この製品のマニュアルセットは、偏向のない言語を使用するように配慮されています。このマニュアルセットでの偏向のない言語とは、年齢、障害、性別、人種的アイデンティティ、民族的アイデンティティ、性的指向、社会経済的地位、およびインターセクショナリティに基づく差別を意味しない言語として定義されています。製品ソフトウェアのユーザーインターフェイスにハードコードされている言語、RFP のドキュメントに基づいて使用されている言語、または参照されているサードパーティ製品で使用されている言語によりドキュメントに例外が存在する場合があります。シスコのインクルーシブランゲージに対する取り組みの詳細は、こちらをご覧ください。
このドキュメントは、米国シスコ発行ドキュメントの参考和訳です。リンク情報につきましては、日本語版掲載時点で、英語版にアップデートがあり、リンク先のページが移動/変更されている場合がありますことをご了承ください。あくまでも参考和訳となりますので、正式な内容については米国サイトのドキュメントを参照ください。
応用的なコール処理のタスクには、特別な機能が伴うため、コール処理の需要や作業環境に応じて、システム管理者に電話機の設定を依頼します。
短縮ダイヤルを使用すると、ホットキーを押したり、リストから選択したりしてコールを発信できます。電話機は設定に応じて、次のような短縮ダイヤル機能をサポートできます。
短縮ダイヤル ホットキーを使用すると、電話機にローカルに保存されている電話帳の連絡先番号にすばやくダイヤルすることができます。短縮ダイヤル ホットキーは、電話機から最大 99 個設定できます。コールを発信するには、短縮ダイヤル ホットキーを押し続けるか、[ディレクトリ]>[短縮ダイヤル]を選択します。
割り当てられている電話機の種類によって異なりますが、メイン電話帳画面には次の短縮ダイヤル アイコンが表示されます。
電話帳の連絡先詳細で、短縮ダイヤル ホットキーに割り当てられている電話番号の下に、短縮ダイヤル アイコン( )が表示されます。
詳細については、「短縮ダイヤルとファースト ダイヤルの使用方法」および 「電話機での電話帳の使用方法」を参照してください。
回線表示短縮ダイヤルを使用すると、ローカル電話帳に保存されていない電話番号にすばやくダイヤルすることができます。回線表示短縮ダイヤル番号は、ユーザ オプション Web ページから設定します。電話機には、最大 6 個の番号(回線番号および短縮ダイヤル番号の組み合せ)を表示できます。
コールを発信するには、[回線表示]から短縮ダイヤル( )を選択します。
詳細については、「短縮ダイヤルとファースト ダイヤルの使用方法」および 「Web での短縮ダイヤルの設定」を参照してください。
固定短縮ダイヤルを使用すると、固定短縮ダイヤル コードを使用して電話番号にダイヤルすることができます。固定短縮ダイヤルは、ユーザ オプション Web ページから設定します。
コールを発信するには、固定短縮ダイヤル コードを入力して、[短縮]ソフトキーを押します。
詳細については、「短縮ダイヤルとファースト ダイヤルの使用方法」および 「Web での短縮ダイヤルの設定」を参照してください。
ファースト ダイヤルを使用すると、ファースト ダイヤル リストからコールを発信できます。まずユーザ オプション Web ページからファースト ダイヤル サービスに登録し、ファースト ダイヤル コードを設定する必要があります。ファースト ダイヤル コードは、Web 上の個人アドレス帳のエントリに割り当てることもできます。
コールを発信するには、[ファースト ダイヤル]リストからファースト ダイヤル サービス オプションを選択します。
詳細については、「短縮ダイヤルとファースト ダイヤルの使用方法」、「Web での短縮ダイヤルの設定」、および 「Web でのパーソナル ディレクトリの使用方法」を参照してください。
(注) システム管理者がユーザの代わりに短縮ダイヤル機能を設定することもできます。
この機能を使用する前に、電話帳から短縮ダイヤル機能を設定する(「電話機での電話帳の使用方法」を参照)、またはユーザ オプション Web ページで短縮ダイヤルを設定する(「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照)必要があります。
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(注) 2 桁の番号をダイヤルする場合は、最初の 1 桁を入力してから、2 桁目の数字を約 2 秒間押し続けます。 |
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1. ユーザ オプション Web ページから短縮ダイヤル番号を設定します。 3. ラベルの付いた短縮ダイヤル番号へスクロールし、 を押します。 (注) 回線表示には、電話番号と、その後にで示される短縮ダイヤル番号が表示されます。6 つの項目(回線と短縮ダイヤル)を表示できます。 |
