Cisco TelePresence Touch 12 を使用したコールの管理
セルフ ビューの使用
会議の前にセルフ ビューを使用して自分自身を表示するには、次の手順に従います。
ステップ 1 ボタン バーの [More] ボタンをタップします。セカンダリ ボタン バーが表示されます。
ステップ 2 セカンダリ ボタン バーの [Self View] をタップします。
セカンダリ ボタン バーが消え、Cisco TelePresence Touch 12 に [Self View] 画面が表示されます(図 2-1)。ミラー イメージが CTS 画面に表示されます。複数のカメラを使用している場合は、自分自身の表示に使用するカメラを選択できます。
図 2-1 [Self View] 画面
ステップ 3 [Exit] をタップしてウィンドウを閉じ、[Self View] モードを終了します。
カレンダーの確認
システムで会議がスケジュールされている場合、会議カレンダーを確認できます。
ステップ 1 プライマリ ボタン バーの [Meetings] ボタンをタップします。[Meetings] ウィンドウが表示されます(図 2-2)。
図 2-2 Cisco TelePresence Touch のスケジュールされた会議のウィンドウ
ステップ 2 移動するには、[Meetings] ウィンドウの上部にあるアイコンをタップします(図 2-3)。
図 2-3 会議画面のナビゲーション
1 日単位で進んで将来の会議を確認するには、[Forward] アイコンをタップします。
1 日単位で戻るには、[Back] アイコンをタップします。
直接当日に戻るには、[Today] アイコンをタップします。
会議への参加
スケジュールされた会議に参加するには、次の手順に従います。
ステップ 1 ボタン バーの [Meetings] ボタンをタップします。
[Meetings] 画面が表示されます(図 2-4)。
図 2-4 [Meetings] 画面
ステップ 2 参加する会議をリストから検索し、[Join] ボタンをタップします。[Joining] 画面は、会議への参加要求が処理されていることを示します(図 2-5)。
図 2-5 [Joining] 画面
会議が接続されると、その会議のウィンドウが表示され、デフォルトで [Call Duration] ウィンドウが開きます(図 2-6)。
図 2-6 会議のウィンドウ
ステップ 3 「Cisco TelePresence Touch 12 の In-Call ツール」の「会議コントロールの使用方法」の情報を参照して会議のオプションを管理します。
コールの開始
コールを開始するには、次の方法があります。
• 「キーパッドを使用する場合」
• 「ディレクトリ検索を使用する場合」
• 「お気に入りの使用」
キーパッドを使用する場合
ヒント 電話番号を手動でダイヤルしたり、タッチ トーンを入力する必要がある場合、数値 キーパッドを使用できます。
ステップ 1 プライマリ ボタン バーの [Call] ボタンをタップします。
ステップ 2 表示されるキーパッドでダイヤルする番号をタップします(図 2-7)。
図 2-7 キーパッドからのコールの発信
ステップ 3 [Call] ボタンをタップします。
ステップ 4 タッチ トーンを使用する必要がある場合は、In-Call ウィンドウの [Touch Tones] ボタンをタップします。
タッチ トーンの詳細については、 タッチトーンの送信を参照してください。
ディレクトリ検索を使用する場合
ヒント [ Directory] タブは、管理者がディレクトリを設定している場合のみ表示されます。
ディレクトリ検索を使用してコールを発信するには、次の手順に従います。
ステップ 1 プライマリ ボタン バーの [Call] ボタンをタップします。
ステップ 2 [Directory] タブをタップしてディレクトリを表示します(図 2-8)。
図 2-8 ディレクトリからのコールの発信
ステップ 3 指で [Directory] 内のエントリをスクロールし、名前をタップしてそのユーザまたは会議室の 連絡先カードを開きます(図 2-9)。
図 2-9 連絡先カード
ステップ 4 または、検索フィールド内を 1 回タップして標準キーボードを表示します(図 2-10)。
図 2-10 標準キーボードを使用したディレクトリ検索
ステップ 5 ユーザまたは会議室の名前を入力します。入力したテキストが検索フィールドに表示されます。
ヒント 標準キーボードと特殊文字キーボードを切り替えるには、[#+=] ボタンまたは [ABC] ボタンをタップします。
任意のタイミングでキーボードを閉じるには、[X] アイコンをタップするか、キーボード以外の場所をタップします。
ステップ 6 連絡先カードの [Call] ボタンをタップし、そのユーザまたは会議室にコールします(図 2-11)。
図 2-11 連絡先カード
お気に入りの使用
ヒント [ Favorites] タブは、管理者がお気に入りリストを設定している場合のみ表示されます。
お気に入りを使用してコールを発信するには、次の手順に従います。
ステップ 1 プライマリ ボタン バーの [Call] ボタンをタップします。
ステップ 2 [Favorites] タブをタップします(図 2-12)。
図 2-12 お気に入りからのコールの発信
ステップ 3 指で [Favorites] 内のエントリをスクロールし、名前をタップしてそのユーザの 連絡先カードを開きます。
