- このマニュアルについて
- Cisco Unified IP Phone の概要
- Cisco Unified IP Phone をネッ トワークに設置するための準備
- Cisco Unified IP Phone のセッ トアップ
- Cisco Unified IP Phone の設定 値の設定
- 機能、テンプレート、サービス、 およびユーザの設定
- Cisco Unified IP Phone のカス タマイズ
- Cisco Unified IP Phone でのセ キュリティ情報、モデル情報、 ステータス、および統計情報の 表示
- Cisco Unified IP Phone の リモート モニタ
- トラブルシューティングおよび メンテナンス
- Web サイトを使用したユーザ への情報提供
- 各言語ユーザのサポート
- 技術 仕様
- 索引
Cisco Unified IP Phone 7970G/7971G-GE アドミニストレーション ガイド for Cisco Unified CallManager Release 4.2
偏向のない言語
この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
翻訳について
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
- Updated:
- 2017年6月15日
章のタイトル： 機能、テンプレート、サービス、 およびユーザの設定
機能、テンプレート、サービス、およびユーザの設定
Cisco Unified IP Phone をネットワークに設置し、ネットワーク設定値を設定し、電話機を Cisco Unified CallManager に追加したら、Cisco Unified CallManager Administration アプリケーションを使用して、テレフォニー機能の設定、電話テンプレートの変更（オプション）、サービスの設定、およびユーザの割り当てを行う必要があります。
この章では、これらの設定手順の概要について説明します。手順の詳細については、Cisco Unified CallManager のマニュアルを参照してください。
機能に関する情報をユーザに提供する方法、および提供する情報については、 付録 A「Web サイトを使用したユーザへの情報提供」 を参照してください。
英語以外の環境で電話機を設定する方法については、 付録 B「各言語ユーザのサポート」 を参照してください。
電話機で使用できるテレフォニー機能
Cisco Unified IP Phone を Cisco Unified CallManager に追加したら、電話機に機能を追加できます。 表5-1 は、サポート対象のテレフォニー機能のリストを示しています。これらの機能の多くは、Cisco Unified CallManager Administration を使用して設定できます。「設定の参照先」の欄は、設定手順や関連情報が記載されている Cisco Unified CallManager のマニュアルを示しています。
電話機でテレフォニー機能を使用する方法については、『 Cisco Unified IP Phone 7970 Series Guide 』を参照してください。電話機の機能の総合的なリストについては、『 Cisco Unified IP Phone Features A-Z 』を参照してください。
（注） Cisco Unified CallManager Administration には、各種テレフォニー機能の設定に使用できるサービス パラメータも用意されています。サービス パラメータの詳細、およびそのパラメータによって制御される機能の詳細については、『Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
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ユーザが、割り当て済みのインデックス コード（1 ～ 99）を電話機のキーパッドで入力して、短縮ダイヤルを使用できます。 |
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詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「電話番号の設定」を参照してください。 |
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ユーザが、コール ピックアップ、グループ コール ピックアップ、および他グループ コール ピックアップに対して、ワンタッチ ピックアップ機能を使用できます。 |
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ユーザが、共有電話回線でプライベート以外のコールに参加できます。割り込み機能には、C 割り込みと割り込みがあります。 • • 電話機は、割り込みを次の 2 つの会議モードでサポートします。 • |
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詳細については、『 Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「External Call Transfer Restrictions 機能」の章を参照してください。 |
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ユーザが、コールをパークし（一時的に保存し）、後で Cisco Unified CallManager システムの別の電話機を使用してコールを取得することができます。
（注） 同じ電話機に［パーク］ソフトキーとダイレクト コール パーク ボタンを設定することは避けてください。このように設定すると、ユーザが 2 つのコール パーク機能を混同する恐れがあります。 |
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ユーザが、ユーザのピックアップ グループにある別の電話機で鳴っているコールを、自分の電話機にリダイレクトできます。 電話機のプライマリ回線に対して、音、表示、またはその両方によるアラートを設定できます。このアラートは、ユーザのピックアップ グループでコールが鳴っていることをユーザに通知します。 |
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通話中に鳴る別の着信コールを示します（さらに、ユーザが応答できるようにします）。電話機のスクリーンに着信コールの情報が表示されます。 |
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マネージャとそのアシスタントがより効果的に協力して作業できるようにするため、コール ルーティング サービス、マネージャ用の電話機の機能拡張、およびアシスタントが主に使用するデスクトップ インターフェイスを備えています。 |
