この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
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この章では、C で始まる Cisco NX-OS ファイバ チャネル、仮想ファイバ チャネル、および Fibre Channel over Ethernet(FCoE)のコマンドについて説明します。
スイッチの Cisco Fabric Service(CFS)配信をイネーブルまたはディセーブルにするには、 cfs distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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デフォルトでは、CFS は配信モードです。配信モードでは、ファブリック全体の配信がイネーブルです。アプリケーションは、アプリケーションが存在する CFS に対応したファブリック内のすべてのスイッチに設定データを配信できます。これが操作の通常モードです。
no cfs distribute コマンドを入力して CFS 配信をディセーブルにした場合は、次のイベントが発生します。
• CFS コマンドが引き続き動作します。ただし、スイッチの CFS および CFS を使用するアプリケーションは、物理的な接続があったとしても残りのファブリックから隔離されます。
• すべての CFS 操作は隔離されたスイッチに制限されます。
• 他のスイッチで開始された CFS 操作(たとえば、ロック、コミット、打ち切り)は、隔離されたスイッチにはまったく反映されません。
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この機能を使用するアプリケーション向けに IPv4 を介した Cisco Fabric Service(CFS)配信をイネーブルにするには、 cfs ipv4 コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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類似のマルチキャスト アドレスを持つ IP を介した CFS 対応スイッチのすべては、IP を介した 1 つの CFS ファブリックを形成します。ネットワーク トポロジ変更を検出するためのキープアライブ メカニズムのような CFS プロトコル特有の配信は、IP マルチキャスト アドレスを使用して情報を送受信します。
このコマンドを使用する場合は、次の注意事項に従ってください。
• IP およびファイバ チャネルの両方を介してスイッチに到達可能である場合、アプリケーション データはファイバ チャネルを介して配信されます。
• IP を介した CFS がイネーブルになっている場合は、IPv4 配信または IPv6 配信のいずれかを選択できます。
• 同じスイッチ上で IPv4 配信および IPv6 配信の両方をイネーブルにできません。
• IPv4 配信がイネーブルになっているスイッチは、IPv6 配信がイネーブルになっているスイッチを検出できません。これらのスイッチは互いに接続していても、2 つの別々のファブリックに存在するかのように動作します。
次に、CFS IPv4 配信をディセーブルにする例を示します。
次に、CFS IPv4 配信を再度イネーブルにする例を示します。
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IPv4 を介した Cisco Fabric Service(CFS)配信の IPv4 マルチキャスト アドレスを設定します。 |
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IPv4 を介した Cisco Fabric Service(CFS)配信の IPv4 マルチキャスト アドレスを設定するには、 cfs ipv4 mcast-address コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
cfs ipv4 mcast-address ipv4-address
no cfs ipv4 mcast-address ipv4-address
IPv4 を介した CFS 配信の IPv4 マルチキャスト アドレスを設定します。有効な IPv4 アドレスの範囲は 239.255.0.0 ~ 239.255.255.255 および 239.192.0.0 ~ 239.251.251.251 です。 |
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このコマンドを使用する前に、 cfs ipv4 distribute コマンドを使用して IPv4 を介した CFS 配信をイネーブルにします。
類似のマルチキャスト アドレスを持つ IP を介した CFS 対応スイッチのすべては、IP を介した 1 つの CFS ファブリックを形成します。ネットワーク トポロジ変更を検出するためのキープアライブ メカニズムのような CFS プロトコル特有の配信は、IP マルチキャスト アドレスを使用して情報を送受信します。
アプリケーション データの CFS 配信はダイレクト ユニキャストを使用します。
IP を介した CFS のマルチキャスト アドレスの値を設定できます。デフォルトの IPv4 マルチキャスト アドレスは 239.255.70.83 です。
次に、IPv4 を介した CFS の IP マルチキャスト アドレスを設定する例を示します。
switch(config)#
cfs ipv4 mcast-address 239.255.1.1
Distribution over this IP type will be affected
Change multicast address for CFS-IP ?
