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この章では、Cisco CallManager Attendant Console の概要、およびその起動に関するさまざまな手順を説明します。Cisco CallManager Attendant Console を使用することにより、Cisco IP Phone を Attendant Console としてセットアップできます。
Cisco CallManager Attendant Console には、グラフィカル ユーザ インターフェイス(GUI)が採用されています。Cisco CallManager Attendant Console では、短縮ダイヤル エントリ、およびクイック ディレクトリ アクセスを使用して、電話番号の検索、回線状況の監視、コールの処理を行います。企業の受け付け係、または事務職員は、Cisco CallManager Attendant Console を使用して、企業または部門へのコールを処理し、他の従業員はこれを使用して、自分自身のコールを処理できます。
Cisco CallManager Attendant Console は、Cisco CallManager システムに IP 接続された PC 上にインストールされます。Attendant Console は、Cisco CallManager システムに登録された Cisco IP Phone と協調動作します(各電話機に対して 1 つのコンソールが協調動作し、コンソールは、Attendant Console として使用されます)。複数のコンソールを 1 つの Cisco CallManager システムに接続できます。
• 「Cisco CallManager Attendant Console のインターフェイス」
起動時に[アテンダントの設定]ダイアログボックスが開き、Cisco CallManager のサーバ名、および Attendant Console で使用している電話機の電話番号を入力を求められます。次に、Cisco CallManager Attendant Console の[ログイン]ダイアログボックスが開き、ユーザ名およびパスワードの入力を求められます。サーバにログインすると、Cisco CallManager Attendant Console のインターフェイスに、次の項で説明するウィンドウ、メニューバー、ツールバー、およびステータスバーが表示されます。
Cisco CallManager Attendant Console のグラフィカル ユーザ インターフェイス
(GUI)でサポートされる解像度は、800 x 600、1024 x 768、1280 x 1024、および
1600 x 1200 です。
Attendant Console は、Windows 2000 Professional、Windows XP、または Windows N.T 4.0 プラットフォーム上で稼働します。最新の Microsoft Service Pack が PC 上にインストールされていることを確認してください。プラットフォームに関して質問がある場合は、システム管理者にお問い合せください。
PC でサウンド カードとスピーカを使用できる場合、それらを使用して再生する呼び出し音、「ビープ音」を設定できます。
タッチパネル モニタを使用すると、Attendant Console のタッチパネル対応機能を利用できます。
コンソールからログオフすると、サーバは、短縮ダイヤルのグループおよびエントリ、ならびにウィンドウの位置およびサイズ等のユーザ設定を自動的に保存します。
ヒント Cisco CallManager Attendant Console ウィンドウ内に表示される各ウィンドウには、そのウィンドウの右上隅に最大化と最小化ボタンがついています。また、各ウィンドウのサイズは、マウス ポインタがウィンドウの外枠を触れたときに表示される矢印をドラッグすると変更できます。
また、各ウィンドウ内の列のサイズも、マウス ポインタが列の外枠に触れたときに表示される矢印をドラッグすると変更できます。
図 1-1 は、Cisco CallManager Attendant Console のインターフェイスを示し、インターフェイス上の主要なコンポーネントを説明しています。
図 1-1 Cisco CallManager Attendant Console のインターフェイス
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最初の起動時に、Cisco CallManager Attendant Console の[アテンダントの設定]ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスでは、サーバ名、電話番号([基本設定]タブを参照)、ディレクトリ情報、コール処理サーバ、および回線状態用のローカル IP アドレス([詳細設定]タブを参照)の入力を求められます。システム管理者はこれらの項目を入力する必要があります。詳細については、システム管理者にお問い合わせください。
[詳細設定]タブでは、トラブルシューティングのためのトレースを有効にできます。PC でサウンド カードとスピーカを使用できる場合、PC 経由で着信を知らせる呼び出し音、「ビープ音」を設定できます。
Cisco CallManager Attendant Console の[ログイン]ダイアログボックスが開き、ユーザ名およびパスワードの入力を要求するプロンプトが表示されます。このダイアログボックスを使用して、次の項目を設定できます。
• Cisco CallManager Attendant Console がユーザ名およびパスワードを記憶するように指定する。
