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BAT の User Device Profiles(UDP)オプションを使用すると、多数のユーザ デバイス プロファイルを一括して追加または削除できます。この章では、ユーザ デバイス プロファイルを管理するためのオプションについて説明します。
UDP は、エクステンション モビリティ機能と併用することにより、さまざまな属性を保持できます。この属性とは、たとえばデバイス プロファイル名、説明、電話機テンプレート、ソフトキー テンプレート、拡張モジュール、電話番号、登録されているサービス、話中転送、応答なし転送、コール ピックアップ グループ、短縮ダイヤル情報などです。
ユーザ デバイス プロファイルの詳細については、次のトピックを参照してください。
• 「ユーザ デバイス プロファイル挿入用テンプレートの作成」
テンプレートの作成、CSV ファイルの作成、UDP の挿入、および UDP の削除については、次のセクションを参照してください。
• 「ユーザ デバイス プロファイル挿入用テンプレートの作成」
• 「UDP テンプレートに回線を追加する場合のフィールドの説明」
ユーザ デバイス プロファイルを一括して追加するためのテンプレートを作成する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を始動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > Template > User Device Profile の順に選択します。
ステップ 3 User Device Profile Name フィールドに一意の名前を入力します。この名前は、50 文字以下にする必要があります。
ステップ 4 ユーザが保留操作を開始したときに再生されるオーディオ ソースを指定するには、User Hold Audio Source ドロップダウン リストからオーディオ ソースを選択します。
オーディオ ソースを選択しない場合は、デバイス プールで定義されているオーディオ ソースが使用されます。デバイス プールでオーディオ ソース ID が指定されていない場合は、システムのデフォルト設定が使用されます。
(注) オーディオ ソースは、Cisco CallManager Administration の Music On Hold Audio Source Configuration ウィンドウで定義します。詳細については、『Cisco CallManager アドミニストレーション ガイド』を参照してください。
ステップ 5 Phone Button Template リストから、電話機ボタン テンプレートを選択します。
ステップ 6 Expansion Module フィールドにある Expansion Module ドロップダウン リストで、電話機のボタンを選択すると、このデバイス プロファイルで使用する拡張モジュールを 1 つまたは 2 つ設定できます。
(注) 電話機のボタンのリストは、いつでも表示できます。表示するには、Phone Button Template フィールドの隣にある View button list リンクを選択します。別のダイアログボックスが表示され、指定された拡張モジュールで使用できる電話機のボタンが表示されます。
ステップ 7 Softkey Template フィールドで、電話機に使用する適切なソフトキー テンプレートをドロップダウン リストボックスから選択します。
ステップ 8 Login User ID フィールドに、有効なログイン ユーザ ID を入力します。
(注) ユーザ デバイス プロファイルがログアウト プロファイルとして使用されている場合は、電話機に関連付けるログイン ユーザ ID を指定します。ユーザがこのユーザ デバイス プロファイルからログアウトすると、電話機は自動的にこのログイン ユーザ ID にログインします。
(注) Login User ID フィールドの下にある Select Login User ID リンクを選択すると、有効なログイン ユーザ ID を見つけるのに役立つ機能を利用できます。別のダイアログボックスが表示されます。使用するログイン ユーザ ID の最初の何文字かを Login User ID フィールドに入力すると、入力したパターンに一致するすべてのログイン ユーザ ID が、Selected login user ID フィールドに表示されます。目的の ID を選択し、OK をクリックします。
ステップ 10 ダイアログボックスが表示され、下方向にスクロールして回線を挿入するように求められます。 OK をクリックし、下方向にスクロールします。
ステップ 11 テンプレートで選択した回線の数に応じて、回線を追加するためのリンクが表示されます。 Add Line 1 または Add Line 2 のうち、いずれか適切なリンクをクリックします。
Directory Number Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 12 「UDP テンプレートに回線を追加する場合のフィールドの説明」で説明されている回線設定値に対して、適切な値を入力または選択します。
これらの作業が終わった後は、プロンプトは表示されません。ユーザ デバイス プロファイルを追加するためのテンプレートは、正常に挿入されました。
• 「ユーザ デバイス プロファイル用の CSV ファイルの作成」
