トレース設定ファイルの表示
トレース ファイルを使用すると、ツールの機能上の問題を追跡することができます。システムは、BAT および TAPS のトレース ファイルを、BAT および TAPS がインストールされているサーバに書き込みます。Cisco Unified Communications Manager Serviceability の [Service Control] ウィンドウでは、トレース ファイル機能の書き込みの有効化または無効化を選択できます。
この項では、トレース ファイルの書き込みを有効化および無効化する手順を説明します。
機能を有効化する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Communications Manager Serviceability] で、[Trace] > [Trace Configuration] の順に選択します。
[Trace Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します。
ステップ 3 [Configured Services] ドロップダウン リスト ボックスから次のサービスのいずれかを選択します。
• BAT トレース ファイルの設定の場合は、[Cisco Bulk Provisioning Service] を選択します。
• TAPS トレース ファイルの設定の場合は、[TAPS Service] を選択します。
ステップ 4 トレース機能をアクティブ化するには、[Trace On] チェックボックスをオンにします。
ステップ 5 [Trace Filter Settings] で、設定するトレース レベルを [Debug Trace Level] ドロップダウン リスト ボックスから選択します。 表 80-1 の手順に従って、適切なデバッグ トレース レベルをクリックします。
表 80-1 デバッグ トレース レベル
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[Fatal] |
アプリケーションの中止を引き起こす可能性がある非常に重大なエラー イベントをトレースします。 |
[Error] |
アラームの状態とイベントをトレースします。異常なパスで生成されるすべてのトレースに使用します。CPU サイクルの最小数を使用します。 |
[Warn] |
有害な可能性のある状況をトレースします。 |
[Info] |
多くのサーブレットの問題をトレースします。システム パフォーマンスへの影響は最小です。 |
[Debug] |
通常の操作で発生するすべての状態遷移の状況とメディア レイヤ イベントをトレースします。 すべてのロギングをオンにするトレース レベルです。 |
ステップ 6 必要に応じて、[Cisco Bulk Provisioning Service Trace Fields] チェックボックスと [Device Name Based Trace Monitoring] チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 [Trace Output Settings] で、最大ファイル数、ファイルあたりの最大行数、ファイルあたりの最大分数の値を入力します。
ステップ 8 [Update] をクリックします。
機能が有効になり、トレース ファイルがサーバ上の次に示すロケーションに書き込まれます。
• BAT トレース ファイル:/var/log/active/cm/trace/bps/log4j
• TAPS トレース ファイル:/var/log/active/cm/trace/taps/log4j
BAT トレース ファイルは、次の形式で表示されます。
bps<インデックス番号>.log
TAPS トレース ファイルは、次の形式で表示されます。
taps<インデックス番号>.log
ここで、 <インデックス番号> の範囲は、1 ~ 250 です。
トレース ファイルに記載する情報を設定すると、Real-Time Monitoring Tool(RTMT)のTrace and Log Central オプションを使用してトレース ファイルを収集し、表示することができます。詳細については、『 Cisco Unified Communications Manager Serviceability System Guide 』を参照してください。
トレース ファイルの書き込み機能を無効化する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Communications Manager Serviceability] で、[Trace] > [Trace Configuration] の順に選択します。
[Trace Configuration] ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 [Server] ドロップダウン リスト ボックスから、Cisco Unified Communications Manager サーバを選択します
