電話機の追加
BAT を使用して、電話機と他の IP テレフォニー デバイスを Cisco CallManager データベースに追加する場合は、各電話機に複数の回線、サービス、および短縮ダイヤルを追加することができます。CTI ポートと H.323 クライアントを追加することもできます。
電話機用の CSV データ ファイルを作成する方法としては、次の 2 つのオプションがあります。
• BAT スプレッドシート(BAT.xlt)を使用し、データを CSV 形式にエクスポートする。
• テキスト エディタを使用して、CSV 形式のテキスト ファイルを作成する(経験豊富なユーザ向け)。
電話機と IP テレフォニー デバイスを一括して追加するには、次の手順を実行します。
ステップ 1 Configure > Phones の順に選択します。Phones Options ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Insert Phones を選択して、 Next をクリックします。Steps to Insert Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 3 Add, view, or modify phone templates を選択し、 Next をクリックします。
Phone Template Configuration ウィンドウが表示されます。電話機テンプレートの設定の詳細については、「BAT 電話機テンプレートの使用方法」を参照してください。
ステップ 4 Create the CSV data file を選択し、 Next をクリックします。
ステップ 5 CSV データ ファイルの作成に使用するオプションを選択し、そのオプションの手順を使用します。
BAT Spreadsheet for Phones, CTI Ports and H.323 Clients
BAT スプレッドシートを開き、CSV データ ファイルを作成します。詳細については、「BAT スプレッドシートを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」を参照してください。
Text Editor to Create the CSV Data File
a. Add, view, or modify file formats を選択し、 Next をクリックします。
File Format Configuration ウィンドウが表示されます。CSV データ ファイル用のファイル形式設定の詳細については、「テキスト エディタを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」を参照してください。
b. テキスト エディタを使用して、使用するファイル形式に従った電話機用の
CSV データ ファイルを作成します。テキストベースの CSV ファイルの作成の詳細については、「電話機用のテキストベース CSV ファイルの作成」を参照してください。
c. Associate file format with the CSV data file を選択し、 Next をクリックします。
Add File to Format ウィンドウが表示されます。ファイル形式の関連付けの詳細については、「CSV データ ファイルへのファイル形式の関連付け」を参照してください。
ステップ 6 Validate phone records を選択して、 Next をクリックします。
Validate Phones ウィンドウが表示されます。電話機レコードの確認の詳細については、「電話機レコードの確認」を参照してください。
ステップ 7 Insert Phones を選択して、 Next をクリックします。
Insert Phones ウィンドウが表示されます。Cisco CallManager データベースへの電話機レコードの挿入の詳細については、「Cisco CallManager への電話機の挿入」を参照してください。
関連項目
• 「BAT 電話機テンプレートの使用方法」
• 「BAT スプレッドシートを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」
• 「テキスト エディタを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」
• 「電話機レコードの確認」
• 「Cisco CallManager への電話機の挿入」
新しい BAT 電話機テンプレートの作成
電話機テンプレートを作成する手順は、次のとおりです。電話機テンプレートを作成したら、回線、サービス、および短縮ダイヤルを追加できます。電話機テンプレートを作成するには、次の手順を実行します。
手順
ステップ 1 Phone Templates Configuration ウィンドウで、 Add a new Phone Template をクリックします。
ステップ 2 Phone Template Name フィールドに、テンプレートの名前を入力します。名前には、50 文字以内の英数字を指定することができます。例:Sales_7960。
ステップ 3 Device Type ドロップダウン リストで、テンプレートを作成する電話機モデル、Cisco IP Phone、Cisco VGC Virtual Phone と Cisco VGC Phone、CTI ポート、または H.323 クライアントを選択します。
デバイスを選択すると Phone Templates Configuration ウィンドウが更新され、選択したデバイス タイプに適用されるフィールドとデフォルトの入力値が表示されます。
ステップ 4 Device Information 領域に、このバッチに共通する電話機設定値を入力します。フィールドの説明については、表 3-1 を参照してください。電話機モデルとデバイス タイプによっては、表に記載されているアトリビュートすべてを備えていないものがあります。
ステップ 5 この BAT 電話機テンプレートの設定値をすべて入力した後、 Insert をクリックします。
ステップ 6 トランザクションが完了したことがステータスに示されたら、スクロールダウンして Line Details 領域まで進み、回線アトリビュートを追加します。
BAT テンプレートにおける回線の追加または更新
次の手順を実行すると、BAT テンプレートに複数の回線を追加したり、既存の回線を更新したりすることができます。この BAT テンプレートで使用しているボタン テンプレートにより、追加または更新できる回線の数が決まります。複数の回線を持つマスター電話機テンプレートを作成することができます。さらに、マスター テンプレートを使用して、1 回線またはマスター テンプレートの回線数以下の複数回線を持つ電話機を追加することができます。詳細については、「マスター電話機テンプレート」を参照してください。
手順
ステップ 1 Phone or User Device Profile Template Configuration ウィンドウで、回線を追加するテンプレートを選択します。
ステップ 2 テンプレートの下部までスクロールし、 Add Line をクリックします。
ポップアップ ウィンドウが表示されます。
(注) BAT テンプレート用に表示される最大回線数は、BAT 電話機テンプレートの作成時に選択したモデルとボタン テンプレートによって決まります。
ステップ 3 表 3-2 で説明されている回線設定値に対して、適切な値を入力または選択します。この回線用に選択する設定値は、このバッチ内のすべての電話機またはユーザ デバイス プロファイルで使用されます。すべてのフィールドは、オプションです。
ステップ 4 Insert and Close をクリックします。
BAT によって電話機テンプレート設定に回線が追加され、ポップアップ ウィンドウが閉じます。
ステップ 5 その他の回線の設定値を追加するには、ステップ 2 ~ステップ 4 を繰り返します。
ステップ 6 一部の Cisco IP Phone モデルでは、Cisco IP Phone サービスと短縮ダイヤルをテンプレートに追加することができます。次のトピックの手順を参照してください。
• 「BAT テンプレートにおける IP サービスの追加または更新」
• 「BAT テンプレートにおける短縮ダイヤルの追加または更新」
BAT テンプレートにおける IP サービスの追加または更新
各種の Cisco IP Phone サービスが、この機能を備える Cisco IP Phone モデルに登録できます。
手順
ステップ 1 Phone or User Device Profile Template Configuration ウィンドウで、サービスを追加するテンプレートを選択します。
ステップ 2 ウィンドウの右上隅にある Subscribe/Unsubscribe Services をクリックします。
ポップアップ ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、利用可能な Cisco IP Phone サービスを登録できます。
ステップ 3 Select a Service ボックスで、すべての電話機に登録するサービスを選択します。
Service Description ボックスに、選択したサービスの詳細が表示されます。
ステップ 4 Continue をクリックします。
ステップ 5 必要に応じて、Service Name フィールドでサービスの名前を変更します。
ステップ 6 Subscribe をクリックして、これらの電話サービスを電話機テンプレートに関連付けます。
ステップ 7 他のサービスを追加するには、ステップ 3 ~ステップ 6 を繰り返します。
ステップ 8 すべてのサービスをテンプレートに追加するには、 Update をクリックします。
ステップ 9 ポップアップ ウィンドウを閉じます。
ステップ 10 引き続き 「BAT テンプレートにおける短縮ダイヤルの追加または更新」に進むことで、短縮ダイヤルをテンプレートに追加することができます。
BAT テンプレートにおける短縮ダイヤルの追加または更新
BAT テンプレートで短縮ダイヤルを追加することも更新することもできます。
電話機ボタン テンプレートで短縮ダイヤル ボタンが設定されている場合は、電話機および Cisco VGC Phone に短縮ダイヤルを指定できます。
手順
ステップ 1 Phone or User Device Profile Template Configuration ウィンドウで、短縮ダイヤルを追加するテンプレートを選択します。
ステップ 2 ウィンドウの右上隅にある Add/Update Speed Dials をクリックします。
ポップアップ ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、Cisco IP Phone および拡張モジュールに対して、短縮ダイヤル ボタンを指定できます。この BAT テンプレートで使用している電話機ボタン テンプレートによって、使用可能な短縮ダイヤル ボタンの数が決まります。
ステップ 3 Speed Dial Settings for Phone 領域で、アクセス コードや長距離コードを含めて、電話番号を Speed Dial Number フィールドに入力します。
ステップ 4 Label フィールドに、短縮ダイヤル番号に対応するラベルを入力します。
ステップ 5 ボタン領域に関連付けられていない Speed Dial Settings で、ステップ 3 およびステップ 4 を繰り返すと、該当する IP Phone モデルに省略短縮ダイヤルを設定することができます。
ステップ 6 Update and Close をクリックします。
BAT によってテンプレートに短縮ダイヤル設定値が挿入され、ポップアップ ウィンドウが閉じます。
関連項目
• 「BAT 電話機テンプレートのフィールドの説明」
• 「BAT 電話機テンプレートの表示または修正」
• 「BAT 電話機テンプレートのコピー」
• 「テンプレートの削除」
• 「電話機の追加」
テンプレートの削除
BAT テンプレートが不要になった場合は、削除することができます。テンプレートを削除する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Steps to Insert Phones ウィンドウで Add, view, or modify phone templates を選択して、 Next をクリックします。Phone Templates Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 左側の Phone Templates カラムで、削除するテンプレートをクリックします。選択したテンプレートの詳細が、Template Configuration ウィンドウに表示されます。
ステップ 3 これが、削除するテンプレートであることを確認してから、 Delete をクリックします。
削除操作を確認するように求めるメッセージが表示されます。
ステップ 4 OK をクリックして、テンプレートを削除します。このテンプレート名は、電話機テンプレートのリストに表示されなくなります。
関連項目
• 「新しい BAT 電話機テンプレートの作成」
• 「BAT 電話機テンプレートの表示または修正」
• 「BAT 電話機テンプレートのコピー」
BAT 電話機テンプレートのフィールドの説明
