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Cisco Nexus Cloud Services Platform は仮想サービス ブレード (VSBs) と呼ばれるサービスを管理します。VSB は、Cisco Nexus Cloud Services Platform bootflash リポジトリにある ISO または OVA ファイルを使用して作成されます。ISO または OVA は、VSB に対して次のことを定義します。
(注) Cisco Nexus Cloud Services Platform は VMware vSphere 用および Microsoft Hyper-V ハイパーバイザ用の Cisco Nexus 1000V をサポートします。
Cisco Nexus Cloud Services Platform は次のタイプの VSB をサポートします。
• 「Cisco Nexus 1000V VSM 仮想サービス ブレード」
• 「Cisco Network Analysis Module 仮想サービス ブレード」
• 「Cisco Virtual Security Gateway モジュール仮想サービス ブレード」
• 「Cisco Data Center Network Manager モジュール(DCNM)の仮想サービス ブレード」
• 「Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイ仮想サービス ブレード」
• 「Citrix NetScaler 1000V 仮想サービス ブレード」
サポート対象の VSB および重み付けマトリクスについては、『Cisco Nexus Cloud Services Platform Compatibility Information Guide』を参照してください。
Cisco Nexus Cloud Services Platform製品ファミリは、VMware vSphere と Microsoft Hyper-V ハイパーバイザ用の VSM をCisco Nexus 1000Vサポートします。
Cisco Nexus 1110-S は最大 6 つの VSM を、Cisco Nexus 1110-X は最大 10 の VSM をホストでき、それぞれ仮想イーサネット モジュール(VEM)のグループを制御します。ネットワーク管理の観点からは、VSM とその VEM によって仮想スイッチが構成されます。Cisco Nexus Cloud Services Platform およびそれがホストする複数の仮想スイッチは、スイッチのクラスタと見なされます。
bootflash:repository にある Cisco Nexus 1000V ISO または OVA イメージを使用して、Cisco Nexus Cloud Services Platform で冗長な VSM を作成できます。イメージは作成時に新しい VSB にコピーされます。最初の VSM を作成した後、そのソフトウェア イメージを参照して追加の VSM を作成できます。必要に応じて、使用している VSM を新しいリリースの Cisco Nexus 1000V ソフトウェアにアップグレードできます。
VSM 仮想サービス ブレードを作成するには、「仮想サービス ブレードの作成」を参照してください。
管理 VLAN は継承されるため、Cisco Nexus Cloud Services Platformとホストされた VSM はスタティック トポロジで同じ管理 VLAN を共有します。ただし、フレキシブル トポロジにはこの制約は存在せず、VSB の管理 VLAN が Cisco Nexus Cloud Services Platform ホストと異なっていても問題ありません。
ハイ アベイラビリティは、Cisco Nexus Cloud Services Platform で作成する冗長 VSB ペアに対して設定されます。ある時点で、すべての VSB がアクティブ Cisco Nexus Cloud Services Platform でアクティブになるわけではありません。アクティブ/スタンバイ Cisco Nexus Cloud Services Platform 間に接続が存在する限り、シリアル接続を使用した任意の VSB へのアクセスは保持されます。一方の Cisco Nexus Cloud Services Platform が失敗すると、もう一方の Cisco Nexus Cloud Services Platform はアクティブになり、その Cisco Nexus Cloud Services Platform でスタンバイ ステートのすべての VSB は自らアクティブになります。
• 導入:Cisco Nexus Cloud Services Platform HA ペアには HA 対応 VSB を導入する必要があります。
• HA ロールと継承:VSB の HA ロールはホストの Cisco Nexus Cloud Services Platform の HA ロールから継承されます。プライマリ VSB は常にプライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform に存在し、セカンダリ VSB は常にセカンダリ Cisco Nexus Cloud Services Platform に存在します。
• 独立性:VSB の HA ロールは Cisco Nexus Cloud Services Platform の状態に依存しません。たとえば、アクティブなプライマリ VSB はスタンバイのプライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform に配置できます。または、スタンバイのプライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform はアクティブなプライマリ VSB に配置できます。
• 制御 VLAN とドメイン ID:Cisco Nexus Cloud Services Platform および VSB の HA 情報は、制御 VLAN とドメイン ID の組み合わせに基づいて形成されます。
(注) Cisco Nexus Cloud Services Platform では、次の場合には制御 VLAN とドメイン ID の組み合わせがサポートされません。
(a) VSM と Cisco Nexus Cloud Services Platform との間
(b) 異なるリリースの VSM 間