ステップ 3 [Configured Services] ドロップダウン リスト ボックスから、[Cisco Bulk Provisioning Service] を選択します。
ステップ 4 トレース機能を非アクティブ化するには、[Trace On] チェックボックスをオフにします。
ステップ 5 [Update] をクリックします。
この操作によって、機能が無効になります。
BAT ログ ファイル
BAT では、バルク トランザクションごとにログ ファイルが生成されます。このログ ファイルにはレコードのキー値が表示されるので、管理者は容易にレコードを再検討できます。電話機の MAC アドレスは、電話機の追加、更新、または変更時のキー値の役目を果たします。ユーザが追加されるときには、User ID がキー値の役目を果たします。BAT で作成した各ジョブのログ ファイルを表示するには、「ジョブの検索」の手順に従って該当するジョブを表示し、[Log File Name] カラムのリンクをクリックします。ポップアップ ウィンドウに、そのジョブのログ ファイルの詳細が表示されます。
ログ ファイルの名前には、実行された操作の内容、およびその操作が終了した時刻が示されます。
• ログ ファイル名:ファイル名はジョブ ID を表します。ジョブ ID は、ジョブが送信されたときにシステムが作成する一意の識別子です。
• タイムスタンプ:ログ ファイル名に含まれるタイムスタンプ形式は、mmddyyyyhhmmss です。
• ログ ファイル名の形式は、jobid#timestamp.txt です。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
BAT のトラブルシューティング
この項では、発生する可能性があるシナリオやエラー メッセージについて説明し、解決するために必要な処置を示します。
症状 Cisco Unified Communications Manager の管理ページに [一括管理(Bulk Administration)] メニューが表示されない
説明 [一括管理(Bulk Administration)] メニューにアクセスできるのは、Cisco Unified Communications Manager の最初のノードだけです。
推奨処置 Cisco Unified Communications Manager の最初のノードにログインしていることを確認してください。
症状 [一括管理(Bulk Administration)] のすべての機能にアクセスできない
説明 Cisco Unified Communications Manager の管理ページにログインした後は、[一括管理(Bulk Administration)] のすべてのウィンドウにアクセスできるわけではありません。
推奨処置 この問題は、User ID に適用される、アプリケーションへのアクセス制限によるものです。必要な権限を付与されたシステム管理者にお問い合せください。
症状 BAT.xlt ファイルで [Export to BAT Format] ボタンが機能しない
説明 BAT.xlt ファイルで [Export to BAT Format] ボタンをクリックしても、何も実行されません。
推奨処置 ブランクのセルをクリックします。カーソルがセル内のテキスト上にあるか、テキストボックス内にあるときには、ボタンが使用不可になっているように見える場合があります。
症状 データを CSV 形式にエクスポートするときに、BAT の Excel スプレッドシートでコンパイル エラーが発生する
説明 使用している Microsoft Excel のバージョンを確認します。Excel 97 を使用している場合に、BAT.xlt で問題があったことが報告されています。
推奨処置 Microsoft Excel 2000 以降のバージョンを使用してください。
症状 BAT の Excel スプレッドシートが操作に反応しない
説明 BAT の Excel スプレッドシートが、行の追加などの操作に応答しません。
推奨処置 BAT の Excel スプレッドシートを開くときに、[マクロを有効にする] オプションが選択されていることを確認します。BAT.xlt のマクロを有効化する手順は、次のとおりです。
a. BAT.xlt を開きます。
b. [メニュー] > [ツール] > [マクロ] > [セキュリティ] へ移動します。
c. [セキュリティ レベル] を [中] に設定します。
d. BAT.xlt を閉じ、再び開きます。プロンプトが表示されたら、[マクロを有効にする] を選択します。
症状 データ ファイル(CSV)形式が電話テンプレートやサンプル ファイルに一致しない
説明 データ ファイル内の回線数は、BAT 電話機テンプレートで設定された回線数以下である必要がありますが、そのようになっていません。たとえば、電話機テンプレートに 3 回線があり、これらのうち 回線 1、2、3 が設定されているとします。この場合、3 つ以下の 回線が設定された電話機データ ファイルを使用する必要があります。「1111, 2222,, 4444」は、Line1-1111、Line2-2222、Line3-none、Line4-4444 となります。
