この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この付録では、Catalyst 2960 スイッチ ポートおよびスイッチと他の装置との接続に使用するケーブルおよびアダプタについて説明します。
ここでは、Catalyst 2960 スイッチで使用するコネクタについて説明します。
Catalyst 2960 スイッチの 10/100/1000 イーサネット ポートは、標準の RJ-45 コネクタを使用します。図 B-1 にピン割り当てを示します。
(注) Auto-MDIX 機能は、デフォルトで有効になっています。この機能の設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
ポートをサーバ、ワークステーション、ルータなどの 10BASE-T および 100BASE-TX 対応装置に接続する場合は、10BASE-T および 100BASE-TX 用に配線された 2 または 4 ツイストペア ストレート ケーブルを使用します。図 B-5 に、2 ツイストペア ストレート ケーブルの配線を示します。図 B-7 に、4 ツイストペア ストレート ケーブルの配線を示します。
ポートにスイッチやリピータなどの 10BASE-T および 100BASE-TX 対応装置を接続する場合は、2 ツイストペア クロス ケーブルまたは 4 ツイストペア クロス ケーブルを使用します。図 B-6 に、2 ツイストペア クロス ケーブルの配線を示します。図 B-8 に、4 ツイストペア クロス ケーブルの配線を示します。
10BASE-T 対応装置と接続する場合は、カテゴリ 3、4、または 5 のケーブルを使用できます。100BASE-TX 対応装置と接続する場合は、カテゴリ 5 のケーブルを使用する必要があります。
ポートを、サーバ、ワークステーション、ルータなどの 1000BASE-T 装置に接続する場合は、10BASE-T、100BASE-TX、および 1000BASE-T 用に配線されたカテゴリ 5 の 4 ツイストペア ストレート ケーブルを使用する必要があります。図 B-7 に、ストレート ケーブルの配線を示します。
ポートに、スイッチやリピータなどの装置を接続する場合は、カテゴリ 5 以上の 4 ツイストペア クロス ケーブルを使用する必要があります。図 B-8 に、クロス ケーブルの配線を示します。
(注) 1000BASE-T 対応装置に接続する場合は、必ずカテゴリ 5 の 4 ツイストペア ケーブルを使用してください。
(注) 一方のポートに X が指定されている場合にだけ、ストレート ケーブルで 2 つのポートを接続できます。クロス ケーブルを使用するのは、両方のポートに X が指定されている場合、またはどちらのポートにも X が指定されていない場合です。
Catalyst 2960 スイッチでは、光ファイバおよび銅線アップリンク ポート用に SFP モジュールを使用します。サポートする SFP モジュールの一覧は、Catalyst 2960 スイッチのリリース ノートを参照してください。
図 B-2 光ファイバ SFP モジュールの LC コネクタ
警告 接続されていない光ファイバ ケーブルやコネクタからは目に見えないレーザー光が放射されている可能性があります。レーザー光を直視したり、光学機器を使用して直接見たりしないでください。
図 B-3 銅線 SFP モジュールの RJ-45 コネクタ
デュアルパーパス ポートのイーサネット ポートは、標準の RJ-45 コネクタを使用します。図 B-4 にピン割り当てを示します。
デュアルパーパス ポートの SFP モジュール スロットでは、光ファイバおよび銅線アップリンク ポート用に SFP モジュールを使用します。サポートする SFP モジュールの一覧は、Catalyst 2960 スイッチのリリース ノートを参照してください。
(注) Auto-MDIX 機能は、デフォルトで有効になっています。この機能の設定については、スイッチのソフトウェア コンフィギュレーション ガイドまたはスイッチのコマンド リファレンスを参照してください。
コンソール ポートでは 8 ピン RJ-45 コネクタを使用します( 表 B-2 および 表 B-3 を参照)。付属の RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブルは、スイッチのコンソール ポートとコンソール PC の接続に使用します。スイッチのコンソール ポートを端末に接続する場合は、RJ-45/DB-25 メス DTE アダプタが必要です。このアダプタが入ったキット(部品番号:ACS-DSBUASYN=)をシスコに発注してください。コンソール ポートおよびアダプタのピン割り当てについては、 表 B-2 および 表 B-3 を参照してください。
ここでは、Catalyst 2960 スイッチで使用するケーブルとアダプタについて説明します。
• 「1000BASE-T ポート用の 4 対のツイストペア ケーブルのピン割り当て」
表 B-1 に、光ファイバ SFP モジュール接続用のケーブル仕様を示します。各ポートの波長は、ケーブルの接続先の波長仕様と一致している必要があります。また、信頼性の高い通信を実現するためには、ケーブル長の制限値を超えないようにする必要があります。銅線 1000BASE-T SFP トランシーバには、長さが 328 フィート(100 m)以下で、カテゴリ 5 以上の標準的な 4 対のツイストペア ケーブルを使用します。
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G.6522 |
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722 フィート(220 m) |
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MMF3 |
1,804 フィート(550 m) |
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43.4 ~ 62 マイル |
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図 B-5 および図 B-6 に、10BASE-T および 100BASE-TX 対応装置の接続用の 2 ツイストペア ケーブルの配線を示します。
図 B-5 2 対のツイストペア ストレート ケーブルの構造
図 B-7 および図 B-8 に、Catalyst 2960 スイッチの 10/100/1000 ポート用の 4 ツイストペア ケーブルの配線を示します。
図 B-7 10/100/1000 ポート用の 4 ツイストペア ストレート ケーブルの配線
図 B-8 10/100/1000 ポート用の 4 ツイストペア クロス ケーブルの配線
クロス ケーブルは、モジュラ ケーブルの両端を比較することによって識別できます。タブを裏側にして、ケーブルの両端を並べます。クロス ケーブルは、左側プラグの外側のピンに接続されたワイヤと、右側プラグの内側のピンに接続されたワイヤが別の色になっています。(図 B-9 を参照)。
表 B-2 に、コンソール ポート、RJ-45/DB-9 アダプタ ケーブル、およびコンソール装置のピン割り当てを示します。
コンソール ポート(DTE) |
ターミナル アダプタ |
デバイス |
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表 B-3 に、コンソール ポート、RJ-45/DB-25 メス DTE アダプタ、およびコンソール装置のピン割り当てを示します。
(注) RJ-45/DB-25 メス DTE アダプタが別途必要です。このアダプタが入ったキット(部品番号 ACS-DSBUASYN=)をご注文ください。
コンソール ポート(DTE) |
ターミナル アダプタ |
デバイス |
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