• Cisco CallManager Attendant Console の使用条件に影響する設定値を変更する。
このウィンドウには[ブロードキャスト]ウィンドウ、[パーク中]ウィンドウ、[通話制御]ウィンドウ、[短縮ダイヤル]ウィンドウ、[ディレクトリ]ウィンドウ、メニューバー、[通話制御]ツールバー、およびステータスバーがあります。ウィンドウの左上隅には、ウィンドウ名、および現在 Attendant Console を使用しているユーザ名が表示されます。ウィンドウの右上隅には、ウィンドウの最大化ボタン、および最小化ボタンが表示されます。ウィンドウの右下隅には、ステータスバーが表示されます。
[通話制御]ウィンドウは、次のコンポーネントで構成されています。
• [通話の詳細]ペイン:コールの状態、着信コールの電話番号、ユーザ名(表示可能な場合)、アテンダントの電話番号、およびアテンダントによって実行されたアクション(状況に応じて)が表示されます。
たとえば、[通話の詳細]ペインのエントリが「2000 は、3000 により 4000 に転送されました」である場合、電話番号 3000 を使用しているユーザが電話番号 2000 のコールを電話番号 4000 のユーザに転送したことを示します。
• アクティブ/保留の時間を表示するタイム インジケータ:[通話の詳細]ペイン内のタイマーがアクティブまたは保留中のコールの経過時間を表示します。
コールに応答すると、タイマーは自動的にそのコールのアクティブ時間の表示を開始します。
コールを保留にすると、タイマーはリセットされ、コールの保留時間の表示を開始します。
コールを再開、つまり保留状態を解除すると、タイマーの表示はコールが[通話の詳細]ペインに表示されていた合計時間(保留時間とアクティブ時間)に自動的に切り換わります。
• [オペレータ回線]ボタン:回線の状態、およびアテンダント用 Cisco IP Phone の電話番号が、ウィンドウの右上隅に表示されます。
[通話の詳細]ペインは、Cisco CallManager Attendant Console によって制御されている Cisco IP Phone 上の回線を表示します。ユーザの Cisco IP Phone 用にシステム管理者が設定した回線数は、ウィンドウ内で使用できる回線数を決定します。たとえば、Cisco IP Phone 7914 拡張モジュールを 2 個取り付けた Cisco IP Phone 7960 を使用する場合、システム管理者が各回線に対して電話番号を割り当てた場合は、合計 34 本の回線が表示されます。
[通話の詳細]ペインには、共有回線でアクティブなコールも表示されます。共有回線は、複数の電話機上の同じ電話番号を表します。共有回線が使用中である場合、Cisco CallManager Attendant Console は、[通話制御]ウィンドウにアイコンを表示します(表 1-1 を参照)。共有回線のいずれかが使用中である場合、Cisco CallManager Attendant Console は、共有回線上のアテンダントへコールを経路指定しません。
(注) 電話機、または拡張モジュール 7914 の機能に関する情報については、電話機に付属のマニュアルを参照、またはシステム管理者にお問い合わせください。
設定する回線数に応じて、回線は 1 つ、2 つ、または 3 つの列に表示されます。これらの回線上のコールを制御するには、ウィンドウの最上部にあるメニューを使用、またはコンテキスト メニュー、キーボード ショートカット、またはマウスを使用します。
(注) ウィンドウに表示されたコールが 1 つだけの場合、[通話の詳細]ペインで空欄の行を選択しない限り、このコールが強調表示されます。
• 「メニューバー」
• 「コールの処理」
このウィンドウには、[ブロードキャストコールの詳細]ペインがあります。このペインには、キューに入れられアテンダントにブロードキャストされたが、応答されない着信コールのリストが表示されます。使用可能なすべてのアテンダントが、ブロードキャスト コールに応答できます。アテンダントがブロードキャスト コールに応答すると、コールは[ブロードキャスト]ウィンドウから、コールに応答したアテンダントの[通話制御]ウィンドウに移動します。アテンダントにアクティブなコールがある場合、アテンダントがブロードキャスト コールに応答すると、Attendant Console は、そのアクティブなコールを保留中にします。
[ブロードキャストコールの詳細]ペイン内のブロードキャスト コール エントリは、次の情報で構成されます。
• ブロードキャスト発信者がダイヤルした電話番号(パイロット ポイント)
• 「メニューバー」
• 「コールの処理」
短縮ダイヤルのエントリは、アテンダント ユーザごとに設定され、[短縮ダイヤル]ウィンドウ内の短縮ダイヤル グループのタブに表示されます。各短縮ダイヤル エントリには、次の情報が表示されます。
• 回線状態。[通話制御]ウィンドウに表示されるものと同じアイコンで表示されます( 表 1-1 を参照)。
• 「メニューバー」
• 「コールの処理」
[ディレクトリ]ウィンドウには、Cisco CallManager のユーザ ディレクトリにある、回線状態、姓、名、電話番号、および部門情報が表示されます。Attendant Console は、システム管理者が設定した間隔でディレクトリを自動的に更新します。[リロード]ボタンをクリックすると、ディレクトリを手動でリロードできます。
名、姓、または部門名に基づいてディレクトリ検索をする場合、各フィールドに検索条件を入れると、ダイナミックにエントリが表示されます。[詳細]ボタンをクリックして、各フィールドに適切なユーザ情報を入力することにより、詳細検索を実行できます。検索結果が表示された後、結果のソート(昇順または降順)や回線状態の確認を行えます。回線の状態は、他のウィンドウで使用されているものと同じアイコンで表示されます。