CSV ファイルを作成する方法は 3 つあります。1 つは、エクスポート ユーティリティを使用して、Cisco CallManager データベース内の既存レコードを抽出し、CSV ファイルに挿入する方法です。後の 2 つは、ファイル名が BAT.xlt の Microsoft Excel テンプレートを使用する方法、およびサンプル テキスト ファイルを使用して CSV ファイルを作成する方法です。新しいレコードを作成する場合、CSV ファイルの作成には、BAT.xlt テンプレートを使用することをお勧めします。これは、CSV 形式へのエクスポート時に、データが自動的に検証されるからです。
ユーザ デバイス プロファイル挿入用の新しい CSV ファイルを作成する手順は、次のとおりです。BAT テンプレートでユーザ デバイス プロファイルに対して指定した情報とともに、ここで指定した情報を使用して、ユーザ デバイス プロファイルを Cisco CallManager データベースに追加します。
ステップ 1 BAT.xlt ファイルは、パブリッシャ データベース サーバに常駐しています。ただし、BAT.xlt を開くには Microsoft Excel が必要であり、パブリッシャ データベース サーバでは通常は Microsoft Excel が実行されていないため、このファイルをパブリッシャ データベース サーバから作業用のローカル PC にコピーする必要があります。
フロッピー ディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、パブリッシャ データベース サーバ上のパス
C:\CiscoWebs\BAT\ExcelTemplate\ を開き、Microsoft Excel がインストールされているローカル PC に、 BAT.xlt ファイルをコピーします。
ステップ 3 プロンプトが表示されたら、 Enable Macros をクリックします。
ステップ 4 ユーザ デバイス プロファイルを追加するには、スプレッドシート下部の User Device Profiles タブをクリックします。
ステップ 5 Number of Phone Lines ボックスが表示されるまで、テンプレートを右側にスクロールします。そのボックスに、電話番号の数と等しい回線の数を入力します。1 以外の値を入力する場合は、回線の数に応じた適切な値を入力し、列の任意の場所をクリックします。入力した値に合わせて、画面がリフレッシュされます。たとえば、回線数を 2 と入力した場合は、画面がリフレッシュされると適切な場所に列が追加されます。
(注) ここで指定する回線数は、BAT ユーザ デバイス プロファイル テンプレートで設定された回線数と一致している必要があります。一致しない場合は、BAT ユーザ デバイス プロファイル テンプレートと CSV を挿入しようとするときに、エラーが発生します。
ステップ 6 Number of Speed Dials ボックスに、BAT 電話機テンプレートで設定された短縮ダイヤルの数を入力します。1 以外の値を入力する場合は、短縮ダイヤルの数に応じた適切な値を入力し、列の任意の場所をクリックします。入力した値に合わせて、画面がリフレッシュされます。たとえば、短縮ダイヤル数を 2 と入力した場合は、画面がリフレッシュされると 2 つの列(Speed Dial Number 2 と Speed Dial Label 2)が追加されます。
(注) ここで指定する短縮ダイヤル数は、BAT テンプレートで設定された短縮ダイヤル数と一致している必要があります。超えた場合は、BAT 電話機テンプレートと CSV ファイルを挿入しようとするときに、エラーが発生します。
ステップ 7 すべての必須フィールド、および該当するオプション フィールドに入力します。各列の見出しは、フィールドの最大長、およびそのフィールドが必須かオプションかを指定しています。複数のユーザ デバイス プロファイルを使用している場合、デバイスごとに 1 回ずつ、数個のフィールドが複数回表示されます。
• Device Profile Name フィールドに、ユーザ デバイス プロファイルの一意の名前を入力する。
• Description フィールドに、説明を入力する。ここでは、このユーザ デバイス プロファイルを説明する任意のテキストを入力します。
• Login User ID フィールドに、有効なユーザ ID を入力する。通常、ユーザ ID は DC ディレクトリに格納されています。ここで指定するユーザに対して、このユーザ デバイス プロファイルが発行されます。
• Directory Number 1 フィールドに、このユーザ デバイス プロファイルに関連付けられている電話番号を入力する。
• Display 1 フィールドには、ユーザ名または電話番号を使用する。内線番号が表示されるようにする場合は、このフィールドを空白のままにします。
• Line Text label フィールドに、この電話番号を回線で識別するためのテキストを入力する。このフィールドは、回線の表示に電話番号が表示されないようにする場合だけ使用します。
• Forward Busy Destination1 フィールドに、回線が使用中のときにコールの転送先として使用する電話番号を入力する。
• Forward No Answer 1 フィールドに、回線が応答しないときにコールの転送先として使用する電話番号を入力する。
• Call Pickup Group 1 フィールドに、このユーザ デバイス プロファイルに割り当てられている電話番号宛てのコールに応答するためにダイヤルされる電話番号を入力する。
• Speed Dial Number 2 フィールドに、ユーザが短縮ダイヤル ボタンを押したときにダイヤルされる電話番号を入力する。
• Speed Dial Label 1 フィールドに、短縮ダイヤル ボタンの隣に表示される英数字を入力する。
ステップ 8 Export to BAT Format をクリックして、BAT Excel スプレッドシートから CSV ファイルにデータを転送します。
システムは、このファイルに次の名前を付けて、 C:\XLSDataFiles\ (または、別の既存フォルダを選択可能)に保存します。
