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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
この章では、新しい電源の設置・交換手順について説明します。スイッチには、最低 1 台の電源モジュール(注文により、AC または DC)が取り付けられています。
電源モジュールは、現場交換可能ユニット(FRU)で、安全な場所に導入されている場合はホットスワップ可能です。
この章に記載されている安全上の警告の各国語版については、Cisco.com の『 Regulatory Compliance and Safety Information for the Cisco IE 5000 Switch 』を参照してください。
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低電圧 DC。詳しい仕様については、 IE 5000 のデータ シート を参照してください。 |
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高電圧 AC または DC。詳しい仕様については、 IE 5000 のデータ シート を参照してください。 |
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高電圧 AC または DC。詳しい仕様については、 IE 5000 のデータ シート を参照してください。 |
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PSU OK LED の説明については、電源モジュールの LEDを参照してください。
電源モジュールの取り外しまたは取り付け時は、次の注意事項に従ってください。
電源モジュールがスイッチにしっかり取り付けられていないと、システムの動作が停止することがあります。
警告: ブランクの前面プレートおよびカバーパネルには、3 つの重要な機能があります。シャーシ内の高電圧・電流による感電を防ぐこと、他の装置への電磁干渉(EMI)を防ぐこと、およびシャーシ内の適切な冷却用エアフローを保つことです。システムは、必ずすべてのカード、前面プレート、前面カバー、および背面カバーを正しく取り付けた状態で運用してください。
ステートメント 1029
ここでは、PSU1 または PSU2 スロットに電源モジュールを取り付ける手順を説明します。
警告: この装置には複数の電源装置接続が存在する場合があります。すべての接続を取り外し、装置の電源を遮断する必要があります。ステートメント 1028
■5 ~ 35 in-lb の締め付けが可能なトルク ドライバー
■丸端子、Y 端子、またはフランジ付 Y 端子(端子は絶縁処理する必要があります)
–丸端子(Tyco 部品番号 2-34158-1(16 – 14 AWG 線用)、2-34852-1(12 – 10 AWG 線用)など)
–Y 端子(Tyco 部品番号 54367-2(16 – 14 AWG 線用)など)
–フランジ付き Y 端子(Tyco 部品番号 2-324165-1(16 – 14 AWG 線用)、1-324581-1(12 – 10 AWG 線用)など)
■AC または高電圧 DC 電源には 16-14 AWG 線と適切な端子を使用します
■低電圧 DC 電源には 12-10 AWG 線と適切な端子を使用します
■圧着工具(Thomas & Bett 部品番号 WT2000、ERG-2001 など)
■低電圧電源モジュール用の 12-AWG 線(最小)と高電圧電源モジュール用の 16-AWG 線(最小)
■電源接続には 90 °C(194 °F)以上に対応する導線を使用
■UL および CSA 定格スタイル 1007 または 1569 ツイストペア銅線
■6、10、12、14、および 16 ゲージ線の被覆を剥がすためのワイヤストリッパ
■最大圧力が 15 lbf-in または 240 ozf-in の、No. 2 および No. 1 プラス ヘッド付きのラチェット式ドライバ
■オプションで回転制御機構を備えた Panduit 製圧着工具(モデル CT-720、CT-920、CT-920CH、CT-930、または CT-940CH)
■シングルアース接続の場合は、12 ゲージの銅製アース線(絶縁被膜付きまたは絶縁被膜なし)
■デュアルアース接続の場合は、6 ゲージの銅製アース線(絶縁被膜付きまたは絶縁被膜なし)
警告: この装置は必ずアース接続を行う必要があります。絶対にアース導体を破損させたり、アース線が正しく取り付けられていない装置を稼働させたりしないでください。アースが適切かどうかはっきりしない場合には、電気検査機関または電気技術者に確認してください。ステートメント 1024
警告: 装置を設置または交換する際は、必ずアースを最初に接続し、最後に取り外します。ステートメント 1046
注意: 接地手順に従って、No. 6 AWG 線用として適宜リストされている、つまり認定取得済みとなっているラグ(スイッチに付属)と 10-32 アース ラグ ネジを使用します。
注: アース ラグを使用して、整備中に静電気防止用のリスト ストラップを取り付けることができます。
次の手順に従って、スイッチに 2 穴ラグを取り付けます。現地のすべての接地要件が満たされていることを確認します。
1. プラス ドライバまたはプラスのラチェット トルク ドライバを使用して、スイッチのケーブル側からアース ネジを取り外します。ステップ 4 でこのネジを使用します。
2. 6 ゲージ アース線の端から 12.7 mm(0.5 インチ)± 0.5 mm(0.02 インチ)の部分を剥がします。図 22を参照してください。推奨されている長さ以上に被覆を剥がすと、コネクタからむき出しの導線がはみ出る可能性があります。
3. アース線を端子ラグに挿入して、端子と導線を圧着します(図 23を参照)。
4. 端子ラグを通して、ステップ 1 で外したアース ネジをスライドさせます。アース ネジをケーブル側の開口部に挿入します。
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1. 必ず、AC または DC 回路で電源をオフにしてください。