(c) 同じハイパーバイザの VSM 間(VMware または Hyper-V)
VSM/VSB がこのような組み合わせで設定されると、システムが不安定になったりトラフィック損失が生じたりする可能性があります。
• バックアップおよび保存:VSB および Cisco Nexus Cloud Services Platform の設定の変更を保存し、それぞれの設定を個別にバックアップする必要があります。Cisco Nexus Cloud Services Platform の設定は VSB の設定とは異なり、コピーまたは保存のコンフィギュレーション コマンドにより生成される結果が両方のプラットフォームで同一ではないため、そうすることが重要です。
• Cisco Nexus Cloud Services Platform からの削除:両方または一方の Cisco Nexus Cloud Services Platform から VSB を削除できます。VSB の冗長ペアの 1 つが使用できなくなった場合は、それが存在する Cisco Nexus Cloud Services Platform からのみ削除できます。これにより、HA ペアの残りの VSB が保持され、回復が容易になります。
Cisco Nexus Cloud Services Platform のハイ アベイラビリティに関する詳細については、「Cisco Nexus Cloud Services Platform のハイ アベイラビリティ」の項を参照してください。
VSM ハイ アベイラビリティの詳細については、『 Cisco Nexus 1000V High Availability and Redundancy Configuration Guide, Release 4.2(1)SV2(2.1) 』を参照してください。
同じ制御 VLAN およびドメイン ID を持つ既存の VSM と同じロールで Cisco Nexus 1000V VSM を設定すると、新しい VSM と既存の VSM はハートビートをやり取りして互いを検出します。それらがハートビートをやり取りするとき、両方の VSM でロール コリジョンが検出されます。コリジョンが発生した場合、プライマリとセカンダリの VSM を特定すると、Cisco Nexus Cloud Services Platform で中断と不整合が起こる可能性があります。
(注) このガイドでは、Cisco Nexus 1000V VSM とは VMware および Hyper-V ハイパーバイザ、およびそれらの各バージョンのサービスを示します。
Cisco Nexus 1000V VSM および Cisco Nexus Cloud Services Platform が次の組み合わせで設定されている場合、ロール コリジョンが制御インターフェイスおよび管理インターフェイスで検出されます。
1. Cisco Nexus 1000V VSM が、同じプラットフォーム(VMware と VMware、または Hyper-V と Hyper-V の VSM)にある既存の VSM または異なるリリースの別の Cisco Nexus 1000V VSM と同じロール、制御 VLAN、ドメイン ID で設定されている場合。
2. VSM が制御 VLAN およびドメイン ID を Cisco Nexus Cloud Services Platform と共有している場合。
3. Cisco Nexus Cloud Services Platform が制御 VLAN およびドメイン ID をもう 1 つの Cisco Nexus Cloud Services Platform と共有している場合。
これらの組み合わせでは、プライマリおよびセカンダリの VSM を特定すると不整合が生じ、フラッピングや再起動やトラフィック損失が発生することがあります。この問題は、新規に設定された VSM またはインストールされた VSM にプライマリまたはセカンダリのロールが割り当てられているかどうかによって、プライマリまたはセカンダリの Cisco Nexus 1000V VSM で発生する可能性があります。
Cisco Nexus Cloud Services Platform でロール コリジョンが最初に発生するとき、セカンダリ VSM がプライマリを識別しようとしてシステムが不安定になると、HA ペアが変動し始めます。また、Cisco Nexus 1000V VSM がドメインでの通信を停止すると、コリジョンの時間は更新されなくなります。最後のコリジョンから 1 時間経過すると、コリジョンの MAC エントリが削除されます。
1 および 2 の組み合わせについては、プライマリまたはセカンダリの VSM コンソールで show system redundancy status コマンドを入力して、トラフィック コリジョンの詳細を表示できます。Cisco Nexus Cloud Services Platform が適切に動作するように、後で Cisco Nexus 1000V VSM のドメイン ID または Cisco Nexus Cloud Services Platform を変更することができます。
(注) コリジョンが発生している VSM では、元の VSM からのコリジョン検出が報告されることがあります。コリジョン発生 VSM では管理インターフェイスに同じ IP アドレスを使用できるため、リモート SSH/Telnet 接続が失敗する可能性があります。したがって、ロール コリジョン検出中にはコンソールを使用することを推奨します。
ただし、ある Cisco Nexus Cloud Services Platform が別の Cisco Nexus Cloud Services Platform と制御 VLAN およびドメイン ID を共有している場合、show system redundancy status コマンドを使用してロール コリジョンの詳細を表示することはできません。高い可用性を維持し、ロール コリジョンによってシステムが不安定になったりデータを喪失したりしないように、両方の Cisco Nexus Cloud Services Platform でドメイン ID を一意にしておくことを推奨します。
Cisco Nexus Cloud Services Platform のハイ アベイラビリティに関する詳細については、「Cisco Nexus Cloud Services Platform のハイ アベイラビリティ」の項を参照してください。