tabname#timestamp.txt (または、別のファイル名を指定可能)
ここで、「tabname」は、作成した CSV ファイルのタイプ(たとえば、user device profiles)を表します。「timestamp」は、ファイルが作成された正確な日時を表します。
ステップ 9 CSV ファイルは、BAT がアクセスできるように、パブリッシャ データベース サーバ上に常駐させておく必要があります。しかし、通常、パブリッシャ データベース サーバでは Microsoft Excel が実行されていません。したがって、この手順では、CSV ファイルがローカル PC(パブリッシャ データベース サーバではなく)に保存されていることを前提としています。その場合、ファイルをパブリッシャ データベース サーバにコピーする必要があります。
フロッピー ディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、C:\XLSDataFiles\ から、Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の適切な C:\BATFiles\ フォルダに、CSV ファイルをコピーします。ユーザ デバイス プロファイルの場合は、CSV ファイルを
C:\BATFiles\User Device Profiles\ にコピーします。
エクスポートされた CSV ファイルを読み取る方法については、BAT 内の Insert User Device Profiles ウィンドウ( Configure > User Device Profices )で、 View Sample File へのリンクをクリックします。
• 「ユーザ デバイス プロファイル挿入用テンプレートの作成」
ユーザ デバイス プロファイルを追加するときに、データ入力に BAT.xlt ファイルを使用しない場合は、ASCII テキスト行を使用し、値をコンマで区切ったコンマ区切り値(CSV)ファイルを作成する必要があります。
BAT.xlt ファイルを使用して CSV ファイルを作成した場合は、このセクションの次の手順を省略できます。
(注) いずれかのフィールドの中で、コンマまたは 2 重引用符を文字列の一部に使用する場合は、テキスト全体を 2 重引用符で囲む必要があります。
ヒント BAT.xlt ファイルでは、データの検証が実行されるので、データの入力には、BAT .xlt ファイルの使用をお薦めします。
CSV ファイルは、テキスト形式の情報を表形式で表示する一般的な方法です。データ ファイルの作成には、任意のファイル形式(たとえば、Microsoft Notepad、Microsoft Word など)を使用します。CSV ファイルは、Cisco CallManager 用のパブリッシャ データベースを実行しているサーバ上の C:\BATFiles\User Device Profiles\ に保存してください。
ユーザ用の CSV テキスト ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 CSV ファイルを作成するために、Microsoft Notepad を開きます。
ステップ 2 Cisco CallManager に追加するユーザ デバイス プロファイルごとに行を変えて値を入力します。テキストベースの CSV ファイルで使用する形式の詳細については、「テキストベースの CSV ファイルを作成する場合のヒント」を参照してください。
ステップ 3 このファイルをパブリッシャ サーバ上の C:\BATFiles\User Device Profiles\ に保存します。
(注) いずれかのフィールドの中で、文字列の一部にコンマまたは 2 重引用符を使用する場合は、テキスト全体を 2 重引用符で囲む必要があります。
(注) パブリッシャ サーバ上の C:\BATFiles\User Device Profiles\ 以外の場所に保存した UDP CSV ファイルは使用できません。
• 「ユーザ デバイス プロファイル用の CSV ファイルの作成」
次の形式例では、ユーザ デバイス プロファイル用の CSV ファイルのフィールド長と文字列タイプを示しています。例を画面上で閲覧するには、 Configure > User Device Profiles の順に選択し、 View Sample File をクリックします。
User Device Profile Name (必須、1 ~50 文字)、 Description (オプション、1 ~50 文字)、 Login UserID (オプション、4 ~30 文字)、 Directory Number (オプション、50 桁以下の数字)、Display(オプション、内線発信者番号の場合 30 文字以下)、 Line Text Label (オプション、30 文字以下)、 Forward Busy Destination (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward No Answer Destination (オプション、50 桁以下の数字)、 Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以下)、 Speed Dial Number (オプション、50 桁以下の数字)、 Speed Dial Label (オプション、30 文字以下)
フィールドが空白であっても、区切り文字を指定する必要があります。次の例は、Display の設定値を指定しない場合の正しい形式を示しています。
プロファイルに回線を設定せず、必須フィールドだけを追加する場合は、次の例のように指定します。
必須フィールドだけを入力し、ユーザ デバイス プロファイルを電話番号 1 つだけに関連付ける場合は、次のようになります。