推奨処置 使用する予定の BAT 電話機テンプレートを調べてください。CSV データ ファイルに指定される回線数は、BAT 電話機テンプレートで設定された回線数を超えてはなりません。また、CSV データ ファイルで指定する短縮ダイヤル数は、使用する予定の BAT 電話機テンプレートの最大短縮ダイヤル数を超えないようにしてください。
症状 アップロードした CSV ファイルが [ファイル名(File Name)] ドロップダウン リスト ボックスに表示されない
説明 [ファイルのアップロード(File Upload Configuration)] ウィンドウを使用して Cisco Unified Communications Manager サーバにアップロードした CSV ファイルが、さまざまな操作の [ファイル名(File Name)] ドロップダウン リスト ボックス フィールドに表示されません。たとえば、電話機を挿入するための CSV ファイルを、[一括管理(Bulk Administration)] メニューの [ファイルのアップロード/ダウンロード(Uploading/Downloading)] メニュー オプションを使用してアップロードした場合、そのファイルが、[電話の挿入(Insert Phones Configuration)] ウィンドウの [ファイル名(File Name)] ドロップダウン リスト ボックスにオプションの 1 つとして表示されません。
推奨処置 このファイルが正しい機能用にアップロードされていることを確認してください。前の例では、電話機のすべての詳細の挿入用のファイルをアップロードしましたが、CSV ファイルは実際には 、電話機の特定の詳細の挿入用です。
[ファイルのアップロード/ダウンロード(Upload/Download Files)] メニュー オプションからファイルを削除し、正しい機能にアップロードしてください。
症状 スケジュールした時刻が経過してもジョブの状態が待機中のままになっている
説明 ジョブが特定の時刻に実行されるようにスケジュールしています。しかし、スケジュールされている時刻を過ぎても、ジョブは待機状態のままです。
推奨処置 以下の詳細を確認してください。
a. Cisco Bulk Provisioning Service(BPS)が起動していること。
b. 処理中状態のジョブが他にないこと。BPS は、一度に 1 つのジョブしか処理できません。
c. BPS トランザクションで処理の停止が要求されているかどうかを確認します。要求されている場合は、[ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] ウィンドウに移動し、[ジョブのアクティブ化(Activate Job)] をクリックします。
症状 ジョブが保留状態のままになっている
説明 ジョブと必要なすべてのデータを送信した後に、このジョブが [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] ウィンドウに保留状態で表示されます。このようなジョブは実行されません。
推奨処置 保留状態のジョブをアクティブ化してから、BPS で実行する必要があります。[ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] ウィンドウに移動し、手順に従ってジョブをアクティブ化してください。
症状 ジョブが [ジョブの検索と一覧表示(Find and List Jobs)] ウィンドウに表示されない
説明 ジョブと必要なすべてのデータを送信したら、[一括管理(Bulk Administration)] > [ジョブスケジューラ(Job Scheduler)] の順に選択します。スケジュールしたジョブの適切な検索条件を入力し、[検索(Find)] をクリックします。ジョブは検索結果に表示されません。[ジョブの検索と一覧表示(Find and List Jobs)] ウィンドウの [検索オプション(Search Options)] 領域の 3 番目のドロップダウン リスト ボックスで、[非表示(Hide)] が選択されているかどうかを確認します。このオプションでは、完了したすべてのジョブが非表示になります。送信したジョブがすでに完了している場合、そのジョブは [検索結果(Search Results)] 領域に表示されません。
推奨処置 [ジョブの検索と一覧表示(Find and List Jobs)] ウィンドウで 3 番目のドロップダウン リスト ボックスから [表示(Show)] を選択し、もう一度 [検索(Find)] をクリックします。これで、完了したジョブも検索結果に表示されます。
症状 ポート番号がテンプレートに設定されていない
説明 CSV ファイルにはポート番号が指定されていますが、対応するポートが BAT テンプレートに設定されていません。
推奨処置 BAT テンプレートで、CSV ファイルで指定したポートを設定してください。