表 3-1 では、すべての IP テレフォニー デバイスの BAT 電話機テンプレートを追加する場合に表示されるフィールドすべてについて説明します。一部のデバイス タイプには、すべての電話機設定値を必要としないものもあります。
Cisco CallManager Administration で設定された値を表示するフィールドもあります。
BAT ユーザ インターフェイスでは、アスタリスクが付いているフィールドには値を入力する必要があります。アスタリスクの付いていないフィールドはオプションです。
表 3-1 電話機テンプレートのフィールドの説明
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Owner User ID |
プライマリ電話機ユーザのユーザ ID を入力します。 |
Device Pool |
このグループの電話機またはポートのデバイス プールを選択します。 デバイスに対して、デバイス プールは、共通した特性のセット(たとえば、地域、日付/時刻グループ、Cisco CallManager グループ、および自動登録用のコール検索スペース)を定義します。 |
Calling Search Space |
このグループの電話機またはポートのコール検索スペースを選択します。 コール検索スペースは、ルート パーティションの集合を指定するものです。ルート パーティションの集合は、ダイヤルされた番号のルーティング方法を決定するために検索されます。 |
AAR Calling Search Space |
デバイスが自動代替ルーティング(AAR)の実行時に使用する適切なコール検索スペースを選択します。AAR コール検索スペースは、ルート パーティションの集合を指定するものです。ルート パーティションの集合は、帯域幅不足のために本来ならブロックされるダイヤルされた番号のルーティング方法を決定するために検索されます。 |
Media Resource Group List |
このグループの電話機またはポートのメディア リソース グループ リスト(MRGL)を選択します。 MRGL は、優先順位が付けられたメディア リソース グループのリストを指定します。アプリケーションは、MRGL に定義されている優先順位に従って、使用可能なメディア リソースの中から、必要なメディア リソースを選択できます。 |
User Hold Audio Source |
このグループの電話機またはポートのユーザ保留オーディオ ソースを選択します。 ユーザ保留オーディオ ソースは、ユーザがコールを保留にしたときに再生される音楽のオーディオ ソースを特定します。 |
Network Hold Audio Source |
このグループの IP Phone またはポートのネットワーク保留オーディオ ソースを選択します。 ネットワーク保留オーディオ ソースは、システムがコールを保留にするとき(たとえば、ユーザがコールを転送したときまたはコール パークに置いたとき)に再生される音楽のオーディオ ソースを特定します。 |
Location |
このグループの IP Phone またはポートの適切なロケーションを選択します。 ロケーションは、このロケーションの着信コールおよび発信コールに使用可能な合計帯域幅を指定します。ロケーションを None に設定すると、ロケーション機能がこの Cisco IP Phone の消費する帯域幅を管理しないことを示します。 |
User Locale |
このグループの IP Phone に関連付ける国/地域と言語の組み合せを選択します。 この選択内容によって、言語やフォントを含むロケール属性のどれをこのユーザに適用するか、およびこのユーザの Cisco CallManager のユーザ ウィンドウと電話機をどの言語で表示するかが決まります。 |
Network Locale |
このグループの電話機に関連付けるネットワーク ロケールを選択します。 Network Locale は、シスコのゲートウェイと電話機が、特定地域の PSTN およびその他のネットワークと通信するときに使用するトーンと断続周期を提供します。 |
Device Security Mode |
ドロップダウン リスト ボックスから、デバイスに設定するモードを選択します。 • Use System Default:電話機はエンタープライズ パラメータ、Device Security Mode で指定した値を使用します。 • Non-secure:電話機にセキュリティ機能はありません。TCP 接続で Cisco CallManager が利用できます。 • Authenticated:Cisco CallManager は電話機の整合性と認証を提供します。NULL/SHA を使用する TLS 接続を開始します。 • Encrypted:Cisco CallManager は電話機の整合性、認証、および暗号化を提供します。AES128/SHA を使用する TLS 接続を開始します。
(注) このフィールドが表示されるのは、電話機モデルが認証または暗号化をサポートしている場合だけです。
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Signal Packet Capture Mode |
ドロップダウン リスト ボックスから、信号パケット キャプチャに設定するモードを選択します。 • None:モードを指定しない場合は None を選択します。 • Real-Time Mode:リアルタイム信号パケット キャプチャに使用します。 • Batch Processing Mode:信号パケット キャプチャのバッチ処理に使用します。 |
Packet Capture Duration |
パケット キャプチャの時間を分単位で入力します。最大 300 分の継続時間を入力できます。デフォルトの継続時間は 60 分です。 |
Built In Bridge |
Built In Bridge ドロップダウン リスト ボックスを使用して、割り込み機能のための組み込み会議ブリッジを有効または無効にします( On、Off、 または Default を選択します)。 設定情報の詳細については、『 Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「割り込みとプライバシー」 を参照してください。 |
Privacy |
プライバシーを必要とする電話機ごとに、Privacy ドロップダウン リスト ボックスで On を選択します。 設定情報の詳細については、『 Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド 』の「割り込みとプライバシー」を参照してください。 |
Retry Video Call as Audio |
ビデオ コールをオーディオ コールとしてリトライするには、このチェックボックスをオンにします。 |
Ignore Presentation Indicators(Internal Calls Only) |
内線コールで表示インジケータを無視するには、このチェックボックスをオンにします。 |
Phone Button Template and Expansion Module Template Information(電話機ボタン テンプレートおよび拡張モジュール テンプレート情報)
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Phone Button Template |
このグループ内の全電話機のボタン テンプレートを選択します。ボタン テンプレートによって、ボタンの識別(回線、短縮ダイヤル)と電話機上のボタンの位置が決まります。ボタン テンプレートには、拡張モジュールが含まれます。 |
Softkey Template Information(ソフトキー テンプレート情報)
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Softkey Template |
このグループ内のすべての電話機に使用されるソフトキー テンプレートを選択します。 |
Expansion Module Information(拡張モジュール情報)
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Module 1 |
電話機に取り付けられている場合は拡張モジュールを選択します。 |
Module 2 |
電話機に取り付けられている場合は拡張モジュールを選択します。 |
Firmware Load Information(ファームウェア ロード情報)
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Phone Load Name |
該当する場合は、カスタム電話機ロードを入力します。
(注) このフィールドに入力される値は、選択されたモデルのデフォルト値を上書きします。
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Module 1 Load Name |
最初の Cisco IP Phone Expansion Module のファームウェア ロードを入力します(該当する場合)。デフォルト ロードを使用する場合は、このフィールドをブランクのままにします。 |
Module 2 Load Name |
2 番目の Cisco IP Phone Expansion Module のファームウェア ロードを入力します(該当する場合)。デフォルト ロードを使用する場合は、このフィールドをブランクのままにします。 |
Cisco IP Phone - External Data Locations(Cisco IP Phone - 外部データの場所)
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Information |
Cisco IP Phone の情報ボタンのヘルプ テキスト URL を入力します。 |
Directory |
Cisco IP Phone のディレクトリ サーバの URL を入力します。 |
Messages |
Cisco IP Phone のボイス メッセージのアクセス パイロット番号を入力します。 |
Services |
Cisco IP Phone のサービス メニューの URL を入力します。 |
Authentication Server |
電話機の Web サーバに対する要求を認証するときに、電話機が使用する URL を入力します。認証 URL を指定しない場合は、認証を必要とする Cisco IP Phone モデルの拡張機能は動作しません。デフォルト設定値を受け入れる場合には、このフィールドをブランクのままにします。 デフォルトでは、この URL は、インストール時に設定された Cisco IP Phone User Options ウィンドウにアクセスします。 |
Proxy Server |
電話機の HTTP クライアントから非ローカル ホスト アドレスにアクセスするために、プロキシ HTTP 要求に使用されるホストおよびポート(たとえば、 proxy.cisco.com:80)を入力します。 電話機が、サービスの中で URL(たとえば、 www.cisco.com)を受信するときに cisco.com ドメインで設定されていない場合、その電話機はプロキシサーバを使用してその URL にアクセスします。cisco.com ドメインで設定されている場合、電話機は、URL と同じドメインにいるので、プロキシを使用せずに URL にアクセスします。 デフォルト設定値を受け入れる場合には、このフィールドをブランクのままにします。 |
Idle |
Idle Timer フィールドで指定された時間、電話機が使用されなかったときに、Cisco IP Phone LCD スクリーンにアイドル表示として表示される XML サービスの URL を入力します。たとえば、電話機が 5 分間使用されなかったときに、LCD スクリーンにロゴを表示できます。デフォルト値を使用する場合には、このフィールドをブランクのままにします。 |
Idle Timer |
アイドル状態を許容する時間(秒数)を入力します。この時間が経過すると、電話機は Idle フィールドに指定された URL を表示します。デフォルト値を使用する場合には、このフィールドをブランクのままにします。 |
MultiLevel Precedence and Preemption (MLPP) Information(マルチレベル優先順位およびプリエンプション(MLPP)情報)
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MLPP Indication |
(使用可能な場合)優先トーンを再生する機能のあるデバイスが、MLPP 優先コールを行うときにその機能を使用するかどうかを指定します。 ドロップダウン リスト ボックスで、このデバイスに割り当てる設定値を次のオプションから選択します。 • Default :デバイスは MLPP 表示設定をデバイス プールから継承します。 • Off :デバイスは MLPP 優先コールの表示を送信しません。 • On :デバイスは MLPP 優先コールの表示を送信します。
(注) 次の組み合せでデバイスを設定しないでください。MLPP Preemption が Forceful に設定されているときに MLPP Indication を Off に設定します。
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MLPP Preemption |
