電話機用のテキストベース CSV ファイルの作成
電話機を追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
電話機、IP テレフォニー デバイス、およびユーザの組み合せの CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成が可能なアプリケーションを開きます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager に追加する電話機、IP テレフォニー デバイス、またはユーザの組み合せごとに、行を変えて値を入力します。デバイスのタイプごとに別の CSV ファイルを作成する必要があります。CSV データ ファイルを作成するときには、次の規則に注意してください。
• フィールドがブランクであっても、必ず、カンマ区切り文字を入力する。
• 電話機をユーザに関連付ける場合は、ユーザ ID を指定する。
• 回線が設定されていない BAT テンプレートで使用するために CSV ファイルを作成する場合にだけ、Directory Number フィールドをオプションにする。BAT 電話機テンプレートで回線が設定されている場合は、デバイスごとに CSV ファイルで電話番号を指定する必要があります。
• ブランク行のある CSV ファイルを挿入するとエラーが発生するので注意する。
さまざまな電話機タイプに使用する CSV データ ファイル形式の詳細については、「電話機用の CSV データ ファイル形式」を参照してください。
ステップ 3 CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
その他の電話機タイプの CSV ファイル形式の詳細については、次のトピックを参照してください。
• 「電話機用の CSV データ ファイル形式」
• 「All Phone Details オプション用のエクスポート ファイルのフィールド」
• 「電話機 CSV ファイルの例」
電話機とユーザの組み合せのファイル形式
次の例は、電話機および固定ユーザの形式のテキストベース CSV ファイルのフィールド、フィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
First Name (必須、1 ~ 50 文字), Last Name (必須、1 ~ 50 文字), User ID (必須、1 ~ 30 文字), Password (オプション、20 文字以内), Manager USer ID (オプション、30 文字以内、グローバル ディレクトリ内の既存 ID を使用する必要あり), Department (オプション、50 文字以内), PIN (オプション、20 桁以内の数字), Default Profile (オプション、50 文字以内), User Locale (オプション、50 文字以内), Telephone Number (オプション、20 桁以内の数字), Primary Extension (オプション、50 桁以内の数字), Associated PC (オプション、50 文字以内), ICD Extension (オプション、50 桁以内の数字), Mail ID (オプション、30 文字以内), Presence Group (オプション、50 文字以内), Subscribe Calling Search Space (オプション、50 文字以内), MAC Address (必須、12 文字以内), Description (オプション、50 文字以内), Location (オプション、50 文字以内), Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display (オプション、30 文字以内), Line Text Label (オプション、30 文字以内), Forward Busy External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Answer External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Coverage External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward Busy Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Answer Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Coverage Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内), Speed Dial (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Speed Dial Label (オプション、30 文字以内)
例
John,Smith,johns,abcde,Daviss,12,12345,johnProfile,English United States,1,1231123245AB,Dallas,9725557154,9725557154,Mike,9725557172,9725557196,9725557112,9725557127,9725557158,9725557189,9725557121/TollByPass,1230000000,Helpdesk
CTI ポート/H.323 クライアントのファイル形式
次の例は、CTI ポートおよび H.323 クライアントの形式のテキストベース CSV ファイルのフィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
Device Name (必須、CTI ポートの場合 15 文字以内、H.323 クライアントの場合 50 文字以内), Description (オプション、50 文字以内), Location (オプション、50 文字以内), User ID (オプション、1 ~ 30 文字), Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display (オプション、30 文字以内), Line Text Label (オプション、30 文字以内), Forward Busy External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Answer External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Coverage External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward Busy Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Answer Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Coverage Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内)
例
Unified CM Auto-Register Phone Tool Port 1,CTI Unified CM Auto-Register Phone Tool Port 1,Dallas,johns,9728437154,9728437154, Mike,9728437172,9728437196,9728437127,9728437154,9728437178, 9728437189,9728437121/TollByPass,1230000000,Helpdesk
CTI ポートとユーザの組み合せ、および H.323 クライアントとユーザの組み合せのファイル形式
次の例は、CTI ポートとユーザ、および H.323 クライアントとユーザの形式のテキストベース CSV ファイルのフィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