Are you sure? (y/n) [n]
y
次に、IPv4 を介した CFS 配信のデフォルト IPv4 マルチキャスト アドレスに戻す例を示します。
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Cisco Fabric Service(CFS)を使用するアプリケーション向けに IPv6 を介した CFS 配信をイネーブルにするには、 cfs ipv6 distribute コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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類似のマルチキャスト アドレスを持つ IP を介した CFS 対応スイッチのすべては、IP を介した 1 つの CFS ファブリックを形成します。ネットワーク トポロジ変更を検出するためのキープアライブ メカニズムのような CFS プロトコル特有の配信は、IP マルチキャスト アドレスを使用して情報を送受信します。
このコマンドを使用する場合は、次の注意事項に従ってください。
• IP およびファイバ チャネルの両方を介してスイッチに到達可能である場合、アプリケーション データはファイバ チャネルを介して配信されます。
• IP を介した CFS がイネーブルになっている場合は、IPv4 配信または IPv6 配信のいずれかを選択できます。
• 同じスイッチ上で IPv4 配信および IPv6 配信の両方をイネーブルにできません。
• IPv4 配信がイネーブルになっているスイッチは、IPv6 配信がイネーブルになっているスイッチを検出できません。これらのスイッチは互いに接続していても、2 つの別々のファブリックに存在するかのように動作します。
次に、CFS IPv6 配信をディセーブルにする例を示します。
次に、CFS IPv6 配信を再度イネーブルにする例を示します。
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IPv6 を介した Cisco Fabric Service(CFS)配信の IPv6 マルチキャスト アドレスを設定します。 |
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IPv6 を介した Cisco Fabric Service(CFS)配信の IPv6 マルチキャスト アドレスを設定するには、 cfs ipv6 mcast-address コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
cfs ipv6 mcast-address ipv6-address
no cfs ipv6 mcast-address ipv6-address
IPv6 マルチキャスト アドレスまたは IPv6 を介した CFS 配信を設定します。IPv6 管理スコープ範囲は [ff15::/16, ff18::/16] です。 |
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このコマンドを使用する前に、 cfs ipv6 distribute コマンドを使用して IPv6 を介した CFS 配信をイネーブルにします。
類似のマルチキャスト アドレスを持つ IP を介した CFS 対応スイッチのすべては、IP を介した 1 つの CFS ファブリックを形成します。ネットワーク トポロジ変更を検出するためのキープアライブ メカニズムのような CFS プロトコル特有の配信は、IP マルチキャスト アドレスを使用して情報を送受信します。アプリケーション データの CFS 配信はダイレクト ユニキャストを使用します。
IP を介した CFS の IPv6 のマルチキャスト アドレス値を設定できます。デフォルトの IPv6 マルチキャスト アドレスは ff15::efff:4653 です。IPv6 管理スコープ範囲の例は、ff15::0000:0000 ~ ff15::ffff:ffff および ff18::0000:0000 ~ ff18::ffff:ffff です。
次に、IPv6 を介した CFS の IP マルチキャスト アドレスを設定する例を示します。
switch(config)#
cfs ipv6 mcast-address ff13::e244:4754
Distribution over this IP type will be affected
Change multicast address for CFS-IP ?
Are you sure? (y/n) [n]
y
次に、IPv6 を介した CFS 配信のデフォルト IPv6 マルチキャスト アドレスに戻す例を示します
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選択したスイッチに対して、アプリケーション配信のスコープを制限するような領域を作成するには、cfs region コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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1 つのアプリケーションは、指定したスイッチ上の 1 つの領域だけに属すことが可能です。領域 ID を作成してそれをアプリケーションに割り当てることで、アプリケーション配信は同じ領域 ID を持つスイッチに制限されます。
Cisco Fabric Service(CFS)領域では、アプリケーション スコープ内に配信アイランドを作成することができます。現在、領域は物理的なスコープ アプリケーションに対してだけサポートされます。領域の設定が行われていない場合、アプリケーションはデフォルト領域に属します。デフォルト領域は領域 ID 0 です。
次に、領域に割り当てられているアプリケーションを削除する例を示します。
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Cisco Fabric Series(CFS)を使用して複数の Virtual SAN(VSAN)からのデータをマージするには、 cfs staggered-merge コマンドを使用します。この機能をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、CFS スタッガード マージをイネーブルにする例を示します。
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アクティブ チャネル ポートで SAN ポート チャネルを設定するには、 channel mode active コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
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次に、SAN ポート チャネル インターフェイス 3 をアクティブ チャネルとして設定する例を示します。
次に、SAN ポート チャネル インターフェイスをデフォルトに戻す例を示します。
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デバイス エイリアス情報をクリアするには、 clear device-alias コマンドを使用します。
clear device-alias { database | session | statistics }
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次に、デバイス エイリアス セッションをクリアする例を示します。
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設定済みホストのリスト全体をクリアするには、 clear fcdomain コマンドを使用します。
clear fcdomain session vsan vsan-id