• 「メニューバー」
• 「コールの処理」
各回線の表示行および[オペレータ回線]ボタンには、 表 1-1 に示す状態のうちのいずれかが、それぞれの対応するアイコンによって表示されます。
このウィンドウには[パーク中コールの詳細]ペインが含まれています。このペインには、転送先保留番号に保留にしたコールが表示されます。 コールの転送先保留を行うと、コールを保留にして、システム上の他の電話機からこのコールを復旧することができます。たとえば、自身の電話機上でアクティブなコールを 1234 のような転送先保留番号にパークすると、同じシステム内の別の電話機上の誰かが 1234 にダイヤルしてそのコールを取得することができます。
[パーク中コールの詳細]ペイン内のパーク中エントリは、次の情報で構成されます。
たとえば、[パーク中コールの詳細]ペインのエントリが「2000 は、3000 により 4000 にパークされています」である場合は、電話番号 3000 のアテンダントが電話番号 2000 のコールを Cisco CallManager が選択した内線番号(この場合は転送先保留番号 4000)に保留にしたことを意味します。電話番号 2000 のコールは、ユーザがこのコールに応答するか、またはこのコールを転送先保留にしたアテンダントに戻るまで、保留のままとなります。
(注) Cisco CallManager が転送先保留番号を選択します。この番号は、システム管理者が Cisco CallManager Administration に入力した設定に基づいています。
[パーク中]ウィンドウでは、アテンダント サーバに接続されたすべてのアテンダントが転送先保留したすべてのコールを表示して、それらのコールを受けることができます。Attendant Console にログインする前に転送先保留されたコールを表示させたり、受けたりすることはできません。
転送先保留番号に保留にされているコールにユーザが応答しない場合、そのコールは、あらかじめ指定された時間(通常は 60 秒)だけその番号に保留にされた後、[通話の詳細]ペインに自動的に復旧されます。この時間については、Cisco
CallManager Administration でシステム管理者が手動で設定します。
転送先保留にされているコールを手動で復旧したい場合は、[通話制御]ツールバーの[パークの復元]ボタン、コンテキスト メニューまたは[アクション]メニューの[パークの復元]オプション、または[パークの復元]キーボード ショートカットを使用します。転送先保留にされているコールを復旧すると、そのコールが[通話の詳細]ペインに表示されます。
• 「コールの処理」
メニューバーを使用して、オンライン/オフライン、ログアウト、キーボード ショートカットの編集、テキスト サイズとコンソールのカラー スキームの変更、ウィンドウのサイズと場所の調整、コール制御の実行、およびオンライン ヘルプの表示が可能です。
[通話制御]ツールバーには、アテンダント ユーザが実行する最も一般的なコール制御作業に対応する一連のボタンが表示されます。Attendant Console は、[通話制御]ツールバー上のボタンを使用したコール制御が実行できる状態のときだけ、これらのボタンを使用可能にします。あるボタンをクリックすると、メニューバー上、またはコンテキスト メニュー上で、このボタンに対応するメニュー オプションが自動的に使用可能になります。
コール制御作業、およびこれらの作業に対応するボタンについては、 表 1-2 を参照してください。
ボタン |
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(注) この通話制御ボタンは交互に切り替えるタイプで、同じボタンをクリックして 2 つのコール制御作業を実行できます。 |
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ダイヤルする。 |
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応答する。 |
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終了する。 |
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(注) この通話制御ボタンは交互に切り替えるタイプで、同じボタンをクリックして 2 つのコール制御作業を実行できます。 • 「コールの保留」 |
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転送する。 |
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打診転送する。 |
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直接転送する。 |
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参加する。 |
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(注) Attendant Console に接続されている Cisco CallManager サーバが、Cisco CallManager Release 3.3 以降のバージョンを実行している場合のみ、ユーザは、このコール管理機能を実行できます。詳細については、システム管理者にお問い合わせください。 (注) この[通話制御]ボタンは交互に切り替えるタイプで、同じボタンをクリックして 2 つのコール制御作業を実行できます。 (注) [通話の詳細]ペインにあるアクティブなコールに応答する場合、[パーク]アイコンとツールチップ テキストが表示されます。転送先保留にされているコールが[パーク中コールの詳細]ペインに表示されている場合、[パークの復元]アイコンとツールチップ テキストが表示されます。 |