First Name (必須、1 ~ 50 文字), Last Name (必須、1 ~ 50 文字), User ID (必須、30 文字以内),UserID(必須、1 ~ 30 文字), Password (オプション、20 文字以内), Manager User ID (オプション、30 文字以内、グローバル ディレクトリ内の既存 ID を使用する必要あり), Department (オプション、50 文字以内), PIN (オプション、20 桁以内の数字), Default Profile (オプション、50 文字以内), User Locale (オプション、50 文字以内), Telephone Number (オプション、20 桁以内の数字), Primary Extension (オプション、50 桁以内の数字), Associated PC (オプション、50 文字以内), ICD Extension (オプション、50 桁以内の数字), Mail ID (オプション、30 文字以内), Presence Group (オプション、50 文字以内), Subscribe Calling Search Space (オプション、50 文字以内), Device Name (必須、CTI ポートとユーザの組み合せの場合 15 文字以内、H.323 クライアントとユーザの組み合せの場合 50 文字以内), Description (オプション、50 文字以内), Location (オプション、50 文字以内), Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display (オプション、30 文字以内), Line Text Label (オプション、30 文字以内), Forward Busy External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Answer External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Coverage External (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward Busy Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Answer Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Forward No Coverage Internal (オプション、50 桁以内の数字または特殊文字), Call Pickup Group (オプション、50 文字以内)
例
John,Smith,johns,abcde,Daviss,12,12345,johnProfile,English United States,1,Unified CM Auto-Register Phone Tool Port 1,CTI Unified CM Auto-Register Phone Tool Port 1,9725557154,9725557154,Mike,9725557172,9725557196,9725557112,9725557127,9725557158,9725557189,9725557121/TollByPass,1230000000,Helpdesk
(注) いずれかのフィールドの中で、カンマまたは二重引用符を値の一部として使用する場合は、テキスト値全体を二重引用符で囲んで、これを 1 つの値として指定する必要があります。
たとえば、John,Bill をテキスト値として入力する場合は、"John,Bill" と入力する必要があります。
値に二重引用符を入力する場合は、二重引用符を 2 つの連続した二重引用符に置き換え、その値全体を二重引用符で囲む必要があります。たとえば、John "Chief は、"John""Chief" と入力します。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
All Phone Details オプション用のエクスポート ファイルのフィールド
エクスポート ユーティリティを使用して電話機レコードのすべての詳細を含むファイルを生成する場合、エクスポート ファイルは次の形式でなければなりません。
注意 エクスポート ユーティリティで生成したファイルは、編集しないことをお勧めします。Logout time や Login time などのフィールドはシステムが動的に生成するため、一切編集しないでください。login user ID フィールドと Product Specific XML フィールドは、適切に動作するには正確である必要があるので、編集しないでください。製品固有の設定を更新するには、BAT を使用します。
Device Name,Description,Device Pool,Phone Template,CSS,AAR CSS,Location,Extension Mobility, Network Locale,Media Resource Group List,User Hold Audio Source,Network Hold Audio Source,Device User Locale,Signal Packet Capture Mode,Packet Capture Duration,Built in Bridge,Privacy,Retry Video Call as Audio,Ignore Presentation Indicators,Softkey Template,Module 1,Module 2,Phone Load Name,Module 1 Load Name,Module 2 Load Name,Information,Directory,Messages,Services,Authentication Server,Proxy Server,Idle,Idle Timer,MLPP Indication,MLPP Preemption,MLPP Domain,Device Type,User ID,Common Profile,Owner User ID,Allow CTI Control Flag,Device Presence Group,Security Profile,Device Subscribe CSS,Unattended Port,Require DTMF Reception,RFC2833 Disabled,Certificate Operation,Authentication String,Certification Operation Completion Time,Device Protocol,Secure Shell User,Secure Shell Password, XML,Dial Rules,CSS Reroute,CSS Refer,DTMF Signalling,Default DTMF Capability,SIP Profile, SIPCodec_MTPPreferredOrigCodec,Logout Profile,MTP Required,Digest User
Directory Number,Partition,Voice Mail Profile,Line CSS,AAR Group,Line User Hold Audio Source,Line Network Hold Audio Source ,Auto Answer,Forward All Voice Mail,Forward All Destination,Forward All CSS,Forward Busy Internal Voice Mail,Forward Busy Internal Destination,Forward Busy Internal CSS,Forward Busy External Voice Mail,Forward Busy External Destination,Forward Busy External CSS,Forward No Answer Internal Voice Mail,Forward No Answer Internal Destination,Forward No Answer Internal CSS,Forward No Answer External Voice Mail,Forward No Answer External Destination,Forward No Answer External CSS,Forward No Coverage Internal Voice Mail,Forward No Coverage Internal Destination, Forward No Coverage Internal CSS,Forward No Coverage External Voice Mail,Forward No Coverage External Destination,Forward No Coverage External CSS,Forward No Answer Ring Duration,Call Pickup Group,MLPP Target,MLPP CSS,MLPP No Answer Ring Duration,Line Text Label,External Phone Number Mask,Maximum Number of Calls,Busy Trigger,Message Waiting Lamp Policy,Ring setting (Phone Idle),Ring Setting (Phone Active),Caller Name,Caller Number,Redirected Number,Dialed Number,Line Description, Alerting Name,Alerting Name ASCII,Line Presence Group,Secondary CSS for Forward All,Forward on CTI Failure Voice Mail,Forward on CTI Failure Destination,Forward on CTI Failure CSS,Display,ASCII Display