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次に、リモート キャプチャ用に設定されたホストのリスト全体をクリアする例を示します。
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ファイバ チャネル フロー統計情報をクリアするには、 clear fcflow stats コマンドを使用します。
clear fcflow stats [ aggregated ] index flow-index
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次に、フロー インデックス 1 に対する集約ファイバ チャネル フロー統計情報をクリアする例を示します。
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ネーム サーバの統計情報をクリアするには、 clear fcns statistics コマンドを使用します。
clear fcns statistics vsan vsan-id
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Fibre Channel Signal Modeling(FCSM)ログをクリアするには、 clear fcsm log コマンドを使用します。
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ファブリック コンフィギュレーション サーバ統計情報をクリアするには、 clear fcs statistics コマンドを使用します。
clear fcs statistics vsan vsan-id
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次に、VSAN 10 のファブリック コンフィギュレーション サーバ統計情報をクリアする例を示します。
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fctimer Cisco Fabric Service(CFS)セッションのコンフィギュレーションおよびロックをクリアするには、 clear fctimer session コマンドを使用します。
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Fabric Shortest Path First(FSPF)統計情報をクリアするには、 clear fspf counters コマンドを使用します。
clear fspf counters vsan vsan-id [ interface type ]
(任意)あるインターフェイスでカウンタをクリアすることを指定します。インターフェイスタイプは fc(ファイバ チャネル)と san-port-channel(SAN ポート チャネル)です。 |
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インターフェイスが指定されていない場合、VSAN のすべてのカウンタがクリアされます。インターフェイスが指定されている場合、指定のインターフェイスのカウンタがクリアされます。
次に、VSAN 1 の FSPF 統計情報をクリアする例を示します。
次に、指定のファイバ チャネル インターフェイスの VSAN 1 の FSPF 統計情報をクリアする例を示します。
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スイッチのポート セキュリティ情報をクリアするには、 clear fc-port-security コマンドを使用します。
clear fc-port-security { database auto-learn { interface fc slot / port | san-port-channel port } | session | statistics } vsan vsan-id
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コマンドと呼ばれていました。 |
アクティブ データベースは読み取り専用です。 clear fc-port-security database コマンドは、競合解決時に使用できます。
次に、指定の VSAN のポート セキュリティ データベースから既存の統計情報をすべてクリアする例を示します。
次に、VSAN 内の指定インターフェイスのアクティブ データベースから、学習エントリをクリアする例を示します。
次に、VSAN 全体のアクティブ データベースから、学習エントリをクリアする例を示します。
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Registered Link Incident Report(RLIR)情報をクリアするには、 clear rlir コマンドを使用します。
clear rlir { history | recent { interface fc slot / port | portnumber port } | statistics vsan vsan-id }
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次に、VSAN 1 の RLIR 統計情報をクリアする例を示します。
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指定の仮想 SAN(VSAN)の Registered State Change Notification(RSCN)セッションをクリアするには、 clear rscn session コマンドを使用します。
clear rscn session vsan vsan-id
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次に、VSAN 1 の RSCN セッションをクリアする例を示します。
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指定の仮想 SAN(VSAN)の Registered State Change Notification 統計情報をクリアするには、 clear rscn statistics コマンドを使用します。
clear rscn statistics vsan vsan-id
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次に、VSAN 1 の RSCN 統計情報をクリアする例を示します。
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指定の仮想 SAN(VSAN)のゾーン サーバの設定情報をすべてクリアするには、 clear zone コマンドを使用します。
clear zone { database | lock | statistics } vsan vsan-id
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clear zone database コマンドを入力した後に、明示的に copy running-config startup-config コマンドを入力して、次にスイッチを起動するときに確実に実行コンフィギュレーションが使用されるようにする必要があります。
リモート スイッチから clear zone lock コマンドを入力した場合、そのリモート スイッチのロックだけがクリアされます。ロックを行ったスイッチから clear zone lock コマンドを入力すると、VSAN 内のすべてのロックがクリアされます。ロックを行ったスイッチのセッション ロックをクリアする方法として、 no zone commit vsan コマンドを使用することを推奨します。
次に、VSAN 1 ゾーン サーバ内の設定情報をすべてクリアする例を示します。
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