(使用可能な場合)進行中のコールをプリエンプション処理する機能のあるデバイスが、MLPP 優先コールを行うときにその機能を使用するかどうかを指定します。 ドロップダウン リスト ボックスで、このデバイスに割り当てる設定値を次のオプションから選択します。 • Default :デバイスは MLPP プリエンプション設定値をデバイス プールから継承します。 • Disabled :デバイスは MLPP 優先コールを行うときに進行中のコールをプリエンプション処理しません。 • Forceful :デバイスは MLPP 優先コールを行うときに進行中のコールをプリエンプション処理します。
(注) 次の組み合せでデバイスを設定しないでください。MLPP Preemption が Forceful に設定されているときに MLPP Indication を Off に設定します。
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MLPP Domain("0000FF" など) |
このデバイスに関連付けられている MLPP ドメインの 16 進数値を入力します。ブランクまたは 0 ~ FFFFFF の値である必要があります。 |
Certification Authority Proxy Function(CAPF)Information(認証局プロキシ機能(CAPF)情報)(これらのパラメータは、認証または暗号化のサポート機能のあるデバイスの場合にだけ表示されます)。
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Certificate Operation |
ドロップダウン リスト ボックスで、次のオプションの中から実行する証明書のオペレーションを選択します。 • No Pending Operation:このデバイスには処理中の証明書のオペレーション リストが存在しません。このオプションを選択すると、残りの CAPF フィールドは無効になります。 • Install/Upgrade:証明書のオペレーションをインストールまたは更新します。 • Delete:証明書のオペレーションを削除します。 • Troubleshoot:証明書のオペレーションのトラブルシューティングを行います。 |
Authentication Mode |
ドロップダウン リスト ボックスで、このデバイス用の認証モードを次のオプションから選択します。 • By Authentication String:Authentication string テキストボックスに認証文字列を入力するか、システム生成の文字列を入手することができます。 • By Null String:ヌル文字列を使用します。 • By Existing LSC:Local Significant Certificate(LSC; ローカルで有効な証明書)の設定を使用します。 • By Manufacture Installed Certificate:マネージャがインストールした証明書を使用します。 |
Authentication String |
Authentication Mode が By Authentication String の場合は、Authentication String を入力します。または、システム生成の文字列を入手するために Generate String をクリックします。 |
Key Size(Bits) |
ドロップダウン リスト ボックスで、デバイスの認証キーサイズを選択します。デフォルトのキー サイズは 1024 ビットです。 |
Operation Completes By |
証明書のオペレーションを完了する期限の日付を入力します。日付形式は、YYYY: MM: DD: HH です。デフォルトの完了日付は現在のシステム日付の 10 日後です。 |
Extension Mobility(Device Profile)Information(エクステンション モビリティ(デバイス プロファイル)情報)
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Enable Extension Mobility Feature |
エクステンション モビリティ機能を使用可能にする場合に、このチェックボックスをオンにします。エクステンション モビリティを使用すると、ユーザは、Cisco IP Phone にログインおよびログアウトすることができます。エクステンション モビリティの詳細については、『Cisco CallManager 機能およびサービス ガイド』を参照してください。 |
Log Out Profile |
エクステンション モビリティのユーザがログアウトするときに電話機がロードするプロファイルを選択します。Cisco CallManager Administration でログアウト プロファイルを設定する必要があります。 Use Current Device Settings:これを選択すると、自動生成されたデバイス プロファイルが、デフォルト デバイス プロファイルとして作成されます。 Select a User Device Profile:これを選択すると、定義済みのユーザ デバイス プロファイルが割り当てられ、このデバイスのデフォルト デバイス プロファイルになります。 選択されたユーザ デバイス プロファイルは、ログインしているユーザがいないとき、デバイスにロードされます。 |
Product-Specific Configuration(製品固有の設定)
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Disable Speakerphone |
この BAT テンプレートを使用して追加された電話機すべてに対して、スピーカフォンの機能を無効にする場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
Disable Speakerphone and Headset |
この BAT テンプレートを使用して追加された電話機すべてに対して、スピーカフォンとヘッドセットの機能を無効にする場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
Forwarding Delay |
コールの転送前にポートを数秒間遅延させる場合、Enabled を選択します。デフォルトは Disabled です。 |
PC Port |
内部スイッチを持つ電話機の PC ポートを制御するには、Enabled または Disabled を選択します。電話機背面の「10/100 PC」というラベルの付いたポートを使用して、PC またはワークステーションを電話機に接続し、1 つのネットワーク接続を共有します。 |
Settings Access |
ユーザが電話機設定値にアクセスするかどうかを制御するには、Enabled または Disabled を選択します。 |
Gratuitous ARP |
Gratuitous ARP を制御するには、Enabled または Disabled を選択します。 |
PC Voice VLAN Access |
PC ボイス VLAN へのアクセスを制御するには、Enabled または Disabled を選択します。 |
Video Capabilities |
ビデオ機能アクセスを制御するには、Enabled または Disabled を選択します。 |
Auto Line Select |
電話機での自動回線選択を制御するには、Enabled または Disabled を選択します。 |
H.323 Device Information(H.323 デバイス情報)
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Signaling Port |
このデバイスが使用する H.225 シグナリング ポートを指定します。 デフォルト値は 1720 です。有効な値は 1 ~ 65535 です。 |
Retry Video Call as Audio |
このチェックボックスは、コールを受けるビデオ エンドポイントだけに適用されます。この電話機がビデオとして接続していないコールを受けると、コールはオーディオ コールとして接続を試みます。 デフォルトでは、このチェックボックスはオンになっており、送信側デバイスが、オーディオ コールとして接続していないビデオ コールを即座に再試行し、その後で再ルーティングのためにコール制御にコールを送るよう指定されています。 このチェックボックスをオフにすると、ビデオとして接続できないビデオ コールはコール制御を行えません。この時点で、コール制御はそのコールをルート リスト内で再ルーティングします。Automatic Alternate Routing (AAR)が設定され使用可能になっている場合、コール制御はルート リスト間のコールも再ルーティングします。 |
Wait for Far End H.245 Terminal Capability Set |
デフォルトでは、このチェックボックスはオンになっています。これは、Cisco CallManager がデバイスと機能の交換を開始するように指定していることを意味します。このチェックボックスは、Cisco CallManager が、先に遠端の H.245 Terminal Capability Set を受信してから、その H.245 Terminal Capability Set を送信する必要があることを指定します。 |
H.323 Information(H.323 情報)
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Outgoing Caller ID Pattern |
電話機への着信コールに対して、発信者 ID に使用するパターンを、0 ~ 24 桁で入力します。 |
Calling Party Selection |
次のいずれかのオプションを選択して、送信される電話番号を指定します。 • Originator:コールの発信側デバイスの電話番号を送信します。 • First Redirect Number:リダイレクトするデバイスの電話番号を送信します。 • Last Redirect Number:コールを最後にリダイレクトするデバイスの電話番号を送信します。 • First Redirect Number (external):リダイレクトするデバイスの電話番号を送信します。 • Last Redirect Number (external):コールを最後にリダイレクトするデバイスの電話番号を送信します。 |
Calling Party Presentation |
セントラル オフィスが発信者 ID を送信するか、非通知にするかを選択します。 • セントラル オフィスが発信者 ID を送信する場合は、Allowed を選択します。 • セントラル オフィスが発信者 ID を送信しない場合は、Restricted を選択します。 • デフォルトでは、発信者 ID をコール ストリーム内で上記のレベルによって非通知にしていない限り、発信者 ID が表示されます。 |
Display IE Delivery |
発信側と着信側の名前通知サービスに対して、SETUP メッセージおよび CONNECT メッセージ内の表示情報要素(IE)を通知するには、このチェックボックスをオンにします。 |
Redirecting Number IE Delivery--Outbound |
コールの転送時に最初のリダイレクト番号とコールのリダイレクト理由を知らせるために、Cisco CallManager からの発信 SETUP メッセージに Redirecting Number IE を含めるには、このチェックボックスをオンにします。 発信 SETUP メッセージに最初のリダイレクト番号とリダイレクト理由を含めない場合は、このチェックボックスをオフにします。 ボイス メッセージ統合だけの場合は、Redirecting Number IE を使用します。設定したボイス メッセージ システムが Redirecting Number IE をサポートしている場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
Redirecting Number IE delivery--Inbound |
Redirecting Number IE をサポートするボイス メッセージ システムを統合する場合は、Redirecting Number IE を使用します。 Cisco CallManager への着信 SETUP メッセージで Redirecting Number IE を受け入れる場合は、このチェックボックスをオンにします。 Cisco CallManager に着信した SETUP メッセージから Redirecting Number IE を除外する場合は、このチェックボックスをオフにします。 |
Media Termination Point Required |
H.323 がサポートしていない機能(保留や転送など)の実装に Media Termination Point(MTP; メディア終端点)を使用するかどうかを指示する場合に使用します。 メディア終端点を使用して機能を実装する場合は Media Termination Point Required チェックボックスをオンにします。メディア終端点を使用して機能を実装しない場合は Media Termination Point Required チェックボックスをオフにします。 このチェックボックスは、H.245 Empty Capabilities Set をサポートしていない H.323 クライアントと H.323 デバイスに対してだけ、またはメディア ストリームが単一ソースを通じて終了するようにする場合にだけ使用します。 このチェックボックスをオンにして MTP を要求し、このデバイスがビデオ コールのエンドポイントになると、コールはオーディオ専用として機能します。 |