次の形式例では、2 回線を持つユーザ デバイス プロファイル用の CSV ファイルのフィールド長と文字列タイプを示しています。
User Device Profile Name (必須、1 ~50 文字)、 Description (オプション、1 ~50 文字)、 Login UserID (オプション、4 ~30 文字)、 Directory Number1 (オプション、50 桁以下の数字)、 Display1 (オプション、内線発信者番号の場合 30 文字以下)、 Line Text Label1 (オプション、30 文字以下)、 Forward Busy Destination1 (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward No Answer Destination1 (オプション、50 桁以下の数字)、 Call Pickup Group1 (オプション、50/50 文字以下)、 Directory Number2 (オプション、50 桁以下の数字)、 Display2 (オプション、内線発信者識別情報の場合 30 文字以下)、 Line Text Label2 (オプション、30 文字以下)、 Forward Busy Destination2 (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward No Answer Destination2 (オプション、50 桁以下の数字)、 Call Pickup Group2 (オプション、50/50 文字以下)、 Speed Dial Number1 (オプション、50 桁以下の数字)、 Speed Dial Label1 (オプション、30 文字以下)、 Speed Dial Number2 (オプション、50 桁以下の数字)、 Speed Dial Label2 (オプション、30 文字以下)
次の形式例は、エクスポート ユーティリティの All User Device Profile Details オプションを使用したときに生成されるファイルに含まれている、フィールドの種類と長さを示しています。
<<DEVICE>> User Device Profile name (必須、1 ~50 文字)、 Description (オプション、1 ~50 文字)、 Device Pool ( 必須、50 文字以下) 、 Calling Search Space (オプション、24 文字以下)、 AAR Calling Search Space (オプション、24 文字以下)、 Media Resource Group List(必須、50 文字以下) 、 User Hold Audio Service (オプション、50 文字以下)、 Network hold audio source (オプション、50 文字以下)、 Login UserID (オプション、30 文字以下)、 User Locale (オプション、50 文字以下)、 Network Locale (オプション、100 文字以下)、 Phone Button Template (必須、 50 文字以下 )、 Expansion Module 1 (オプション、 50 文字以下 )、 Expansion Module 2 (オプション、 50 文字以下 )、 Softkey Template (オプション、50 文字以下)、 Phone Load name (オプション、32 文字以下)、 Module I load name (オプション、32 文字以下 ) 、 Module II load name (オプション、32 文字以下)
<<MODEL SPECIFIC> >Information (オプション、 255 文字以下) 、 Directory (オプション、 255 文字以下) 、 Messages (オプション、 255 文字以下) 、 Services (オプション、 255 文字以下) 、 Authentication Server (オプション、 255 文字以下) 、 Proxy Server (オプション、 255 文字以下) 、 Idle (オプション、 255 文字以下) 、 Idle timer (オプション、 5 桁以下の数字) 、 Enable extension mobility (オプション、ブール値 ) 、 Logout Profile (オプション、1 ~50 文字 ) 、 Login User ID (オプション、1 ~30 文字)、 Logout time(ログイン サービスによって書き込まれる) 、 Login time(ログイン サービスによって書き込まれる) 、 Product Specific XML(オプション)
<<LINE>> Directory number (オプション、50 桁以下の数字)、 Partition (オプション、50 文字以下)、 Voice mail Profile (オプション、50 文字以下)、 Calling Search Space (オプション、24 文字以下)、 AAR Group (オプション、20 文字以下)、 User Hold Audio Source (オプション、50 文字以下)、 Network hold audio source (オプション、50 文字以下)、 Call waiting (オプション、ブール値 ) 、 Auto Answer (必須、50 文字以下)、 Forward all to Voice Mail( オプション、50 桁以下の数字)、 Forward all destination (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward all CSS (オプション、24 