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1. ユーザ オプション Web ページから固定短縮ダイヤル コードを設定します。 |
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1. ユーザ オプション Web ページからファースト ダイヤル サービスに登録し、ファースト ダイヤル コードを設定します。「ユーザ オプション Web ページへのアクセス」を参照してください。 2. コールを発信するには、使用する電話機で、 >[Fast Dial Service] を選択します(名前は異なる場合があります)。 |
コール ピックアップでは、同僚の電話機で呼び出し中のコールを自分の電話機にリダイレクトすることによって、そのコールに応答できます。コールピックアップは、同僚とコール処理を共有している場合に使用できます。
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2. ピックアップするコールの回線番号を入力します。たとえば、ピックアップするコールが回線 12345 で鳴っている場合、 12345 と入力します。 |
• ピックアップ対象のコールが複数ある場合、電話機は最も古いコール(呼び出し中の状態が最も長いコール)からピックアップします。
• [Gピック] ソフトキーを選択して回線番号を入力すると、電話機はその回線で呼び出し中のコールをピックアップします(回線が使用可能な場合)。
• 複数の回線があり、プライマリ回線以外の回線でコールに応答する場合は、まず ([回線表示])を押してピックアップする回線に切り替え、それから [オプション] とコール ピックアップのソフトキーを押します。
• ユーザの電話機の設定によっては、ピックアップ グループへのコールに関する音声または表示(あるいはその両方)によるアラートを受信する場合があります。
• BLF ピックアップ機能を電話機で使用する場合は、「BLF の使用による回線状態の確認」を参照してください。
コールをパークすると、コールを保存し、Cisco Unified Communications Manager システムの別の電話機(同僚のデスクや会議室の電話機など)でコールを取得できます。次の方法を使用してコールをパークできます。
• コール パーク: [パーク] ソフトキーを使用してコールを保存します。コールが保存されるコール パーク番号が電話機に表示されます。この番号を記録し、コールを取得する場合もこの番号を使用する必要があります。
• ダイレクト コール パーク: [転送] ソフトキーを使用して、ダイヤルまたは短縮ダイヤルする使用可能なダイレクト コール パーク番号にコールを転送します。ダイレクト コール パーク番号からコールを取得するには、パーク取得プレフィクスをダイヤルしてから、同じダイレクト コール パーク番号にダイヤルまたは短縮ダイヤルする必要があります。短縮ダイヤルをダイレクト コール パーク番号として使用でき、ダイレクト コール パーク番号が使用中か使用可能かを監視できます。
パークされているコールを取得するまでの時間は制限されています。この時間を過ぎると元の番号に戻って呼出音が鳴ります。詳細については、システム管理者にお問い合せください。
大量の着信コールを受信する組織に属している場合、ハント グループのメンバーになっている可能性があります。ハント グループには、着信コールの負荷を共有する一連の電話番号が設定されています。ハント グループ内の最初の電話番号が使用中の場合は、次に使用可能な番号がグループ内で検索され、その電話機にコールが転送されます。電話機から離れているときは、ハント グループからログアウトすることによって、ハント グループのコールが自分の電話機で鳴らないようにできます。
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次の場合、システム管理者が共有回線の使用を指示することがあります。
「リモートで使用中」のメッセージおよび アイコンは、回線を共有している他の電話機に接続されたコールがあり、プライバシー機能が無効になっている場合に、電話機に表示されます。「リモートで使用中」のメッセージまたは アイコンが表示されていても、共有回線で通常どおりコールを発信したり、受信したりできます。
共有回線の電話機には、共有回線で発信および受信したコールに関する情報がそれぞれ表示されます。この情報には、発信者 ID や通話時間などが含まれます(例外については、「プライバシー」の項を参照)。
コールに関する情報がこのように表示されているときは、 [割込み] または [C割込] を使用して、回線を共有する同僚とともに、コールに参加することができます。「割り込みの使用による共有回線のコールへの参加」を参照してください。
[割込み]:組み込みブリッジを有効にしている IP Phone との共有回線のコールに参加できます。
[C 割込]:任意の IP Phone との共有回線のコールに参加し、コールを会議に切り替えることができます。
