この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、スイッチの起動方法と、正常な動作を保証する電源投入時自己診断テスト(POST)の意味について説明します。また、スイッチの設置方法についても説明します。この章に記載されている設置に関する情報は、Catalyst 2960-8TC-S、Catalyst 2960-8TC-L、Catalyst 2960G-8TC-L、および Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチに固有のものです。その他の Catalyst 2960 スイッチの設置に関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
この章の内容は次のとおりです。次の順番で手順を進めてください。
• 「設置の準備」
• 「次の作業」
スイッチの接続の詳細については、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
• 「警告」
• 「準備する工具」
• 「梱包内容」
これらの警告は、『Regulatory Compliance and Safety Information for the Catalyst 2960 Switch』内で複数の言語に翻訳されています。
警告 スイッチの過熱を防止するために、室温が 113 °F(45 °C)を超える環境では使用しないでください。また、通気を妨げないように、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。ステートメント 17B
警告 電源に接続されている装置を扱う場合は、事前に指輪、ネックレス、腕時計などの装身具を外しておいてください。これらの金属が電源やアースに接触すると、金属が過熱して重度のやけどを負ったり、金属類が端子に焼き付くことがあります。ステートメント 43
警告 他の装置の上にシャーシを積み重ねないでください。シャーシが落下すると、大けがをしたり、装置が損傷したりすることがあります。ステートメント 48
警告 セントラル オフィス環境で使用する場合、イーサネット ケーブルをシールドする必要があります。ステートメント 171
警告 警告文 353 は、Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチだけに適用されます。
警告 この製品は、Power-over-Ethernet(PoE)IEEE 802.3af 準拠の電源または IEC60950 準拠の制限電源に接続する必要があります。ステートメント 353
警告 雷が発生しているときには、システムに手を加えたり、ケーブルの接続や取り外しを行わないでください。ステートメント 1001
警告 設置手順を読んでから、システムを電源に接続してください。ステートメント 1004
警告 クラス 1 レーザー製品です。ステートメント 1008
警告 いつでも装置の電源を切断できるように、プラグおよびソケットにすぐに手が届く状態にしておいてください。ステートメント 1019
警告 この装置は必ずアースを接続する必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかがはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024
警告 この製品を廃棄処分する際には、各国の法律または規制に従って取り扱ってください。ステートメント 1040
警告 装置の設置されている建物の外と接続する場合、10/100/1000 イーサネット ポートは、集積回路の保護機能を備えた認定済みのネットワーク終端装置を介して接続する必要があります。ステートメント 1044
警告 装置を設置または交換するときには、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046
警告 スイッチ内部にはユーザが保守できる部品はありません。カバーを取り外さないでください。ステートメント 1073
警告 装置は地域および国の電気規則に従って設置する必要があります。ステートメント 1074
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
スイッチの設置場所を決める際には、必ず次の要件を守ってください。
• 動作環境は、 付録 A「技術仕様」 に記載される範囲内にあること。
• スイッチの周囲や通気口のエアーフローが妨げられないこと。
通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保することを強く推奨します。
• 装置周辺の温度が 113 °F(45 °C)を超えないこと。
閉鎖型環境またはマルチラック アセンブリにスイッチを設置する場合は、周辺温度が室温より高くなることがあります。
• 標高が 10,000 フィート(3,049 m)を超えないこと。
• スイッチが最高温度 113 °F(45 °C)で稼働している場合や、スイッチを標準室温を超える環境(クローゼット、キャビネット、あるいは閉鎖型アセンブリまたはマルチラック アセンブリ内など)で使用している場合、スイッチの底部が熱くなる可能性があること。
• スイッチを積み重ねたり、横に並べて設置する場合は、各スイッチの前面および背面、上面および底面、両側面にそれぞれ 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保すること。
• スイッチをラックに設置する場合は、各スイッチ上に 1.75 インチ(4 cm)以上のスペースを確保すること。
• スイッチの前面パネルを上または横に向けた状態で、スイッチを壁面に設置しないこと。スイッチを壁面に設置する場合は、通気が妨げられないようにするため、およびケーブルにアクセスしやすくするために、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下側に向けて設置してください。