ステップ 4 連絡先カードの [Call] ボタンをタップし、そのユーザにコールを発信します(図 2-13)。
図 2-13 連絡先カード
コールへの応答
コールに応答するには、次の 2 つの方法があります。
• 「タッチ スクリーンからの着信コールへの応答」
• 「コンソールの [Answer] ボタンを使用したコールの応答または終了」
タッチ スクリーンからの着信コールへの応答
タッチ スクリーンを使用して着信コールに応答するには、次の手順に従います。
ステップ 1 アクティブなコールがない場合は、[Incoming Call] ウィンドウで次のいずれかをタップします(図 2-14)。
• [Answer]:着信コールに応答し、[Incoming Call] ウィンドウを閉じます。
• [Ignore]:呼び出し音を止めてコールを iDivert に送信します。自動応答が設定されている場合、[Ignore] をタップすると着信コールの自動応答は無効になります。コールが着信したときに開いていたアプリケーションは、画面に残ったままになります。
図 2-14 アクティブ コールがない場合:[Answer] および [Ignore] オプション
ステップ 2 アクティブ コールがある場合、またはコールがリモート保留の場合、[Incoming Call] ウィンドウで次のいずれかをタップします(図 2-15)。
• [End and Answer]:現在のコールを終了し、着信コールに応答し、[Incoming Call] ウィンドウを閉じます。
• [Hold and Answer]:現在のコールを保留にし、着信コールに応答し、[Incoming Call] ウィンドウを閉じます。
図 2-15 アクティブ コールがある場合:[Answer] および [Ignore] オプション
ヒント [Incoming Call] ウィンドウを閉じるには、処理を選択する必要があります。
コンソールの [Answer] ボタンを使用したコールの応答または終了を参照してください。
コンソールの [Answer] ボタンを使用したコールの応答または終了
Cisco TelePresence Touch 12 の画面に [Incoming Call] ダイアログが表示されたときに、Cisco TelePresence Touch 12 のコンソールの [Answer] ボタンを押してコールに応答します(図 2-16)。このボタンを選択すると、緑色に点灯します。コール中の場合は、このボタンを押すとコールが終了します。 タッチ スクリーンからの着信コールへの応答を参照してください。
図 2-16 Cisco TelePresence Touch 12 のコンソール:[Answer] ボタン
コールのミュート
アクティブ コール中に、自分自身および会議室全体をミュートするには、Cisco TelePresence Touch 12 のコンソールの [Mute] ボタンを押します(図 2-17)。このボタンを選択すると赤色に点灯し、対応するミュート アイコンが CTS メイン ディスプレイに表示され、ミュートされていることを示します。自分自身のミュートを解除するには、 [Mute] ボタンをもう一度押すだけです。
ヒント 会議室のいずれかのマイクの [Mute] ボタンを押して、会議をミュートすることもできます。
図 2-17 Cisco TelePresence Touch 12 のコンソール:[Mute] ボタン
自分自身の保留/再開
会議中に自分自身を保留にした後、コールを再開するには、次の手順に従います。
ステップ 1 [Hold] ボタンをタップします(図 2-18)。
図 2-18 自分自身の保留
[Calls on Hold] ウィンドウが表示されます(図 2-19)。
図 2-19 Calls on Hold
ステップ 2 会議コンテキスト カードの [Resume] ボタンをタップし、会議に戻ります。図 2-20 に、保留/再開を示します。
図 2-20 自分自身の保留と再開
音量その他のコール設定の制御
次の設定の制御方法について説明します。
• 「着信コール」
• 「Meeting Volume」
• 「Media Volume」
• 「Appearance」
• 「コンソールの [Volume] ボタンを使用した会議の音量の調節」
着信コール
着信コールの 音量と 呼び出し音の設定を制御するには、次の手順に従います。
ステップ 1 ボタン バーの [More] ボタンをタップします。セカンダリ ボタン バーが表示されます。
ステップ 2 セカンダリ ボタン バーの [Settings] をタップします。[Settings] ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 [Incoming Calls] をタップします。
ステップ 4 [Auto Answer] 設定が変更できるように設定されている場合、セレクタをタップしてドラッグし、[On] または [Off] を切り替えます(図 2-21)。設定されていない場合、 自動応答はデフォルトで [Off] に設定されています。
図 2-21 自動応答と呼び出し音の設定
ステップ 5 呼び出し音を変更できるように設定されている場合、下向き矢印をタップしてメニュー バーを開き(図 2-21)、タップして使用可能な呼び出し音を選択します。設定されていない場合、シスコの標準呼び出し音がデフォルトです。
