appliance のスタートアップ コンフィギュレーションにリモート管理を追加することができ、そのためペアの 1 つが到達不能になった場合にもう一方が自動的にリカバリを試みることができます。
冗長 Cisco Nexus Virtual Services Appliance が管理および制御インターフェイスを介して相互に通信できない場合、同時にアクティブになることができます。これは、スプリットブレイン競合と呼ばれます。Cisco Nexus Virtual Services Appliance は、ハイ アベイラビリティを使用してピア スイッチからリブートできません。
複数の Cisco Nexus Virtual Services Appliance のうち 1 つが到達不能になった場合、スタンバイであればそのピアはアクティブになります。設定済みのリモート管理がある場合、新しくアクティブになった Cisco Nexus Virtual Services Appliance は、CIMC がピアに到達可能であれば CIMC インターフェイス上の mgmt0 ポートを介し、到達不能なピア スイッチの電源の再投入を試行できます。アクティブな Cisco Nexus Virtual Services Appliance は、スタンバイが失われた場合、リブート コードをただちに開始します。スタンバイ Cisco Nexus Virtual Services Appliance は、リブート コードを開始する前に 60 秒間待機します。
冗長 Cisco Nexus Virtual Services Appliance 間の通信に関する詳細については、『 Cisco Nexus 1000V High Availability and Redundancy Configuration Guide, Release 4.2(1)SV1(5.1) 』参照してください。
CIMC ソフトウェアの mgmt0 ポートを介して到達不能な Cisco Nexus Virtual Services Appliance ピア スイッチのリカバリで使用するスタートアップ コンフィギュレーションでのリモート管理を設定するには、この手順を使用できます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• Cisco Nexus Virtual Services Appliance のインストール時に、Cisco Integrated Management Controller(CIMC)を事前に設定すること。詳細については、『 Cisco Nexus Virtual Services Appliance Hardware Installation Guide 』を参照してください。
• Cisco Nexus Virtual Services Appliance に関する次の情報を持っていること。
• この手順に、プライマリおよびセカンダリ Cisco Nexus Virtual Services Appliance 両方の、リモート管理設定手順があること。
• アクティブ Cisco Nexus Virtual Services Appliance に EXEC モードでログインしていること。
2. nexus1010-system remote-mgmt primary ip ipaddr username username password password
3. nexus1010-system remote-mgmt secondary ip ipaddr username username password password
システムレベルの HA 機能の実装に関する詳細については、次の各セクションを参照してください。
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• 「標準」
• 「RFC」
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