Speed Dial Number,Speed Dial Label,Speed Dial Label ASCII,Service Name,Subscribed Service Name,Subscribed Service Name ASCII,Parameter Name,Parameter Value,Busy Lamp Field Destination,Busy Lamp Field Directory Number,Busy Lamp Field Label,Busy Lamp Field Label ASCII
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
電話機 CSV ファイルの例
次のリストは、一般的に使用される電話機 CSV データ ファイルの例です。
テンプレート アトリビュート:Forward Busy Destination の使用
電話機テンプレートで Forward Busy Destination が 3001 の場合、CSV ファイル内で Forward Busy Destination に値の指定がないすべてのレコードは、3001 を使用します。
1231123245AB,SEP1231123245AB,Dallas,johns,9728437154,9728437154,Mike,,9728437196,9728437127,9728437154,9728437178,9728437189,9728437121/TollByPass,1230000000,Helpdesk
電話機の説明を入力しない
電話機の説明がブランクである場合は、次の形式で指定します。
1231123245AB,,Dallas,johns,9728437154,9728437154,Mike,9728437172,9728437196,9728437127,9728437154,9728437178,9728437189,9728437121/TollByPass,1230000000,Helpdesk
アクティブな回線またはロケーションを入力しない
アクティブの回線が必要ない場合で、ロケーションもブランクの場合は、次の形式で指定します。
1231123245AB,SEP1231123245AB,,,1230000000,HelpDesk
2 回線のアクティブ回線
アクティブの回線が 2 回線必要な場合は、次の形式で指定します。
1231123245AB,SEP1231123245AB,Dallas,johns,9725557154,9725557154,Mike,9725557172,9725557196,9728437127,9728437154,9728437178,9728437189,9725557121/TollByPass,9725557155,9725557155,Kelvin,9725557133,9725557196,9728437112,9728437145,9728437187,9728437198,9725557112/TollByPass,1230000000,Helpdesk
(注) MAC Address に対しては、MAC アドレス値を入力するか、ダミー MAC アドレスの作成オプションのチェックボックスをオンにしてください。
必須の電話機入力
単一の回線が必要であるときに、必須値だけを組み込み、オプション値をまったく組み込まない場合は、次の形式で指定します。
1231123245AB,,,,9725557154,,,,,
ダミー MAC アドレス オプションの使用
ダミー MAC アドレスのオプションがオンになっている場合、1 回線を使用するには、次の形式で指定します。
,Dallas,9725557154,9725557154,Mike,9725557172,9725557196,9728437127,9728437154,9728437178,9728437189,9725557121/TollByPass,johns,1230000000,Helpdesk
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
ユーザ用のテキストベース CSV ファイルの作成
ユーザを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
ユーザ用の CSV テキスト ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成が可能なアプリケーションを開きます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager に追加するユーザごとに、行を変えて値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「ユーザのファイル形式」を参照してください。
すべてのデバイスのデバイス名をカンマで区切って、レコードの終わりに入力すると、任意の数の既存デバイスを新しいユーザに関連付けることができます。
デバイスを制御しないユーザに対しても、電話番号を関連付けることができます。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにアップロードします。詳細については、「ファイルのダウンロード」を参照してください。
関連項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
ユーザのファイル形式
ヒント PIN と Password の値は、CSV ファイル上に指定するか、BAT でファイルを挿入するときに指定する必要があります。ユーザまたはユーザのグループごとに個別の PIN またはパスワードを適用する場合は、CSV ファイルで PIN とパスワードを指定してください。すべてのユーザが使用できるデフォルトの PIN とパスワードを使用する場合は、CSV で PIN またはパスワードの値を指定するのではなく、BAT を使用して CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager に挿入するときに指定してください。
次のサンプル形式と例は、ユーザ用のテキストベース CSV ファイルのフィールド、フィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
First Name (オプション、1 ~ 50 文字), Last Name (必須、1 ~ 50 文字), User ID (必須、30 文字以内), Manager User ID (オプション、30 文字以内、グローバル ディレクトリ内の既存 ID を使用する必要あり), Department (オプション、50 文字以内), PIN (オプション、20 桁以内の数字), Default Profile (オプション、50 文字以内), User Locale (オプション、50 文字以内), Telephone Number (オプション、20 桁以内の数字), Primary Extension (オプション、50 桁以内の数字), Associated PC (オプション、50 文字以内), ICD Extension (オプション、50 桁以内の数字), Mail ID (オプション、30 文字以内), Presence Group (オプション、50 文字以内), Subscribe Calling Search Space (オプション、50 文字以内)
例
John,Smith,johns,abc123de,karend,0012055,9989,johns profile,English
United States,SEP1231123245AB,9725557154,SEP0010EB001234
フィールドがブランクであっても、区切り文字を指定する必要があります。CSV ファイルの作成時には、次の例とサンプル CSV レコードを参照してください。
例 1
ユーザのマネージャがブランクである場合は、次の形式で指定します。
John,Smith,johns,abc123de,,0012055,9989,johns profile,English United
States,SEP1231123245AB,9725557154,SEP0010EB001234
例 2
必須フィールドだけを指定する場合は、次の形式で指定します。
例 3
必須フィールドだけを指定して、ユーザを電話機に関連付ける場合は、次の形式で指定します。
Smith,johns,,,,,,,SEP1231123245AB,
例 4
ユーザは、複数のデバイスを制御できます。追加デバイスのデバイス名を、レコードの終わりに追加できます。
• ユーザが 1 台のデバイスだけを制御する場合は、次の形式で指定します。
John,Smith,johns,abc123de,karend,0012055,9989,johns profile,English
United States,SEP1231123245AB,9725557154
• ユーザが 3 台のデバイスを制御する場合は、次の形式で指定します。
John,Smith,johns,abc123de,karend,0012055,9989,johns profile,English UnitedStates,SEP1231123245AB,9725557154,SEP0010EB001234,SEP0010EB432101
ユーザのファイル形式の更新
ユーザ更新用の CSV テキスト ファイルを作成するには、テキスト エディタを使用します。ファイルを最初のノード サーバにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