ステップ 6 [Play] をタップすると、選択した呼び出し音のサンプルを聞くことができます。セレクタを放すとサンプル呼び出し音が聞こえ、呼び出し音音量インジケータが表示されます(図 2-22)。
図 2-22 呼び出し音音量インジケータ
ステップ 7 設定の変更が完了したら、[Incoming Calls] ウィンドウの右上の [X] をタップしてウィンドウを閉じるか、左側のメニューから [ Meeting Volume] または別の選択項目をタップして Cisco TelePresence Touch 12 の設定の調整を続行します。
Meeting Volume
会議、 スピーカ、および ヘッドセットの音量を調節し、音声モードを選択するには、次の手順に従います。
ステップ 1 ボタン バーの [More] ボタンをタップします。セカンダリ ボタン バーが表示されます。
ステップ 2 セカンダリ ボタン バーの [Settings] をタップします。
ステップ 3 [Meeting Volume] をタップします。[Meeting Volume] ウィンドウが表示されます(図 2-23)。
図 2-23 音声モードと音量の設定
ステップ 4 [Audio Mode] を選択します。ヘッドセットが CTS エンドポイントに接続されている場合、スライダをタップしてドラッグし [Speaker] または [Headset] を選択します。
ヒント ヘッドセット オプションが設定されていない場合は、ヘッドセット調整コントロールは表示されません。
ステップ 5 スライダをタップし、目的の位置までドラッグして、[Speaker Volume] を調整します。サンプル オーディオ トーンは再生されませんが、スピーカ音量インジケータが表示されます(図 2-24)。
図 2-24 スピーカ音量インジケータ
ステップ 6 スライダをタップし、目的の位置までドラッグして、[Headset Volume] を調整します。サンプル オーディオ トーンは再生されませんが、ヘッドセット音量インジケータが表示されます(図 2-25)。
図 2-25 ヘッドセット音量インジケータ
ステップ 7 設定の変更が完了したら、[Meeting Volume] ウィンドウの右上の [X] をタップしてウィンドウを閉じるか、左側のメニューから [ Media Volume] または別の選択項目をタップして Cisco TelePresence Touch 12 の設定の調整を続行します。
Media Volume
メディア プレーヤー(DMP)およびプレゼンテーションの音声用のスピーカとヘッドセットの音量を調節するには、次の手順に従います。
ステップ 1 ボタン バーの [More] ボタンをタップします。セカンダリ ボタン バーが表示されます。
ステップ 2 セカンダリ ボタン バーの [Settings] をタップします。
ステップ 3 [Media Volume] をタップします。[Media Volume] ウィンドウが表示されます(図 2-23)。
図 2-26 メディア音量の設定
ステップ 4 スライダをタップし、目的の位置までドラッグして、[Speaker Volume] を調整します。サンプル オーディオ トーンは再生されませんが、音量インジケータが表示されます(図 2-22)。
ステップ 5 スライダをタップし、目的の位置までドラッグして、[Headset Volume] を調整します。サンプル オーディオ トーンは再生されませんが、音量インジケータが表示されます。
ステップ 6 設定の変更が完了したら、[Media Volume] ウィンドウの右上の [X] をタップしてウィンドウを閉じるか、左側のメニューから [ Appearance] または別の選択項目をタップして Cisco TelePresence Touch 12 の設定の調整を続行します。
Appearance
Cisco TelePresence Touch 12 の画面の明るさを調節するには、次の手順に従います。
ステップ 1 ボタン バーの [More] ボタンをタップします。セカンダリ ボタン バーが表示されます。
ステップ 2 セカンダリ ボタン バーの [Settings] をタップします。
ステップ 3 [Appearance] をタップします。[Appearance] ウィンドウが表示されます(図 2-23)。
図 2-27 画面の外観の設定
ステップ 4 スライダをタップし、目的の位置までドラッグして、[Brightness] を調整します。
ステップ 5 設定の変更が完了したら、[Appearance] ウィンドウの右上の [X] をタップしてウィンドウを閉じるか、左側のメニューから別の選択項目をタップして Cisco TelePresence Touch 12 の設定の調整を続行します。
コンソールの [Volume] ボタンを使用した会議の音量の調節
コールの音量は、Cisco TelePresence Touch 12 のコンソールのボタンを使用して調節することもできます(図 2-28)。 [Volume] ボタンは、呼び出し音、スピーカ、DMP/プレゼンテーションの音量を調節します。コンソールの [Volume] ボタンを使用すると、[More] > [Settings] をタップする場合と同様の音量設定の変更を行うことができます。
図 2-28 Cisco TelePresence Touch 12 のコンソール:[Volume] ボタン