サービスに対するアラームの設定
この項では、Cisco Unified Serviceability を使用して管理する機能サービスまたはネットワーク サービスに対してアラームを追加または更新する方法を説明します。
(注) SNMP トラップおよびカタログの設定は、変更しないことをお勧めします。
標準のレジストリ エディタの使用方法の詳細については、OS のオンライン マニュアルを参照してください。
手順
ステップ 1 [Alarm] > [Configuration] の順に選択します。
[Alarm Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウン リスト ボックスから、アラームを設定する対象のサーバを選択し、次に [Go] をクリックします。
ステップ 3 [Service Group] ドロップダウン リスト ボックスから、アラームを設定する対象のサービスのカテゴリ(たとえば [Database and Admin Services])を選択し、次に [Go] をクリックします。
ヒント サービス グループに対応するサービスのリストについては、表4-1 を参照してください。
ステップ 4 [Service] ドロップダウン リスト ボックスから、アラームを設定する対象のサービスを選択し、次に [Go] をクリックします。
選択したサービス グループと設定をサポートしているサービスのみが表示されます。
ヒント ドロップダウン リスト ボックスには、アクティブおよび非アクティブのサービスが表示されます。
[Alarm Configuration] ウィンドウには、選択したサービスのアラーム モニタとイベント レベルのリストが表示されます。さらに、[Apply to All Nodes] チェックボックスが表示されます。
ステップ 5 必要に応じて、 [Apply to All Nodes] チェックボックスをオンにすることにより、クラスタ内のすべてのノードに対してこのサービスのアラーム設定を適用できます(クラスタをサポートする設定の場合)。
ステップ 6 表4-2 の説明に従って設定します。この表にはモニタとイベント レベルに関する説明が含まれています。
ステップ 7 [Save] ボタンをクリックして、設定を保存します。
(注) デフォルトを設定するには、[Set Default] ボタンをクリックし、次に [Save] をクリックします。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
アラーム設定のサービス グループ
表4-1 は、[Alarm Configuration] ウィンドウの [Service Group] ドロップダウン リスト ボックスのオプションに対応するサービスを一覧表示しています。
表4-1 アラーム設定のサービス グループ
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CM Services |
Cisco CTIManager、Cisco CallManager、Cisco CallManager Cisco IP Phone Service、Cisco DHCP Monitor Service、Cisco Dialed Number Analyzer、Cisco Extended Functions、Cisco IP Voice Media Streaming App、Cisco Messaging Interface、Cisco TFTP |
これらのサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
CTI Services |
Cisco CallManager Attendant Console Server |
このサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
CDR Services |
Cisco CDR Agent、Cisco CDR Repository Manager |
これらのサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
Database and Admin Services |
Cisco Bulk Provisioning Service、Cisco Database Layer Monitor、Cisco License Manager |
これらのサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
Performance and Monitoring Services |
Cisco AMC Service、Cisco RIS Data Collector |
これらのサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
Directory Services |
Cisco DirSync |
このサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
Backup and Restore Services |
Cisco DRF Local、Cisco DRF Master |
これらのサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
System Services |
Cisco Trace Collection Service |
このサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
Platform Services |
Cisco Tomcat |
このサービスの説明については、「サービスの概要」を参照してください。 |
アラームの設定
表4-2 は、すべてのアラーム設定を示しています。ただし、サービスによってはこの設定をサポートしていない場合もあります。関連する手順については、「関連項目」を参照してください。
表4-2 アラームの設定
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Server |
ドロップダウン ボックスから、アラームを設定する対象のサーバを選択し、次に [Go] をクリックします。 |
Service Group |
ドロップダウン ボックスから、アラームを設定する対象のサービスのカテゴリ(たとえば [Database and Admin Services])を選択し、次に [Go] をクリックします。 |
Service |
[Service] ドロップダウン ボックスから、アラームを設定する対象のサービスを選択し、次に [Go] をクリックします。 選択したサービス グループと設定をサポートしているサービスのみが表示されます。
ヒント ドロップダウン リスト ボックスには、アクティブおよび非アクティブのサービスが表示されます。
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Apply to All Nodes |
サービスに対するアラーム設定をクラスタ内のすべてのノードに適用するには、このチェックボックスをオンにします。 |
Enable Alarm for Local Syslogs |
SysLog Viewer がアラームの宛先として機能します。エラーは SysLog Viewer 内のアプリケーション ログに記録され、アラームの説明と推奨処置が提供されます。SysLog Viewer には、Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool からアクセスできます。 SysLog Viewer でログを表示する方法については、『 Cisco Unified Communications Manager Real-Time Monitoring Tool アドミニストレーション ガイド 』を参照してください。 |
Enable Alarm for Remote Syslogs |
Syslog ファイルがアラームの宛先として機能します。Syslog メッセージを Syslog サーバに格納し、Syslog サーバ名を指定するには、このチェックボックスをオンにします。この宛先を使用可能にしてもサーバ名を指定しない場合は、Cisco Unified Serviceability から Syslog メッセージが送信されません。
ヒント [Server] フィールドに、Syslog メッセージの受信に使用するリモート Syslog サーバの名前または IP アドレスを入力します。たとえば、CiscoWorks 2000 にアラームを送信する場合は、CiscoWorks 2000 サーバ名を指定します。
ヒント Cisco Unified Communications Manager サーバを宛先として指定しないでください。Cisco Unified Communications Manager サーバは別のサーバから Syslog メッセージを受信しません。
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Enable Alarm for SDI Trace |
SDI トレース ライブラリがアラームの宛先として機能します。 アラームを SDI トレース ログ ファイルに記録するには、このチェックボックスをオンにし、選択したサービスの [Trace Configuration] ウィンドウで [Trace On] チェックボックスをオンにします。Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウでの設定については、「トレース パラメータの設定」を参照してください。 |
Enable Alarm for SDL Trace |
SDL トレース ライブラリがアラームの宛先として機能します。この宛先は、Cisco CallManager サービスおよび CTIManager サービスにのみ適用されます。Trace SDL 設定を使用してこのアラーム宛先を設定します。 アラームを SDL トレース ログ ファイルに記録するには、このチェックボックスをオンにし、選択したサービスの [Trace Configuration] ウィンドウで [Trace On] チェックボックスをオンにします。Cisco Unified Serviceability の [Trace Configuration] ウィンドウでの設定については、「トレース パラメータの設定」を参照してください。 |
Alarm Event Level |
ドロップダウン リスト ボックスから、次のオプションのいずれかを選択します。 • Emergency :このレベルは、システムが使用不能であることを示します。 • Alert :このレベルは、ただちに処置が必要であることを示します。 • Critical :クリティカルな状況が検出されたことを示します。 • Error :このレベルは、エラー状況が存在することを示します。 • Warning :このレベルは、警告状況が検出されたことを示します。 • Notice :このレベルは、正常ではあるが重要な状況を示します。 • Informational :このレベルは、情報メッセージだけを示します。 • Debug :このレベルは、Cisco TAC のエンジニアがデバッグに使用するための詳細なイベント情報を示します。 |