SNMP ユーザの検索
ヒント [SNMP User Configuration] ウィンドウに [Add New] ボタンが表示されるのは、[Find] ボタンをクリックした場合のみです。ユーザが存在しない状況でユーザを追加する場合は、[Find] ボタンをクリックし、ウィンドウが更新されるまで待ちます。[Add New] ボタンが表示されます。
SNMP ユーザを検索するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 [Snmp] > [V3] > [User] の順に選択します。
[SNMP User Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Find User where Name] リスト ボックスから、ユーザの検索に使用する特定の検索基準(たとえば、[begins with])を選択します。
ステップ 3 検索するユーザ名を入力します。
ステップ 4 [Server] ドロップダウン リスト ボックスから、ユーザへのアクセスに使用するサーバのホスト名または IP アドレスを選択します。
ステップ 5 [Find] をクリックします。
[Find] ボタンをクリックすると、[Add New] ボタンが表示されます。検索結果が表示されると、[Apply to All Nodes] チェックボックスが表示されます。
ステップ 6 検索結果に表示されているいずれかのオプションの設定をクラスタ内のすべてのノードに適用する場合は、オプション名の横のチェックボックスをオンにし、 [Apply to All Nodes] チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 結果のリストで、表示するユーザをクリックします。
ステップ 8 ユーザを追加または更新する場合は、「SNMP ユーザの設定」を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
SNMP ユーザの設定
SNMP のユーザを設定するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 「SNMP ユーザの検索」の手順を実行します。
ステップ 2 次のいずれかの操作を実行します。
• 新しい SNMP ユーザを追加する場合は、[SNMP User Configuration] ウィンドウで [Add New] ボタンをクリックし、ステップ 3 に進みます。
• 既存の SNMP ユーザを変更する場合は、ユーザを検索し(「SNMP ユーザの検索」を参照)、編集する SNMP ユーザの名前をクリックして、ステップ 3 に進みます。
• SNMP ユーザを削除する場合は、「SNMP ユーザの削除」を参照してください。
ステップ 3 表16-1 の説明に従って、設定値を入力します。
ヒント ウィンドウ内の各設定に対して入力した情報をすべて削除するには、設定を保存する前に、[Clear All] ボタンをクリックします。
ステップ 4 [Insert] をクリックして新しいユーザを追加するか、 [Save] をクリックして既存のユーザへの変更を保存します。
ステップ 5 SNMP マスター エージェントを再起動するまで変更が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行するには、 [Cancel] をクリックします。SNMP マスター エージェント サービスを再起動するには、 [OK] をクリックします。
ヒント SNMP 設定が終了するのを待ってから、SNMP マスター エージェント サービスを再起動することをお勧めします。サービスを再起動する方法については、「サービスの設定」を参照してください。
(注) 設定したユーザを含むこの Cisco Unified Communications Manager にアクセスするには、このユーザを、NMS 上で適切な認証とプライバシーの設定値で設定したことを確認します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
SNMP ユーザの設定値
表16-1 は、V3 の SNMP ユーザの設定値を示しています。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表16-1 SNMP ユーザの設定値(V3)
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Server |
「SNMP ユーザの検索」の手順ですでにサーバを指定しているため、この設定は読み取り専用として表示されます。 アクセス先のサーバを変更するには、「SNMP ユーザの検索」の手順を実行します。 |
User Name |
フィールドに、アクセスを提供する対象となるユーザの名前を入力します。名前には、英数字、ハイフン(-)、アンダースコア(_)の任意の組み合せで、最大 32 文字を指定できます。
ヒント ネットワーク管理システム(NMS)に対してすでに設定されているユーザを入力します。 既存の SNMP ユーザの場合、この設定は読み取り専用として表示されます。 |
Authentication Required |
認証を要求するには、このチェックボックスをオンにして、[Password] フィールドと [Reenter Password] フィールドにパスワードを入力し、適切なプロトコルを選択します。パスワードは、8 文字以上にする必要があります。 |
Privacy Required |
[Authentication Required] チェックボックスをオンにした場合は、プライバシー情報を指定できます。プライバシーを要求するには、このチェックボックスをオンにして、[Password] フィールドと [Reenter Password] フィールドにパスワードを入力し、適切なプロトコルのチェックボックスをオンにします。パスワードは、8 文字以上にする必要があります。