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会議をする。 |
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ボイスメールへコールを転送する。 |
ツールバーが表示される位置は、いつでも変更できます。次の位置を選択できます。
• 左側:ツールバーを Cisco CallManager Attendant Console ウィンドウの左側に表示します。
• 上部:ツールバーをメニューバーと[通話制御]ウィンドウの間に表示します。
• 右側:ツールバーを Cisco CallManager Attendant Console ウィンドウの右側に表示します。
• 下部:ツールバーを、Cisco CallManager Attendant Console ウィンドウ下部にあるステータスバーの下の左隅に表示します。
ヒント ボタンの機能を呼び出すには、そのボタン上にマウス ポインタを移動して、表示されるテキストを見てください。
ウィンドウ内でツールバーが表示される位置を変更するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 [通話制御]ツールバーを右クリックして、 [位置] を選択します。
ステップ 2 次のリストから、ツールバーを表示させる位置を選択します。
• 「コールの処理」
各ウィンドウには、コンテキスト メニューがあり、そのウィンドウ内でマウスを右クリックすると表示されます。これらのメニューを使用して、短縮ダイヤル エントリの追加およびテキスト サイズの変更などの作業ができます。
• 「コールの処理」
図 1-2 は、[ポップツートップ]アイコンを示しています。
[通話制御]ウィンドウが最小化されているか、または他のウィンドウの後ろにあるとき、アテンダントの電話機で着信コールを受けるかまたは発信コールを開始する場合は、ステータスバーの右下にある[ポップツートップ]アイコンをクリックすることで、すばやく[通話制御]ウィンドウを表示できます。
• コール制御ステータス(試行しています/コール制御は使用可能です)
コールを開始/転送したり、コールを会議通話にするには、いくつかの方法があります。ダイヤル パッドの使用も、方法のうちの 1 つです。ダイヤル パッドには、次のアイテムが含まれます。
• トランザクション(コールの転送、会議通話など)を実行するためのボタン
• 「コールの処理」
Cisco CallManager Attendant Console を最初に起動するときは、[アテンダントの設定]ダイアログボックス内に情報を入力、またはダイアログボックス内の情報を確認する必要があります。システム管理者からこれらの情報を入手してください。
Cisco CallManager Attendant Console を起動するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 デスクトップ上の Cisco CallManager Attendant Console アイコンをダブルクリックするか、または[ スタート]>[プログラム]> Cisco CallManager Attendant Console を選択します。
図 1-3 は、Cisco CallManager Attendant Console アイコンを示しています。
図 1-3 Cisco CallManager Attendant Console アイコン
ステップ 2 PC にログインする前に、 [設定] ボタンをクリックします。
[アテンダントの設定]ダイアログボックスには、[基本設定]タブと[詳細設定]タブがあります。
[アテンダントの設定]ダイアログボックスが表示され、[基本設定]タブに次の情報の入力を求められます。
ステップ 4 [詳細設定]タブに表示される項目を設定しない場合は、 OK をクリックします。
[詳細設定]タブでは、PC のサウンド カードを経由して再生される呼び出し音の設定、トラブルシューティング用のトレースの有効化、変更設定を行えます。
表示されるフィールドに入力する情報は、システム管理者から入手してください。
ステップ 6 ローカル ディレクトリ ファイルのパスを変更するには、[ローカルディレクトリファイルのパス名]フィールドにパスを入力してください。
(注) ユーザ リスト ファイルとして定義されているローカル ディレクトリ ファイルは、ウィンドウに表示されるディレクトリ情報を提供します。
ステップ 7 Attendant Console がディレクトリ ファイルをリロードする間隔を変更するには、[直接リロードのインターバル]フィールドに新規の間隔(秒単位)を入力します。
ステップ 8 コール処理サーバのホスト名、または IP アドレスを変更するには、[コールサーバのホスト名または IP アドレス(カンマ区切り)]フィールドに適切な情報を入力してください。
ステップ 9 [ローカルホストの IP アドレス(回線状態)]フィールドに Attendant Console のローカル IP アドレスを入力します。
(注) ユーザの PC に 2 枚のネットワーク インターフェイス カード(NIC)が装着されている場合、システム管理者は回線状態の更新を受信する IP アドレスを指定できます。