Gatekeeper Information(ゲートキーパー情報)
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Gatekeeper Name |
ドロップダウン リスト ボックスから、ゲートキーパー制御の H.323 デバイス用のゲートキーパーを選択します。
(注) デバイスを選択しない場合、E.164、Technology Prefix、および Zone の各フィールドは無効になります。
(注) デバイスに複数の電話番号が設定されている場合、そのデバイスをゲートキーパー制御の電話機に変更することはできません。
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Technology Prefix |
テクノロジー プレフィックスを入力して、 gw-type-prefix コマンドの設定時に各 Cisco CallManager システムの IP アドレスを入力する必要がないようにします。たとえば、ゲートキーパーで次の gw-type-prefix コマンドを使用できる場合、このフィールドには次のように 1#* と入力することができます。 gw-type-prefix 1#* default-technology
(注) このフィールドには、ゲートキーパー制御の H.323 クライアント用の値を入力する必要があります。このフィールドに入力できるのは、数字(0 ~ 9)と特殊文字の # および * だけです。
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Zone |
ゲートキーパーで、Cisco CallManager が登録を行う特定のゾーンを入力します。ゾーンには、このゾーンと別のゾーンの間のコールに使用可能な合計帯域幅を指定します。
(注) このフィールドには、ゲートキーパー制御の電話機用の値を入力する必要があります。このフィールドに入力できるのは、文字、数字、スペース、ダッシュ、ドット、およびアンダースコアだけです。
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Gatekeeper Controlled H.323 Client |
H.323 クライアント ゲートキーパーを制御対象のゲートキーパーとして設定する場合は、このチェックボックスをオンにします。 |
(注) BAT 電話機テンプレートの設定を続行するには、「新しい BAT 電話機テンプレートの作成」に進みます。
BAT テンプレートに回線を追加する場合のフィールドの説明
表 3-2 では、BAT 電話機テンプレートに回線を追加する場合に表示されるフィールドすべてについて説明します。一部のデバイス タイプには、すべての電話機設定値を必要としないものもあります。
Cisco CallManager Administration で設定された値を表示するフィールドもあります。
BAT ユーザ インターフェイスでは、アスタリスクが付いているフィールドには値を入力する必要があります。アスタリスクの付いていないフィールドはオプションです。
表 3-2 BAT テンプレートに回線を追加する場合のフィールドの説明
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Partition |
電話番号が属するルート パーティションを選択します。
(注) 電話番号は複数のパーティションに現れる可能性があります。
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Directory Number Settings(電話番号の設定)
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Voice Mail Profile |
パイロット番号をこの回線の電話番号と同じにするには、このパラメータを選択します。この機能は、この電話機に対してボイス メッセージ サーバが設定されていない場合に役立ちます。 |
Calling Search Space |
この電話番号から呼び出される番号を検索するパーティションを選択します。
(注) このフィールドに変更を加えると、Call Pickup Group フィールドのリストに表示される番号が更新されます。この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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AAR Group |
このデバイスの自動代替ルーティング(AAR)グループを選択します。AAR グループはプレフィックス番号を提供するものです。プレフィックス番号は、帯域幅不足のために本来ならブロックされるコールをルーティングするために使用します。 AAR Group を <None> に設定すると、ブロックされたコールの再ルーティングは行われません。 |
User Hold Audio Source |
ユーザが HOLD ボタンを押してコールを保留にするときに再生される保留オーディオ ソースの音楽を選択します。 |
Network Hold Audio Source |
システムがコールを保留にするとき(たとえば、ユーザがコールを転送する間や電話会議またはコール パークを開始する間)に再生される保留オーディオ ソースの音楽を選択します。 |
Auto Answer |
次のいずれかのオプションを選択して、この電話番号の自動応答機能をアクティブにします。 • Auto Answer Off <デフォルト> • Auto Answer with Headset • Auto Answer with Speakerphone (Intercom)
(注) Auto Answer with Headset または Auto Answer with Speakerphone を選択する場合、ヘッドセットまたはスピーカフォンが使用不可になっていないことを確認してください。
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Call Forward and Pickup Settings(Call Forward と Call Pickup の設定)
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Forward All Voice Mail |
コールをボイスメール プロファイルで選択した番号に転送する場合は、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、Forward All Destination フィールドと Forward All Calling Search Space チェックボックスでの指定内容は無効になります。 |
Forward All Destination |
すべてのコールが転送される先の電話番号を入力します。
(注) この設定値は、ダイヤル可能な任意の電話番号(制限されていない限り、外部の宛先を含む)、およびこの電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward All Calling Search Space |
コールが指定された宛先に転送されるときに使用するコール検索スペースを選択します。
(注) この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward Busy Internal Voice Mail |
内部番号からのコールをボイスメール プロファイルで選択した番号に転送する場合は、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、Forward Busy Internal Destination フィールドと Calling Search Space チェックボックスでの指定内容は無効になります。 |
Forward Busy Internal Destination |
回線が使用中のときに内線コールが転送される先の電話番号を入力します。
(注) この設定値は、ダイヤル可能な任意の内部電話番号、およびこの電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward Busy Internal Calling Search Space |
内線コールが指定された宛先に転送されるときに使用するコール検索スペースを選択します。
(注) この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward Busy External Voice Mail |
外部番号からのコールをボイスメール プロファイルで選択した番号に転送する場合は、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、Forward Busy External Destination フィールドと Calling Search Space チェックボックスでの指定内容は無効になります。 |
Forward Busy External Destination |
回線が使用中のときに外線コールが転送される先の電話番号を入力します。
(注) この設定値は、ダイヤル可能な任意の外部電話番号(制限されていない限り、外部の宛先を含む)、およびこの電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward Busy External Calling Search Space |
外線コールが指定された宛先に転送されるときに使用するコール検索スペースを選択します。
(注) この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward No Answer Internal Voice Mail |
内部番号からのコールをボイスメール プロファイルで選択した番号に転送する場合は、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、Forward No Answer Internal Destination フィールドと Calling Search Space チェックボックスでの指定内容は無効になります。 |
Forward No Answer Internal Destination |
電話機が応答しない場合に、内線コールが転送される先の電話番号を入力します。
(注) この設定値は、ダイヤル可能な任意の内部電話番号、およびこの電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward No Answer Internal Calling Search Space |
内線コールが指定された宛先に転送されるときに使用するコール検索スペースを選択します。この設定値は、システム内で設定されている場合だけ、表示されます。
(注) この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward No Answer External Voice Mail |
コールをボイスメール プロファイルで選択した外部番号に転送する場合は、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、Forward No Answer Externally Destination フィールドと External Calling Search Space チェックボックスでの指定内容は無効になります。 |
Forward No Answer External Destination |
電話機が応答しない場合に、外線コールが転送される先の電話番号を入力します。
(注) この設定値は、ダイヤル可能な任意の外部電話番号(制限されていない限り、外部の宛先を含む)、およびこの電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward No Answer External Calling Search Space |
外線コールが指定された宛先に転送されるときに使用するコール検索スペースを選択します。この設定値は、システム内で設定されている場合だけ、表示されます。
(注) この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward No Coverage Internal Voice Mail |
内部番号からのコールをボイスメール プロファイルで選択した番号に転送する場合は、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、Forward No Answer Destination フィールドと Calling Search Space チェックボックスでの指定内容は無効になります。 |
Forward No Coverage Internal Destination |
電話機のカバレッジが対応しない場合に、内線コールが転送される先の電話番号を入力します。
(注) この設定値は、ダイヤル可能な任意の内部電話番号、およびこの電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward No Coverage Internal Calling Search Space |
