この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、S で始まる、Cisco NX-OS ファイバ チャネル、仮想ファイバ チャネル、Fibre Channel over Ethernet(FCoE)のコマンドについて説明します。
自動作成された SAN ポート チャネルを永続的な SAN ポート チャネルに変換するには、 san-port-channel persistent コマンドを使用します。
san-port-channel port-channel-id persistent
|
|
このコマンドは元に戻せません。ユーザ作成のチャネル グループは、自動作成チャネル グループに変換できません。 san-port-channel persistent コマンドが、自動作成されたチャネル グループに適用されると、チャネル グループ番号は変更されず、メンバ ポートのプロパティはユーザ作成チャネル グループのプロパティに変更されます。チャネル モードはアクティブのままです。
次に、自動作成されたチャネル グループのプロパティを永続的チャネル グループに変更する例を示します。
|
|
---|---|
SCSI ターゲット ディスカバリを設定するには、 scsi-target コマンドを使用します。SCSI ターゲット ディスカバリを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
scsi-target { auto-poll [ vsan vsan-id ] | discovery | ns-poll [ vsan vsan-id ] | on-demand [ vsan vsan-id ]}
no scsi-target { auto-poll [ vsan vsan-id ] | discovery | ns-poll [ vsan vsan-id ] | on-demand [ vsan vsan-id ]}
|
|
---|---|
自動グローバル SCSI ターゲット ディスカバリは、デフォルトで有効です。ディスカバリは、オンデマンドのネーム サーバ ポーリングを使用して、または自動ポーリング オプションによって、特定の VSAN でトリガーされる場合もあります。すべてのオプションは、デフォルトで有効になっています。すべてのディスカバリ オプションを無効にするには、 no scsi-target discovery コマンドを使用します。また、このコマンドの no 形式オプションを使用して、特定のオプションを無効にすることもできます。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット自動ポーリング ディスカバリを設定する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット自動ポーリング ディスカバリを削除する例を示します。
次に、SCSI ターゲット ディスカバリを設定する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット NS ポーリング ディスカバリを設定する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット NS ポーリング ディスカバリを削除する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット オンデマンド ディスカバリを設定する例を示します。
次に、VSAN 1 の SCSI ターゲット オンデマンド ディスカバリを削除する例を示します。
|
|
---|---|
仮想ファイバ チャネル インターフェイスまたは SAN ポート チャネル インターフェイスのステートを管理的にダウンに変更するには、 shutdown コマンドを使用します。インターフェイスをイネーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
仮想ファイバ チャネル インターフェイス コンフィギュレーション モード
SAN ポート チャネル コンフィギュレーション モード
|
|
コマンドのキーワードでした。 |
次に、仮想ファイバ チャネル インターフェイス 3 をディセーブルにする例を示します。
次に、仮想ファイバ チャネル インターフェイス 3 をイネーブルにする例を示します。
次に、SAN ポート チャネル インターフェイスを強制的に管理的ダウン状態にする例を示します。
|
|
---|---|
Fibre Channel over Ethernet(FCoE)リンクでイーサネット トラフィックをシャットダウンするには、 shutdown lan コマンドを使用します。イーサネット トラフィックを戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
|
|
---|---|
インターフェイス上でイーサネット トラフィックをシャットダウンするには、このコマンドを使用します。インターフェイスが FCoE VLAN の一部である場合は、シャットダウンを実行しても、その FCoE トラフィックに影響はありません。
次に、FCoE リンクでイーサネット インターフェイスをシャットダウンする例を示します。
次に、インターフェイスをシャットダウンまたはディセーブルにした後で、インターフェイス上のトラフィックを復元する例を示します。
|
|
---|---|
ファイバ チャネルでスイッチポート パラメータを設定するには、 switchport コマンドを使用します。コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
switchport
{ fcrxbbcredit { number [ mode E | F ] | default } |
mode { F | NP | SD } |
