はじめに
この章では、本書の目的、対象読者、本書の構成、および本書での説明の表記方法について説明します。次のような構成になっています。
• 「目的」
• 「対象読者」
• 「マニュアルの構成」
• 「関連資料」
• 「開発者のサポート」
• 「表記法」
• 「マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、およびセキュリティ ガイドライン」
• 「シスコ製品のセキュリティの概要」
• 「OpenSSL 通告」
目的
このドキュメントでは、Cisco Unified Communications Manager(以前の Cisco Unified CallManager)の、Java Telephony Application Programming Interface(JTAPI)について説明します。Cisco Unified JTAPI では、プログラミング インターフェイスで複数の実装をサポートできます。このドキュメントでは、拡張、クラスおよびインターフェイスを含む、Cisco Unified JTAPI の基本的な概念について概説します。
シスコでは、Cisco Unified Communications Manager の JTAPI を実装するにあたり、JTAPI 仕様 v1.2 に準拠しつつ、Cisco Unified Communications Manager の高度な機能を備えた JTAPI を強化するための拡張を提供しています。
シスコでは、Cisco Unified Communications Manager および Cisco Unified JTAPI 実装の新バージョンをリリースする際、API 拡張の安定性および信頼性を維持します。また、Cisco Unified Communication Manager の新機能が追加された際には、新たな拡張を提供します。
マニュアルの構成
次の表では、このマニュアルの章の概要を示しています。
関連資料
このセクションでは、Cisco Unified Communications Manager、Cisco Unified IP Phone、およびアプリケーションの開発に必要なテクノロジーに関する情報を提供するドキュメントと URL の一覧を示しています。
• Cisco Unified Communications Manager リリース 7.1(2):Cisco Unified Communications Manager のインストールと設定に関するドキュメントのセット。Cisco Unified Communications Manager 7.1(2) のインストールおよび設定に関するドキュメントについては、『 Cisco Unified Communications Manager Documentation Guide for Release 7.1(2)』を参照してください。次のようなドキュメントの情報が記載されています。
– Cisco Unified Communications Manager Administration Guide, Release 7.1(2)
– Cisco Unified Communications Manager System Guide, Release 7.1(2)
– Cisco Unified Communications Manager Features and Services Guide, Release 7.1(2)
• Cisco Unified IP Phones and Services :Cisco Unified IP Phone のインストールと設定に関するドキュメントのセット。
• Cisco Distributed Director :Cisco DistributedDirector のインストールと設定に関するドキュメントのセット。
関連情報
Sun Microsystems JTAPI 仕様ファイルの最新バージョンすべてを入手するには、直接 http://java.sun.com/products/jtapi を参照してください。
開発者のサポート
Developer Support Program は、Cisco Systems インターフェイスを公式にサポートするもので、Cisco Service Provider のソリューションである Ecosystem および Cisco AVVID Partner プログラムの開発者、カスタマー、およびパートナーが相互にソリューションを提供できるようにします。
Developer Support のエンジニアは、製品技術エンジニアリング チームの拡張メンバーです。このエンジニアは、専門的なサポートを提供するために必要なリソースに対して、直接タイムリーにアクセスします。
このプログラムの詳細については、Developer Support Program の Web サイト( http://developer.cisco.com )を参照してください。
Cisco Unified Communications Manager Release 5.0(1) Extension Mobility API Developer Guide を使用して開発を行う場合は、Cisco Developer Support Program に参加されることをお勧めします。このプログラムでは、開発プロジェクトでシスコのインターフェイスをご利用の際に、一貫したレベルのサポートを提供します。
(注) Cisco Technical Assistance Center(TAC)のサポートには、エクステンション モビリティ API の開発者向けサポートは含まれていません。また、サポートの範囲は、Cisco AVVID のインストールと構成、ならびにシスコ製アプリケーションに限定されています。Developer Support Program の詳細については、developer-support@cisco.com までお問い合わせください。
表記法
このマニュアルでは、次の表記法を使用しています。
|
|
太字 |
コマンドおよびキーワードは 太字 で示しています。 |
イタリック体 |
ユーザが値を指定する引数は、 イタリック体 で示しています。 |
[ ] |
角カッコの中の要素は、省略可能です。 |
{ x | y | z } |
必ずどれか 1 つを選択しなければならない必須キーワードは、波カッコで囲み、縦棒で区切って示しています。 |
[ x | y | z ] |
どれか 1 つを選択できる省略可能なキーワードは、角カッコで囲み、縦棒で区切って示しています。 |
ストリング |
引用符を付けない一組の文字。ストリングの前後には引用符を使用しません。引用符を使用すると、その引用符も含めてストリングとみなされます。 |
screen フォント |
システムが表示する端末セッションおよび情報は、 screen フォントで示しています。 |
太字の screen フォント |
ユーザが入力しなければならない情報は、 太字の screen フォントで示しています。 |
イタリック体の screen フォント |
ユーザが値を指定する引数は、 イタリック体の screen フォントで示しています。 |
® |
この矢印は、例の中の重要な行やテキストを強調するためのものです。 |
^ |
^ 記号は、Ctrl キーを表します。たとえば、画面に表示される ^D というキーの組み合わせは、Ctrl キーを押しながら D キーを押すことを意味します。 |
< > |
パスワードのように出力されない文字は、かぎカッコ(< >)で囲んで示しています。 |
(注)は、次のように表しています。
(注) 「注釈」です。役立つ情報や、このマニュアル以外の参照資料などを紹介しています。
ワンポイント アドバイスは、次のように表しています。
ワンポイント アドバイス 時間を節約する方法です。ここに紹介している方法で作業を行うと、時間を短縮できます。
ヒントは、次のように表しています。
ヒント 便利なヒントです。
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、およびセキュリティ ガイドライン
マニュアルの入手方法、テクニカル サポート、マニュアルに関するフィードバックの提供、セキュリティ ガイドライン、および推奨エイリアスや一般的なシスコのマニュアルについては、次の URL で、毎月更新される『What's New in Cisco Product Documentation』を参照してください。シスコの新規および改訂版の技術マニュアルの一覧も示されています。
http://www.cisco.com/en/US/docs/general/whatsnew/whatsnew.html
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