ヒント [Privacy Required] チェックボックスをオンにすると、[DES(Data Encryption Standard)] チェックボックスも自動的にオンになります。DES プロトコルを使用すると、パケットが解読されるのを防止できます。
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Accept SNMP Packets from any host |
すべてのホストから SNMP パケットを受信するには、このオプション ボタンをクリックします。 |
Accept SNMP Packets only from these hosts |
指定したホストから SNMP パケットを受信するには、このオプション ボタンをクリックします。[Host IP Address] フィールドに、SNMP パケットの送信元のホストを入力し、 [Insert] をクリックします。SNMP パケットの送信元のホストごとに、このプロセスを繰り返します。ホストを削除するには、[Host IP Addresses] ペインからホストを選択し、 [Remove] をクリックします。 |
Access Privileges |
ドロップダウン リスト ボックスから、次に示すアクセス レベルのオプションのいずれかを選択します。 • ReadOnly :ユーザは、MIB オブジェクト値の読み取りのみが可能です。 • ReadWrite :ユーザは、MIB オブジェクト値の読み取りと書き込みが可能です。 • ReadWriteNotify :ユーザは、MIB オブジェクト値の読み取りと書き込みに加えて、MIB オブジェクト値のトラップおよび通知メッセージの送信が可能です。 • NotifyOnly :ユーザは、MIB オブジェクト値のトラップおよび通知メッセージの送信のみが可能です。 • None :ユーザは、読み取り、書き込み、トラップ情報送信のいずれも不可能です。 トラップの設定パラメータを変更するには、ユーザに NotifyOnly 特権または ReadWriteNotify 特権を設定する必要があります。 |
Apply To All Nodes |
ユーザ設定をクラスタ内のすべてのノードに適用するには、このチェックボックスをオンにします。 |
SNMP ユーザの削除
SNMP のユーザを削除するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 「SNMP ユーザの検索」の説明に従って、SNMP ユーザを検索します。
ステップ 2 一致するレコードのリストで、削除するユーザの横のチェックボックスをオンにします。
ステップ 3 [Delete Selected] をクリックします。
ステップ 4 システムがこのユーザに関連する通知エントリを削除することを示すメッセージが表示されます。削除を続行するには、 [OK] をクリックします。
ステップ 5 SNMP マスター エージェントを再起動するまで変更が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行するには、 [Cancel] をクリックします。SNMP マスター エージェント サービスを再起動するには、 [OK] をクリックします。
ヒント すべての SNMP 設定が終了するのを待ってから、SNMP マスター エージェント サービスを再起動することをお勧めします。サービスを再起動する方法については、「サービスの設定」を参照してください。
ウィンドウが更新されると、削除したユーザは結果に表示されなくなります。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
通知先の検索(SNMP V3)
ヒント [SNMP Notification Destination Configuration] ウィンドウに [Add New] ボタンが表示されるのは、[Find] ボタンをクリックした場合のみです。ユーザが存在しない状況でユーザを追加する場合は、[Find] ボタンをクリックし、ウィンドウが更新されるまで待ちます。[Add New] ボタンが表示されます。
V3 の通知先を検索するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 [Snmp] > [V3] > [Notification Destination] の順に選択します。
ステップ 2 [Find Notification where Destination IP] ドロップダウン リスト ボックスから、通知先の検索に使用する特定の検索基準(たとえば、[begins with])を選択します。
ステップ 3 検索する通知先の IP アドレスまたはホスト名を入力します。
ステップ 4 [Server] ドロップダウン リスト ボックスから、通知先をサポートするサーバのホスト名または IP アドレスを選択します。
ステップ 5 [Find] をクリックします。
[Find] ボタンをクリックすると、[Add New] ボタンが表示されます。検索結果が表示されると、[Apply to All Nodes] チェックボックスが表示されます。
ステップ 6 検索結果に表示されているいずれかのオプションの設定をクラスタ内のすべてのノードに適用する場合は、オプション名の横のチェックボックスをオンにし、 [Apply to All Nodes] チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 結果のリストで、表示する通知先をクリックします。
ステップ 8 通知先を追加または更新する場合は、「通知先の設定(SNMP V3)」を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
通知先の設定(SNMP V3)
トラップ/通知の受信者を設定するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 「通知先の検索(SNMP V3)」の手順を実行します。
ステップ 2 次のいずれかの操作を実行します。