speed { 1000 | 2000 | 4000 | 8000 | auto [ max 2000 ] } |
trunk { allowed vsan {[ add ] vsan-id | all } | mode { auto | off | on }} }
no switchport { fcrxbbcredit | mode | speed | trunk { allowed vsan [ [ add ] vsan-id | all ] | mode }}
N ポート プロキシ モードを設定します。NP モードは、スイッチが N ポート バーチャライザ(NPV)モードで実行されている場合にのみ有効です。 |
|
(任意)24 ポートおよび 48 ポートの 4 Gbps スイッチング モジュール インターフェイスの自動モードで予約されている最大帯域幅として、2 Gbps を設定します。 |
|
EISL カプセル化はディセーブルです。
デフォルトの受信データ バッファ サイズは 2112 バイトです。
ポート モードは auto です。
速度は auto です。
最大自動速度は 2000 です。
トランク モードは on です。
|
|
次の形式でコマンドを入力して、インターフェイスの範囲を指定できます。
インターフェイスのポート速度によって、ポート グループのポートが使用可能な共有リソースの量が決まります。ポート グループのリソースは、帯域幅が使用されない場合でも予約されます。たとえば、インターフェイスが自動感知(auto)を行うように設定されている場合、最大稼動速度が 2 Gbps でも 4 Gbps の帯域幅が予約されます。同じインターフェイスで、最大速度 2 Gbps(auto max 2000)の自動感知が設定される場合、2 Gbps の帯域幅だけが予約され、未使用の 2 Gbps は、ポート グループの他のインターフェイスと共有されます。
ポート モードを設定する場合は、次の注意事項に従ってください。
• 自動ポート モードおよび E ポート モードは共有レート モードでは設定できません。
次に、ファイバ チャネル インターフェイスのスイッチ ポート パラメータを設定する例を示します。
次に、仮想ファイバ チャネル インターフェイスのモードを設定する例を示します。
|
|
---|---|
SAN ポート チャネル インターフェイスでスイッチ ポート パラメータを設定するには、 switchport コマンドを使用します。コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
switchport { description line | mode { NP | auto } | speed { 1000 | 2000 | 4000 | 8000 | auto } | trunk { allowed vsan { vsan-id | add vsan-id | all } | mode { auto | on | off }}}
no switchport { description | mode | speed | trunk { allowed vsan [ vsan-id | add vsan-id | all ] | mode }}
|
|
---|---|
N ポート バーチャライザ(NPV)ポートおよび 8000 Mbps ポート速度のサポートが追加されました。 switchport キーワードは、 interface san-port-channel コマンドから分けられ、独立したコマンドとして表示されるようになりました。 コマンドのキーワードでした。 |
次に、SAN ポート チャネル インターフェイスのスイッチ ポート パラメータを設定する例を示します。
次に、SAN ポート チャネル インターフェイスのスイッチ ポート パラメータ設定を削除する例を示します。
|
|
---|---|
仮想ファイバ チャネル インターフェイスのスイッチ ポート パラメータを設定するには、 switchport コマンドを使用します。コンフィギュレーションを削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
switchport mode { E | F | NP }
仮想ファイバ チャネル インターフェイス コンフィギュレーション モード
|
|
bind 、 description 、 shutdown 、および switchport コマンドは、 interface vfc コマンドから分けられました。 |
|
仮想ファイバ チャネル インターフェイスにバインドするイーサネット インターフェイスまたは EtherChannel インターフェイスは、トランク ポートである必要があります。
ローカル スイッチで vPC の唯一のメンバである場合、仮想ポート チャネル(vPC)のメンバに F ポートをバインドできます。ハードウェアの制限のため、複数の仮想ファイバ チャネル インターフェイスを vPC の複数のメンバーにバインドできません。ただし、F ポートは非 vPC EtherChannel にバインドすることができます。
デフォルトでは、VE ポートはトランク モードの場合、イネーブルになります。VE ポートは MAC アドレスにバインドできません。
VE 対応のポートでは Cisco Nexus 5000 シリーズ スイッチと SAN スイッチ間の仮想リンクの検出およびインスタンス化が可能で、これによりスイッチ上でのマルチホップ FCoE がイネーブルになります。
次に、仮想ファイバ チャネル インターフェイス 3 で F ポートを設定する例を示します。
次に、仮想ファイバ チャネル インターフェイス 3 で VE ポートを設定する例を示します。
|
|
---|---|
トランク ポートとしてイーサネット インターフェイスを設定するには、 switchport mode trunk コマンドを使用します。設定を削除するには、このコマンドの no 形式を使用します。
