この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、Cisco Nexus 2000 シリーズ Fabric Extender のポートに接続する方法を説明します。
Cisco Nexus 2000 シリーズ Fabric Extender のネットワーク接続を準備するときは、各インターフェイス タイプについて次の事項を考慮し、ポートを接続する前に必要なすべての機器を揃えてください。
ここでは、1 ギガビット イーサネット ポートをホストに接続する方法を説明します。
1 ギガビット イーサネット ポートには RJ-45 インターフェイスがあります。48 個の 1 ギガビット イーサネット サーバ ポートがあります。
1 ギガビット イーサネット ポートをホストに接続する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 1 ギガビット イーサネット ポートに、対応するモジュラ ケーブルを接続します。
ここでは、10 ギガビット イーサネット ポートをホストに接続する方法を説明します。ネットワーク側 10 ギガビット イーサネット ポートは、Cisco Nexus 2148T および 2248TP には 4 個、Cisco Nexus 2232PP には 8 個あります。SFP+ トランシーバを使用して 10 ギガビット イーサネット ポートに接続します。
• 「SFP+ トランシーバのケーブルの取り外しおよび取り付け」
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
ステップ 3 トランシーバのポート側のダスト カバーを外します。
ステップ 4 次のようにトランシーバをポートに差し込みます。
• マイラー タブ ラッチ付きのトランシーバの場合、タブが下にくるようにし、ポートにしっかりはまるまでトランシーバをゆっくり差し込みます。
• ベールクラスプ ラッチ付きのトランシーバの場合、クラスプが下になるようにし、クラスプを持ち上げてトランシーバの上部で閉じてから、ポートにしっかりはまるまでトランシーバをゆっくり差し込みます。
(注) ケーブルをトランシーバに接続できない場合は、トランシーバのケーブル側にダスト カバーを取り付けるか、またはそのままにします。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
ステップ 2 トランシーバにケーブルが接続されている場合、次のいずれかの手順を実行します。
a. あとで参照するために、ケーブルとポートの接続を記録しておきます。
b. ケーブルのリリース ラッチを押し、コネクタの接続部付近をつかんで、コネクタをトランシーバからゆっくり引き抜きます。
c. ダスト プラグを、トランシーバのケーブル側に差し込みます。
ステップ 3 次のようにトランシーバをポートから取り外します。
• マイラー タブ ラッチ付きのトランシーバの場合、タブをまっすぐに(ひねらずに)ゆっくり引っ張り、ポートからトランシーバを抜き取ります。
• ベールクラスプ ラッチ付きのトランシーバの場合、下方向にクラスプを押し開き、ポートからトランシーバを抜き取ります。
(注) ベールクラスプ付きの SFP+ トランシーバを取り外しにくい場合、一旦ベールクラスプを上の位置に戻して SFP+ を再固定します。そして、SFP+ トランシーバをケージの内側に向かって上向きに押します。次に、ベールクラスプを下げ、SFP+ トランシーバに軽く上向きの力をかけながら引き出します(図 3-1 を参照してください)。このとき、ポート ケージを傷つけないよう注意してください。
図 3-1 ベールクラスプ付き SFP+ トランシーバの別の取り外し方法
ステップ 4 トランシーバを工場に返送する場合、トランシーバのポート側にダスト カバーを挿入し、トランシーバを静電気防止用マットの上に置くか、または静電気防止袋に入れます。
ここでは、SFP+ トランシーバのケーブルの取り付け方法および取り外し方法を説明します。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
ステップ 2 ケーブルのコネクタのダスト カバーを外します。
ステップ 3 トランシーバのケーブル側のダスト カバーを外します。
ステップ 4 ケーブル コネクタをトランシーバに合わせ、しっかりはまるまでコネクタをトランシーバに差し込みます。
接続の確認手順については、『 Cisco Nexus 5000 Switch Configuration Guide』を参照してください。
ステップ 1 静電気防止用リスト ストラップを着用して、使用法に従います。
ステップ 2 ケーブルのリリース ラッチを押し、コネクタの接続部付近をつかんで、コネクタをトランシーバからゆっくり引き抜きます。
ステップ 3 ダスト プラグを、トランシーバのケーブル側に差し込みます。
高精度の信号を維持し、コネクタの損傷を防ぐためには、SFP+ トランシーバを常に埃のない清潔な状態に保つ必要があります。減衰(光損失)は汚れによって増加します。減衰量は 0.35 dB 未満でなければなりません。
• SFP+ トランシーバは静電気に敏感です。静電破壊を防止するために、シャーシに接続している静電気防止用リスト ストラップを着用してください。
• トランシーバの取り外しおよび取り付けは、必要以上に行わないでください。取り付けおよび取り外しを頻繁に行うと、耐用年数が短くなります。
• 未使用の光接続端子には、必ずカバーを取り付けてください。埃が付着した場合には、埃によって光ファイバ ケーブルの先端が傷つかないように、使用前に清掃してください。
• 指紋などで汚れることがあるので、コネクタの先端には手を触れないでください。
• 定期的に清掃してください。必要な清掃の頻度は、設置環境によって異なります。また、埃が付着したり、誤って手を触れた場合には、コネクタを清掃してください。ウェット クリーニングやドライ クリーニングが効果的です。設置場所の光ファイバ接続清掃手順に従ってください。
• 埃が付着していないこと、および損傷していないことを定期的に確認してください。損傷している可能性がある場合には、清掃後に顕微鏡を使用してファイバの先端を調べ、損傷しているかどうかを確認してください。