無線 IP Phoneでは、プライバシー機能がデフォルトで有効になっています。回線を共有している同僚は、コールの情報を参照できません。回線を共有している同僚の画面に情報を表示するには、ユーザの電話機でプライバシー機能を設定する必要があります。「他者による共有回線のコールの表示および参加の防止」を参照してください。
(注) 電話機は、1 本の共有回線で最大 24 件のコールをサポートできます。
割り込み機能([C割込]または[割込み])を使用して、共有回線のコールに自分自身を追加できます(プライベート コール以外のコールである必要があります。「共有回線について」を参照してください。
電話機の設定によっては、[C割込]または[割込み]を使用して、共有回線のプライベート以外のコールに自分自身を追加できます。
• [C割込]を使用すると、コールを標準の会議に切り替え、新しい参加者を追加できます(標準の会議の詳細については、「会議コールの使用方法」を参照してください)。
• [割込み]を使用すると、コールに自分自身を追加することはできますが、コールを会議に切り替えることや、新しい参加者を追加することはできません。
次の表に、割り込み機能([C割込]または[割込み])を使用して共有回線のコールに参加する方法を示します。
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「会議参加者の表示または削除」を参照してください。 |
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割り込み機能を使用した後、コールを切断すると、他の参加者に切断音が聞こえ、元のコールは続行します。 C 割り込み機能を使用した後、コールを切断すると、3 名以上の参加者が回線に残っている場合に限り、そのコールは会議コールとして続行します。 |
• コールに割り込むと、他の参加者に対して自分の存在を知らせるビープ音が鳴ります。[C割込]を使用した場合は、他の参加者に短い割り込み音が聞こえ、電話機のスクリーンが切り替わって会議の詳細が表示されます。
• 共有回線の電話機でプライバシー機能が有効な場合、コールの情報や割り込みのソフトキーは、回線を共有する別の電話機には表示されません。
• [割込み] を使用して参加したコールが保留状態になるか、転送されるか、または会議コールに切り替えられた場合は、そのコールから切断されます。
電話回線を共有する場合、プライバシー機能を使用し、回線を共有している他者が自分のコールを表示したり自分のコールに割り込んだりする(コールに参加する)のを防止することができます。
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2. プライバシー機能が有効であることを確認するには、電話番号の横に (プライバシー機能有効アイコン)が表示されていることを確認します。 |
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2. プライバシー機能が無効であることを確認するには、電話番号の横に (プライバシー機能無効アイコン)が表示されていることを確認します。 |
• 回線を共有している電話機でプライバシー機能が有効になっている場合、共有回線を通常どおり使用して、コールの発信や受信ができます。
• プライバシー機能は、使用している電話機のすべての共有回線に適用されます。したがって、複数の共有回線でプライバシー機能を有効にすると、自分が共有している回線すべてにおいて、同僚がコールを表示したりコールに割り込んだりすることを防止できます。
Busy Lamp Field(BLF; ビジー ランプ フィールド)機能を使用すると、電話機の短縮ダイヤル、履歴、またはディレクトリ リストに関連付けられた電話回線の状態を確認することができます。BLF ピックアップを使用すると、監視対象の回線で呼び出し中のコールに応答できます。どの BLF 機能を電話機に設定するかは、システム管理者が決定します。
• 監視対象の回線に呼び出し中のコールがあるときに、電話機がオーディオ インジケータを再生して通知できる場合があります(BLF ピックアップのみ)。
• BLF ピックアップは、呼び出し中のコールの中で最も古いコールから応答します(監視対象の回線に呼び出し中のコールが複数ある場合)。
システム管理者が電話機システムをどのように設定したかによって異なりますが、電話機では安全なコールの送受信がサポートされます。
• 認証された コール:コールに参加しているすべての電話機の ID が検証されています。
• 暗号化された コール:電話機は、Cisco IP ネットワーク内で暗号化されたオーディオ(会話)を送受信しています。暗号化済みのコールは認証済みのコールでもあります。