|
|
---|---|
イーサネット インターフェイスは、同じインターフェイス上でファイバ チャネルとイーサネット トラフィックの両方を許可するように、トランク ポートとして設定する必要があります。
(注) Cisco NX-OS 5.0(2)N1(1) では、スイッチポート トランク モードは、デフォルトでは仮想ファイバ チャネル インターフェイスに対してオンになっており、設定することはできません。
次に、インターフェイス イーサネット 2/1 のトランク モードをイネーブルにする例を示します。
|
|
---|---|
ビット エラーしきい値イベントの検出により、ファイバ チャネル インターフェイス上のインターフェイスがディセーブルになることを回避するには、 switchport ignore bit-errors コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
no switchport ignore bit-errors
|
|
ビット エラー レートしきい値は、パフォーマンスの低下がトラフィックに重大な影響を与える前にエラー レートの増加を検出するために、スイッチにより使用されます。
• SFP は 1 Gbps で動作するように指定されているが、2 Gbps で使用されている。
• 短距離ケーブルが長距離に使用されている、または長距離ケーブルが短距離に使用されている。
5 分間に 15 のエラー バーストが発生すると、ビット エラー レートしきい値が検出されます。デフォルトでは、しきい値に達するとスイッチはインターフェイスをディセーブルにします。shutdown/no shutdown コマンドを順番に入力すると、インターフェイスを再度イネーブルにできます。
switchport ignore bit-errors コマンドが設定されているかどうかに関係なく、ビット エラーしきい値イベントが検出されると、スイッチで syslog メッセージが生成されます。
次に、ビット エラー イベント検出によるインターフェイスのディセーブル設定を回避する例を示します。
次に、ビット エラー イベント検出によってインターフェイスをディセーブルにできるようにする例を示します。
|
|
---|---|
ファイバ チャネル インターフェイスのポート属性を設定するには、 system default switchport コマンドを使用します。ポート属性をディセーブルにするには、このコマンドの no 形式を使用します。
system default switchport { shutdown | trunk mode { auto | off | on }}
no system default switchport { shutdown | trunk mode { auto | off | on }}
|
|
このコマンドを使用して設定される属性は、この時点でそれぞれを指定しなくても、今後のすべてのスイッチ ポート設定にグローバルに適用されます。
このコマンドは、次のポートの設定を管理モード F に変更します。
• 動作モードが F で、管理モードが F でない、動作しているすべての F ポート
このコマンドは、動作している F 以外のポートには影響しませんが、F 以外のポートがダウンしている場合、このコマンドによってポートの管理モードが変更されます。
|
|
---|---|
ゾーンのデフォルト値を設定するには、 system default zone default-zone permit コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
system default zone default-zone permit
no system default zone default-zone permit
|
|
このコマンドは、すべての仮想 SAN(VSAN)のデフォルト ゾーンのデフォルト値を定義します。デフォルト値は、VSAN が最初に作成されてアクティブになる際に使用されます。デフォルト値を使用しない場合、 zone default-zone permit vsan コマンドを使用して、デフォルト ゾーンの動作値を定義します。
system default zone default-zone permit コマンドは、まだ作成されていない VSAN だけで使用してください。既存の VSAN には作用しません。
次に、デフォルト ゾーンを設定してデフォルト値を使用する例を示します。
|
|
---|---|
デフォルト ゾーン(作成済みゾーンが割り当てられていないノード)で、その中のすべてへのアクセスが許可されるか拒否されるかを定義します。 |
|
ゾーン セットへの配信にデフォルト値を設定するには、 system default zone distribute full コマンドを使用します。デフォルト設定に戻すには、このコマンドの no 形式を使用します。
system default zone distribute full
no system default zone distribute full
|
|
このコマンドは、デフォルト ゾーンのデフォルト値をすべての仮想 SAN(VSAN)に配信します。デフォルト値は、VSAN が最初に作成されてアクティブになる際に使用されます。デフォルト値を使用しない場合は、 zoneset distribute full vsan コマンドを使用して、デフォルト ゾーンの動作値を配信します。
system default zone distribute full コマンドは、まだ作成されていない VSAN だけで使用してください。既存の VSAN には作用しません。
次に、デフォルト値をゾーン セット全体に配信する例を示します。
次に、デフォルト値をアクティブなゾーン セットだけに配信する例を示します。
|
|
---|---|