内線コールが指定された宛先に転送されるときに使用するコール検索スペースを選択します。この設定値は、システム内で設定されている場合だけ、表示されます。
(注) この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward No Coverage External Voice Mail |
外部番号からのコールをボイスメール プロファイルで選択した番号に転送する場合は、このチェックボックスをオンにします。 このチェックボックスをオンにすると、Forward No Answer Destination フィールドと Calling Search Space チェックボックスでの指定内容は無効になります。 |
Forward No Coverage External Destination |
電話機のカバレッジが対応しない場合に、外線コールが転送される先の電話番号を入力します。
(注) この設定値は、ダイヤル可能な任意の電話番号(制限されていない限り、外部の宛先を含む)、およびこの電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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Forward No Coverage External Calling Search Space |
外線コールが指定された宛先に転送されるときに使用するコール検索スペースを選択します。この設定値は、システム内で設定されている場合だけ、表示されます。
(注) この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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No Answer Ring Duration |
コールが呼び出し音を送り、応答を待つ時間(秒数)を入力します。この時間内に応答がないと、Forward No Answer Destination にコールを転送します。 |
Call Pickup Group |
(指定されたパーティション内で)この電話番号に対するコールに応答するためにダイヤルできる番号を指定します。たとえば、3003/Partitionl。 |
Multilevel Precedence and Preemption Alternate Party Settings(マルチレベル優先順位およびプリエンプション代替パーティ設定)
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Target(Destination) |
この電話番号が優先コールを受信したが、その番号もそのコール転送先もその優先コールに応答しない場合に、MLPP 優先コールが向けられる先の番号を入力します。 値は数字、シャープ(#)、およびアスタリスク(*)を含めることができます。 |
Calling Search Space |
ドロップダウン リスト ボックスから、代替パーティ ターゲット(宛先)番号に関連付けるコール検索スペースを選択します。 |
No Answer Ring Duration |
優先コールに対してこの電話番号とそのコール転送先が応答するのを待つ時間(4 ~ 30 秒)を入力します。この時間内に応答がないと、MLPP 優先コールはこの電話番号の代替パーティに向けて送られます。 Cisco CallManager エンタープライズ パラメータの Precedence Alternate Party Timeout で設定されている値を使用する場合は、この設定をブランクのままにします。 |
Line Settings for This Phone(この電話機に対する回線設定値)
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Line Text Label |
このフィールドは、回線の着信表示に電話番号を表示しない場合だけ使用します。回線と電話機の組み合せに使用されているこの電話番号を識別するためのテキストを入力します。 推奨される入力値としては、上司の名前、部門名、あるいは複数の電話番号を受け持つ秘書またはアシスタントが複数の電話番号を識別できる別の適切な情報が挙げられます。半角カタカナを指定することができますが、電話機のユーザ ロケールが "Japanese_Japan" でない場合は正しく表示されないので、注意が必要です。 |
External Phone Number Mask |
この回線からコールを行うときに発信者 ID 用に送信される電話番号(またはマスク)を入力します。 最大 24 桁の数字と「X」文字が入力できます。X は電話番号を表し、パターンの最後に表示する必要があります。たとえば、972813XXXX というマスクを指定すると、内線 1234 からの外線コールには発信者 ID 番号 9728131234 が表示されます。 |
Maximum Number of Calls |
クラスタ内のデバイスの 1 つの回線に対して最大 184 のコールを設定できます。ただし、デバイスが制限要因となります。1 つの回線に対してコールの数を設定すると、別の回線に使用可能なコールが減少します。 デフォルトは 4 です。電話機が回線ごとの複数コールを許可していない場合、デフォルトは 2 です。 CTI ルート ポイントに対しては、各ポートに対して最大 10,000 のコールを設定できます。デフォルトは 5000 コールです。 このフィールドは Busy Trigger フィールドと併せて使用します。 |
Busy Trigger |
この設定は、Maximum Number of Calls および Call Forward Busy と連動し、回線で表示されるコールの最大数を決定します。Maximum Number of Calls が 50 に設定され、Busy Trigger が 40 に設定されている場合、着信コール 41 は話し中を理由として拒否されます(さらに Call Forward Busy が設定されている場合は転送されます)。この回線が共有されている場合は、すべての回線が話し中になって、初めて着信コールが拒否されます。 このフィールドは、CTI ルート ポイント用の Maximum Number of Calls と併せて使用します。デフォルトは 4500 コールです。 |
Message Waiting Lamp Policy |
このフィールドを使用してハンドセット ランプ照明ポリシーを設定します。次のオプションのいずれかを選択してください。 • システム ポリシーを使用(電話番号は「Message Waiting Lamp Policy」設定を参照します)。 • Light and Prompt • Prompt Only • Light Only • None 設定は、右にあるチェックボックス(Update Shared Device Settings)をオンにして Propagate selected ボタンをクリックしない限り、現在のデバイスだけに適用されます(右側のチェックボックスが表示されるのは、他のデバイスがこの電話番号を共有している場合だけです)。 |
Ring Setting(Phone Idle) |
着信コールを受信し、デバイスに他のアクティブなコールがない場合の、回線着信表示に対する呼び出し音設定を選択します。次のオプションのいずれかを選択してください。 • Use system default • Disable • Flash only • Ring once • Ring |
Ring Setting(Phone Active) |
この電話機に異なる回線で別のアクティブ コールがあった場合に使用される呼び出し音設定を選択します。次のオプションのいずれかを選択してください。 • Use system default • Disable • Flash only • Ring once • Ring • Beep only |
Forwarded Call Information Display for this Device(デバイスの転送コール情報の表示)
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Caller Name |
転送されたコールの受信時に、表示に発信者名を含めるには、このチェックボックスをオンにします。デフォルトでは、このチェックボックスはオンになっています。 |
Redirected Number |
転送されたコールの受信時に、表示にリダイレクトされた番号を含めるには、このチェックボックスをオンにします。 |
Caller Number |
転送されたコールの受信時に、表示に発信者の番号を含めるには、このチェックボックスをオンにします。 |
Dialed Number |
転送されたコールの受信時に、表示にダイヤルされた番号を含めるには、このチェックボックスをオンにします。デフォルトの設定では、このチェックボックスはオンになっています。 |
(注) 手順を完了するには、「BAT テンプレートにおける回線の追加または更新」に進みます。
関連項目
• 「BAT テンプレートにおける IP サービスの追加または更新」
• 「BAT テンプレートにおける短縮ダイヤルの追加または更新」
• 「電話機の追加」
BAT スプレッドシートを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成
新しい電話機または IP テレフォニー デバイスをシステムに追加する場合、BAT と共に使用するよう設計された Microsoft Excel スプレッドシートを使用できます。このスプレッドシートは、選択されたデバイスのオプションを自動的に調整するマクロを備えています。スプレッドシート内でファイル形式を定義することができるので、BAT スプレッドシートはデータ ファイル形式を使用して CSV データ ファイルのフィールドを表示します。
新しい電話機と他の IP テレフォニー デバイスを追加するために BAT スプレッドシートを使用して CSV データ ファイルを作成する手順は、次のとおりです。
BAT スプレッドシートのインストールおよび使用方法の詳細については、「BAT スプレッドシートをデータ収集に使用する方法」を参照してください。
手順
ステップ 1 BAT.xlt ファイルを見つけ、ダブルクリックして、BAT スプレッドシートを開きます。
ステップ 2 プロンプトが表示されたら、 Enable Macros ボタンをクリックして、スプレッドシート機能を使用します。
ステップ 3 電話機オプションを表示するには、スプレッドシートの下部にある Phones タブをクリックします。
ステップ 4 次のデバイス タイプのいずれかのオプション ボタンを選択します。
• Phones
• CTI Port
• H.323 Client
• VGC Virtual Phone
• VGC Phone
スプレッドシートには、選択されたデバイスで使用可能なオプションが表示されます。たとえば、Phones を選択すると、回線数と短縮ダイヤル数のフィールドが表示されます。
(注) 選択するデバイス タイプによって BAT スプレッドシート内のデータの検査基準が決まります。
ステップ 5 電話機ごとに定義できるデバイス フィールドおよび回線フィールドを選択するには、 Create File Format をクリックします。Field Selection ポップアップ ウィンドウが表示されます。
ステップ 6 デバイス フィールドを選択するには、Device Field ボックスでデバイス フィールド名をクリックし、次に矢印をクリックしてそのフィールドを Selected Device Fields ボックスに移動します。
CSV データ ファイルには、Number of Lines を最初のフィールドとして、MAC
Address/Device Name、および Description を含める必要があります。したがって、これらのフィールドは常に選択された状態になっています。
ヒント リスト内の特定範囲のフィールドを複数同時に選択するには、Shift キーを押しながらフィールド名をクリックします。複数のフィールドを任意に選択するには、Ctrl キーを押しながらフィールド名をクリックします。
ステップ 7 Line Field ボックスで回線フィールド名をクリックしてから、矢印をクリックしてそのフィールドを Selected Line Fields ボックスに移動します。
ヒント Selected Line Fields ボックスおよび Selected Device Fields ボックスでは、最初のフィールド Number of Lines 以外の項目の順序を変更することができます。項目を選択し、上向き矢印を使用してその項目をリストの前方に移動させるか、または下向き矢印を使用してその項目をリストの後方に移動させます。
ステップ 8 Create をクリックして、CSV データ ファイル形式を修正します。既存の CSV 形式を上書きするかどうかを確認するメッセージが表示されます。
ステップ 9 OK をクリックします。選択したフィールド用の新しいカラムが、指定した順序で BAT スプレッドシートに表示されます。
ステップ 10 Number of Phone Lines ボックスが表示されるまで、右にスクロールします。ここで指定する回線数は、BAT テンプレートで設定した回線数を超えることはできません。