桁以下の数字)、 Forward Busy to Voice Mail (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward Busy destination (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward Busy CSS (オプション、24 桁以下の数字)、 Forward No Answer to Voice Mail (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward No Answer destination (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward No Answer CSS (オプション、24 桁以下の数字)、 Forward on Failure to Voice Mail (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward on Failure destination (オプション、50 桁以下の数字)、 Forward on Failure CSS (オプション、24 桁以下の数字)、 Call Pickup Group (オプション、50/50 文字以下)、 Display (オプション、発信者番号の場合 30 文字以下)、 External phone mask (オプション、30 桁以下の数字または X。X はマスクを表す)、 Message Waiting Lamp Policy (オプション、 50 文字以下) 、 Ring Setting when idle (オプション、 50 文字以下) 、 Ring Setting when Active (オプション、 50 文字以下) 、 Line Text label (オプション、30 文字以下)
<<USER>> User ID (オプション、1 ~30 文字)
<<SPEEDDIALS>> Speed Dial Number 1 (オプション、50 桁以下の数字と特殊文字)、 Speed Dial Label 1 (オプション、30 文字以下)
<<SERVICES>> Service Name 1 (オプション、 100 文字以下) 、 Subscribed Service Name 1 (オプション、 50 文字以下) 、 Parameter Name 1 (オプション、 50 文字以下) 、 Parameter Value 1 (オプション、 100 文字以下)
このセクションでは、ユーザ デバイス プロファイルを一括して挿入する方法について説明します。
ヒント Based on devices controlled by users を選択する場合は、BAT を利用してすべての IP Phone ユーザのプロファイルを生成および挿入することによって、エクステンション モビリティを迅速に設定できます。BAT は、ユーザが制御しているデバイスの数には関係なく、ユーザごとにユーザ デバイス プロファイルを 1 つだけ生成します。すべてのプロファイルは、Cisco IP Phone 7960 ボタン テンプレートに基づいています。
• ユーザ デバイス プロファイルを挿入する場合は、Cisco CallManager に電話機を追加する前に、BAT ユーザ デバイス プロファイル テンプレートを作成しておく必要があります。「ユーザ デバイス プロファイル挿入用テンプレートの作成」を参照してください。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > User Device Profile の順に選択します。
Insert User Device Profiles ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 File Name フィールドで、このタイプのバルク トランザクション用に作成した CSV ファイルを選択します。
ステップ 4 挿入オプションを選択します。デフォルトのユーザ デバイス プロファイル CSV テンプレート形式に従ったユーザ デバイス プロファイル レコードを挿入する場合は、Specific Details オプション ボタンを選択しますエクスポート ユーティリティで All Details オプションを使用して生成したファイルにあるユーザ デバイス プロファイル レコードを挿入する場合は、 All Details オプション ボタンを選択します。BAT を使用して、ユーザの現在の IP Phone に基づいてユーザ デバイス プロファイル レコードを生成および挿入する場合は、Based on devices controlled by users オプション ボタンを選択します。
エクスポート ユーティリティで All Details オプションを使用して生成したファイルには、挿入操作中に、BAT がユーザをユーザ デバイス プロファイルに関連付けるために使用する情報が含まれています。デフォルトのユーザ デバイス プロファイル CSV テンプレートに従っている CSV ファイルには、ユーザ情報は含まれていません。Cisco CallManager Administration を使用して、関連付けを行う必要があります。
デフォルトのユーザ デバイス プロファイル CSV ファイルに含まれているフィールドについては、 表 5-1 を参照してください。
All Details オプションを使用してエクスポートした場合にファイルに含まれるフィールドについては、 表 5-1 と 表 5-2 を参照してください。