レコードを更新する場合は、ファイルのすべての必須フィールドを指定する必要があります。すでに値を格納しているにもかかわらず、オプション フィールドをブランクにしてレコードを更新すると、その値はブランクにリセットされます。すでに格納されている値を保持する方法については、「格納済みの値の保持」を参照してください。
次のサンプル形式はユーザ更新用のフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
UserID (必須、1 ~ 30 文字), Password (オプション、20 文字以内), Manager (オプション、30 文字以内、グローバル ディレクトリ内の既存 ID を使用する必要あり), Department (オプション、50 文字以内), PIN (オプション、20 桁以内の数字), Default Profile (オプション、50 文字以内), User Locale (オプション、50 文字以内), Telephone Number (オプション、20 桁以内の数字), Primary Extension (オプション、50 桁以内の数字), Associated PC (オプション、50 文字以内), ICD Extension (オプション、50 桁以内の数字), Mail ID (オプション、30 文字以内)
例
johns,Daviss,123,johnProfile,English United States,SEP8612113425AC,9725557154
(注) フィールドがブランクであっても、区切り文字を指定する必要があります。CSV ファイルの作成時には、次の例とサンプル CSV レコードを参照してください。
例 1
ユーザのマネージャがブランクである場合は、次の形式で指定します。
johns,,123,johnProfile,English United States,SEP8612113425AC,9725557154
例 3
必須フィールドには、次を含みます。
John,Daviss,123,johnProfile,,,
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
ユーザ デバイス プロファイル用のテキストベース CSV ファイルの作成
ユーザ デバイス プロファイルを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
(注) いずれかのフィールドの中で、カンマまたは二重引用符を文字列として使用する場合は、テキスト全体を二重引用符で囲む必要があります。
ユーザ デバイス プロファイル用の CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 CSV ファイルを作成するために、Microsoft Notepad を開きます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager に追加するユーザ デバイス プロファイルごとに行を変えて値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「ユーザ デバイス プロファイルのファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノード サーバにアップロードします。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
ユーザ デバイス プロファイルのファイル形式
次のサンプル形式はユーザ デバイス プロファイル用のフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
Device Profile Name (必須、1 ~ 50 文字), Description (オプション、1 ~ 50 文字), Login UserID (オプション、4 ~ 30 文字), Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display (オプション、内部発信者 ID の場合は 30 文字以内), Line Text Label (オプション、30 文字以内), Forward Busy External Destination (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Answer External Destination (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Coverage External (オプション、50 桁以内の数字), Forward Busy Internal Destination (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Answer Internal Destination (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Coverage Internal (オプション、50 桁以内の数字), Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以内), Speed Dial Number (オプション、50 桁以内の数字), Speed Dial Label (オプション、30 文字以内)
例
John Profile,John's Profile,Johns,9725557154,9725557154,Mike,9725557172,9725557196,9725557126,9725557154,9725557178,9725557189,9725557121/TollByPass,1230000000,Helpdesk
例 1
フィールドがブランクであっても、区切り文字を指定する必要があります。次の例は、Display の設定値を指定しない場合の正しい形式を示しています。
John Profile,John's Profile,Johns,9725557154,,Mike,9725557172,9725557196,9725557126,9725557154,9725557178,9725557189,9725557121/TollByPass,1230000000,Helpdesk
例 2
プロファイルに回線を設定せず、必須フィールドだけを追加する場合は、次の例のように指定します。
例 3
必須フィールドだけを入力し、ユーザ デバイス プロファイルを電話番号 1 つだけに関連付ける場合は、次のようになります。
John Profile,,,9725557154,,,,,
2 回線と 2 短縮ダイヤルを持つユーザ デバイス プロファイル
次の形式例では、2 回線を持つユーザ デバイス プロファイル用の CSV ファイルのフィールド長と文字列タイプを示しています。
User Device Profile Name (必須、1 ~ 50 文字), Description (オプション、1 ~ 50 文字), Login UserID (オプション、4 ~ 30 文字), Directory Number1 (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字), Display1 (オプション、内部発信者 ID の場合は 30 文字以内), Line Text Label1 (オプション、30 文字以内), Forward Busy External Destination1 (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Answer External Destination1 (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Coverage External Destination1 (オプション、50 桁以内の数字), Forward Busy Intermal Destination1 (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Answer Internal Destination1 (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Coverage Internal Destination1 (オプション、50 桁以内の数字), Call Pickup Group1 (オプション、50/50 文字以内), Directory Number2 (オプション、24 桁以内の数字 または特殊文字 ), Display2 (オプション、内部発信者 ID の場合は 30 文字以内), Line Text Label2 (オプション、30 文字以内), Forward Busy External Destination2 (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Answer External Destination2 (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Coverage External Destination2 (オプション、50 桁以内の数字), Forward Busy Intermal Destination2 (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Answer Internal Destination2 (オプション、50 桁以内の数字), Forward No Coverage Internal Destination2 (オプション、50 桁以内の数字), Call Pickup Group2 (オプション、50/50 文字以内), Speed Dial Number1 (オプション、50 桁以内の数字), Speed Dial Label1 (オプション、30 文字以内), Speed Dial Number2 (オプション、50 桁以内の数字), Speed Dial Label2 (オプション、30 文字以内)