• 保護された コール:電話機は、暗号化されたオーディオ(会話)を別の電話機との間で送受信しています。保護されたコールは、暗号化されたコールと同等のセキュリティを確保できるだけでなく、より高度なセキュリティも実現します。コールが両端で保護されている場合、会話の最初にセキュリティ トーンが再生されます。保護されたコールが設定された場合、会議コール、共有回線、エクステンション モビリティ、および回線をまたいで参加など一部の機能が使用できません。保護されたコールは認証を受けていません。
• ノンセキュア コール:参加している電話機または接続の少なくとも 1 つでセキュリティ機能がサポートされていないか、電話機が検証できません。
(注) 相互作用や制約、制限によって、電話機におけるセキュリティ機能の動作が悪影響を受ける場合があります。詳細については、システム管理者にお問い合せください。
不審(迷惑)なコールを受信している場合、システム管理者は電話機に Malicious Call Identification(MCID; 迷惑呼 ID)機能を追加できます。この機能を使用すると、アクティブなコールを不審なコールとして識別できます。その結果、一連のトラッキングと通知のメッセージが自動的に発信されます。
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官庁のような特別な環境では、緊急または重要なコールを発信および受信しなければならない場合があります。この特別なコール処理が必要な場合は、電話機への Multilevel Precedence and Preemption(MLPP)の追加をシステム管理者に依頼します。
• Precedence :コールに関連付けられたプライオリティを示します。
• Preemption :プライオリティの低い既存のコールを終了して、電話機に送信されたプライオリティのより高いコールを受け入れる処理です。
• MLPP が有効なコールを発信または受信すると、標準のトーンとは異なる特別な呼出トーンとコール待機音が鳴ります。
• 無効な MLPP アクセス番号を入力すると、音声によるアナウンスでエラーが通知されます。
Cisco エクステンション モビリティ(EM)を使用すると、Cisco Unified IP Phone を一時的に自分の電話機として設定できます。EM にログインすると、電話機が、電話回線、機能、設定されたサービス、および Web ベースの設定といったユーザ プロファイルを選択します。システム管理者は、EM を設定する必要があります。
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1. > [EM Service] を選択します(名前は異なる場合があります)。 |
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• 一定の時間が過ぎると、EM によって自動的にログアウトされます。この時間制限は、システム管理者によって設定されます。
• ユーザ オプション Web ページから EM プロファイルに対して行った変更は、次回、電話機の EM にログインしたときに有効になります。
アプリケーション ボタン (電話機の左側)を使用すると、電話機で Push to Talk などのアプリケーションや他のサービスを開始できます。
システム管理者がアプリケーション ボタンをどのように設定するかによって、メイン電話スクリーンから使用したり、メニューまたはサービスから使用したり、電話機がロックされているときでも使用したりすることができます。
アプリケーション ボタンは、ボタンを押してすぐにアプリケーションを開始したり、数秒待機した後で開始したりするように設定できます。
Push to Talk サービスを使用すると、組織のメンバーとすぐに連絡をとることができます(双方向ラジオと類似)。システム管理者は XML アプリケーションを使用して Push to Talk サービスを設定し、ユーザはこのサービスに登録する必要があります。
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Cisco Unified CallManager 4.1 以降を使用しているシステムの場合は、「IP Phone サービスへの登録」を参照してください。 Cisco Unified Communications Manager 5.0 以降を使用しているシステムの場合は、「Web での電話機サービスの設定」を参照してください。 |
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1. > [Push to Talk] を選択します(名前は異なる場合があります)。 アイコンが表示されれば、Push to Talk サービスはアクティブになっています。 2. サービスの設定内容によって異なりますが、 ボタンを使用して送信を開始したり終了したりします。 [Talk] ソフトキーと [停止] ソフトキーを使用して送信と受信を切り替えることもできます。 (注) Push to Talk サービスの使用方法の詳細については、システム管理者にお問い合せください。 |