• スイッチの前面パネルおよび背面パネルに対しては、次の条件を満たすようにスペースを確保すること。
– ポートの周囲にゆとりがあり、ケーブルの着脱や配線が無理なくできること。
– AC 電源コンセントからスイッチ背面パネルのコネクタまで AC 電源コードで接続できる位置にあること。
• ケーブルがラジオ、電源コード、蛍光灯などの電気ノイズ源から離れていること。ケーブルは、損傷を与える可能性のある装置から必ず十分に離してください。
• 10/100/1000 ポートの場合、スイッチから接続先装置までのケーブル長は 328 フィート(100 m)以内であること。
• ケーブルは表 B-1の仕様を満たしていること。この表には、Catalyst 2960 スイッチで使用できる 1000BASE-X および 100BASE-X SFP モジュールのケーブル仕様が記載されています。
シングルモード ファイバ光ケーブルの長さが短い場合、レシーバーの過負荷を防ぐために、リンクへのインライン光減衰器の取り付けが必要なことがあります。
光ファイバ ケーブルの長さが 15.43 マイル(25 km)未満の場合は、リンクの両側で、光ファイバ ケーブル プラントと 1000BASE-ZX SFP モジュールの受信ポートの間に、5 dB または 10 dB のインライン光減衰器を取り付ける必要があります。
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
• # 27 ドリル ビット(0.144 インチ(3.7 mm))付きドリル
スイッチの前面にケーブルを固定して外れるのを防止するために、オプションのケーブル ガードを発注できます。ケーブル ガードを発注する場合は、次の部品番号でシスコ代理店にお問い合わせください。
• Catalyst 2960-8TC-L、2960-8TC-S、および 2960PD-8TT-L スイッチ ケーブル ガードの部品番号:CBLGRD-C2960-8TC=
• Catalyst 2960G-8TC-L スイッチ ケーブル ガードの部品番号:CBLGRD-C2960G-8TC=
このケーブル ガードは、Catalyst 2960-8TC-L および Catalyst 2960G-8TC-L 以外のスイッチでラック内の多数のケーブルを管理するために使用するケーブル ガイドとは異なる部品です。
スイッチの左右の側面パネルには、セキュリティ スロットが設けられています。オプションのケーブル ロック(ラップトップ コンピュータを固定するのに使用されるようなタイプ)をスイッチの左右いずれかの側面あるいは両側面に取り付けて固定することができます。ケーブル ロックは、ほとんどのコンピュータ周辺機器メーカーから入手できます。
8 ポートの Catalyst 2960 スイッチを 19 インチ ラックに取り付ける際には、スイッチに付属していないオプションのブラケット キットが必要です。19 インチ ラックマウント ブラケットおよびハードウェアが入ったキットをご注文ください。キットの製品番号は RCKMNT-19-CMPCT= です。
端末をスイッチのコンソール ポートに接続する場合は、RJ-45/DB-25 メス DTE アダプタが必要です。このアダプタが付属しているキット(部品番号 ACS-DSBUASYN=)をご注文ください。
梱包内容については、Cisco.com のスイッチのスタートアップ ガイドで説明しています。足りないものや損傷しているものがある場合は、製品を購入された代理店に連絡してください。
ラック、卓上、棚、または壁面にスイッチを設置する前に、スイッチに電源を投入し、スイッチが POST を正常に実行することを確認します。
スイッチに電源を投入するには、AC 電源コードの一端をスイッチの AC 電源コネクタに接続し、電源コードのもう一端を AC 電源コンセントに接続します。
Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチには 10/100/1000 アップリンクポート経由でアップストリーム PoE スイッチから電力を供給できます。このスイッチは、背面パネルに AC 電源アダプタを接続することもできます。詳細については、「電源入力ポート(Catalyst 2960PD-8TT-L スイッチ)」を参照してください。
スイッチに電源が投入されると、スイッチは POST を開始します。POST は自動的に実行される一連のテストで、スイッチが正常に機能していることを確認します。テスト中に LED が点滅することがあります。POST は約 1 分で終了します。スイッチが POST を開始すると、システム、ステータス、デュプレックス、および速度の各 LED がグリーンに点灯します。システム LED はグリーンに点滅し、その他の LED はグリーンに点灯したままです。
POST が正常に終了すると、システム LED がグリーンに点灯したままになります。その他の LED は、いったん消灯してからスイッチの動作状態を表します。スイッチが POST に失敗すると、システム LED はオレンジに点灯します。
POST のエラーはほとんどの場合、回復不可能な障害です。スイッチが POST に失敗する場合は、シスコ テクニカル サポートに連絡してください。
POST が正常に完了したら、スイッチから電源コードを取り外します。スイッチをラック、棚、卓上、または壁面に設置します(「スイッチの設置」の説明を参照)。
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
• 「机または棚へのスイッチの設置(取り付けネジを使用しない場合)」
• 「机または棚へのスイッチの設置(取り付けネジを使用する場合)」
• 「机または棚の下へのスイッチの設置(取り付けネジを使用する場合)」
• 「壁面へのスイッチの設置(取り付けネジを使用する場合)」
• 「壁面への設置(ラックマウント ブラケットを使用する場合)」