Insert オプション ボタンを選択した場合は、ステップ 5 に進みます。 Insert all User Device Profile Details オプション ボタンを選択した場合は、ステップ 6 に進みます。Based on devices controlled by users オプション ボタンを選択した場合は、ステップ 7 に進みます。
ステップ 5 User Device Profile Template Name フィールドで、このタイプのバルク トランザクション用に作成した BAT テンプレートを選択します。ステップ 8 に進みます。
ステップ 6 Model リストボックスで、デバイスのタイプまたは特定のモデルを選択します。現在のデフォルトは Cisco 7960 です。ステップ 8 に進みます。
ステップ 7 生成済みのユーザ デバイス プロファイルをこのデバイスのログアウト プロファイルとして使用する場合は、Set User Device Profile as Log Out Profile for the device チェックボックスをオンにします。
ウィンドウが表示され、挿入が完了するまでの推定所要時間が示されます。 OK をクリックして操作を続行します。
(注) UDP の挿入は、コールの処理に悪影響を及ぼす可能性があるため、オフピーク時に実行してください。
ウィンドウが表示され、Total Number of Records、Records Passed、および Records Failed が示されます。
CSV ファイルの内容がテンプレートと矛盾している場合は、エラーがあることを警告するウィンドウが表示されます。UDP を挿入するには、矛盾点を修正する必要があります。
ステップ 9 挿入のステータスを確認するには、Insert ボタンの上にあるステータス行を見ます。UDP の挿入が正常に終了したことがステータス行に示されると、この操作は完了です。ステータスバーにエラーが表示された場合は、 View Latest Log File をクリックして、ウィンドウを表示します。このウィンドウには、操作が失敗した箇所の特定に役立つ情報が示されます。
(注) 操作が失敗した原因を特定するには、このリリースの Bulk Administration Tool のリリース ノートを参照してください。
• 「ユーザ デバイス プロファイル用の CSV ファイルの作成」
BAT を使用すると、ユーザ デバイス プロファイルの回線属性を一括して更新できます。Update Lines ウィンドウには、Insert User Device Profiles ウィンドウからアクセスできます。
(注) 電話機とユーザ デバイス プロファイルの両方の回線情報を含むクエリー結果を取得した場合は、電話機用とユーザ デバイス プロファイル用の回線が、両方とも同時に更新されます。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > User Device Profile を選択し、ウィンドウの右上隅にある Update Lines リンクをクリックします。
Update Lines ウィンドウが表示されます。更新するレコードを探すために、フィルタを定義します。
第3章「回線の更新」 のステップ 3 ~10 の作業を行います。
Cisco CallManager 内のユーザ デバイス プロファイルを一括で削除する手順は、次のとおりです。
ステップ 1 BAT を起動します(「BAT の起動」を参照)。
ステップ 2 Configure > User Device Profiles の順に選択します。
Insert User Device Profiles ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 ウィンドウの右隅にある Delete User Device Profiles をクリックします。
Delete User Device Profiles ウィンドウが表示されます。削除するユーザ デバイス プロファイルを探すために、フィルタを定義します。
ステップ 4 最初のドロップダウン リストボックスで、クエリー対象のフィールド(たとえば、Device Name、Description)を選択します。
ステップ 5 2 番目のドロップダウン リストボックスで、contains(を含む)、is exactly(完全一致)、not equal to(不一致)、begins with(~で始まる)、ends with(後方)、is empty(空白)、または is not empty(空白以外)を選択します。
ステップ 6 3 番目のボックス(検索フィールドまたはリストボックス)で、検索する値(たとえば、特定のユーザ)を選択するか、入力します。
ステップ 7 Add To Query ボタンをクリックして、定義したフィルタをクエリーに追加します。
誤りがあった場合は、 Clear Query ボタンをクリックして、そのクエリーを削除します。その後、ステップ 4 からやり直します。
ステップ 8 View Query Result をクリックして、検索対象のレコードを表示します。
クエリーで定義したすべてのレコードに対して、更新する設定値を指定します。
ステップ 9 Delete をクリックして、選択されたユーザ デバイス プロファイルを削除します。
Cisco CallManager データベースからレコードを削除するのに要する、おおよその時間を知らせるメッセージが表示されます。トランザクションを取り消すか、または OK をクリックして処理を続行することができます。
削除に失敗した場合は、 View Latest Log File をクリックして、ウィンドウを表示します。このウィンドウには、操作が失敗した箇所の特定に役立つ情報が示されます。
• 「ユーザ デバイス プロファイル用の CSV ファイルの作成」
表 5-1 に、UDP テンプレートに回線の詳細を追加する場合のオプション フィールドを示します。