例
John Profile,John's Profile,John’s,9725557154,9725557154,Mike,9725557172,9725557196,9725557126,9725557154,9725557178,9725557189,9725557121/TollByPass,9725557155,9725557155,Kelvin,9725557133,9725557196,9725557113,9725557145,9725557187,9725557198,9725557112/TollByPass,1230000000,Helpdesk,2149523460,Keith
All Details オプションを使用するユーザ デバイス プロファイルの エクスポート ファイルのフィールド
エクスポート ユーティリティを使用してユーザ デバイス プロファイルのすべての詳細を含むファイルを生成する場合、エクスポート ファイルは次の形式になります。次の例で、すべての詳細エクスポート ファイル内のフィールドの長さおよびタイプを示します。
エクスポート ユーティリティは、ユーザ デバイス プロファイルのモデル固有フィールドは生成しません。
注意 エクスポート ユーティリティで生成したファイルは、編集しないことをお勧めします。Logout time や Login time などの一部のフィールドはシステムが動的に生成するため、一切編集しないでください。login user ID フィールドと Product Specific XML フィールドは、適切に動作するには正確である必要があるので、編集しないでください。製品固有の設定を更新するには、BAT を使用します。
Device Profile Name,Description,Device Pool,Phone Template,CSS,AAR CSS,Location,Extension Mobility, Network Locale,Media Resource Group List,User Hold Audio Source,Network Hold Audio Source,Device User Locale,Signal Packet Capture Mode,Packet Capture Duration,Built in Bridge, Privacy,Retry Video Call as Audio,Ignore Presentation Indicators,Softkey Template,Module 1,Module 2, Phone Load Name,Module 1 Load Name,Module 2 Load Name,Information,Directory,Messages,Services, Authentication Server,Proxy Server,Idle,Idle Timer,MLPP Indication,MLPP Preemption,MLPP Domain, Device Type,User ID,Common Profile,Owner User ID,Allow CTI Control Flag,Device Presence Group, Security Profile,Device Subscribe CSS,Unattended Port,Require DTMF Reception,RFC2833 Disabled, Certificate Operation,Authentication String,Certification Operation Completion Time,Device Protocol,Secure Shell User,Secure Shell Password, XML,Dial Rules,CSS Reroute,CSS Refer,DTMF Signalling,Default DTMF Capability,SIP Profile, SIPCodec_MTPPreferredOrigCodec,Logout Profile,MTP Required,Digest User
Directory Number,Partition,Voice Mail Profile,Line CSS,AAR Group,Line User Hold Audio Source,Line Network Hold Audio Source ,Auto Answer,Forward All Voice Mail,Forward All Destination,Forward All CSS,Forward Busy Internal Voice Mail,Forward Busy Internal Destination,Forward Busy Internal CSS,Forward Busy External Voice Mail,Forward Busy External Destination,Forward Busy External CSS,Forward No Answer Internal Voice Mail,Forward No Answer Internal Destination,Forward No Answer Internal CSS,Forward No Answer External Voice Mail,Forward No Answer External Destination,Forward No Answer External CSS,Forward No Coverage Internal Voice Mail,Forward No Coverage Internal Destination, Forward No Coverage Internal CSS,Forward No Coverage External Voice Mail,Forward No Coverage External Destination,Forward No Coverage External CSS,Forward No Answer Ring Duration,Call Pickup Group,MLPP Target,MLPP CSS,MLPP No Answer Ring Duration,Line Text Label,External Phone Number Mask,Maximum Number of Calls,Busy Trigger,Message Waiting Lamp Policy,Ring setting (Phone Idle),Ring Setting (Phone Active),Caller Name,Caller Number,Redirected Number,Dialed Number,Line Description, Alerting Name,Alerting Name ASCII,Line Presence Group,Secondary CSS for Forward All, Forward on CTI Failure Voice Mail,Forward on CTI Failure Destination,Forward on CTI Failure CSS, Display,ASCII Display
Speed Dial Number,Speed Dial Label,Speed Dial Label ASCII,Service Name,Subscribed Service Name, Subscribed Service Name ASCII,Parameter Name,Parameter Value,Busy Lamp Field Destination,Busy Lamp Field Directory Number,Busy Lamp Field Label,Busy Lamp Field Label ASCII
(注) ブール値の設定には、True と False を使用します。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
Cisco Unified CM Assistant マネージャとアシスタントのアソシエーション用のテキストベース CSV ファイルの作成
Unified CM Assistant マネージャおよびアシスタントを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