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
スイッチは取り付けネジを使用してもしなくても机または棚の上に設置できます。取り付けネジを使用しない場合は、次の手順で設置します。
ステップ 1 アクセサリ キットに含まれているゴム製の脚が付いている粘着ストリップを用意します。
ステップ 2 4 つのゴム製の脚を粘着ストリップから剥がし、スイッチ底面のくぼみに取り付けます。これにより、スイッチが机または棚の上で滑るのを防止します。
(注) ゴム製の脚を取り付けることを強く推奨します。取り付けることにより、通気が妨げられて過熱するのを防止できます。
(注) 通気が妨げられて過熱するのを防止するために、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保することを強く推奨します。
スイッチを積み重ねたり、並べて設置する場合は、各スイッチの前面および背面、上面および底面、両側面にそれぞれ 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。
スイッチの上には何も置かないでください。
机または棚にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。
1. スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。
2. 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。
3. 前面パネルのポートに接続します。「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」、「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照し、設置を完了します。
Command-Line Interface(CLI; コマンドライン インターフェイス)セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
取り付けネジを使用して、スイッチを机または棚に固定することができます。
ステップ 1 ネジ用テンプレートを取り出します。このテンプレートは、取り付けネジの穴の位置を決め、机または棚との間に適切なスペースを確保しながらネジを締め付けるためのガイドとしても使用します。
ステップ 2 ネジ用テンプレートの並行している 2 つのスロットが机または棚の 前面 を向くように、ネジ用テンプレートを机または棚の上に合わせます(図 3-1 を参照)。こうすることにより、スイッチ取り付け後に、電源コードが机または棚の 背面 に出るようになります。
(注) この時点では、ネジ用テンプレートを机または棚に貼り付けないでください。
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ステップ 3 粘着ストリップをネジ用テンプレートの底面から剥がし、ネジ用テンプレートを机または棚の上に貼り付けます。
ステップ 4 0.144 インチ(3.7 mm)または # 27 ドリル ビットを使用して、3 つのネジ用テンプレート スロットを通して 1/2 インチ(12.7 mm)穴を開けます。
ステップ 5 ネジ用テンプレートのスロットにネジを 3 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
ステップ 6 ネジ用テンプレートを机または棚から取り外します。
ステップ 7 取り付けネジ上にスイッチを入れ、所定の位置に固定されるまでスイッチを前方にスライドさせます(図 3-2 を参照)。
(注) 通気が妨げられて過熱するのを防止するために、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保することを強く推奨します。
スイッチを積み重ねたり、並べて設置する場合は、各スイッチの前面および背面、上面および底面、両側面にそれぞれ 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保してください。
スイッチの上には何も置かないでください。
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机または棚にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。
1. スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。
2. 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。
3. 前面パネルのポートに接続します。「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」、「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照し、設置を完了します。
CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
ステップ 1 ネジ用テンプレートを取り出します。このテンプレートは、取り付けネジの穴の位置を決め、机または棚の底面との間に適切なスペースを確保しながらネジを締め付けるためのガイドとしても使用します。
ステップ 2 ネジ用テンプレートの並行している 2 つのスロットが机または棚の 前面 を向くように、ネジ用テンプレートを机または棚の下に配置します(図 3-3 を参照)。こうすることにより、スイッチ取り付け後に、電源コードが机または棚の 背面 に出るようになります。
ステップ 3 粘着ストリップをネジ用テンプレートの底面から剥がし、ネジ用テンプレートを机または棚の下に貼り付けます。