Cisco Nexus 1010 bootflash: レポジトリ内の NAM ISO イメージを使用して Cisco Nexus Cloud Services Platform で Network Analysis Module(NAM)を作成できます。このイメージは作成時に新しい NAM VSB にコピーされます。NAM に対して VSB を作成するには、「仮想サービス ブレードの作成」を参照してください。
NAM の詳細については、『 Cisco Network Analysis Module Software Documentation Guide 』を参照してください。
VSG ISO イメージを使用して、Cisco Nexus Cloud Services Platform で最大 3 個の Cisco Virtual Security Gateway(VSG)モジュールを作成することができます。これを作成する場合は、次のリンクから VSG ISO イメージをコピーし、新しい VSG VSB にコピーすることもできます。
Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリは、Cisco VSG VSB での OVA の導入および移行をサポートしません。
Cisco Data Center Network Manager は、LAN および SAN データセンターの包括的なライフサイクル管理を提供する高度な管理ソフトウェアです。DCNM はデータセンターのインフラストラクチャの総合的な管理を実現し、全体の稼働時間および信頼性が最適化されます。
Cisco Nexus Cloud Services Platform ブートフラッシュにある DCNM ISO イメージを使用して、Cisco Nexus Cloud Services Platform で 1 つの Cisco DCNM を作成することができます。イメージは作成時に新しい DCNM VSB にコピーされます。
Cisco DCNM をCisco Nexus Cloud Services Platform にインストールする方法の詳細については、『 Cisco DCNM Installation and Licensing Guide, Release 5.x. 』を参照してください。
VXLAN は、Virtual Extensible LAN(VXLAN)レイヤ 2 ドメインを、VLAN に配置される物理サーバおよびサービスに拡張するレイヤ 2 ゲートウェイです。VXLAN ゲートウェイは、VXLAN 上の仮想マシンと VLAN 上の物理サーバおよびサービスとの間でレイヤ 2 隣接が必要なときに作成されます。
Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイは Cisco Nexus 1000V VSM からの VEM として管理され、VSM 上の VXLAN と VLAN の間のマッピングを定義します。VXLAN ゲートウェイは VXLAN と VLAN の間のブリッジとして機能し、従来の VLAN と VXLAN との間でトラフィックを送信します。
www.cisco.com から VXLAN ゲートウェイの ISO イメージをコピーし、それを新しい VXLAN ゲートウェイ VSB の作成時にコピーできます。
Cisco Nexus Cloud Services Platform 製品ファミリは、VXLAN GW VSB での OVA の導入および移行をサポートしません。
VSB としての Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイのインストールと設定に関する詳細については、『Cisco Nexus 1000V VXLAN Configuration Guide, Release 4.2(1)SV2(2.1)』を参照してください。
Citrix NetScaler 1000V はロード バランシングおよびトラフィック管理の包括的な機能を提供する仮想アプライアンスです。Citrix NetScaler 1000V は、アプリケーション対応 L7 コンテンツ スイッチング機能とともに基本的な L4 ロード バランシング機能を備え、包括的なヘルス チェック、セッション持続性メカニズム、およびロード バランシング アルゴリズムによってトラフィックが常に最適なサーバに送信されることを保障します。また、Citrix NetScaler 1000V のグローバル サーバ ロードバランシング機能は、システム停止や中断の際にトランスペアレントにユーザを別のデータセンターにリダイレクトすることで、ディザスタ リカバリを強化します。
Cisco Nexus Cloud Services Platform では仮想サービス ブレードとして Citrix NetScaler 1000V を導入できます。Cisco Nexus Cloud Services Platform にホストされている Citrix NetScaler 1000V は導入が容易であり、2vCPU または 6vCPU 導入時のパフォーマンス例に柔軟に適合することができ、高いパフォーマンスが得られます。Cisco Nexus Cloud Services Platform HA によって、NetScaler 1000V の高可用性も実現します。
Citrix NetScaler 1000V の VSB としてのインストールおよび設定に関する詳細については、『Citrix NetScaler 1000V documentation』を参照してください。
仮想サービス ブレードに関する注意事項と制約事項は次のとおりです。
• Cisco Nexus Cloud Services Platform とホストされた Cisco Nexus 1000V Virtual Supervisor Module(VSM)は同じ管理 Virtual LAN(VLAN; 仮想 LAN)を共有する必要があります。
• 仮想サービス ブレードの作成時に設定される制御 VLAN とパケット VLAN とは異なり、仮想サービス ブレードは Cisco Nexus Cloud Services Platform から管理 VLAN を継承します。
• Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイと Citrix NetScaler 1000V VSB はフレキシブル トポロジー モードでのみサポートされます。
• 「Cisco Virtual Security Gateway VSB のフォーム ファクタの定義」
ソフトウェアをインストールおよび設定して、VSM などの VSB を作成できます。