Unified CM Assistant マネージャおよびアシスタント用の CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager に追加するマネージャとアシスタントのアソシエーションごとに、行を変えて値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「マネージャおよびアシスタントのファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
マネージャとアシスタントのユーザ ID をカンマで区切ってレコードの末尾に入力すると、1 人のマネージャにアシスタントを複数割り当てることができます。
ステップ 3 ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノード データベースを実行しているサーバにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
マネージャおよびアシスタントのファイル形式
次のサンプル形式と例は、Unified Communications Manager Assistant マネーシャとアシスタントのアソシエーション用のフィールド長と文字列タイプを示します。Manager ID にはマネージャのユーザ ID を、Assistant ID にはアシスタントのユーザ ID を指定します。Assistant ID を最初にセットしてその後に Manager ID のリストを続けると、1 人のアシスタントに複数のマネージャを関連付けることもできます。CSV ファイルを挿入するときに、アソシエーションのタイプを選択します。
デフォルトのマネージャとアシスタントのアソシエーション
マネージャとアシスタントのアソシエーションには、次のデフォルト形式を使用します。
ManagerID (必須、1 ~ 30 文字), AssistantID 1 (必須、1 ~ 30 文字), AssistantID 2 (オプション、1 ~ 30 文字) ...AssistantID # (オプション、1 ~ 30 文字)
例
デフォルトのアシスタントとマネージャのアソシエーション
アシスタントとマネージャのアソシエーションには、次のデフォルト形式を使用します。
AssistantID (必須、1 ~ 30 文字), ManagerID 1 (必須、1 ~ 30 文字), ManagerID 2 (オプション、1 ~ 30 文字) ...ManagerID # (オプション、1 ~ 30 文字)
例
Larryh,Johns,Mikeb,Karend
カスタムのマネージャとアシスタントのアソシエーション
プロキシ回線設定の場合、アシスタント電話機にプロキシ回線を指定する CSV データファイルを次の形式で作成できます。
ManagerID (必須、1 ~ 30 文字), Device Name (オプション、15 文字), Intercom DN (オプション、1 ~ 24 文字), Assistant User ID (必須、1 ~ 30 文字), Device Name (オプション、15 文字), Intercom DN (オプション、1 ~ 24 文字), Proxy Line DN (必須、1 ~ 24 文字), Manager Line DN (必須、1 ~ 24 文字)
例
Johns,SEP1231123245AB,90001,Mikeh,SEP2342342342AB,20001,20002,90002
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
Cisco VG200 ゲートウェイ用のテキストベース CSV ファイルの作成
Cisco VG200 ゲートウェイを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
VG200 ゲートウェイ用の CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 ゲートウェイごとに行を変えて、Cisco Unified Communications Manager に追加する各ゲートウェイとポートに、値を入力します。
説明および例については、「FXO トランクまたは FXS トランクの CSV ファイル形式」と 「T1 CAS トランク、T1 PRI トランク、または E1 PRI トランクのファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノード データベースを実行しているサーバにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
FXO トランクまたは FXS トランクの CSV ファイル形式
次のサンプル形式は Cisco VG200 ゲートウェイ用の必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字), Description (オプション、100 文字以内), Slot (必須、3 桁以内の数字), Subunit (必須、3 桁以内の数字), Port Number (必須、3 桁以内の数字), Port Description オプション、50 文字以内), Port Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字)
例
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,0,1,0,Port 0,97255576601
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,0,1,1,Port 1,97255572001
(注) フィールドがブランクであっても、カンマ区切り文字を指定する必要があります。電話番号とルート パーティションは、Cisco VG200 Gateway テンプレート内のポートタイプが POTS の場合にだけ指定してください。
例 1
Cisco VG200 ゲートウェイの Description がブランクの場合は、次の形式で指定します。
MGCPTest, ,0,1,0,Port 0,97255576601
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
T1 CAS トランク、T1 PRI トランク、または E1 PRI トランクのファイル形式
次のサンプル形式は Cisco VG200 ゲートウェイ用の必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
T1 CAS トランク
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字), Description (オプション、100 文字以内), Slot (必須、3 桁以内の数字), Subunit (必須、3 桁以内の数字), Port Number (必須、3 桁以内の数字), Port Description (オプション、50 文字以内), CAS Port Number (オプション、3 桁以内の数字)
例 1
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,001,001,001,,,
T1 PRI または E1 PRI
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字), Description (オプション、100 文字以内), Slot (必須、3 桁以内の数字), Subunit (必須、3 桁以内の数字), Port Number (必須、3 桁以内の数字), Port Description (オプション、50 文字以内)
例 2
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,001,001,001,,
(注) フィールドがブランクであっても、カンマ区切り文字を指定する必要があります。
両トランク オプションの例
必須値だけを指定する場合は、次の形式で指定します。
T1 CAS の例
Cisco VG200 ゲートウェイの Description がブランクの場合は、次の形式で指定します。
MGCPTest,,001001,001,001,MGCP Port,
ポート識別子の場合、最初の数字は 0 または 1(Sub-Unit 0 か Sub-Unit 1 のいずれかを示す)とし、その後にポート番号 01 ~ 24 を続けます。許容値は 001 ~ 024 または 101 ~ 124 です。Cisco VG200 Gateway テンプレートに 3 つのポート識別子がある場合は、このオプションを使用します。
MGCPTest,VG200 Lab Gateway,001,002,003
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
Cisco VG224 ゲートウェイ用のテキストベース CSV ファイルの作成
Cisco VG224 ゲートウェイを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