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ステップ 4 0.144 インチ(3.7 mm)または # 27 ドリル ビットを使用して、3 つのネジ用テンプレート スロットを通して 1/2 インチ(12.7 mm)穴を開けます。
ステップ 5 ネジ用テンプレートのスロットにネジを 3 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
ステップ 6 ネジ用テンプレートを机または棚の下から取り外します。
ステップ 7 取り付けネジ上にスイッチを入れ、所定の位置に固定されるまでスイッチを前方にスライドさせます(図 3-4 を参照)。
(注) 通気が妨げられて過熱するのを防止するために、通気口の周囲に 3 インチ(7.6 cm)以上のスペースを確保することを強く推奨します。
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机または棚の下にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。
1. スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。
2. 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。
3. 前面パネルのポートに接続します。「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」、「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照し、設置を完了します。
CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
ここでは、スイッチを、前面パネルを下に向けて設置する手順について説明します(図 3-5および図 3-6を参照)。
警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。ハードウェアを正しく使用しなかった場合、または正しい手順に従わなかった場合には、大けがをしたり、システムが損傷したりすることがあります。ステートメント 378
(注) スイッチの前面パネルを上または横に向けた状態で、スイッチを壁面に設置しないでください。スイッチを壁面に設置する場合は、通気が妨げられないようにするため、およびケーブルにアクセスしやすくするために、安全上の規定に従ってスイッチの前面パネルを下側に向けて設置してください。
ステップ 1 ネジ用テンプレートを取り出します。このテンプレートは、取り付けネジ穴の位置を決めるために使用します。
ステップ 2 2 つの並行しているスロットが床のほうを向くように、ネジ用テンプレートを配置します(図 3-5 を参照)。
スイッチおよびケーブルを確実に支えるために、スイッチを壁面の間柱、または固定した合板の背板にしっかりと取り付けてください。
ステップ 3 ネジ用テンプレートの底面から粘着ストリップを剥がします。
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ステップ 5 0.144 インチ(3.7 mm)または # 27 ドリル ビットを使用して、3 つのネジ用テンプレート スロットを通して 1/2 インチ(12.7 mm)穴を開けます。
ステップ 6 ネジ用テンプレートのスロットにネジを 3 本挿入して、ネジ頭がネジ用テンプレートの上面に接触するまで締めます。
ステップ 8 取り付けネジ上にスイッチを入れ、所定の位置に固定されるまでスイッチを下側にスライドさせます(図 3-6 を参照)。
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壁面にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。
1. スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。
2. 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。
3. 前面パネルのポートに接続します。「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」、「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照し、設置を完了します。
CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
ステップ 1 スイッチの底面にマグネットの表面または裏面を貼り付けます(図 3-7 を参照)。
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取り付け用マグネットにスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。
1. スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。
2. 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。
3. 前面パネルのポートに接続します。「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」、「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照し、設置を完了します。
CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
8 ポートの Catalyst 2960 スイッチを 19 インチ ラックに取り付ける際には、スイッチに付属していないオプションのブラケット キットが必要です。19 インチ ラックマウント ブラケットおよびハードウェアが入ったキットをご注文ください。キットの製品番号は RCKMNT-19-CMPCT= です。