(注) CSV データ ファイルを挿入するとき、電話機の回線数は BAT 電話機テンプレートの回線数を超えることはできません。この数を超えると、エラーが発生します。
ステップ 11 電話機、VGC Phone、および VGC Virtual Phone の場合は、Number of Speed Dials ボックスに短縮ダイヤル ボタンの数を入力する必要があります。ボタン数を入力すると、各短縮ダイヤル番号用のカラムが表示されます。
(注) データ レコードを挿入するときは、BAT テンプレートで設定した短縮ダイヤル数を超えないようにしてください。超えた場合は、CSV データ ファイルと BAT 電話機テンプレートを挿入するときにエラーが発生します。
ステップ 12 スプレッドシートで回線ごとに個々の電話機のデータを入力します。すべての必須フィールド、および該当するオプションフィールドに値を入力します。各カラムの見出しは、フィールドの長さ、およびそのフィールドが必須かオプションかを示しています。表 3-3 では、BAT スプレッドシートのすべての電話機フィールドを説明しています。
ステップ 13 電話機ごとに MAC アドレスを入力しなかった場合は、 Create Dummy MAC
Address チェックボックスをオンにします。
ダミー MAC アドレス オプションを選択した場合、後で、正しい MAC アドレスを使用して電話機を更新できます。この更新を行うには、Cisco CallManager Administration にこの情報を手作業で入力するか、TAPS ツールを使用します。
TAPS の詳細については、「TAPS の概要」を参照してください。
(注) CTI ポートを追加する場合、ダミー MAC アドレス オプションを使用すると、ダミー MAC アドレスの形式で、CTI ポートごとに固有のデバイス名が指定されます。
H.323 クライアント、VGC Phone、および VGC Virtual Phone には、ダミー MAC アドレスを使用しないでください。
ステップ 14 Export to BAT Format をクリックして、BAT Excel スプレッドシートから CSV 形式のデータ ファイルにデータを転送します。
このファイルは、 C:\XLSDataFiles (または指定したローカル ワークステーション上の別の既存フォルダ)に、次のファイル名で保存されます。
<tabname><timestamp>.txt
ここで、<tabname> は、作成した入力ファイルのタイプ(たとえば、phones)を表し、<timestamp> は、ファイルが作成された正確な日時を表します。
(注) いずれかのフィールドにコンマを入力した場合、BAT.xlt を使用して
BAT 形式にエクスポートするときに、そのフィールド エントリは二重引用符で囲まれます。
スプレッドシートにブランク行を入力すると、その空の行はファイルの終わりとして扱われます。ブランク行の後に入力されているデータは BAT 形式に変換されません。
(注) CSV ファイル名は、コンマ付き(abcd,e.txt など)では作成されません。コンマがあると、ファイルは abcd.txt と e.txt に分かれ、両方とも存在しないために BAT はファイルの挿入に失敗します。この問題を避けるために、CSV ファイル名にはコンマが含まれないようにしてください。
CSV データ ファイルを Cisco CallManager パブリッシャ データベース サーバにコピーして、BAT が CSV データ ファイルにアクセスできるようにする必要があります。フロッピーディスク、またはマッピングされたネットワーク ドライブを使用して、CSV データ ファイルを C:\XLSDataFiles(または CSV ファイルの格納先として選択したフォルダ)からパブリッシャ データベース サーバ上の C:\BATFiles\Phones\Insert フォルダにコピーします。
(注) エクスポートされた CSV データ ファイルを読み取る方法については、BAT 内の Insert Phones ウィンドウで View Sample File へのリンクをクリックしてください。
関連項目
• 「BAT スプレッドシートの電話機のフィールド説明」
• 「テキスト エディタを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」
• 「Cisco CallManager への電話機の挿入」
BAT スプレッドシートの電話機のフィールド説明
表 3-3 では、CSV データ ファイルにデバイスと回線の詳細を追加する場合に使用可能な電話機フィールドについて説明します。
表 3-3 BAT スプレッドシートの電話機フィールドの説明
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Device Fields(Mandatory Fields)(デバイス フィールド(必須フィールド)) |
Number of Lines |
この電話機の回線の数を入力します。BAT テンプレートの回線数よりも少ない数にできますが、そこに指定されている回線数を超えることはできません。 |
MAC Address/Device Name |
電話機、VGC Virtual Phone、VGC Phone の MAC アドレスを入力します。CTI ポートまたは H.323 クライアントの固有の ID(デバイス名)を入力します。 Create Dummy MAC Addresses チェックボックスをオンにすると、固有のデバイス ID を自動的に生成できます。 |
Description |
電話機またはデバイスを特定する説明、たとえば 「Conference Room A」や「John Smith」を入力します。 |
Device Fields(Optional Fields)(デバイス フィールド(オプション フィールド))
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Location |
このグループの IP Phone またはポートに適切なロケーションを入力します。 ロケーションは、このロケーションの着信コールおよび発信コールに使用可能な合計帯域幅を指定します。ロケーションを None に設定すると、ロケーション機能がこの Cisco IP Phone の消費する帯域幅を管理しないことを示します。BAT 電話機テンプレートでロケーションが指定されている場合は、このフィールドをブランクのままにします。 |
Device Pool |
このグループの電話機またはポートのデバイス プールを入力します。 デバイス プールは、デバイスに共通した特性のセット(たとえば、地域、日付/時刻グループ、Cisco CallManager グループ、および自動登録用のコール検索スペース)を定義します。 |
Calling Search Space |
このグループの電話機またはポートのコール検索スペースを入力します。 コール検索スペースは、ルート パーティションの集合を指定するものです。ルート パーティションの集合は、ダイヤルされた番号のルーティング方法を決定するために検索されます。 |
AAR Calling Search Space |
デバイスが自動代替ルーティング(AAR)の実行時に使用する適切なコール検索スペースを入力します。AAR コール検索スペースは、ルート パーティションの集合を指定するものです。ルート パーティションの集合は、帯域幅不足のために本来ならブロックされるダイヤルされた番号のルーティング方法を決定するために検索されます。 |
Media Resource Group List |
このグループの電話機またはポートのメディア リソース グループ リスト(MRGL)を入力します。 MRGL は、優先順位が付けられたメディア リソース グループのリストを指定します。アプリケーションは、MRGL に定義されている優先順位に従って、使用可能なメディア リソースの中から、必要なメディア リソースを選択できます。 |
User Hold Audio Source |
このグループの IP Phone または CTI ポートが使用するユーザ保留オーディオ ソースを入力します。 ユーザ保留オーディオ ソースは、ユーザがコールを保留にしたときに再生される音楽のオーディオ ソースを特定します。 |
Network Hold Audio Source |
このグループの IP Phone または CTI ポートが利用するネットワーク保留オーディオ ソースを入力します。 ネットワーク保留オーディオ ソースは、システムがコールを保留にするとき(たとえば、ユーザがコールを転送したときまたはコール パークに置いたとき)に再生される音楽のオーディオ ソースを特定します。 |
User Locale |
このグループの IP Phone に関連付ける国/地域と言語の組み合せを入力します。 この選択内容によって、言語やフォントを含むロケール属性のどれをこのユーザに適用するか、およびこのユーザの Cisco CallManager のユーザ ウィンドウと電話機をどの言語で表示するかが決まります。 |
Network Locale |
このグループの電話機に関連付けるネットワーク ロケールを入力します。 Network Locale は、シスコのゲートウェイと電話機が、特定地域の PSTN およびその他のネットワークと通信するときに使用するトーンと断続周期を提供します。 |
Softkey Template |
このグループ内の電話機すべてに使用されるソフトキー テンプレートを入力します。 |
Phone Load Name |
該当する場合は、カスタム電話機ロードを入力します。
(注) このフィールドに入力される値は、選択されたモデルのデフォルト値を上書きします。
値は CTI ポートには適用されません。 |
E.164 |
ゲートキーパーに登録されている E.164 アドレスを選択します。
(注) H.323 クライアントがゲートキーパー制御のデバイスとして設定されていることを確認します。
(注) このフィールドには、ゲートキーパー制御の H.323 クライアント用の値を入力する必要があります。このフィールドに入力できるのは、数字(0 ~ 9)と特殊文字の # および * だけです。
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User ID |
この電話機ユーザのユーザ ID を入力します。 |
Line Fields(Optional)(回線フィールド(オプション))
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Directory Number |
電話機の電話番号を、24 桁以下の数字と特殊文字で入力します。 |
Partition |
電話番号が属するルート パーティションを入力します。
(注) 電話番号は複数のパーティションに現れる可能性があります。
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Line Text Label |
回線と電話機の組み合せに使用されているこの電話番号を識別するためのテキストを入力します。半角カタカナを指定することができますが、電話機のユーザ ロケールが "Japanese_Japan" でない場合は正しく表示されないので、注意が必要です。
(注) デフォルトの言語は英語です。
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Voice Mail Profile |
パイロット番号をこの回線の電話番号と同じにするには、このパラメータを入力します。この機能は、この電話機に対してボイス メッセージ サーバが設定されていない場合に役立ちます。 |
Line Calling Search Space |
この電話番号から呼び出される番号を検索するパーティションを入力します。
(注) このフィールドに変更を加えると、Call Pickup Group フィールドのリストに表示される番号が更新されます。この設定値は、この電話番号を使用するすべてのデバイスに適用されます。
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AAR Group |
このデバイスの自動代替ルーティング(AAR)グループを入力します。AAR グループはプレフィックス番号を提供するものです。プレフィックス番号は、帯域幅不足のために本来ならブロックされるコールをルーティングするために使用します。 AAR Group を <None> に設定すると、ブロックされた コールの再ルーティングは行われません。 |
Line User Hold Audio Source |
ユーザが Hold ボタンを押してコールを保留にするときに再生される保留オーディオ ソースの音楽を入力します。 |
Line Network Hold Audio Source |
システムがコールを保留にするとき(たとえば、ユーザがコールを転送したときまたは電話会議やコールを開始したとき)に再生される保留オーディオ ソースの音楽を入力します。 |
Forward All |
すべてのコールが転送される先の電話番号を入力します。BAT 電話機テンプレートの入力値を使用するには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Forward Busy External |
電話機が話し中の場合に、外部番号からのコールを転送する電話番号を入力します。BAT 電話機テンプレートの入力値を使用するには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Forward No Answer External |