VG224 ゲートウェイ用の CSV テキスト ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 ゲートウェイごとに行を変えて、Cisco Unified Communications Manager に追加するゲートウェイとポートごとに、値を入力します。
説明および例については、「VG224 用の FXS トランク CSV ファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノード データベースを実行しているサーバにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
VG224 用の FXS トランク CSV ファイル形式
次のサンプル形式は Cisco VG224 ゲートウェイ用の必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
MGCP Domain Name (必須、1 ~ 64 文字) ,Description (オプション、100 文字以内) ,Slot (必須、3 桁以内の数字), Subunit (必須、3 桁以内の数字), Port Number (必須、3 桁以内の数字), Port Description オプション、50 文字以内), Port Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字)
例
MGCPTest,VG224 Lab Gateway,2,0,0,Port 0,97255576601
MGCPTest,VG224 Lab Gateway,2,0,1,Port 1,97255572001
(注) フィールドがブランクであっても、カンマ区切り文字を指定する必要があります。電話番号とルート パーティションは、Cisco VG224 Gateway テンプレート内のポートタイプが POTS の場合にだけ指定してください。
例 1
Cisco VG224 ゲートウェイの Description がブランクの場合は、次の形式で指定します。
MGCPTest, ,2,0,0,Port 0,97255576601
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
Cisco Catalyst 6000 FXS ポート用のテキストベース CSV ファイルの作成
Cisco Catalyst 6000 FXS ポートを追加するときに、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
Cisco Catalyst 6000 FXS ポート用の CSV テキスト ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 ポートごとに行を変えて、Cisco Unified Communications Manager に追加するポートごとに、値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートのファイル形式」を参照してください。
(注) CSV ファイル内にブランク行があると、BAT の挿入時にエラーが発生します。
ステップ 3 CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
Cisco Catalyst 6000(FXS)ポートのファイル形式
CSV ファイルには、各ポートの情報がレコードとして含まれています。各レコードには、ポートの詳細を追加または更新する先のゲートウェイの MAC アドレス、およびそのゲートウェイ上のポート番号を指定します。
(注) BAT は、Cisco Catalyst 6000(FXS)ゲートウェイを追加しません。既存のゲートウェイにポートを追加するか、ポートを更新するだけです。
MAC アドレスには、既存の Cisco Catalyst 6000(FXS)ゲートウェイの MAC アドレス値を入力しないでください。この MAC アドレスは、Gateway Name の末尾の 12 文字分で構成されています。
CSV ファイル上のレコードで Partition に値を指定しない場合、これらのフィールドには BAT テンプレートからの値が使用されます。
次のサンプル形式は Catalyst 6000(FXS)ポート用の必要なフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
MAC Address (必須、12 文字), Port Number (必須、2 桁の数字), Directory Number (オプション、24 桁以内の数字または特殊文字)
例
1231123245AB,23,9725557250
(注) フィールドがブランクであっても、カンマ区切り文字を指定する必要があります。
電話番号も指定している場合以外は、Partition を指定しないでください。
例
ポートの電話番号がブランクである場合は、次の形式で指定します。
必須値だけを追加する場合は、次の形式で指定します。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
Client Matter Code と Forced Authorization Code のテキストベースのカスタム CSV ファイルの作成
カスタムのテキストベース CSV ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 コードごとに個別の行を使用して、カスタムの Client Matter Code(CMC)用 CSV ファイルまたは Forced Authorized Code(FAC)用 CSV ファイルを作成します。手順は、次のとおりです。
• CMC の場合:ステップ 3 およびステップ 5
• FAC の場合:ステップ 4 およびステップ 5
ヒント 個別に 2 つの CSV ファイル(CMC 用と FAC 用の CSV ファイル)を作成する必要があることに注意してください。
ステップ 3 CMC 用 CSV ファイルを作成するために、該当する情報を入力します。ここで、x、y は次のフィールドを表します。
• x:Client Matter Code(すべての追加、更新、および削除の必須エントリ)
• y:Description(エントリの更新の場合はオプション)
たとえば、5555,Acme Toys のように入力することができます。ここで、5555 は必須の Client Matter Code、Acme Toys は Description にそれぞれ相当します。
ステップ 4 FAC 用 CSV ファイルを作成するために、該当する情報を入力します。ここで、x、y、z は次のフィールドを表します。
• x:Forced Authorization Code(すべての追加、更新、および削除の必須エントリ)
• y:Authorization Code Name(エントリの更新の場合はオプション)
• z:Authorization Level(エントリの更新の場合はオプション)
たとえば、1234,John Smith,20 のように入力することができます。ここで、1234 は Forced Authorization Code、John Smith は Authorization Code Name、20 は Authorization Level にそれぞれ相当します。
注意 新規コードの追加やコードの更新を行う場合は、必要な情報をすべて入力してください。既存のレコードでは、任意の部分を変更できますが、認証に必要な FAC や CMC などは必ず含めなければなりません。情報を削除したりブランクにしたりしても、その情報はデータベースから削除されません。データベース内の既存の値は、ブランクの値では上書きされませんが、前述の例にある値を Acme Toys, Inc. や John L. Smith などに更新すると上書きされます。
ステップ 5 CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
ステップ 6 次のタスクのいずれかを実行します。
• 追加または更新を行った場合は、「BAT を使用した Cisco Unified Communications Manager データベースの更新」の説明に従って、ファイルを BAT に挿入します。
• コードの設定を削除する場合は、「コードの設定の削除」を参照してください。
(注) 同じ CSV ファイルに対して、挿入と更新の操作を同時に実行することはできません。挿入用と更新用に別の CSV ファイルを作成する必要があります。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
CMC ファイル形式
次のサンプル形式と例は、Client Matter Code 用のテキストベース CSV ファイルのフィールド、フィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
Client Matter Code (必須、1 ~ 16 桁の数字), Description (オプション、1 ~ 50 文字)
例
1234567890123456,Marketing
例
フィールドの値にカンマが含まれている場合、そのフィールドは二重引用符で囲んでください。カンマが含まれているフィールドは、次の形式で指定します。