セキュリティ上の理由から特定の UDP ポートで回線状態を受信する場合、管理者は[ローカルホストの IP アドレス(回線状態)]フィールドで、「IP アドレス:ポート」の形式で UDP ポートを指定できます。
ステップ 10 [トレースを有効にする] チェックボックスをオンにします。
ステップ 11 PC のサウンド カードを経由してコールを通知する呼び出し音、「ビープ音」を設定するには次の手順を実行します。
b. [呼び出し音なし] 、 [一度鳴らす] 、または[ 連続して鳴らす] オプション ボタンをクリックします。
ステップ 12 [保存] をクリックします。これでログインし、オンラインにすることができます。
アテンダント PC にログインする場合は、ユーザ名とパスワードを入力して、GUI 表示に使用する言語を選択します。
ログインし、オンラインにして、コールを処理するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 まだこの作業をしてない場合は、デスクトップ上で Cisco CallManager Attendant Console のアイコンをダブルクリックするか、または[ スタート]>[プログラム]> Cisco CallManager Attendant Console を選択します。
ステップ 2 プロンプトが表示されたら、[ログイン]ダイアログボックスに Attendant Console 用のユーザ名、およびパスワードを入力します。
ヒント この情報を保存して、Attendant Console にログインするたびに入力する必要をなくすには、[このパスワードを保存する]チェックボックスをオンにします。
ステップ 3 Attendant Console へ最初にログインするときは、[ログイン]ダイアログボックスのテキストが、オペレーティング システムがサポートしている言語で表示されます。オペレーティング システムがサポートしている言語だけを表示に使用できます。選択した言語を表示できない場合は、システム管理者にお問い合せください。
言語のドロップダウン リスト ボックスから、GUI 表示に使用する言語を選択します。
次回表示される[ログイン]ダイアログボックスでは、前回のログインで選択した言語でテキストが自動的に表示されます。
ヒント Attendant Console の設定を表示、または変更するには、[設定]ボタンをクリックします。設定の変更については、「Cisco CallManager Attendant Console の最初の起動」を参照してください。
ログインする際、Cisco CallManager Attendant Console は[アテンダントの設定]ダイアログボックスでの設定値を確認します。
ユーザはログイン後、Cisco CallManager Attendant Console を使用して、コールへの応答、コールの発信、コールの処理、回線状態の表示、ディレクトリの使用、短縮ダイヤル エントリの設定が可能です。
Cisco CallManager Attendant Console のユーザ ID とパスワードは、システム管理者が設定します。ログインできない場合は、システム管理者にお問い合せください。
(注) Attendant Console は、PC 上で Attendant Console を最後に使用したユーザの名前を保存します。
ステップ 5 [通話制御]ツールバー上で、 [オンライン接続] ボタンをクリック、または[ ファイル]>[オンライン接続] を選択します。
オンラインになると、ボタンの中に表示される矢印の色が緑色から白色に変わり、メニュー オプションのオンラインがオフラインに変わります。コンソールの下部にあるステータスバーは、オンラインになっていることを示します。
ユーザがコールに応答できる状態であることが、Cisco Telephony Call Dispatcher に通知されます。ステータスバーには、「コール制御が使用可能です」と表示されます。
Cisco CallManager Attendant Console を使用しないときは、オフラインにしてください。Cisco Telephony Call Dispatcher が、その Attendant Console に設定されている電話番号がコールを処理できる状態ではないと判断します。Cisco IP Phone の個人用電話番号宛てのコールには応答できます。
(注) [オンライン接続/オフライン接続]ボタン、および メニュー オプションは、状況に依存します。現在オンラインであれば、[オフライン接続]ボタン、および[オフライン]メニュー オプションが表示されます。現在オフラインであれば、[オンライン接続]ボタン、および[オンライン]メニュー オプションが表示されます。
• 短時間、コールの処理を中断するときは、[通話制御]ツールバー上の [オフライン接続] ボタンをクリック、または[ ファイル]>[オフライン接続] を選択してください。
• コールの処理を再開する場合は、[通話制御]ツールバー上の [オンライン接続] ボタンをクリック、または[ ファイル]>[オンライン接続] を選択してください。
• Cisco CallManager Attendant Console での作業を完全に終了し、アプリケーション ウィンドウを閉じるには、 [ファイル]>[ログアウト] を選択、または[ ファイル]>[終了] を選択してください。
[ファイル]>[ログアウト]を選択すると、アプリケーションが終了し、Cisco CallManager Attendant Console の[ログイン]ダイアログボックスが自動的に表示されます。[ファイル]>[終了]を選択すると、アプリケーションが終了し、ダイアログボックスは表示されません。