電話機が応答しない場合に、外部番号からのコールを転送する電話番号を入力します。BAT 電話機テンプレートの入力値を使用するには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Forward No Coverage External |
電話機のカバレッジが対応しない場合に、外部番号からのコールを転送する電話番号を入力します。BAT 電話機テンプレートの入力値を使用するには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Forward Busy Internal |
電話機が話し中の場合に、内部番号からのコールを転送する電話番号を入力します。BAT 電話機テンプレートの入力値を使用するには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Forward No Answer Internal |
電話機が応答しない場合に、内部番号からのコールを転送する電話番号を入力します。BAT 電話機テンプレートの入力値を使用するには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Forward No Coverage Internal |
電話機のカバレッジが対応しない場合に、内部番号からのコールを転送する電話番号を入力します。BAT 電話機テンプレートの入力値を使用するには、このフィールドをブランクのままにします。 |
Display |
コールの着信側の電話機ディスプレイに表示するテキストを入力します(たとえば、John Smith などのユーザ名や Conference Room 1 などの電話機の設置場所など)。半角カタカナを指定することができますが、着信側の電話機のユーザ ロケールが "Japanese_Japan" でない場合は正しく表示されないので、注意が必要です。
(注) このフィールドをブランクにしておくと、 Directory Number フィールドに入力された値が使用されます。
(注) デフォルトの言語は英語です。
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Call Pickup Group |
この電話番号へのコールに応答するためにダイヤルされる番号を入力します。BAT 電話機テンプレートの入力値を使用するには、このフィールドをブランクのままにします。 |
External Phone Number Mask |
この回線からコールを行うときに発信者 ID 用に送信される電話番号(またはマスク)を入力します。 最大 24 桁の数字と「X」文字が入力できます。X は電話番号を表し、パターンの最後に表示する必要があります。たとえば、972813XXXX というマスクを指定すると、内線 1234 からの外線コールには発信者 ID 番号 9728131234 が表示されます。 |
No Answer Ring Duration(CFNA) |
コールが呼び出し音を送り、応答を待つ時間(秒数)を入力します。この時間内に応答がないと、Forward No Answer Destination にコールを転送します。 |
Target Destination (MLPP) |
この電話番号が優先コールを受信したが、その番号もそのコール転送先もその優先コールに応答しない場合に、MLPP 優先コールが向けられる先の番号を入力します。 値は数字、シャープ(#)、およびアスタリスク(*)を含めることができます。 |
Calling Search Space (MLPP) |
ドロップダウン リスト ボックスから、代替パーティ ターゲット(宛先)番号に関連付けるコール検索スペースを選択します。 |
No Answer Ring Duration(MLPP) |
優先コールに対してこの電話番号とそのコール転送先が応答するのを待つ時間(4 ~ 30 秒)を入力します。この時間内に応答がないと、MLPP 優先コールはこの電話番号の代替パーティに向けて送られます。 Cisco CallManager エンタープライズ パラメータの Precedence Alternate Party Timeout で設定されている値を使用する場合は、この設定をブランクのままにします。 |
Maximum Number of Calls |
クラスタ内のデバイスの 1 つの回線に対して最大 200 のコールを設定できます。ただし、デバイスが制限要因となります。1 つの回線に対してコールの数を設定すると、別の回線に使用可能なコールが減少します。 デフォルトは 4 です。電話機が回線ごとの複数コールを許可していない場合、デフォルトは 2 です。 CTI ルート ポイントに対しては、各ポートに対して最大 10,000 のコールを設定できます。デフォルトは 5000 コールです。このフィールドは Busy Trigger フィールドと併せて使用します。 |
Busy Trigger |
この設定は、Maximum Number of Calls および Call Forward Busy と連動し、回線で表示されるコールの最大数を決定します。Maximum Number of Calls が 50 に設定され、Busy Trigger が 40 に設定されている場合、着信コール 41 は話し中を理由として拒否されます(さらに Call Forward Busy が設定されている場合は転送されます)。この回線が共有されている場合は、すべての回線が話し中になって、初めて着信コールが拒否されます。 このフィールドは、CTI ルート ポイント用の Maximum Number of Calls と併せて使用します。デフォルトは 4500 コールです。 |
Alerting Name |
共有電話番号に対するアラート中に表示される名前を表します。非共有電話番号の場合、アラート時には Display フィールドに入力された名前が使用されます。 |
(注) 手順を完了するには、「BAT スプレッドシートを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」に進みます。
テキスト エディタを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成
値がコンマで区切られた ASCII テキストを複数行使用して、コンマ区切り値(CSV)データ ファイルを作成することができます。コンマ区切り値(CSV)ファイルでは、テキスト情報は表形式で与えられます。電話機用のテキストベース CSV ファイルの詳細については、「電話機用のテキストベース CSV ファイルの作成」を参照してください。
次のファイル形式オプションのいずれかを使用して、CSV データ ファイル内のデバイスと回線のフィールドを識別します。
• Default Phone:電話機のデバイス フィールドと回線フィールドの事前決定済みの組み合せを含む。
• Simple Phone:電話機の基本的なデバイス フィールドと回線フィールドを含む。
• Custom:独自に選択して順序付けしたデバイス フィールドと回線フィールドを含む。
Simple Phone または Default Phone のファイル形式は、修正することも削除することもできません。
次のトピックでは、テキスト エディタを使用して作成する CSV データ ファイルのファイル形式設定に関する情報を提供します。
• 「ファイル形式の作成」
• 「ファイル形式のコピー」
• 「ファイル形式の修正」
• 「ファイル形式の削除」
• 「CSV データ ファイルへのファイル形式の関連付け」
• 「電話機用のテキストベース CSV ファイルの作成」
(注) BAT スプレッドシートを使用して CSV データ ファイルを作成する場合は、スプレッドシート内でファイル形式を作成することができます。テキスト エディタを使用して CSV データ ファイルを作成する場合は、ファイル形式を作成するか、Simple または Default のファイル形式を使用する必要があります。値は、テキストベースのファイルに、ファイル形式で指定されている順序と同じ順序で入力します。
ファイル形式の作成
テキストベースの CSV データ ファイル用のファイル形式を作成する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ領域の下の Create CSV data file ウィンドウで、 Add, view, or
modify file formats を選択して、 Next をクリックします。File Format Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 Add a new File Format をクリックします。File Format Information ウィンドウがクリアされます。
ステップ 3 File Format Name フィールドに、このカスタム形式の名前を入力します。
ステップ 4 Device Fields で、各電話機に定義するデバイス フィールド名を選択します。Device Fields ボックスで、デバイス フィールド名をクリックしてから矢印をクリックして、そのフィールドを Selected Device Fields ボックスに移動します。
CSV データ ファイルには、Number of Lines、MAC Address/Device Name、および
Description を含める必要があります。したがって、これらのフィールドは常に選択された状態になっています。
ヒント Ctrl キーを押しながらリスト内の複数のフィールド名を任意に選択し、次に矢印をクリックすると、その複数のフィールドを同時に選択することができます。
Shift キーを使用すると、特定範囲の項目を複数同時に選択することができます。
ステップ 5 Line Field ボックスで回線フィールド名をクリックしてから矢印をクリックして、そのフィールドを Selected Line Fields ボックスに移動します。
ヒント Selected Line Fields ボックスおよび Selected Device Fields ボックス内の項目の順序は変更できます。項目を選択し、上向き矢印を使用してその項目をリストの前方に移動させるか、または下向き矢印を使用してその項目をリストの後方に移動させます。
ステップ 6 短縮ダイヤルの詳細のフィールドを含める場合は、 Include Speed Dials in the CSV Format チェックボックスをオンにします。
ステップ 7 カスタム ファイル形式を保存するには、 Insert をクリックします。ファイル形式の名前が左側の File Format Names リストに表示されます。
関連項目
• 「ファイル形式のコピー」
• 「ファイル形式の修正」
• 「ファイル形式の削除」
ファイル形式のコピー
CSV データ ファイルの既存の形式をコピーする手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ領域の下の Create CSV data file ウィンドウで、 Add, view, or
modify file formats を選択して、 Next をクリックします。File Format Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 File Format Name リストで、コピーするファイル形式を選択します。ファイル形式の詳細がフィールドに表示されます。
ステップ 3 Copy をクリックして選択されたファイル形式をコピーします。
ステップ 4 File Format Name フィールドに、コピーした形式の新しい名前を入力します。
ステップ 5 次の方式のいずれかを使用して、コピーした形式を修正します。
• 新しいフィールドを追加するには、Device Fields ボックスまたは Line Fields ボックスからフィールドを選択してから矢印をクリックして、選択したフィールドを Selected Device Fields ボックスまたは Selected Line Fields ボックスに移動します。
• フィールドを削除するには、Selected Device Fields ボックスまたは Selected Line Fields ボックスからフィールドを選択してから矢印をクリックして、選択したフィールドを Device Fields ボックスまたは Line Fields ボックスに移動します。
• フィールドの順序を変更するには、Selected Device Field ボックスまたは
Selected Line Fields ボックスのフィールド名を選択し、上向き矢印または下向き矢印を使用してフィールドの位置を変更します。
ステップ 6 変更を加えたら、 Insert をクリックして、コピーしたファイル形式を変更内容とともにリストに保存します。
関連項目
• 「ファイル形式の作成」
• 「ファイル形式の修正」
• 「ファイル形式の削除」
ファイル形式の修正
CSV データ ファイルの既存のファイル形式を修正する手順は、次のとおりです。修正できるのは、カスタム形式だけです。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ領域の下の Create CSV data file ウィンドウで、 Add, view, or modify file formats を選択して、 Next をクリックします。File Format Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 File Format Name リストで、修正するファイル形式を選択します。ファイル形式の詳細がフィールドに表示されます。