1234567890123456,"Marketing, team”
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
CMC ファイル形式の更新
Client Matter Code 更新用の CSV テキスト ファイルを作成するには、テキスト エディタを使用します。
次のサンプル形式は Client Matter Code 更新用のフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
Client Matter Code (必須、1 ~ 16 桁の数字), Description (オプション、1 ~ 50 文字)
例
1234567890123456,Marketing
例
説明が空の場合は、次の形式で指定します。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
FAC ファイル形式
次のサンプル形式と例は、Forced Authorization Code 用のテキストベース CSV ファイルのフィールド、フィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
Forced Authorization Code (必須、1 ~ 16 桁の数字), Authorization Code Name (必須、1 ~ 50 文字), Authorization Level (必須、値の範囲は 0 ~ 255)
例
1234567890123456,John FAC,251
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
FAC ファイル形式の更新
Client Matter Code 更新用の CSV テキスト ファイルを作成するには、テキスト エディタを使用します。
次のサンプル形式は Forced Authorization Code 更新用のフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
Forced Authorization Code (必須、1 ~ 16 桁の数字), Authorization Code Name (必須、1 ~ 50 文字), Authorization Level (必須、値の範囲は 0 ~ 255)
例
1234567890123456,John FAC,251
例
更新しない値にも区切り文字を組み込む必要があります。Authorization Code Name だけを更新する必要がある場合は、次の形式で指定します。
1234567890123456,John FAC,
Authorization Level だけを更新する必要がある場合は、次の形式で指定します。
1234567890123456,John FAC,220
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
コール ピックアップ グループ用のテキストベース CSV ファイルの作成
カスタムのテキストベース CSV ファイルを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 テキストエディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成を可能にするアプリケーションを開きます。
ステップ 2 コール ピックアップ グループ名ごとに個別の行を使用し、次のステップに従ってカスタム コール ピックアップ グループ CSV ファイルを作成します。
ステップ 3 次の値を入力します。Pickup Group Name, Pickup Group Number, Partition, Other Pickup Group Name-Member1...Other Pickup Group Name-Member10。
たとえば、Marketing,7815,Part1,Marketing,Managers,Training のように入力します。ここで、Marketing は必須のピックアップ グループ名、7815 は必須のピックアップ グループ番号です。Part1 はパーティション、Marketing、Managers、および Training はピックアップ グループ Marketing に関連するその他のピックアップ グループ名です。
注意 情報を削除したりブランクにしたりしても、その情報はデータベースから削除されません。データベース内の既存の値は、ブランクの値では上書きされませんが、前述の例にある値を Sales from Marketing などに更新すると上書きされます。
ステップ 4 CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。
ステップ 5 次のタスクのいずれかを実行します。
• 追加または更新を行った場合は、「BAT を使用した Cisco Unified Communications Manager データベースの更新」の説明に従って、ファイルを BAT に挿入します。
• コール ピックアップ グループの設定を削除する場合は、「コードの設定の削除」を参照してください。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
CPG ファイル形式
次のサンプル形式と例は、コール ピックアップ グループ用のテキストベース CSV ファイルのフィールド、フィールド長、およびフィールドがオプションか必須かを示します。
Pickup Group Name (必須、1 ~ 50 文字), Pickup Group Number (必須、1 ~ 24 桁の数字), Partition (オプション、1 ~ 50 文字), Other Pickup Group Name-Member1...Other Pickup Group Name-Member10 (オプション、1 ~ 50 文字)
例
Marketing,7815,Part1,Marketing,Managers,Training
例
Other Pickup Group Member 以外は、この時点で指定しないオプション値にも区切り文字(カンマ)を付ける必要があります。
Pickup Group の Partition がブランクの場合は、次の形式で指定します。
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
CPG ファイル形式の更新
コール ピックアップ グループ更新用の CSV テキスト ファイルを作成するには、テキスト エディタを使用します。
次のサンプル形式はコール ピックアップ グループ更新用のフィールド長と文字列タイプを示し、その後に CSV ファイルの例を示します。
Pickup Group Name (必須、1 ~ 50 文字), Pickup Group Number (必須、1 ~ 24 桁の数字), Partition (オプション、1 ~ 50 文字), Other Pickup Group Name-Member1...Other Pickup Group Name-Member10 (オプション、1 ~ 50 文字)
例
Marketing,,,Marketing,Managers,Training
例
Other Pickup Group Member を更新しない場合は、区切り文字(カンマ)を付けないでください。次の形式で指定します。
Marketing,,,Managers,Marketing,Training
その他の項目
詳細については、「関連項目」を参照してください。
リモート接続先プロファイル用のテキストベース CSV ファイルの作成
Remote Destination Profile(RDP; リモート接続先プロファイル)を追加するとき、データ入力に BAT スプレッドシートを使用せずに ASCII テキスト行を使用し、値をカンマで区切ったカンマ区切り値(CSV)ファイルを作成できます。
RDP 用の CSV テキスト ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ(Notepad など)、または CSV ファイルのエクスポートや作成が可能なアプリケーションを開きます。
ステップ 2 Cisco Unified Communications Manager に追加する RDP ごとに、行を変えて値を入力します。CSV データ ファイルを作成するときには、次の規則に注意してください。
• フィールドがブランクであっても、必ず、カンマ区切り文字を入力する。
• RDP をユーザに関連付ける場合は、ユーザ ID を指定する。
• 回線が設定されていない BAT テンプレートで使用するために CSV ファイルを作成する場合にだけ、Directory Number フィールドをオプションと見なす。BAT RDP テンプレートで回線が設定されている場合は、RDP ごとに CSV ファイルで電話番号を指定する必要があります。
• ブランク行のある CSV ファイルを挿入するとエラーが発生するので注意する。
ステップ 3 CSV ファイルを Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにアップロードします。詳細については、「ファイルのアップロード」を参照してください。