(注) 既存の VSB 上の Cisco Nexus 1000V ソフトウェアのアップグレードについては、『Cisco Nexus 1000V Software Upgrade Guide, Release 4.2(1)SV2(2.1)』を参照してください。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• 次のいずれかのソースからの ISO ファイルを使用して新しい VSB を作成できること。
– bootflash リポジトリで Cisco Nexus Cloud Services Platform に同梱されているもの:
– www.cisco.com からダウンロードし、bootflash リポジトリにコピーされたもの。
• ISO ファイルを bootflash リポジトリから使用またはダウンロードする場合、ファイル名を確実に知っていること。
• 既存の仮想サービス ブレードから ISO ファイルを使用する場合、VSB タイプの名前を知っていること。この手順には、この名前の識別に関する情報が含まれます。
• この手順は、仮想サービス ブレードに対する制御 VLAN およびパケット VLAN を識別および割り当てる方法を示しています。管理 VLAN は Cisco Nexus Cloud Services Platform から継承されるため、管理 VLAN を割り当てないでください。
(注) • Cisco Nexus Cloud Services Platform 上のシリアル ポートを介して接続しているときに VSB を作成する場合、次の手順に従います。
– 手動で順に 1 つずつコンフィギュレーション コマンドを入力します。コマンドをまとめて CLI にコピー アンド ペーストすると、端末がハングアップし、プロセスが不完全な状態になることがあります。
– 大量の出力を生成する show コマンドの使用は避けてください。これらのコマンドを使用すると、シリアル ポートがロックし、端末がハングアップします。
• 端末が応答不能になった場合は、新しいコンソールを開き、手動で 1 つずつコマンドを入力して新しい VSB を設定します。
3. show virtual- service-blade-type summary
4. virtual-service-blade-type [ name name | new iso file name | new ova file name ]
6. show virtual-service-blade name name
8. enable [primary | secondary]
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すべての仮想サービス ブレード設定の概要を VSM や Network Analysis Module(NAM)などのタイプ名別に表示します。このタイプ名を次のステップで使用します。 |
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switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade-type summary |
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virtual-service-blade-type [ name name | new iso file name | new ova file name ] switch(config-vsb-config)# virtual-service-blade-type new nexus-1000v.4.2.1.SV1.5.1.iso virtual-service-blade-type new nexus-1000v.4.2.1.SV1.5.1.1010.ova |
タイプとこの仮想サービス ブレードに追加するソフトウェア イメージ ファイルの名前を指定します。キーワードは次のとおりです。 • • |
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switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade name vsm-1 -------------------------------------------------------------------------- Interface Type VLAN State Uplink-Interface -------------------------------------------------------------------------- |
||
switch(config-vsb-config)# interface control vlan 1044 |
インターフェイスと VLAN ID をこの VSB に割り当てます。ステップ 6 コマンド出力からのインターフェイス名を使用します。 存在しないインターフェイスを適用しようとすると、次のエラーが表示されます。 ![]() ![]() |
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ステップ 7 を繰り返して追加のインターフェイスを適用します。 |
||
switch(config-vsb-config)# enable Enter Management IP address: 10.78.108.40 Enter Management subnet mask length 28 IPv4 address of the default gateway: 10.78.108.117 |
非冗長 VSB をイネーブル化する場合は、HA ロールを次のように指定できます。 • • Cisco Nexus Cloud Services Platform では、次の情報が要求されます。 • |
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(任意)確認のために新しい仮想サービス ブレードを表示します。 スイッチで仮想サービス ブレードを設定している間に、このコマンドのスイッチ出力は in progress から powered on に変わります。 |