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ユーザが、各参加者を個別に呼び出して、複数の通話相手と同時に話すことができます。会議機能には、会議、参加、C 割り込み、および Meet-Me があります。 |
詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
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システム管理者が、コールの転送時に電話機に表示される情報を指定できます。この情報には、発信者名、発信者番号、転送元番号、および最初のダイヤル番号を含めることができます。 |
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詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
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ユーザが、アクティブなコールを特定のダイレクト コール パーク番号に転送できます。ユーザは、［転送］を押したら、コールを保存するダイレクト コール パーク番号をダイヤルするか、短縮ダイヤルで呼び出します。 ダイレクト コール パーク ボタンを使用すると、ダイレクト コール パーク番号に短縮ダイヤルでアクセスし、そのダイレクト コール パーク番号が使用可能かどうかを表示することができます。
（注） ダイレクト コール パークを実装する場合、［パーク］ソフトキーを設定することは避けてください。このように設定すると、ユーザが 2 つのコール パーク機能を混同する恐れがあります。 |
詳細については、『 Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「コールパークおよびダイレクト コールパーク」の章を参照してください。 |
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ユーザが、電話機でエクステンション モビリティ サービスにログインして、その電話機の電話番号およびユーザ プロファイル設定を共有の Cisco Unified IP Phone に一時的に適用できます。 エクステンション モビリティは、ユーザが社内のさまざまな場所で作業する場合や、同僚と作業スペースを共有している場合に役立つことがあります。 |
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メインの電話番号に対するコールのロード シェアリングを行います。ハント グループには、着信コールに応答できる一連の電話番号が含まれています。ハント グループ内の最初の電話番号が話し中である場合、システムはグループ内で、あらかじめ決められた順序で次に使用可能な電話番号を探し、コールをその電話機に転送します。 |
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設定は不要です。ただし、保留音を使用する場合は設定が必要です。詳細については、この表の 「保留音」 を参照してください。 |
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ユーザが、コールを受けることができない場合に、ハント グループからログアウトし、電話機でコールが鳴ることを一時的にブロックすることができます。ハント グループからログアウトしても、ハント グループ以外のコールは電話機で鳴ります。 |
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ユーザが Meet-Me 会議を開催できます。この会議では、他の参加者がスケジュールされた時刻にあらかじめ決められた電話番号を呼び出します。 |
詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』の「Meet-Me Number/Pattern の設定」の章を参照してください。 |
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電話システム内でコールに優先順位を付けることができます。この機能は、緊急または重要なコールを発信および受信する必要がある環境で作業する場合に使用します。 |
詳細については、『 Cisco Unified CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「Multilevel Precedence and Preemption」の章を参照してください。 |
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詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
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ユーザが、ユーザのグループに関連付けられた他のグループ内の電話機で鳴っているコールに応答できます。 この表の「コール ピックアップ」および「グループのコール ピックアップ」も参照してください。 |
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回線を共有するユーザが自身をコールに追加することや、他のユーザのコールに関する情報を電話機のスクリーンに表示することを防止します。 |
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ユーザが、電話機の ［品質］ ソフトキーを使用して、問題のあるコールに関する情報を送信することができます。QRT は、QRT に必要なユーザ インタラクションの量に応じて、2 つのユーザ モードのどちらかに設定できます。 |
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システム管理者が、Cisco Unified CallManager Administration で Cisco Unified IP Phone Services Configuration メニューを使用して、ユーザが登録できる電話サービスのリストを定義および保守することができます。 |
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ユーザが、電話機の［サービス］メニューの代わりにプログラマブル ボタンを使用して、サービスにアクセスすることができます。 |
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詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』 の「Cisco Unified IP Phone」の章を参照してください。 |