症状 ダミー MAC アドレスの値を指定しようとしても、MAC アドレスの値がファイルで許可されない
説明 この CSV ファイルには、MAC アドレスが入っています。MAC アドレスが CSV ファイル内のいずれかの行に含まれている場合、ダミー MAC アドレスは指定できません。
推奨処置 ダミー MAC アドレスを使用する場合は、MAC アドレスを指定していないレコードだけが入っている、新しい CSV ファイルを作成してください。または別の方法として、CSV ファイルで MAC アドレスを指定し、[ダミーMACアドレスの作成(Create Dummy MAC Address)] チェックボックスをオフにしてください。
症状 BAT.xlt スプレッドシートが Microsoft Excel XP(Office XP)で機能しない
説明 Office XP に付属している Microsoft Excel では、マクロ セキュリティがデフォルトで高に設定されています。この設定のため、BAT.xlt 内のマクロを実行できず、BAT.xlt が使用不可になります。
推奨処置 BAT.xlt 内のマクロを使用できるようにするには、次の手順を実行します。
a. BAT.xlt を開きます。
b. [メニュー] > [ツール] > [マクロ] > [セキュリティ] へ移動します。
c. [セキュリティ レベル] を [中] に設定します。
d. BAT.xlt を閉じ、再び開きます。プロンプトが表示されたら、[マクロを有効にする] を選択します。
症状 [電話の移行-SCCPからSIP(Migrate Phones - SCCP TO SIP)] ウィンドウを使用して、SCCP 電話機を SIP に移行する要求を送信した後も、Cisco Unified IP Phoneのモデル 7940 と 7960 が SCCP 電話機として表示される
推奨処置 この問題を解消するには、移行後、個々の電話機の電源を再投入(電源を一度オフにしてからオンに)します。
(注) Cisco Unified IP Phone(7905、7911、7912、7941、7961、7970、および 7971 の各モデル)の場合、移行アクティビティが正常に機能した後で電話機が SIP として登録されます。
エラー メッセージ 選択したファイル形式にレコードが一致していない
説明 MS Excel で、最後の列をブランクにして CSV ファイルを作成すると、MS Excel では、行 15 の後に来る最後の列にカンマを追加できません。このエラーは、このような CSV ファイルがいずれかの BAT 操作に使用されると発生します。
推奨処置 CSV ファイルの最後の列をブランクにする場合は、次の手順を実行します。
a. CSV ファイルを作成するときに、最後の列にダミー値を入力します。
b. CSV ファイルを保存して閉じます。
c. 保存した CSV ファイルをテキスト エディタまたはメモ帳で開きます。
d. ダミー値をブランク値で置き換え、保存します。
症状 BAT.xlt が Microsoft Excel 2007 で互換モードで稼動する
説明 Excel のテンプレート bat.xlt は Microsoft Excel 2003 のファイルです。このファイルを Microsoft Excel 2007 で開くと、ファイルは互換モードで開きます。互換モードでは、Excel のテンプレートが Microsoft Excel 2003 のファイルとして動作し、Microsoft Excel 2007 の機能は使用できません。
推奨処置 BAT.xlt が標準モードであることを確認します。Bat.xltl を開き、[ファイル] > [名前を付けて保存] を選択し、[Excel マクロ有効ブック] をクリックします。ファイルの名前を入力し、[保存] をクリックします。bat.xlt を閉じ、保存したファイル(名前を付けて保存したファイル)を開きます。
BAT パフォーマンスのトラブルシューティング
バルク トランザクションは、トラフィックの少ない時間帯に送信することをお勧めします。Cisco Unified Communications Manager が大量のコールを処理しているときに BAT ファイルを最初のノード データベースに挿入すると、BAT トランザクションが低速になることがあります。実際に、Cisco Unified Communications Manager によるコールの処理に悪影響を及ぼすことがあります。
ファイルあたりのレコード数が 12000 未満になるようにファイルのサイズを制限すると、BAT パフォーマンスが向上する場合があります。
また、BAT ファイルを最初のノード データベースに挿入する前に TFTP サービスを停止すると、BAT パフォーマンスを向上させることができます。挿入トランザクションが完了したら、TFTP サービスを再起動する必要があります。