• 新しい SNMP 通知先を追加する場合は、検索結果ウィンドウで [Add New] ボタンをクリックし、ステップ 3 に進みます。
• 既存の SNMP 通知先を変更する場合は、検索結果ウィンドウで通知先を検索し、編集する SNMP 通知先の名前をクリックして、ステップ 3 に進みます。
• SNMP 通知先を削除する場合は、「通知先の削除(SNMP V3)」を参照してください。
ステップ 3 表16-2 の説明に従って、設定を行います。
ヒント ウィンドウ内の各設定に対して入力した情報をすべて削除するには、設定を保存する前に、[Clear] ボタンをクリックします。
ステップ 4 [Insert] をクリックして通知先を保存するか、 [Save] をクリックして既存の通知先への変更を保存します。
ステップ 5 SNMP マスター エージェントを再起動するまで変更が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行するには、 [Cancel] をクリックします。SNMP マスター エージェント サービスを再起動するには、 [OK] をクリックします。
ヒント SNMP 設定が終了するのを待ってから、SNMP マスター エージェント サービスを再起動することをお勧めします。サービスを再起動する方法については、「サービスの設定」を参照してください。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
通知先の設定値(SNMP V3)
表16-2 は、V3 の通知先の設定値を示しています。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表16-2 通知先の設定値(V3)
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Server |
「通知先の検索(SNMP V3)」の手順ですでにサーバを指定しているため、この設定は読み取り専用として表示されます。 通知先のサーバを変更するには、「通知先の検索(SNMP V3)」の手順を実行します。 |
Host IP Addresses |
ドロップダウン リスト ボックスから、ホスト IP アドレスを選択するか、 [Add New] を選択します。[Add New] を選択した場合は、ホストの IP アドレスを入力します。 |
Port Number |
フィールドに、通知先サーバ上の通知を受信するポート番号を入力します。 |
Notification Type |
ドロップダウン リスト ボックスで、 [Inform] または [Trap] を選択します。
ヒント [Inform] オプションを選択することをお勧めします。Inform 機能は、メッセージを確認されるまで再送するので、Trap より信頼性が高くなります。
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Remote SNMP Engine Id |
この設定が表示されるのは、[Notification Type] ドロップダウン リスト ボックスから [Inform] を選択した場合です。 ドロップダウン リスト ボックスから、エンジン ID を選択するか、 [Add New] を選択します。[Add New] を選択した場合は、[Remote SNMP Engine Id] フィールドにエンジン ID を入力します。このフィールドには、16 進値を入力する必要があります。 |
Security Level |
ドロップダウン リスト ボックスから、ユーザの適切なセキュリティ レベルを選択します。 • noAuthNoPriv :認証もプライバシーも設定されません。 • authNoPriv :認証は設定されますが、プライバシーは設定されません。 • authPriv :認証もプライバシーも設定されます。 |
User Information pane |
ペインで次のいずれかの操作を実行し、通知先をユーザに関連付けたり、関連付けを解除したりします。 • 新しいユーザを作成する場合は、 [Create New User] ボタンをクリックし、「SNMP ユーザの設定」を参照してください。 • 既存のユーザを変更する場合は、ユーザのオプション ボタンをクリックして、 [Update Selected User] をクリックします。「SNMP ユーザの設定」を参照してください。 • ユーザを削除する場合は、ユーザのオプション ボタンをクリックして、 [Delete Selected User] をクリックします。 表示されるユーザは、通知先に設定したセキュリティ レベルによって異なります。 |
Apply To All Nodes |
通知先の設定をクラスタ内のすべてのノードに適用するには、このチェックボックスをオンにします。 |
通知先の削除(SNMP V3)
通知先を削除するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 「通知先の検索(SNMP V3)」の説明に従って、SNMP 通知先を検索します。
ステップ 2 一致するレコードのリストで、削除する通知先の横のチェックボックスをオンにします。
ステップ 3 [Delete Selected] をクリックします。
ステップ 4 通知先を削除するかどうかを確認するメッセージが表示されます。削除を続行するには、 [OK] をクリックします。
ステップ 5 SNMP マスター エージェントを再起動するまで変更が有効にならないことを示すメッセージが表示されます。SNMP マスター エージェントを再起動せずに設定を続行するには、 [Cancel] をクリックします。SNMP マスター エージェント サービスを再起動するには、 [OK] をクリックします。
ヒント すべての SNMP 設定が終了するのを待ってから、SNMP マスター エージェント サービスを再起動することをお勧めします。サービスを再起動する方法については、「サービスの設定」を参照してください。
ウィンドウが更新されると、削除した通知先は検索結果ウィンドウに表示されなくなります。
追加情報
「関連項目」を参照してください。