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社内ディレクトリとパーソナル ディレクトリの設定
Cisco Unified IP Phone 7970 シリーズの ディレクトリ ボタンを使用すると、ユーザは複数のディレクトリにアクセスできます。これらのディレクトリには、次のものがあります。
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社内ディレクトリ：ユーザが同僚の電話番号を検索できます。
この機能をサポートするには、システム管理者が企業ディレクトリを設定する必要があります。詳細については、「社内ディレクトリの設定」を参照してください。
• パーソナル ディレクトリ：ユーザが一組の個人用電話番号を保存できます。
この機能をサポートするには、システム管理者が、ユーザにパーソナル ディレクトリの設定ソフトウェアを提供する必要があります。詳細については、「パーソナル ディレクトリの設定」を参照してください。
社内ディレクトリの設定
Cisco Unified CallManager は、Lightweight Directory Access Protocol（LDAP）ディレクトリを使用して、Cisco Unified CallManager とのインターフェイスとなる Cisco Unified CallManager アプリケーションの使用に関する認証および許可の情報を保存します。認証は、システムにアクセスするためのユーザ権限を確立します。許可は、ユーザに使用許可を与えるテレフォニー リソース（特定の内線番号など）を指定します。
これらの機能のインストールおよび設定方法については、『 Installing and
Configuring the Cisco Customer Directory Configuration Plugin 』を参照してください。このマニュアルは、Cisco Unified CallManager を Microsoft Active Directory および Netscape Directory Server と統合する設定プロセスについて説明しています。
LDAP ディレクトリの設定が完了すると、ユーザが Cisco Unified IP Phone で社内ディレクトリ サービスを使用して、社内ディレクトリでユーザを検索できるようになります。
パーソナル ディレクトリの設定
パーソナル ディレクトリでは、Cisco Unified CallManager の Lightweight Directory Access Protocol（LDAP）ディレクトリに保存されている個人アドレス帳を利用できます。また、次の機能を備えています。
• Cisco Unified IP Phone synchronizer：ユーザが Microsoft Outlook および Outlook Express のアドレス帳エントリを Cisco Unified CallManager のディレクトリと同期させることができます。
• Personal Address Book サービス：ユーザが電話機からエントリを検索して選択し、ソフトキーを押して選択した番号をダイヤルすることができます。
パーソナル ディレクトリを設定するには、ユーザは、ユーザ オプション Web ページにアクセスする必要があります。また、Microsoft Outlook と同期させる場合、ユーザはシステム管理者から Cisco Unified IP Phone Address Book Synchronizer ユーティリティを入手して、インストールする必要があります。
このソフトウェアを入手するには、Cisco Unified CallManager Administration で Application > Install Plugins を選択し、 Cisco Unified IP Phone Address Book Synchronizer をクリックします。
電話ボタン テンプレートの変更
電話ボタン テンプレートを使用すると、システム管理者が回線ボタンや短縮ダイヤル ボタンに機能を割り当てることができます。
テンプレートを変更するのは、電話機をネットワークに登録する前に行うのが最適です。この順序で実行すると、登録時に Cisco Unified CallManager から、カスタマイズされた電話ボタン テンプレート オプションにアクセスできるようになります。
電話ボタン テンプレートを変更するには、Cisco Unified CallManager Administration で Device > Device Settings > Phone Button Template を選択します。電話ボタン テンプレートを電話機に割り当てるには、Cisco Unified CallManager Administration の Phone Configuration ページにある Phone Button Template フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。
Cisco Unified IP Phone 7970 シリーズのデフォルト テンプレートでは、ボタン 1 および 2 が回線に使用され、ボタン 3 ～ 8 が 短縮ダイヤルとして割り当てられます。ボタンには、次の機能を割り当てることができます。
その他の電話機能、たとえば、コール パーク、コール転送、リダイヤル、保留、復帰、ボイス メッセージ システム、会議などにアクセスするには、ソフトキーを使用します。
ソフトキー テンプレートの設定
Cisco Unified CallManager Administration を使用すると、Cisco Unified IP Phone 7970 シリーズでサポートされているアプリケーションに関連付けるソフトキーを管理できます。Cisco Unified CallManager では、標準と非標準の 2 種類のソフトキー テンプレートがサポートされます。標準ソフトキー テンプレートには、Standard User、Standard Feature、Standard Cisco Unified CallManager Assistant、Standard Cisco Unified CallManager Assistant Manager、および Standard Cisco Unified CallManager Assistant Shared Mode Manager などがあります。ソフトキーをサポートするアプリケーションには、1 つまたは複数の標準ソフトキー テンプレートを関連付けることができます。標準ソフトキー テンプレートを変更するには、そのコピーを作成して新しい名前を割り当て、そのコピーしたソフトキー テンプレートを更新します。また、非標準のソフトキー テンプレートを変更することもできます。