Cisco Unified Communications Manager の最初のノード サーバ上の TFTP サービスを停止する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 [Cisco Unified Communications Manager Serviceability] ウィンドウで、[Tools] > [Control Center-Feature Services] の順に選択します。
ステップ 2 Unified CM Service リストから、対応するオプション ボタンをクリックして Cisco TFTP を選択します。
ステップ 3 [Stop] をクリックし、[OK] をクリックします。
(注) 挿入トランザクションが完了したら、TFTP サービスを再起動する必要があります。同じ手順によって、[Start] をクリックしてサービスを再起動します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
BAT および TAPS のトラブルシューティング
TAPS をインストールする場合は、Cisco Unified Communications Manager CRS サーバ コンソール上でインストールする必要があります。Windows ターミナル サービスを使用して TAPS をインストールしようとすると、ターミナル サービスでは TAPS のインストールがサポートされないことを通知するエラー メッセージが表示されます。
原則として、TAPS を使用していない場合は、TAPS サービスを停止することをお勧めします。サービスを停止すると TAPS を不必要に使用することを防止でき、CPU 時間を多少節約することもできます。
追加情報
「関連項目」を参照してください。
Tool for Auto-Registered Phones Support ログ ファイルの表示
TAPS は、1 件につき 1 行の情報を生成します。
TAPS ログ ファイルを表示するには、[一括管理(Bulk Administration)] > [TAPS] > [TAPSログファイルの表示(View TAPS Log File)] の順に選択します。
Tool for Auto-Registered Phones Support のエラー メッセージ
Cisco CRS サーバで TAPS の実行中に、次の現象が発生する場合があります。
症状 TAPS ルート ポイント番号をダイヤルすると、ビジー トーンが聞こえる
説明 ビジー トーンにより、TAPS の最大同時セッション数に達したことが示されます。TAPS の最大セッション数は、CRS 設定で TAPS アプリケーションに割り当てられたポート数と同じです。
推奨処置 この状況を防止するには、CRS 設定で TAPS アプリケーションに割り当てられたポート数を増やす必要があります。
症状 Cisco CRS サーバが起動すると、JTAPI サブシステムにサービスの一部が表示されるか、サービスが使用できない
説明 Cisco Unified Communications Manager または Cisco CRS サーバ内の設定に問題があるので、メッセージが表示されました。
推奨処置 問題が解決するまで、次のステップを順に実行してください。
• Cisco Unified Communications Manager が起動されていることを確認する。
• Cisco CRS サーバ上に JTAPI がインストールされていることを確認する。
• CRS サーバ上の JTAPI バージョンが、Cisco Unified Communications Manager にインストールされている JTAPI と同じバージョンであることを確認する。バージョンが異なる場合は、CRS サーバ上の Cisco Unified Communications Manager プラグイン ウィンドウで JTAPI クライアントをインストールします。
• CRS エンジン設定に有効なアプリケーション エンジン ホスト名があることを確認する。IP アドレスを使用することによって、名前解決の問題を避けることができます。
• Cisco Unified Communications Manager 上でルート ポイントと CTI ポートが正しく設定されていることを確認する。
• JTAPI ユーザに対して [CTIからデバイスを制御可能(Allow Control of Device from CTI)] チェックボックスがオンになっていることを確認する。これは、Cisco Unified Communications Manager の管理ページのユーザ ウィンドウで確認できます。
• CTI Manager サービスが起動していることを確認する。
• ポートとルート ポイントが、Cisco Unified Communications Manager ユーザ設定でユーザに関連付けられていることを確認する。
さらにトラブルシューティングを行うには、Cisco CRS サーバの MIVR ログ ファイルを収集して調査します。これらのファイルは、CRS サーバ上の C:¥program files¥wfavvid¥log フォルダに存在します。
追加情報
「関連項目」を参照してください。