Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 アドミニストレーションガイド Cisco Unified CallManager Releases 4.2 and 5.0 (SCCP)

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このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。

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Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 アドミニストレーションガイド Cisco Unified CallManager Releases 4.2 and 5.0 (SCCP)

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Web サイトによるユーザへの情報提供

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Updated:: 2017年5月30日

Web サイトによるユーザへの情報提供

システム管理を担当していると、ネットワーク内または社内の Cisco Unified IP Phone ユーザに情報を提供する機会が多くなります。エンドユーザには、最新かつ十分な情報を提供することが重要です。

ユーザが Cisco Unified IP Phone の機能（短縮ダイヤル番号やボイスメッセージシステムのオプションなど）を効果的に利用するためには、システム管理者またはシステム管理者のネットワークチームから情報を入手したり、システム管理者に問い合わせたりする必要があります。

シスコでは、内部のサポートサイトに Web ページを作成し、エンドユーザに新しい Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 に関する重要な情報を提供することをお勧めします。

このサイトには、次の種類の情報を加えることを検討してください。

• 「Wireless IP Phone の操作方法」

• 「Cisco Unified IP Phone マニュアルのコピーの入手方法」

• 「電話機能とサービスの設定方法」

• 「ボイスメッセージへのアクセス方法」

Wireless IP Phone の操作方法

ユーザは、Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 の操作が卓上電話より携帯電話に似ていることを知っておく必要があります。アンテナの付いた小型の無線電話機を使用して、ユーザは通話しながら構内を移動することができます。これらの Wireless IP Phone は、携帯電話と同様に、RF 信号範囲のエッジに近づくと、音声が途切れたり、品質が低下したりします。場合によっては、信号が届かず、コールが完全に切断されることもあります。無線電話機で音声問題が発生しやすい場所と状況を次に示します。

• 階段の吹き抜け、エレベータ、ファイルキャビネットや大型機械などの金属機器のある部屋

• 電子レンジのある休憩室、同範囲の RF 信号を出す機器のある実験室

• 会議室やその他の人が集まる場所で、大勢が無線デバイスを使用する場合

• 駐車場や屋外で、アクセスポイントがないか範囲外である場合

Cisco Unified Wireless IP Phone 7920 には、ミュート、ボイスメッセージ、ディレクトリなど、卓上モデルの IP Phone と同じ機能が数多くあります。サイズの関係で、電話機のボタン数が限られています。そのため、操作方法に次のような違いがあります。

• 回線ボタンなし：キーパッドから電話番号を入力して発信キーを押す必要があります。ダイヤルトーンは聞こえません。

• ミュートボタンなし：[ミュートオン] というソフトキーを押す必要があります。ミュートを解除するには、[ミュートオフ] というソフトキーを押します。

• メッセージ受信ランプなし：ボイスメッセージがある場合は、画面に「ボイスメールアリ」と表示されます。

• スピーカフォンなし：ヘッドセットを使用してハンズフリー操作ができます。

• 「電話機能とサービスの設定方法」

• 「ボイスメッセージへのアクセス方法」

Cisco Unified IP Phone マニュアルのコピーの入手方法

管理者は、エンドユーザに Cisco Unified IP Phone のマニュアルへのアクセス方法を提供する必要があります。このマニュアルには、主要な電話機能を利用するための詳細な手順が記載されています。詳細については、「関連マニュアル」を参照してください。

Cisco Unified IP Phone には数種類のモデルがあります。そのため、シスコの Web サイトでユーザが適切なマニュアルを容易に見つけられるように、最新のマニュアルへのリンクを提供することを推奨します。ユーザがシスコの Web サイトにアクセスすることを避けたい、またはアクセスできない場合は、PDF ファイルをダウンロードして、管理者の Web サイト上でエンドユーザに公開することを推奨します。

Cisco Unified IP Phone の入手可能なマニュアルのリストについては、次の URL にアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_ipphon/index.htm

Cisco Unified CallManager の入手可能なマニュアルのリストについては、次の URL のページにアクセスしてください。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_callmg/index.htm

マニュアルの参照または注文方法についての詳細は、「技術情報の入手方法」を参照してください。

関連項目

• 「Wireless IP Phone の操作方法」

• 「電話機能とサービスの設定方法」

• 「ボイスメッセージへのアクセス方法」

電話機能とサービスの設定方法

エンドユーザは、Cisco Unified CallManager のユーザオプション Web ページを使用して、さまざまな作業を実行できます。 Cisco Unified Wireless IP Phone のユーザは、短縮ダイヤル番号とコール転送番号を設定できます。 Web サイトを使用した電話機の設定は、エンドユーザにとって初めてである可能性も考慮してください。ユーザがユーザオプション Web ページに正しくアクセスし、Web ページを効果的に利用できるように、できるだけ多くの情報を提供する必要があります。

エンドユーザには、ユーザオプション Web ページに関する次の情報を必ず提供してください。

• アプリケーションにアクセスするために必要な URL。この URL は次のとおりです。

http:// server_name /CCMUser/（ server_name は Web サーバがインストールされているホスト）

• アプリケーションにアクセスするためのユーザ ID およびデフォルトパスワード。

これらの設定は、ユーザを Cisco Unified CallManager に追加したときに入力した値に一致します（「Cisco Unified CallManager へのユーザの追加」を参照）。

• Web ベースのグラフィカルユーザインターフェイスアプリケーションの説明と、Web ブラウザからそのアプリケーションにアクセスする方法。

• Web ページを使用してユーザが実行可能なタスクの概要。

ユーザに、次の URL で入手可能な『 Web での Cisco Unified IP Phone のカスタマイズ 』を参照してもらうこともできます。

http://www.cisco.com/univercd/cc/td/doc/product/voice/c_ipphon/english/ipp7960/usopt.pdf

関連項目

• 「Wireless IP Phone の操作方法」

• 「Cisco Unified IP Phone マニュアルのコピーの入手方法」