ソフトキー テンプレートを設定するには、Cisco Unified CallManager Administration で Device > Device Settings > Softkey Template を選択します。ソフトキー テンプレートを電話機に割り当てるには、Cisco Unified CallManager Administration の Phone Configuration ページにある Softkey Template フィールドを使用します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。
サービスの設定
Cisco Unified IP Phone の サービス ボタンを使用すると、ユーザは Cisco Unified IP Phone サービスにアクセスできます。また、電話機のプログラマブル ボタンにサービスを割り当てることもできます（詳細については、『 Cisco Unified IP Phone 7970 Series Guide 』を参照してください）。これらのサービスは、XML アプリケーションで構成されているため、電話機でテキストとグラフィックスを使用して対話型コンテンツを表示することができます。サービスの例には、地元の映画館の上映時間、株価情報、天気予報などがあります。
ユーザがサービスにアクセスできるようにするには、事前に次の作業を行います。
• システム管理者は、Cisco Unified CallManager Administration を使用して、利用可能なサービスを設定する必要があります。
• ユーザは、Cisco Unified IP Phone ユーザ オプション アプリケーションを使用して、サービスに登録する必要があります。この Web ベースのアプリケーションには、エンドユーザが IP Phone アプリケーションを制限付きで設定できるグラフィカル ユーザ インターフェイス（GUI）が用意されています。
サービスを設定する前に、設定するサイトの URL を収集し、ユーザが社内の IP テレフォニー ネットワークからそのサイトにアクセスできることを確認してください。
これらのサービスを設定するには、Cisco Unified CallManager Administration で Feature > Cisco Unified IP Phone Services を選択します。詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』および『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。
これらのサービスを設定したら、ユーザが Cisco Unified CallManager IP Phone オプション Web ベース アプリケーションにアクセスできることを確認してください。このアプリケーションでは、ユーザが設定済みのサービスを選択し、登録することができます。システム管理者がエンドユーザに提供する必要のある情報の要約については、「ユーザがサービスに登録する方法と電話機能を設定する方法」を参照してください。
Cisco Unified CallManager へのユーザの追加
Cisco Unified CallManager にユーザを追加すると、システム管理者は、ユーザのディレクトリ情報やパスワードなど、ユーザに関する情報を表示および保守することができます。
（注） LDAP ディレクトリ ユーザ用のパスワード ルールを管理するには、Cisco Unified CallManager と統合されたディレクトリ サーバ アプリケーションで、パスワードの有効期間と構文を設定します。サポートされるディレクトリ サーバの詳細とリストについては、『Installing and Configuring the Cisco Customer Directory Configuration Plugin』を参照してください。
Cisco Unified CallManager に追加されたユーザは、次の 操作を実行できます。
• Cisco Unified IP Phone から、社内ディレクトリやその他のカスタマイズされたディレクトリにアクセスする。
• Cisco Unified IP Phone からアクセス可能なサービスに登録する。
Cisco Unified CallManager にユーザを追加するには、次の方法のいずれかを使用します。
• ユーザを個別に追加するには、Cisco Unified CallManager Administration から User >Add a New User を選択します。
ユーザの追加方法の詳細については、『 Cisco Unified CallManager アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。ユーザ情報の詳細については、『 Cisco Unified CallManager システム ガイド 』を参照してください。
• ユーザを一括して追加するには、Bulk Administration Tool を使用します。この方法では、すべてのユーザに共通のデフォルト パスワードを設定することもできます。
詳細については、『Cisco Unified CallManager Bulk Administration ガイド』を参照してください。
ユーザ オプション Web ページに表示されるオプションの指定
ユーザ オプション Web ページでは、ユーザは電話機の機能と設定の一部をカスタマイズおよび制御できます（ユーザ オプション Web ページの詳細については、『 Web での Cisco Unified IP Phone のカスタマイズ 』を参照してください）。
デフォルトでは、ユーザ オプション Web ページにはオプションがすべて表示されます。ただし、Cisco Unified CallManager Administration を使用して適切なエンタープライズ パラメータを設定すると、オプションを削除できます。
設定は、サイトにあるすべてのユーザ オプション Web ページに反映されます。
特定のオプションをユーザ オプション Web ページに表示するかどうかを指定するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Cisco Unified CallManager Administration で、 System > Enterprise Parameters を選択します。
Enterprise Parameters Configuration ページが表示されます。
ステップ 2 CCMUser Parameters 領域で、各パラメータ値のドロップダウン リストから次の値のどちらかを選択して、そのパラメータをユーザ オプション Web ページに表示するかどうかを指定します。
True ：オプションはユーザ オプション Web ページに表示されます（デフォルト）。
False ：オプションはユーザ オプション Web ページに表示されません。
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