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switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade name vsm-1 ----------------------------------------------------------------------------------------- Interface Type VLAN State Uplink-Interface ----------------------------------------------------------------------------------------- VsbEthernet1/1 control 423 up up Po1 Po1 VsbEthernet1/2 management 231 up up Po1 Po1 |
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copy running-config startup-config switch(config-vsb-config)# copy running-config startup-config |
リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• 削除する前に VSB をシャット ダウンすること。この手順には、仮想サービス ブレードをシャット ダウンする手順が含まれます。
• VSB は両方の冗長 Cisco Nexus Cloud Services Platform から、または一方のみから削除できます。VSB の冗長ペアの 1 つが使用できなくなった場合は、それが存在する Cisco Nexus Cloud Services Platform からのみ削除できます。これにより、ペアの残りの仮想サービス ブレードが保持され、回復が容易になります。このアクションは、サービスの新しいインスタンスをプロビジョニングする必要がある場合に必要になることがあります。
4. show virtual-service-blade summary
– no virtual-service-blade name
VSB の制御 VLAN、パケット VLAN、または RAM サイズを変更し、VSM に対して対応する変更を行います。
• 「Cisco Nexus Cloud Services Platform での仮想サービス ブレードの変更」
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• RAM サイズを変更する前に VSB をシャット ダウンすること。この手順には、VSB をシャット ダウンする手順が含まれます。
• 制御 VLAN を変更する前に VSB をシャット ダウンすること。この手順には、VSB をシャット ダウンする手順が含まれます。
• 設定の変更を、最初に VSB の設定、次に Cisco Nexus 1000V VSM の設定で行います。この手順では VSB を変更します。Cisco Nexus 1000Vの設定を変更するには、 Cisco Nexus 1000V での VSM の変更の項を参照してください。
– RAM サイズまたは制御 VLAN を変更する場合は、次のステップに進みます。
5. show virtual-service-blade summary
– interface control vlan vlanid
– interface control vlan vlanid
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• • |
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Example: show virtual-service-blade summary ----------------------------------------------------------------------------------------- Name HA-Role HA-Status Status Location ----------------------------------------------------------------------------------------- vsm-1 PRIMARY ACTIVE VSB POWERED ON PRIMARY |
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• • switch(config-vsb-config)# ramsize 1024 switch(config-vsb-config)# interface control vlan 1116 |
VSB を変更します。次のいずれかの仮想サービス ブレード パラメータを変更できます。 |
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switch(config-vsb-config)# show virtual-service-blade name vsm-1 ----------------------------------------------------------------------------------------- Interface Type VLAN State Uplink-Interface ----------------------------------------------------------------------------------------- VsbEthernet1/1 control 423 up up Po1 Po1 VsbEthernet1/2 management 231 up up Po1 Po1 |
||
リブート後に永続的な実行コンフィギュレーションを保存し、スタートアップ コンフィギュレーションにコピーして再起動します。 |
||
これで手順は完了です。この時点で Cisco Nexus 1000V での VSM の変更の項の手順を使用して VSM 設定を更新する必要があります。 |
Cisco Nexus 1000V の VSM 設定で制御 VLAN ID、パケット VLAN ID、または RAM サイズを変更できます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• 設定の変更を、最初にCisco Nexus Cloud Services Platform VSB の設定、次に Cisco Nexus 1000V VSM の設定で行います。この手順では Cisco Nexus 1000V VSM 設定を変更します。Cisco Nexus Cloud Services Platform 仮想サービス ブレード設定を変更するには、 Cisco Nexus Cloud Services Platform での仮想サービス ブレードの変更の項を参照してください。