警告: 電源が AC または DC 回路ブレーカーでオフになっていない場合は、電源入力端子に触れないでください。
2. プラス ドライバを使用して、空き電源モジュールの 2 本の非脱落型ネジを緩め、ゆっくり引き抜きます。図 25および図 26を参照してください。
3. 電源モジュールをスロットに挿入し、ゆっくり押し込みます。図 27を参照してください。
DC 入力電源モジュールの取り外しおよび取り付け手順は、次のとおりです。
1. DC 回路側で電源を切ります。DC 回路の電源を確実に遮断するには、DC 回路に対応している回路ブレーカーを OFF の位置に切り替え、回路ブレーカーのスイッチを OFF の位置のままでテープで固定します。
2. No. 2 プラス ドライバを使用して、電源の端子ブロックからプラスチック製の安全カバーを取り外します。
3. No. 1 プラス ドライバを使用して、電源端子から DC 入力電源線を取り外します。
プラス ドライバを使用して、電源モジュールをスイッチのシャーシに固定している下側の端の 2 本の非脱落型ネジを緩めます(図 27)。
4. 取手を引いて電源スロットから電源モジュールを取り外します。
5. 新しい電源モジュールを電源スロットに挿入し、優しく力をかけてスロットにゆっくりと押し入れます(図 27)。正しく挿入されれば、電源とスイッチの背面パネルの面が揃います。
6. ラチェットトルクドライバを使用して、各ネジを 8 ~10 in-lb(250 W 電源の場合は 4 ~ 6.5 in-lb)で締めます。
警告: この製品は、設置する建物に短絡(過電流)保護機構が備わっていることを前提に設計されています。保護デバイスの定格が AC:10 A、DC:15 A を超えていないことを確認してください。 ステートメント 1005
警告: 容易にアクセスできる二極切断装置を固定配線に組み込む必要があります。
ステートメント 1022
警告: 電源端子には危険な電圧またはエネルギーが出ている場合があります。端子が使用されていない場合は必ずカバーを取り付けてください。カバーを取り付けるときに絶縁されていない伝導体に触れないことを確認してください。ステートメント 1086
1. 必ず、AC または DC 回路で電源をオフにしてください。
警告: 電源が AC または DC 回路ブレーカーでオフになっていない場合は、電源入力端子に触れないでください。
2. プラス ドライバを使用して、電源入力端子の非脱落型ネジを緩め、カバーを開きます。
端子ネジのラベルが電源入力端子カバーに付いています。図 29を参照してください。
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注: 電源モジュール 1 接続には PSU1 というラベルが、電源モジュール 2 接続には PSU2 というラベルが付けられています。それぞれの導線が正しい端子ネジに接続されていることを確認します。
3. ツイストペア銅線を使用して、電源入力端子から電源までを接続します。
4. 2 本の各導線の端から 6.3 mm(0.25 インチ)± 0.5 mm(0.02 インチ)の部分を剥がします。
注: 6.8 mm(0.27 インチ)を超える絶縁体を導線から剥がさないようにしてください。推奨されている長さ以上に被覆を剥がすと、設置後にコネクタからむき出しの導線がはみ出る可能性があります。
必要な装置に記載された丸端子またはフランジ付 Y 端子を使用することもできます。
6. 端子ネジを緩めて、ネジとワッシャの下に端子をスライドさせます。図 33を参照してください。
注: 高電圧(AC または DC)、または低電圧(DC)など、電源のタイプに基づいて適切な端子ネジを使用します。
■ライン線を L というラベルの付いた端子ネジに接続し、ニュートラル線を N というレベルの付いた端子ネジに接続し、AC 接続を完成させます。
■プラス線を「 + 」というラベルの付いた端子ネジに接続し、マイナス線を「 – 」というラベルの付いた端子ネジに接続します。
注: リード線が見えないことを確認してください。端子ネジから伸びる導線部分は、 絶縁体で 覆われている必要があります。
8. 非脱落型ネジ(導線の上)を 8.5 in-lb(± 0.5 in-lb)まで締め付けます。
■ライン線( L に接続された)のもう一方の端を AC 電源のライン端子に接続し、ニュートラル線( N に接続された)のもう一方の端を AC 電源のニュートラル端子に接続します。
■プラス線(「 + 」に接続されている導線)のもう一方の端を DC 電源のプラス端子に接続し、マイナス線(「 - 」に接続されている導線)のもう一方の端を DC 電源のマイナス端子に接続します。
注: リード線が見えないことを確認してください。端子ネジから伸びる導線部分は、 絶縁体で 覆われている必要があります。
2 台の電源が実装されている場合は、ステップ 1 ~ 10 を繰り返します。
11. ラチェット式トルク ドライバを使用して、ネジを 7 in-lb(± 1 in-lb)の力で締めます。
13. スイッチ上の PSU1 または PSU2 LED と電源モジュールの PSU OK LED が緑に点灯していることを確認します。
電源モジュールは、ホットスワップ可能です。電源モジュールを取り外すことによって、電源入力端子から導線を外さなくても、スイッチの電源をオフにすることができます。
1. 必ず、AC または DC 回路で電源をオフにしてください。
警告: 電源が AC または DC 回路ブレーカーでオフになっていない場合は、電源入力端子に触れないでください。
2. PSU LED と PSU OK LED が赤色に点滅しているか、消灯していることを確認します。
3. プラス ドライバを使用して、電源モジュールをスイッチに固定している非脱落型ネジを緩めます。図 34を参照してください。
4. 電源スロットから電源モジュールを取り外します。電源モジュールが高温になっている場合があります。図 35を参照してください。
5. 新しい電源モジュールまたはブランク カバーを取り付けます。
注意: 危険な電圧への接触を避け、電磁干渉(EMI)を防止するには、必ず、電源モジュールとブランク カバーのどちらかを電源モジュール スロットに取り付けておく必要があります。