図 3-8 に、スイッチの片側に 19 インチ ブラケットを取り付ける手順を示します。同じ手順で、反対側にもブラケットを取り付けます。
図 3-8 ラックマウント用の 19 インチ ブラケットの取り付け
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ブラケットをスイッチに取り付けたら、スイッチを 19 インチのラックに挿入して、ラックのブラケットの位置を調整します。10-32 なべネジまたは 12-24 溝付きネジのいずれかを使用して、ラックにスイッチを固定します(図 3-9 を参照)。
(注) スイッチをラックに設置する場合は、各スイッチ上に 1.75 インチ(4 cm)以上のスペースを確保することを強く推奨します。
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ラックにスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。
1. スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。
2. 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。
3. 前面パネルのポートに接続します。「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」、「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照し、設置を完了します。
CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。
8 ポートの Catalyst 2960 スイッチを 19 インチ ラックに取り付ける際には、スイッチに付属していないオプションのブラケット キットが必要です。19 インチ ラックマウント ブラケットおよびハードウェアが入ったキットをご注文ください。キットの製品番号は RCKMNT-19-CMPCT= です。
ここでは、8 ポートの Catalyst 2960 スイッチに限定して説明します。その他の Catalyst 2960 スイッチに関する情報は、「スイッチの設置(24 ポートおよび 48 ポート スイッチ)」を参照してください。
警告 壁面への設置手順をよく読んでから、設置を開始してください。ハードウェアを正しく使用しなかった場合、または正しい手順に従わなかった場合には、大けがをしたり、システムが損傷したりすることがあります。ステートメント 378
ステップ 1 スイッチの片側に 19 インチ ブラケットを取り付けます。同じ手順で、反対側にもブラケットを取り付けます(図 3-10 を参照)。
ステップ 2 前面パネルが下向きになるようにしてスイッチを取り付けます(図 3-10 を参照)。
スイッチおよびケーブルを確実に支えるために、スイッチを壁面の間柱、または固定した合板の背板にしっかりと取り付けてください。
安全性に関する規定に従い、スイッチの前面パネルを上または横に向けた状態で、スイッチを壁面に設置しないでください。スイッチを壁面に設置する場合は、通気が妨げられないようにするため、およびケーブルにアクセスしやすくするために、スイッチの前面パネルを下側に向けて設置してください。
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壁面にスイッチを取り付けてから、次の作業を行って設置を完了します。
1. スイッチの電源を入れます。「スイッチ動作の確認」を参照してください。
2. 10/100 または 10/100/1000 ポートに接続し、Express Setup を実行します。詳細については、スイッチのスタートアップ ガイドを参照してください。
3. 前面パネルのポートに接続します。「10/100 および 10/100/1000 ポートへの接続」、「SFP モジュールへの接続」、および「デュアルパーパス ポートへの接続」を参照し、設置を完了します。
CLI セットアップ プログラムを使用する設定手順については、 付録 C「CLI ベースのセットアップ プログラムによるスイッチの設定」 を参照してください。
デフォルト設定で十分な場合は、これ以上のスイッチの設定作業は必要ありません。デフォルト設定は、次のいずれかの管理オプションを使用して変更できます。
• スイッチのメモリ内にあるデバイス マネージャを起動して、個々のスタンドアロン スイッチを管理します。デバイス マネージャは Web インターフェイスであり、これにより、素早い設定およびモニタリングが可能になります。デバイス マネージャには、Web ブラウザを介して、ネットワーク上のどこからでもアクセスできます。詳細については、デバイス マネージャのオンライン ヘルプを参照してください。
• Network Assistant アプリケーションを起動します(詳細については、『 Getting Started with Cisco Network Assistant 』ガイドを参照してください)。この GUI では、スイッチ クラスタまたは個々のスイッチの設定とモニタを行うことができます。
• コンソールから CLI を使用して、クラスタのメンバーまたは個別のスイッチとしてスイッチを設定します。Catalyst 2960 スイッチでの CLI の使用方法については、Cisco.com にある『 Catalyst 2960 Switch Software Configuration Guide 』および『 Catalyst 2960 Switch Command Reference 』を参照してください。
• CiscoView アプリケーションなどの Simple Network Management Protocol(SNMP; 簡易ネットワーク管理プロトコル)アプリケーションを起動します。