1. login virtual-service-blade vb6
Cisco Nexus Cloud Services Platform ではさまざまな形式の VSB として仮想セキュリティ ゲートウェイがサポートされます。Cisco VSG をインスタンス化する際に、割り当てられる仮想 CPU の数を指定して、VSB のフォーム ファクタを定義できます。ネットワーク パフォーマンスは、Cisco VSG の仮想サービス ブレードに定義するフォーム ファクタによって異なります。
さまざまなフォーム ファクタの VSB として導入された Cisco VSG のメトリックを 表 4-1 に示します。
表 4-1 Cisco VSG VSB のフォーム ファクタを定義するメトリック
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Cisco VSG の詳細については、『 Cisco Virtual Security Gateway for Nexus 1000V Series Switch Configuration Guide 』を参照してください。Cisco VSG の VSB を作成するには、 仮想サービス ブレードの作成を参照してください。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• 作成した仮想サービス ブレードの名前を知っていること。新しい VSB を作成する場合は、 仮想サービス ブレードの作成を参照してください。
3. (任意) shutdown (動作中の VSG を変更する場合)
6. show virtual-service-blade name
• VSB を作成したら、パススルー インターフェイスとして機能するように設定できます。パススルー機能により、VSB で仮想インターフェイスを専用アップリンクに割り当てることができます。このアップリンクは、Cisco Nexus Cloud Services Platform 上のギガビット イーサネット ポートまたはポート チャネルにすることができます。パススルー機能は現在、Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイと Citrix NetScaler 1000V VSB でご利用いただけます。
パススルー VSB インターフェイスには次の機能および制限事項があります。
• Cisco Nexus Cloud Services Platform ではフレキシブル トポロジでのみパススルーをサポートします。
• VSB には複数のパススルー インターフェイスを配置することができ、パススルーと共有インターフェイスの組み合わせを含めることができます。
• パススルー アップリンクは、対応する VSB インターフェイスと 1 対 1 でマッピングされ、同じ VSB または異なる VSB の複数のインターフェイスによって共有できません。
• 共有アップリンク インターフェイスより高いネットワーク スループットが確保されます。
• VSB を trunkall モードにしてタグ付きパケットを受信できます。
この手順を開始する前に、次のことを確認または実行する必要があります。
• 作成した VSB の名前を知っていること。新しい VSB を作成する場合は、「仮想サービス ブレードの作成」を参照してください。
• パススルー モードで設定する前に、VLAN ID をインターフェイスに割り当てる必要はありません。パススルー モードでインターフェイスをセットアップする際に、以前に割り当てられた VLAN は無視されます。
3. virtual-service-blade-type [ name name | new iso file name | new ova file name ]
次に、パススルー モードの Cisco Nexus VXLAN ゲートウェイ VSB の実行コンフィギュレーションを表示する例を示します。
仮想サービス ブレードの設定を確認するには、次のコマンドを使用します。
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例 4-3(P.4-26) および 例 4-4(P.4-27) を参照してください。 |
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(注) このコマンドはプライマリ Cisco Nexus Cloud Services Platform だけが認識します。 例 4-5(P.4-28) を参照してください。 |
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すべての VSB 設定の概要を VSM や NAM などのタイプ別に表示します。 例 4-1(P.4-26) を参照してください。 |
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CPU 使用率、メモリ、最後のリブート時間、リブートの総数などの特定の VSB の統計情報を表示します。 例 4-6(P.4-28) を参照してください。 |
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例 4-2(P.4-26) を参照してください。 |
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パススルー モードに設定されているものも含め、すべてのインターフェイスの要約を表示します。 例 4-7(P.4-28) を参照してください。 |
switch# show virtual-service-blade-type summary
switch# show network uplink type
switch# show virtual-service-blade summary
VSB 機能の実装に関する詳細については、次の各セクションを参照してください。
• 「関連資料」
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MIB を検索およびダウンロードするには、次の URL にアクセスしてください。 http://www.cisco.com/public/sw-center/netmgmt/cmtk/mibs.shtml |
ここでは、仮想サービス ブレードのリリース履歴について説明します。
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