ステップ 3 次の方式のいずれかを使用して、コピーした形式を修正します。
• 新しいフィールドを追加するには、Device Fields ボックスまたは Line Fields ボックスからフィールドを選択してから矢印をクリックして、選択したフィールドを Selected Device Fields ボックスまたは Selected Line Fields ボックスに移動します。
• フィールドを削除するには、Selected Device Fields ボックスまたは Selected
Line Fields ボックスからフィールドを選択してから矢印をクリックして、選択したフィールドを Device Fields ボックスまたは Line Fields ボックスに移動します。Number of lines、MAC Address、および Description の必須フィールドは削除できません。
• フィールドの順序を変更するには、Selected Device Field ボックスまたは
Selected Line Fields ボックスのフィールド名を選択し、上向き矢印または下向き矢印を使用してフィールドの位置を変更します。
ステップ 4 変更を加えたら、 Update をクリックして変更内容をファイル形式に保存します。
関連項目
• 「ファイル形式の作成」
• 「ファイル形式のコピー」
• 「ファイル形式の削除」
ファイル形式の削除
CSV データ ファイルの既存のファイル形式を削除する手順は、次のとおりです。削除できるのは、カスタム形式だけです。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ領域の下の Create CSV data file ウィンドウで、 Add, view, or
modify file formats を選択して、 Next をクリックします。File Format Configuration ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 File Format Name リストで、削除するファイル形式を選択します。ファイル形式の詳細がフィールドに表示されます。これが、削除するファイルであることを確認します。
ステップ 3 File Format Name リストからファイル形式を削除するには、 Delete をクリックします。ファイル形式の削除を確認するメッセージが表示されます。 OK をクリックして続行します。ファイル形式名がリストから削除されます。
関連項目
• 「ファイル形式の作成」
• 「ファイル形式のコピー」
• 「ファイル形式の修正」
CSV データ ファイルへのファイル形式の関連付け
テキスト エディタを使用して CSV データ ファイルを作成した場合は、テキストベースのファイルに値を入力するためのファイル形式をすでに作成したということになります。値は、ファイル形式で指定されている順序でテキスト ファイルに入力済みです。
CSV データ ファイルが完成したら、ファイル形式をテキストベースの CSV データ ファイルに関連付ける必要があります。ファイル形式を CSV ファイルに関連付けると、各フィールドの名前は CSV データ ファイルの最初のレコードとして表示されます。この情報を使用して、各フィールドの値を正しい順序で入力してあることが確認できます。
テキストベースの CSV データ ファイルでファイル形式を追加する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 テキスト エディタ領域の下の Create CSV data file ウィンドウで、 Associate file format with the CSV data file を選択して、 Next をクリックします。Add File Format ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 File Name フィールドで、このトランザクション用に作成したテキストベースの CSV ファイルを選択します。
ステップ 3 File Format Name フィールドで、このタイプのバルク トランザクション用に作成したファイル形式を選択します。
ステップ 4 一致するファイル形式を CSV データ ファイルに関連付けるには、 Add をクリックします。
ステップ 5 View File リンクをクリックして、ファイル形式を最初のレコードとする CSV データ ファイルを表示します。入力された値が CSV データ ファイルのフィールド名に対応していることを確認します。
関連項目
• 「電話機レコードの確認」
• 「Cisco CallManager への電話機の挿入」
• 「テキスト エディタを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」
• 「電話機用の CSV データ ファイル形式」
電話機レコードの確認
Validate Phones を選択すると、システムは確認ルーチンを実行して、CSV データ ファイルと BAT 電話機テンプレートが、デバイス プールやロケーションなどのすべての必須フィールドを指定しているかどうかをチェックします。確認ではさらに、パブリッシャ データベースとの不一致がないかどうかをチェックします。
始める前に
• 追加するデバイスの BAT 電話機テンプレートが必要です。単一回線または複数回線を持つ電話機を追加するには、複数回線を持つマスター電話機テンプレートを使用できます。詳細については、「マスター電話機テンプレート」を参照してください。
• 電話機または他の IP テレフォニー デバイスに固有の詳細を含むコンマ区切り値(CSV)形式のデータ ファイルが必要です。
CSV データ ファイルの電話機レコードを確認する手順は、次のとおりです。
手順
ステップ 1 Steps to Insert Phones ウィンドウで Validate Phone Records を選択して、 Next をクリックします。Validate Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 File Name フィールドで、この特定のバルク トランザクション用に作成した CSV データ ファイルを選択します。
ステップ 3 CSV データ ファイルに対応する Insert オプションを選択します。
• Specific Details :カスタマイズされたファイル形式を使用する電話機レコードを確認する場合。
• All Details :All Details オプションを使用して生成したエクスポート電話機ファイルから電話機レコードを確認する場合。ステップ 5 に進みます。
ステップ 4 Phone Template Name フィールドで、このタイプのバルク トランザクション用に作成した BAT 電話機テンプレートを選択します。
ステップ 5 All Details オプションの場合は、IP テレフォニー デバイスのモデルを選択する必要があります。BAT には、現時点で Cisco CallManager データベースに登録されているモデルだけが表示されます。
ステップ 6 Validate をクリックすると、選択した CSV データ ファイルとパブリッシャ データベースが検証されます。検証ルーチンは、エラーをログ ファイルに記録します。
ステップ 7 検証が完了したら、 View Latest Log File をクリックして、デバイスとの不一致やエラー コードを記録したログ ファイルを表示します。ログ ファイルの詳細については、「BAT ログ ファイル」を参照してください。
関連項目
• 「Cisco CallManager への電話機の挿入」
• 「BAT 電話機テンプレートの使用方法」
• 「BAT スプレッドシートを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」
• 「テキスト エディタを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」
Cisco CallManager への電話機の挿入
Cisco CallManager データベースに電話機、Cisco VGC Phone、CTI ポート、または H.323 クライアントを追加する手順は、次のとおりです。
始める前に
• 追加するデバイスの BAT 電話機テンプレートが必要です。
• 電話機または他の IP テレフォニー デバイスに固有の詳細を含むコンマ区切り値(CSV)形式のデータ ファイルが必要です。
• 電話機を挿入する前に、電話機レコードを確認します。
手順
ステップ 1 Steps to Insert Phones ウィンドウで Insert Phones を選択して、 Next をクリックします。Insert Phones ウィンドウが表示されます。
ステップ 2 File Name フィールドで、この特定のバルク トランザクション用に作成した CSV データ ファイルを選択します。
ステップ 3 Enable CTI Application Use チェックボックスをオンにして、Cisco IP SoftPhone などのアプリケーションの使用を可能にします(CTI ポートのみ)。
ステップ 4 CSV データ ファイルに対応する Insert オプションを選択します。
• Specific Details :カスタマイズされたファイル形式を使用する電話機レコードを挿入する場合。
• All Details :All Details オプションを使用して生成したエクスポート電話機ファイルから電話機レコードを挿入する場合。ステップ 6 に進みます。
ステップ 5 Phone Template Name フィールドで、このタイプのバルク トランザクション用に作成した BAT 電話機テンプレートを選択します。
(注) エクスポート ユーティリティを使用して生成したファイルを挿入する
場合は、ファイルに付加されているサフィックスを参照すると、適切な回線設定とともに電話機テンプレートを選択できます。エクスポート ユーティリティは、電話機に対して設定される回線ごとに、数字のサフィックス _n を付加します。たとえば、「sales_7960_1_3.txt」という名前のエクスポート ファイルは、このファイル内のすべての電話機レコードに対して、回線 1 と回線 3 が設定されることを示しています。
CSV データ ファイルに個々の MAC アドレスを入力しなかった場合は、 Create Dummy MAC Address チェックボックスをオンにする必要があります。CTI ポートを追加する場合、ダミー MAC アドレス オプションを使用すると、ダミー MAC アドレスの形式で、CTI ポートごとに固有のデバイス名が指定されます。
このフィールドは、XXXXXXXXXXXX という形式でダミー MAC アドレスを自動生成します。X は任意の 12 文字の 16 進数(0 ~ 9 および A ~ F)を表します。
• ユーザに割り当てられる電話機の MAC アドレスが分からない場合に、このオプションを選択します。電話機が接続されると、そのデバイスに対する MAC アドレスが登録されます。
• データ入力ファイルに MAC アドレスまたはデバイス名を指定した場合は、このオプションを選択しないでください。
Cisco CallManager Administration にこの情報を手作業で入力するか、または、TAPS を使用すると、後で、電話機またはデバイスを正しい MAC アドレスで更新できます。TAPS の詳細については、「TAPS の概要」を参照してください。ステップ 7 に進みます。
ステップ 6 All Details オプションの場合は、IP テレフォニー デバイスのモデルを選択する必要があります。BAT には、現時点で Cisco CallManager にサポートされている電話機モデルがすべて表示されます。
ステップ 7 Insert をクリックして、電話機レコードを挿入します。
Cisco CallManager データベースにレコードを挿入するために必要な時間を通知するメッセージが表示されます。トランザクションがシステムのパフォーマンスの低下を引き起こす可能性がある場合は、トランザクションを取り消すことができます。
ステップ 8 ユーザ デバイス プロファイルを挿入するには、 OK をクリックします。トランザクションを取り消すには、 Cancel をクリックします。
OK をクリックすると、Transaction Status ウィンドウが表示されます。トランザクションの進行状況を表示するには、 Show Latest Status ボタンをクリックします。
(注) 電話機レコードの回線情報に何らかの問題がある場合、BAT は、その電話機レコードを挿入しません。
ステップ 9 トランザクションが完了したら、 View Latest Log File をクリックすると、追加されたレコード数と問題のあるレコード数を示すログ ファイル(エラー コードを含む)が表示されます。ログ ファイルの詳細については、「BAT ログ ファイル」を参照してください。
関連項目
• 「BAT 電話機テンプレートの使用方法」
• 「BAT スプレッドシートを使用した電話機用 CSV データ ファイルの作成」
• 「電話機レコードの確認」
• 「電話機エクスポートの使用方法」
• 「TAPS の概要」